二次なりきり掲示板
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- 【ワンホワ×オリ】ブランデーサワー
- 日時: 2015/12/14 16:05
- 名前: マリ ◆aRPhzYJo/s (ID: f2y8EREE)
楠木 ひよ様と2人のなりきりになりますので他の方は御遠慮下さい。
ワンホワキャラとオリキャラの、語れない、こんなの本編で出来ない妄想の詰め込み。
身内ネタ多め。
- Re: 【ワンホワ×オリ】ブランデーサワー ( No.17 )
- 日時: 2015/12/17 00:23
- 名前: 楠木ぴょ ◆IvIoGk3xD6 (ID: DYDcOtQz)
「あー、うーん……あと10日くらいかな……」
なんで10日なんだろうと思い黒板を見たら、ちょうど、あと10日で月が替わる。毎月1日にお小遣いをもらっているのかな。彼女にばかり貢がないで、もっと自分のために使えばいいのに……。
それはそうと、サンドウィッチしか食べていないからおなかが減ってきた。一ノ瀬さんのおいしそうなお弁当を見ていたら尚更。美味しそうに食べている芹澤くんには悪いけど、私もちょっともらいたいな。
「ねえ、一ノ瀬さん! 私も一口たべてもいい?」
- Re: 【ワンホワ×オリ】ブランデーサワー ( No.18 )
- 日時: 2015/12/17 00:27
- 名前: マリ ◆aRPhzYJo/s (ID: f2y8EREE)
「…………わかりました。」
微笑んで返事をしては、やはり毎日作ろうか少し悩んだ。
どうせリズさんにお金をつぎ込むのは分かっていることだし。
「え、あ、どうぞ。」
すこし驚いてはそう言い笑った。
今度からはおかずを少し多めに別のところへ入れてこよう。
瀬戸さんが喜んでくれるなら、それはそれで嬉しいし。
- Re: 【ワンホワ×オリ】ブランデーサワー ( No.19 )
- 日時: 2015/12/17 00:35
- 名前: 楠木ぴょ ◆IvIoGk3xD6 (ID: DYDcOtQz)
「やったぁ、ありがとうございます。一口もーらいっ」
うん、やっぱり一ノ瀬さんの料理はおいしい。私も趣味で台所に立つことは多いから、いつか一緒に料理してみたいな。
そんな平穏なことを思っていると、芹澤くんがこんなことを言い出した。
「女の子っていうのは、みんなお姫様なんだよ。だからリズには俺がもっと貢いでやらなきゃいけないんだ」
お弁当の中のトマトを頬張りながら、芹澤くんは言う。私はまた苦笑いしてしまう。もしこの対象がリズさんじゃなかったら、芹澤くんはとても良い彼氏になったのかもしれないけど……リズさんに恋したのが運の尽き。つくづく、可哀想な人だと思った。
- Re: 【ワンホワ×オリ】ブランデーサワー ( No.20 )
- 日時: 2015/12/17 00:41
- 名前: マリ ◆aRPhzYJo/s (ID: f2y8EREE)
「…………」
美味しそうに食べてくれる2人に少し頬が緩んだ。
やはり食べてくれるというのはとても嬉しい。
「………………確かに。」
お姫様、か。
それを聞いてクスクスと笑った。
お姫様になんてなれたこと一度もない。
貢がれたいわけじゃない、だけどもリズさんや黛さんが少し羨ましく感じた。
お姫様でいられる、2人が。
- Re: 【ワンホワ×オリ】ブランデーサワー ( No.21 )
- 日時: 2015/12/17 00:49
- 名前: 楠木ぴょ ◆IvIoGk3xD6 (ID: DYDcOtQz)
もきゅもきゅ、なんて効果音でお弁当を食べていた芹澤くんが、ふいに「あ、リズ」と声を上げた。
反射的にそちらを向いてしまう。綺麗に切りそろえられた前髪に、ピンクのカーディガン。柚寿と同じくらい短いスカート。一目見て、「かわいいけどちょっと怖い」と思わせられる。
「…ちょっと、キミ。ユズと青山くん知らない?」
そんな美少女が、私たちのところまで来たから驚いてしまった。彼氏の芹澤くんには目もむけず、私にそんなことを聞く。
「あー、たぶんもうちょっとしたら帰ってくると思う」
「……そう。じゃあリズ、ここで待ってようかなぁ」
リズさんが微笑む。芹澤くんが何か喋っていたけれど、それはリズさんには届かなかったようで、教室の装飾や花瓶を物珍しそうに見ていた。
- Re: 【ワンホワ×オリ】ブランデーサワー ( No.22 )
- 日時: 2015/12/17 00:53
- 名前: マリ ◆aRPhzYJo/s (ID: f2y8EREE)
「………………」
笑顔を貼り付けたままリズさんを見ていた。
内心、殺意で真っ黒だ。
そんな感情をすぐに消しては芹澤さんの方を向いた。
「……美味しいですか?」
首をかしげ尋ねる。
顔を見たらわかるが、どうしても聞きたくなってしまう。
私にリズさんのことを考える気はない。
- Re: 【ワンホワ×オリ】ブランデーサワー ( No.23 )
- 日時: 2015/12/17 01:03
- 名前: 楠木ぴょ ◆IvIoGk3xD6 (ID: DYDcOtQz)
「ん、おいしい。やっぱり一ノ瀬さんの料理は最高だなぁ」
「なにー? 何食べてるの?」
リズさんが適当な椅子に座ったまま、芹澤くんのお弁当を見ている。ゆっくり食べたい主義のくせに、お弁当はよほどおいしかったのか、もうほとんどなくなっていた。
「あぁ、嫉妬するなよリズ。彼女は俺のバンド仲間で、今日は俺に弁当を作ってきてくれたんだ。ほら俺って、いつもリズに服買ったりしてるだろ? その分のお金が——」
「ふーん」
芹澤くんが言い終わる間もなく、リズさんは頷いた。リズさんの視線は、お弁当を離れてまた私に向いた。
「リズ、実はユズと仲良いんだよねー。双子みたいでしょ? リズとユズって。青山くんとも仲良しだし。ほんと、あのカップルってみんなのあこがれだよねー」
お弁当を食べながら、芹澤くんが「俺たちだってみんなのあこがれカップルだろ」と反論する。リズさんは、「あーはいはい、まあね」と適当に相槌を打っていた。
- Re: 【ワンホワ×オリ】ブランデーサワー ( No.24 )
- 日時: 2015/12/17 01:07
- 名前: マリ ◆aRPhzYJo/s (ID: f2y8EREE)
「…………そうですか。」
その言葉を聞き嬉しさで身体が震える。
それほど嬉しいのだ。
なのに。リズさんは、どうしてこんな彼を大事に出来ないのか、腹が立ってきた。
いつの間にか芹澤さんのためにお弁当を作ってきたことになっているが、これからそうするので問題は無いでしょ。
そんなことをひとりで考える。
「……確かにあの2人は、憧れでしょうね。」
クスクスと笑ってそういう。
私からしたら何か、あるような気もするが。
- Re: 【ワンホワ×オリ】ブランデーサワー ( No.25 )
- 日時: 2015/12/17 01:22
- 名前: 楠木ぴょ (ID: DYDcOtQz)
リズさんは、それからはお弁当のおかずを興味深そうに見たり、私や一ノ瀬さんに次の授業の話をしたり、かと思えば芹澤くんにあの服が欲しいなんて呟いてみたりして過ごしていたけれど、いつまでたっても柚寿たちがこないことに痺れを切らしたのか、「ちょっと今からラインしてくるね」と言って教室を出た。この学校は、放課後以外は教室で携帯を使ってはいけないという校則があるので、リズさんはそれをちゃんと守っているらしい。
「黛になんの用事なんだろ、リズ」
「芹澤くんが聞いてみればいいじゃん、彼氏なんだし」
リズさんが教室を出てから、芹澤くんは呟くように言った。意外と、女の子に対して奥手なところもあるんだな、と私は思った。
- Re: 【ワンホワ×オリ】ブランデーサワー ( No.26 )
- 日時: 2015/12/17 01:27
- 名前: マリ ◆aRPhzYJo/s (ID: f2y8EREE)
「…………芹澤さんは受け身ですもんねー。」
ポツリと呟いては、リズさんを見送った。
いなくなった事に少し安心しほっと一息をつく。
そろそろ帰らなくては。
帰りたくないな、なんてことを思いつつも、離れなくてはいけないのだ。
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