二次なりきり掲示板
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- 【外伝】『忌まわしき宿命』
- 日時: 2016/07/22 02:13
- 名前: 絶望の使徒 (ID: 9fWLjRBi)
八千年以上昔・・・
現世に向けて、冥府の妖魔悪鬼による大軍勢を率いて侵攻した五体の大魔王・・・
彼らは当時、絶対的な力と、現世の数百倍にも及ぶ規模の数による暴力、そして抗いようの無い途方のもない闇の力を使う「奈落の五王」を前に、現世は一方的な殲滅としか言い様の無い状況になっていた・・・・
そこへ、「奈落の五王」の「タルタロス」の右腕であったスカーレット卿が、正義に目覚め、「六人の英雄」と「龍神」らと共に、弱き人間達を守るために戦った・・・・
各地の軍勢を撃破し、結果的に見れば冥府軍は予期せぬ裏切りにより敗北を重ね、冥府に押し戻された・・・
しかし、五王を完全に滅ぼす事は叶わず、英雄達は激戦の末に命を落とした・・・
もはや、かつての英雄達はいない、龍神と年老いた今、再び冥府が侵攻を再開すれば、誰も対抗できないであろう・・・・
だがまだ希望は残されている。
スカーレット卿の子孫、英雄達の末裔がこの世界に存在しているのだから・・・
- Re: 【外伝】『忌まわしき宿命』 ( No.4 )
- 日時: 2016/07/25 23:54
- 名前: 絶望の使徒 (ID: VtDa2dZX)
>>1
【遅れてしまいすみません!
参加OKです!(^-^ゞ
では、初回絡み文を投稿しますね。】
- Re: 【外伝】『忌まわしき宿命』 ( No.5 )
- 日時: 2016/07/26 00:05
- 名前: 絶望の使徒 (ID: VtDa2dZX)
【紅魔館 当主の間】
ヴァルター「・・・祖先の業を拭うのもまた、子孫の役目・・・か。」
ヴァルターは深紅の玉座に座り、何かを感じたのか、目を瞑ったまま、そう呟く。
その言葉の裏にどのような意味が含まれているのかは、スカーレット一族の者であれば容易に理解出来る・・・
- Re: 【外伝】『忌まわしき宿命』 ( No.6 )
- 日時: 2016/07/26 09:08
- 名前: 井伊の赤鬼 (ID: OK6L9khJ)
クロード「業…か。
確かにそう言えるかもしれないね。」
玉座の『影』から分離するかのようにヴァルターの背後に現れる
- Re: 【外伝】『忌まわしき宿命』 ( No.7 )
- 日時: 2016/07/26 09:17
- 名前: 絶望の使徒 (ID: VtDa2dZX)
ヴァルター「感じるか・・・クロード。
此処より北東の山岳から感じる『地獄門』の反応を・・・・」
ヴァルターが目を瞑り、玉座に座ったまま、背後に現れたクロードに、『地獄門』の禍々しい気を感じるかと問いかける。
- Re: 【外伝】『忌まわしき宿命』 ( No.8 )
- 日時: 2016/07/26 09:23
- 名前: 井伊の赤鬼 (ID: OK6L9khJ)
クロード「あぁ…嫌という程に感じるよ。」
- Re: 【外伝】『忌まわしき宿命』 ( No.9 )
- 日時: 2016/07/26 09:30
- 名前: 絶望の使徒 (ID: VtDa2dZX)
ヴァルター「・・・初代が全て破壊したとされる『地獄門』が現れ、そこから異様な邪気の群れが這い出て来ている・・・
・・・・つまり、冥王が再び現世の侵攻を企てている事だ・・・」
ヴァルターが地獄門とそこから現れる異様な邪気の群れを感じて、奈落の五王が現世に侵攻しようとしている事を相手にも教える。
ヴァルター「・・・今すぐに動かせる軍はどれだけある?」
ヴァルターが人差し指と中指を合わせては額に指先を当てて、何処かと念話しながら、相手に、現在動かせる軍はどれだけ持っているかと問いかける。
- Re: 【外伝】『忌まわしき宿命』 ( No.10 )
- 日時: 2016/07/26 11:07
- 名前: 井伊の赤鬼 (ID: OK6L9khJ)
クロード「私の『影軍』なら影がある限りいくらでも動かせるが…
だが、嘗て三万の大軍を持ちながら四千の寡兵に破れた者もいる。如何に兵を動かすかも鍵になるな。」
一体の『陰狼』を自分の影から分離させる
クロード「『地獄門』周辺と敵兵力を調査してきてくれ」
陰狼「…了解」
近くの影に飛び込むと『陰狼』の姿が消える。
- Re: 【外伝】『忌まわしき宿命』 ( No.11 )
- 日時: 2016/07/26 12:06
- 名前: 絶望の使徒 (ID: VtDa2dZX)
ヴァルター『・・・そうか。
此方側の総戦力は約五十万、同盟勢力の兵は多く見積もっても百万だ。
そして、現在動かせる兵は十万程度だろう。
君の影軍はだいたい一万、私の傀儡悪魔は三万前後だ。
我々の現在の総戦力は約十四万。
・・・個々の兵の質では我々が勝っている、だが、不確定要素が多すぎるな・・・』
相手の話を聞き、ヴァルターが陰狼が去っていくのを無言で見送ると、スカーレット一族の保有軍、同盟勢力の兵、クロードの影軍、そして自身の傀儡悪魔の人数を告げる。
- Re: 【外伝】『忌まわしき宿命』 ( No.12 )
- 日時: 2016/07/26 15:46
- 名前: 井伊の赤鬼 (ID: dXPHeVX6)
クロード「向こうもこちらも大軍…此処で迎え撃つのは下策だな」
- Re: 【外伝】『忌まわしき宿命』 ( No.13 )
- 日時: 2016/07/26 15:56
- 名前: 絶望の使徒 (ID: VtDa2dZX)
バサバサバサバサバサバサッ
ズズズズズズズズッ
何処からともなく館内に黒い鴉が入って来ては、ヴァルターの左肩に止まり、溶けるようにしてヴァルターに吸収されてゆく・・・
ヴァルター『・・・先程、私が遣わせた分身だが、「地獄門」の守備に付いている冥府軍は約三千。
周知の山岳に分散している兵の数はおよそ五万だ。
・・・・さて、どうするか・・・・
「地獄門」を破壊しない限り、幾らでも増援は来るだろう。』
ヴァルターが敵の戦力を把握すると、玉座の背凭れに体重を乗せ、どのような策を打とうかと考え始める・・・
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