オリジナルなりきり掲示板
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- コックリさん
- 日時: 2017/06/29 17:11
- 名前: お菓子大好き (ID: 7m3//6LO)
koronさんとの一対一でのなりきりを予定しております。
観覧して頂けると嬉しいです!
コメントなどは御控えくださいませ。
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- コックリさん ( No.8 )
- 日時: 2017/07/04 14:56
- 名前: お菓子大好き (ID: 7m3//6LO)
≪花蓮side≫~転校生との距離~
よし!私 決めた。あの子と友達になる!
なんて、決意した数秒後…。 私の夢が叶いそうにない事に気付いた。
偶然にも、あの子と近くの席になったから、話しかけやすそうだと思ったのに…。
花蓮「初めまして!私の名前は、花蓮! 宜しくね。」
そう 声をかけてから一時間たった。う~ん。なにか、悪いことしちゃったのかな?
静かに、視線をそらす、転校生の女の子。
昼食中も…。 花蓮「あのさ、良かったら、一緒に食べてもいいかな?」
転校生ちゃん「・・・。」
掃除中も…。 花蓮「あの、何か 私、気に触る事しちゃった?」
転校生ちゃん「・・・。」
そして、放課後。って、これは 完全に「無視」されてる!?
もう、この時間を逃したら、ずっと話せなくなる!
ホームルームが終わってすぐに、帰宅しようとする彼女。
よ~し。引きとめるぞ!
花蓮「待って! 少しだけでいいから!」
そう言うと彼女は静かに振り返ってくれた。綺麗な黒髪が風に揺らされてる。
花蓮「私、あなたと話したくて!もっと言えば、友達になりたくて!」
あ、なんか 困ってる。そうだよね。やっぱり、こんなこといきなり言ったら困るよね。
花蓮「でも、良かったら…で、いいから。 いきなりでごめんね!」
素早く礼をする。よし、これで終わり!これ以上、あの子に迷惑かけらないしね。
彼女は、静かにこちらを見つめたままだ。
ど、どうしよう。余計に気まずくなったなぁ。
その時だった。
私の視界に、転校生ちゃんともう一人が入って来た。
その子は静かに微笑む。
口パクみたいに、声だけ出さずに 話した。
「な・つ・か・し・い」
その子は、黒髪のセミロング。水色の瞳でこちらを見ていた。
どうして、そう伝えたのか、何故そこにいるのか。
私には、分からなかった。
一つだけ分かるのは、その子は、転校生ちゃんには、全く見えていなかった。
ということだけ。
- Re: コックリさん ( No.9 )
- 日時: 2017/07/05 21:39
- 名前: koron (ID: cT1z0ZgA)
≪霊夢side≫ ~話しかけてくるあの子~
あの子「初めまして!私の名前は、花蓮! 宜しくね。」
あの子だ・・・。私と友達になりたいの…かな?
だとしても無理だ。私は今日から友達を作らないと決めたのだから。友達なんて作ってもろくなことにならないし・・・。
だから、私は
霊夢「・・・。」
無視した。
すると、花蓮っていう子はポカンってした顔。
まあ、当たり前だよね。無視されたんだし。
そして昼食中・・・
花蓮「あのさ、良かったら、一緒に食べてもいいかな?」
また、あの子・・・。私以外にも絶対食べたい人いるでしょ。
霊夢「・・・。」
私はまた無視した。
そしたらあの子は困った顔。
私は一人で食べようと、屋上に向かった。
今度は掃除中・・・
花蓮「あの、何か 私、気に触る事しちゃった?」
いや、別にあなたは何もしてない。でも、私があなたと話したくないだけ。
霊夢「・・・。」
私は3度目の無視。
あきらかにあの子は悲しそうな顔をしている。
ごめんなさいね?無視して・・・
放課後になった。私は早くこの場から消えたくて、バッグを持って教室を出ようかな、と思ったその時
花蓮「待って! 少しだけでいいから!」
あの子が私を引き留めた。
あの子が本当に私に何かを伝えたいって気持ちが伝わった気がして、今度は話を聞いてあげようと思い、振り返った。
花蓮「私、あなたと話したくて!もっと言えば、友達になりたくて!」
やっぱりか・・・。
花蓮「でも、良かったら…で、いいから。 いきなりでごめんね!」
ほんとにいきなりね。
すると、あの子はさっと礼をした。
でも、あの子この感じだと私と本当に・・・
私はじっとあの子を見つめた。前もこんな感じになったことがあるような。それは小学校1年生のころ。相手は誰か…わからない。
するとあの子は私と他の人を見ているような目をしていた。確か今教室には私とあの子しかいないはずなのに・・・。
私はなんとなく視線を感じた・・・ような気がした。
- コックリさん ( No.10 )
- 日時: 2017/07/07 22:57
- 名前: お菓子大好き (ID: 7m3//6LO)
≪花蓮side≫
素直に、転校生ちゃんと友達になりたいと伝えてから6日たってしまった。
はぁー。友達になれないのかなぁ? もう、日曜日だし。転校生ちゃんはあの後少し
こまった様子で黙ってたし…。
そのまま、私も、転校生ちゃんも 気まずい雰囲気のまま帰る事になった。
それに、結局 転校生ちゃんの本心が聞けなかった。
あぁ。時間って経つのが早いな~。もっと転校生ちゃんと話したかったのに…。
やわらかい布団に突っ伏しながら目を閉じてみる。
なんか、ねむたくなって…き…た…
気が遠くなり眠った少女。
***「こういうのを、マイペースって呼んでいいのかな?」
一人の人物は、本来 花蓮しか使用しないはずの部屋にいた。
何処からともなく、取り出した椅子に座りながらため息をだす。
・・
***「楽しみだな。君達が本心をさらけ出す日が…。」
意味ありげに吐くその言葉に、一体何が隠されているのか…。
それは、当人だけが知ることだった。
‐ - - - - - - - - - -
花蓮「あれ?いつの間にか寝ちゃってた?」
よく寝た!って、私 昨日考え事しながら寝たんだ…。
何年ぶりかな?私が寝ながら考えたのって…。懐かしい。6日前に見えた謎の人
物が言った言葉。 どうしてあんなこと言ったんだろう? 私の聞き違い?
でも、確かに転校生ちゃんと会った時、懐かしい気がしたんだよね。
もしかしたら、何か関係してる? 私と転校生ちゃんは「なつかしい」
って、あ、分かった! 私と転校生ちゃんを見た事がある人ってことかな!
***「ご名答。」 花蓮に向けたその言葉は、誰にも聞こえない。
正確には、伝える気がない。 昨夜 花蓮の寝室に居た人物は、花蓮の部屋が
ちょうど見える 公園の木から見下ろしていた。
- Re: コックリさん ( No.11 )
- 日時: 2017/07/11 21:24
- 名前: koron (ID: cT1z0ZgA)
≪霊夢side≫
あの子と話して6日経つ。
誰だっけ、あの子。本当に思いだせない。
夢に出てきたあの子は、教室で話したあの子みたいな目をしていた。
もしかしたら・・・。
いや、それはないよね。
まさか、同一人物なわけないよね。うん。そうだよね。
霊夢「・・・・・・・。」
一応聞いてみようか。
でも、変な質問かもしれないし。でも、聞いてみたいし。
私さっきからあの子のこと気になってる。
その聞いてみようっていうのは友達とかそういうんじゃないし。
霊夢「はあ・・・」
今日は日曜日。明日は月曜日。
明日の朝、学校行く時にどうするか決めよう。うん。
霊夢「夜ごはん食べよ・・・」
私はごはんを食べ、お風呂に入ると、考え事をしたせいもあって泥のように眠った。
- コックリさん ( No.12 )
- 日時: 2017/07/11 22:29
- 名前: お菓子大好き (ID: 7m3//6LO)
≪花蓮side≫~転校生ちゃんと不思議な子~
花蓮「行ってきまーす!」
いつも通りに家を出る私。 あぁー!やっと転校生ちゃんと話せる!
楽しみ! 楽しみ! ウキウキした気分で学校に向かう。 ん?なんか、今…
誰かに見られてたような?
△□○「ちょっと! 花蓮 ぽーっとしてどうしたの?」 肩を叩かれてようやく気付
いた。
花蓮「あ! △□○ちゃんかぁー! さっき、誰かに見られてるような気がしてね!」
△□○「はぁ? なにそれ? 恐くない?」 顔をしかめてる△□○ちゃん。
私の中学からの友達だ。
□□「よぉ! 花蓮、△□○! なにしてんだ?」もう一人男の子が声をかけくれた。
この子は、高校に入ってからの男友達。
花蓮「? □□君 おはよー!」 □□「おぉ。 おはよ。お前ら朝から元気だよな!」
△□○「おはよ。元気って…。 朝から10キロ徒歩のあんたの方が元気よ。」
□□「そうか~? あんま、大変じゃないけどなぁー。」
ますます顔をしかめる△□○ちゃんと、平気そうな□□君。
歩いていると、徐々に友達に会う事が多くなってくる。
十名ほど友達がすぎ去ってから、△□○ちゃんが、苦笑いしながらこう言った。
・・・・・・・・・・・・・・・
△□○「あんたって、この学校の生徒全員と仲良くない?」冗談まじりに言う△□○ちゃん。
?そんなつもりないけどなぁ。 うーん。
花蓮「どうだろう? そうじゃないと思うけど?」
□□「それな! 俺もそれ気になってた!」
2人が共感し合ってる中、不思議がる私。
そうなのかな?
***「あの子は、いつの間にか人に好かれるからね。」
***「別に、今までだってそうだったんだ。 不思議じゃない。」
一人の謎の人物は、一人で納得しながら笑う。
花蓮達の後ろ姿を静かに見つめていた。 自然に後ろを振り向く花蓮。
謎の人物に花蓮は気づいていたのだった。
- コックリさん ( No.13 )
- 日時: 2017/07/11 22:36
- 名前: お菓子大好き (ID: 7m3//6LO)
転校生が眠っていた頃のお話
***「ねぇ? 君は、大事な事を忘れていないかい?」
転校生の家の近くの木に腰かけながら、眠っている転校生に語りかける。
謎の人物は、転校生の寝顔を見ながら微笑んだ。
- Re: コックリさん ( No.14 )
- 日時: 2017/07/13 22:22
- 名前: koron (ID: cT1z0ZgA)
≪霊夢side≫~戸惑う朝~
【家】
霊夢「クシュンッ!」
ん?風邪?あ、布団脱ぎ捨てて寝てたんだ。
そりゃ、くしゃみもするはずだ。
でも、なんか見られてたような気がしたんだよな。寝てる間に誰かに見られてたのかな?
シャッ!(カーテンを開ける音)
霊夢「誰も・・・いない。」
ああ。寒気がしてきた。
朝ごはん食べてさっさと学校行こう。
【登校中】
花蓮「・・・!!」
ん?あの子だ。
朝から元気だな。
あ。そういえば。あの子に聞きたいことがあったんだった。
花蓮「あははは!ペチャクチャ・・・」
楽しそうだし、私に気づいてなさそうだし・・・席もすぐ近く。
学校ついてから話しかけよう。
私は、あの子に気づかれないようにササっとぬかし学校に向かった。
- コックリさん ( No.15 )
- 日時: 2017/07/16 11:17
- 名前: お菓子大好き (ID: 7m3//6LO)
う~ん。学校生徒 全員と仲が良いなんて…。そんなことないと思うけど…。
は! それだったら 転校生ちゃんとも仲良くなれるかも…? 実は、可能性あり?
なら、良いなぁ~。 でも、さっき登校してる時、通り過ぎちゃたし…。
あ、教室ついてた!
花蓮「おはよう! 皆!」(教室の扉を開きながら)
クラスの皆「あ、おはよう!花蓮! よっ! 朝から、元気ね。」
さまざまな挨拶をしてくれる皆。 本当に優しいなぁ。
△□○「今、来たの?」 花蓮「うん!ごめんね。遅くなっちゃって!」
途中で別れた△□○ちゃん。 私は、朝から先生に再提出の課題のプリントをもらわなきゃいけなかったから、先に行っててもらった。
△□○「相変わらず、課題の答えめちゃくちゃなのね。」
苦笑する△□○ちゃん。 そうなんだよね。私、テストも課題の答えも一応全部答える
けど、全問間違いなんだよね。 先生に奇跡って言われたぐらい。
って、朝から沈んでどうする私!さっきは、さっき。今は、今! 次! 次!
△□○「ところでさ。」 花蓮「どうしたの?」
△□○「例の転校生。花蓮 無視されてない?」 「しかも、結構何度も」
△□○「あんたが、言いにくいなら 私が注意しようか?」
心配そうに聞いてくれる△□○ちゃん。 △□○ちゃんのそういうとこ 私 大好き!
花蓮「そんなことないよ! それに、今日は話せそうな気がするんだ!」
△□○「今日はって…。」 花蓮「私が、あまりにもしつこかったから驚いたんだと
思う!」
△□○「花蓮が、そういうなら…。良いけど」
「でも、本当に何かあったら 相談してね!」
花蓮「うん! 心配してくれてありがとう。△□○ちゃん!」
「私、△□○ちゃんのこと 大好きだよ!」
そう言うと、顔を赤くした△□○ちゃん。どうしてだろう?
△□○「いきなりそんな事言わないでよ! 照れくさいでしょ。」
嬉しそうだし。 まぁ、 いっか!
そう言えば、朝から私と転校生ちゃんを見てた子がいたけど…。
どこいって…。 って、
花蓮「いた!?」 △□○「どうしたの?」 花蓮「あ、ごめん! 私 ちょっと
用事思いだした!」 △□○「ちょっと!花蓮? もう、先生来るって!」
そう言い残して、不思議なあの子を追いかけた。
廊下にさっきまで、いたはずのあの子。 って、先生! 早く戻らないと!
***「やっぱり、追いかけたかぁ。」
***「まぁ、追いつけないけどね。」
不思議なあの子。と呼ばれた人物は、花蓮達のクラスの窓に腰かけてみていた。
- Re: コックリさん ( No.16 )
- 日時: 2017/07/18 21:40
- 名前: koron (ID: cT1z0ZgA)
≪霊夢side≫
ふう。学校に着いた。
あの子は・・・まだ来てないみたい。
さあ、今日は話しかけるぞ。
・・・でもどうやって?
はあ。テンション下がる。
じー・・・
ん?クラスの子たちがじっと見てる?
○○○「あの子ってさ・・・」
???「花蓮がかわいそうだよね」
あの子がなんでかわいそうなの?
???「あの転校生無視するなんてひどすぎでしょ?」
そういうこと。でもそういう噂も今日で消えるかも。
あの子はっと。
キョロキョロ(あたりを見回す)
霊夢「いない・・・」
あの子が帰ってくるのをまつしか・・・
花蓮「おはよう! 皆!」
帰ってきたみたい。でも、登校してる時に話してた子と話してる。
しかも、かわいそうって言ってた子でもある。
ちょっと話聞いてようかな。
- コックリさん ( No.17 )
- 日時: 2017/07/19 19:27
- 名前: お菓子大好き (ID: YVEEUR14)
うーむ。このホームルームが終わったら絶対転校生ちゃんと話そう!
あ、そうだ! 私だけだけじゃなくて、他の子の方が合うのかな?
△□○ちゃん達も誘ってみようかな?
お?ホームルームが終わったみたい! さっそく、転校生ちゃんに話しかけてみよう!
花蓮「ねえ!良ければ一緒に話さない?」 △□○「ちょっと、花蓮…。」
花蓮「ん?どうしたの?」 珍しいな。△□○ちゃんが話してる最中に入ってくるなんて…。
△□○「ちょっと霊夢さんに用があって…。いいかな?」(申し訳なさそうに)
花蓮「もちろん!大丈夫だよ。」なんだ!△□○ちゃんも転校生ちゃんと話したかった のか~。それにしても、そんなに急がなくてもいいの にね!
△□○「霊夢さん、聞き流してくれて構わない。」「貴女の事悪く言ってご免なさいね。」
何って言ったか内容は聞き取れなかった。でも、何となく△□○ちゃんが謝っているの
は分かった。だって、ものすごく申し訳なさそうな顔をしていたから…。
転校生ちゃんに、一言何か言った後、すぐに私の所に戻って来てくれた△□○ちゃん。
△□○「花蓮。私…。誤解してたかも…。霊夢さんの事…。」
花蓮「そっか! 良かったね! 誤解が解けて。」
そう言うと△□○ちゃんは嬉しそうな悲しそうな表情をしていた。
教室の生徒達は、△□○が転校生に対して謝罪と後悔している事は一切気付かなかった。それは、△□○の感情は一切顔に出ていないようにみえたから…。
***「あっぱれ。って感じかな?」
***「まさか。感情まで読み取れるんだ。」
不思議な人物は、クラスに溶け込み、自然に椅子に座っていた。
花蓮以外 誰にも、気づかれずに…。
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