オリジナルなりきり掲示板
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- 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】
- 日時： 2022/02/19 21:03
- 名前： 浅葱 （ID: L7bcLqD7）
君を主人公に据えた、舞台を作ろう。
—————————————
非日常系選択制？のなにかのスレ。
色恋に発展するか否かは参加者様の御希望次第。
世界観はステージにより変化。
大抵は作者の嗜好が反映された厨二系世界観です。
場合によってはショッキングな描写が出てくるので、そういったものが苦手な方は注意です。
また、もし描写が過激との御指摘などがあれば、大人カキコさんに移転するかもしれません。
世界観、ステージ及びキャラ選択>>1 >>2
キャラシート>>3
参加者データ
シャード・ナイト☪︎*｡꙳ 様 >>7
氷水飴 様>>9
- case - 01 / Alma - prisoner ( No.31 )
- 日時： 2022/02/21 21:07
- 名前： 浅葱 （ID: KnTYHrOf）
>>29
アルマはあなたの言葉を聞き、鼻を鳴らして腕を組む。
「ふふっ、お猿さんかァ。マ、アイツらはお猿さんや豚さんでも、アルマは違うでしょ。アルマくらい綺麗な豚さん、いないでしょ？ アルマくらい綺麗なお猿さんもいないよね？」
アルマの言葉に、周囲の囚人から野次が飛ぶ。中にはアルマの頭を軽く小突く者もいたが、アルマは自分より頭一つ分背の高いその囚人にも容赦なく張り手を喰らわし、結局お互いに胸ぐらを掴み合い拳と拳での喧嘩が始まった。
周囲はそれを囃し立てるでもなく、興味なさげに一瞥するだけだ。看守も慣れた様子で囚人達に労働内容を伝えている。
結局、アルマと囚人の喧嘩が終わったのは、アルマがあなたと共に死体処理の仕事をする事になってからだった。アルマの完璧な形の唇は切れ、血が流れている。左目は強く殴られたせいで青痣が出来ているが、それでもその美貌は完全には衰えない。
「っっは～……。やっぱ、アルマ以外はみんな猿だね。アルマ、尊い神父様なのに。神父様を殴るやつは地獄に落ちるって、みんな知らないのかな。無学な奴はこれだから困るよね。ネ、スイーツ。」
アルマは唇から流れる血をぐいと親指で拭いながら微笑を浮かべ、あなたを横目で見る。
アルマと喧嘩をしていた囚人からは爆発音の如き怒号が飛んだが、アルマはべぇと赤い舌を出して知らんぷりをするだけだ。
- case - 02 / Rapunzel - assista ( No.32 )
- 日時： 2022/02/21 21:21
- 名前： 浅葱 （ID: KnTYHrOf）
>>30
「なんだい、まるで馬鹿みたいな顔をして。食事は要りません。食事を摂ると思考が鈍るので、砂糖を舐めるだけで十分。」
ラプンツェルが手遊びに妖精少女へと手を伸ばすと、彼女は無防備に細く白い首を晒す。白魚のような指がするりと柔い肌をなぞり、猫や犬を愛でるように顎をくすぐると、少女は可憐な忍び笑いを漏らした。
ラプンツェルはそれに緩りと目を細め、片手で机上のシュガーポットを開け、角砂糖を一つ摘む。それを口の中に放り込み、舌の上で転がすだけの簡易な朝食は酷く事務的だ。
- Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.33 )
- 日時： 2022/02/22 00:19
- 名前： 氷水飴 ◆.KpflF0C4w （ID: iQk5t9Pn）
>>31
「あー･･･そうかもな」
アルマの言葉を適当に流す。
いや俺が知らないだけで綺麗な猿とか豚とか居るのかもしれないけども･･･
･･･そーいや豚って綺麗好きなんだっけな･･･よく覚えてねーや･･･
そんで･･･どうしてこうなった･･･
喧嘩を傍観してたら、なんか死体処理させられてるんだが？めんどくせえ･･･
「そこは同感だな。どうせ、ヤる事しか考えてない猿共ばっかだ。
あと、スイーツはやめろ。もう女扱いはどうでも良いが、ナギサかチョウって呼べ」
神父様ねー･･･
･･･そーいや、悪魔より神様の方が人間を殺してんだっけ？
じゃあ、あながち間違ってねーのか。
面倒なんでサボりながら掃除をする。
- case - 01 / Alma - prisoner ( No.34 )
- 日時： 2022/02/22 00:41
- 名前： 浅葱 （ID: 7dCZkirZ）
>>33
アルマはあなたの反応にうっそりと笑い、看守についていく。
看守に連れられて来たのは、医務室のような場所だった。ような、などというのは、そこが医務室にしては随分血に塗れているからだ。
病院や学校の保健室を彷彿とさせる白い壁、床、天井。LEDライトの青白い光の真下には、手術台を囲む仕切りのカーテン。そのカーテンには、既に乾いて黒く変色した血がべったりとこびりついている。
「イヤ、アイツらも色々考えてるよ。中には幸運のチケットやら、幸せになれる葉っぱやらで、頭がトんじゃってる奴もいるけどさ。少なくとも、こうはなりたくないって思ってるだろうよ。そういうの、アルマはあんまり分かんないけどね。」
アルマは戸惑い無くカーテンを引き、中に入る。カーテンが開くと、噎せ返るような血の匂いが鼻をつくだろう。中には布をかけられた手術台と、手術に使われたらしい器具がずらりと並ぶワゴンがある。
アルマは事務的に手術台にかけられた布を剥ぎ、それを乱雑にその場に投げ捨てた。
手術台には、死体がある。二目と見られぬ姿になったそれは、男のものか女のものかさえ分からない。
「アルマはこっちを袋詰めするから、キミはそのまま掃除してて。アルマ、ゲロとか内臓の中身とか掃除するの、好きくないンだ。で、キミのそれ、どっちがファーストネーム？」
アルマはワゴンの下段にあるトングを片手に、パンを前にした時のようにカチカチと先端を鳴らして看守から袋を受け取った。そして、袋の中に既にバラバラよりも酷い状態の死体を詰めながら、あなたとの他愛もない会話を続行している。
- Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.35 )
- 日時： 2022/02/22 01:29
- 名前： 氷水飴 ◆.KpflF0C4w （ID: iQk5t9Pn）
>>34
「そりゃあ、そうか」
死体の匂いに顔をしかめる。こりゃあ血だけじゃねえな･･･気持ちわりぃ･･･
布を剥がされた手術台を見る。ひでえな･･･死体にゃあ興味なんざ微塵もねーが･･･まあ確かにここまでにはなりたくねーな･･･
「っけ･･･やりゃあいいんだろ？」
渋々モップを取る。
ぶん殴った方がはええだろうが･･･今はやめた方がいいだろな･･･
別に俺は一番強いって事を証明したい訳でも無い。ただ面倒事が嫌いなだけだ。
「あとーファーストネームはー･･･」
どっちだ？俺はチョウだ。でも体はナギサだし･･･
「･･･ナギサだな」
一応はと小声でつける。どーせ聞こえねーだろ。
適当に見えるとこだけをする。こんだけ汚けりゃあどーやっても大丈夫だろ。
- Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.36 )
- 日時： 2022/02/22 16:45
- 名前： シャード・ナイト☪︎*｡꙳ ◆GHap51.yps （ID: NdcMw1Hu）
>>32
「……かしこまりました」
でも、心配なのですよ、ラプンツェル様……と心の中で思う。
しかし僕一人で食べるには多いな……実験材料の子たちにあげよう。
- case - 01 /Alma - prisoner ( No.37 )
- 日時： 2022/02/22 19:19
- 名前： 浅葱 （ID: u5fsDmis）
>>35
「ン。何、交代したいの？ そっちが先に掃除しはじめたンだから、そっちのがいいのかと思ってたンだけど。」
アルマは布袋いっぱいに死体を詰め終えると、それを看守に渡し、アルコールを染み込ませた布で手術台を拭いている。手術台を一拭きしただけでも布が血だらけになり、アルマは布を何度も交換し、うんざりと目を伏せていた。
「なるほど。じゃ、ナギサって呼んであげようね。ファミリーネームの響きがアジアの方のそれに似てるね。そっちの出身？ だからアルマ達の言葉が通じなかったの？」
掃除ついでの話をしているうちに、血の匂いに薄くアルコールの匂いが混じる。何枚もの布を汚したものの、漸く手術台の掃除を終えたようだ。
アルマは深く息をつくと、ちらりとあなたを見て「終わった？」と首を傾げて進捗を確認する。
- case - 02 / Rapunzel - assista ( No.38 )
- 日時： 2022/02/22 19:31
- 名前： 浅葱 （ID: hjs3.iQ/）
>>36
「ああ、いい子。——そうだ。頭が覚めるように、紅茶を淹れましょうね。」
ラプンツェルは溶けて小さくなった砂糖を噛み砕き嚥下すると、ゆらりと立ち上がる。そして、アルコールランプや脚立、紅茶用のビーカーと茶漉しを用いて紅茶を煮出そうとしているようだ。
ぐらぐらと水面を揺らし、次第にぽこぽこと気泡を生み出し沸騰する湯に茶漉しをセットし、そこに茶葉を人匙入れる。
茶葉の色がじわりと湯の中でくゆると共に、部屋の中に鼻を抜けるような匂いが広がる。鼻の奥が冷たくなり、目の覚めるような匂いだ。少女はそれにうっとりと目を細めて顔を近づけるが、ラプンツェルはそれを片手で静止し、視線で彼女の行為を窘めている。
「抽出出来たら、そこに置いておきます。飲むなり捨てるなり、好きになさい。」
- Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.39 )
- 日時： 2022/02/22 19:39
- 名前： 氷水飴 ◆.KpflF0C4w （ID: iQk5t9Pn）
>>37
「どっちも嫌だな、めんどくせえもん」
舌をンベと出す。
面倒も面倒事も嫌いだ。まだ強いて言えば掃除の方がましなだけだ。
すぐに舌をさっとしまう。
「お、正解。アジアの方だぜ。ま、言葉は分かってるけどな。あんときはー混乱してたんだよ」
訳も分からず人殺しになって、裁判も全部俺が終わらせたからナギサはそりゃあ困惑しただろうな。
ここに来た理由すらはっきりしてなかったもんよ。そりゃあ答えられるわけがねー
「もう終わるぜ」
適当だけどな。
- case - 01 / Alma - prisoner ( No.40 )
- 日時： 2022/02/22 19:54
- 名前： 浅葱 （ID: .YMuudtY）
>>39
「マ、ここに仕事が好きな奴なんていないからね。そりゃそうだ。」
あなたの仕草を戯れと受け取ったのか、アルマは屈託のない笑顔を浮かべて親指を立てて下に向ける。
「成程ね。ネ、これが終わったら、今日の仕事はもう終わり？ アルマ、さっきので疲れたから、少し休みたいんだけど。」
あなたの話に相槌を打ちながらも、アルマはその場でしゃがみ込んで看守に話しかけている。
看守曰く、死者が少ないので、本日の労働はこれで終了らしい。アルマはそれを聞いて少年のように無邪気に喜び、膝に両膝をつき頬杖をついてあなたが掃除を終えるのを待っている。
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