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- 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】
- 日時: 2022/02/19 21:03
- 名前: 浅葱 (ID: L7bcLqD7)
君を主人公に据えた、舞台を作ろう。
—————————————
非日常系選択制?のなにかのスレ。
色恋に発展するか否かは参加者様の御希望次第。
世界観はステージにより変化。
大抵は作者の嗜好が反映された厨二系世界観です。
場合によってはショッキングな描写が出てくるので、そういったものが苦手な方は注意です。
また、もし描写が過激との御指摘などがあれば、大人カキコさんに移転するかもしれません。
世界観、ステージ及びキャラ選択>>1 >>2
キャラシート>>3
参加者データ
シャード・ナイト☪︎*。꙳ 様 >>7
氷水飴 様>>9
- Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.11 )
- 日時: 2022/02/19 22:19
- 名前: 氷水飴 ◆.KpflF0C4w (ID: iQk5t9Pn)
>>6
特には無いですね・・・
強いて言えばどちらかが新入であれば良い っと言った所でしょうか
- Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.12 )
- 日時: 2022/02/19 22:35
- 名前: 浅葱 (ID: L7bcLqD7)
>>11
かしこまりました。では、アルマくんは囚人としましょう。アルマくんは看守でも囚人でも、ナギサくんより前から監獄にいます。なので、ナギサくんにはあれやこれやと戯れに色々教えてくれることでしょう。
では、次のレスで初回の場面を投稿させていただきます。
- Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.13 )
- 日時: 2022/02/19 22:38
- 名前: 氷水飴 ◆.KpflF0C4w (ID: iQk5t9Pn)
>>12
了解しました
- case - 1 / Alma - prisoner ( No.14 )
- 日時: 2022/02/19 23:01
- 名前: 浅葱 (ID: L7bcLqD7)
この監獄に、新入りが来た。
誰が言い出した事かは知らないが、その話は、五分と経たずに全ての檻の囚人の知るところとなった。
それは勿論、アルマも同じ事だ。
囚人達は毎日退屈している。弱い者は強制労働と看守の虐待に怯え、強い者は外に出る事も出来ないので、あなぐらに籠る熊のように怠惰に日々を過ごす。
そんな毎日の中で、新入りの顔見せは、極端に少ない娯楽の一つであった。
屈強な男達が檻を掴み、音を立てて揺らしている。
アルマの入っている檻に居る者達も同様で、背の丈が七尺はありそうな男達が、こぞって檻の外の「お嬢さん」を囃し立て、下品な笑いを浴びせていた。
アルマもまた、気まぐれに檻を掴んで外を見る。看守に連れられて歩く囚人は、「お嬢さん」というよりは「お嬢ちゃん」と呼んだ方がしっくりくる少年であった。
「お嬢ちゃん、こんにちは。会えて嬉しいよ。」
ひらりと枯れ木のような手を振る。他の囚人は、檻がびりびりと振動する程の声を上げるが、アルマは歌うように声をかけた。相手が聞き取れたかどうかなんてどうでもいい。ただ、自分も周りの空気に乗っかって、馬鹿みたいに騒いでいたいだけなのだから。
「お嬢ちゃんと一緒の檻になれるといいな。こっちにおいで。怖くないから。ネ、ネ、ネ。」
- Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.15 )
- 日時: 2022/02/19 23:30
- 名前: 氷水飴 ◆.KpflF0C4w (ID: iQk5t9Pn)
・・・なぜ僕はここに居るのだろう。
前の看守に着いていきながら、周りの喧騒の「お嬢さん」に少し嫌になりながら、そう思った。
いつの間にか僕は人を殺していたしいつの間にかここに居た。どれだけ考えてもそれ以上先の情報が無くて・・・
そもそも僕はここがどういう場所か分かっていない。監獄という事と、孤島という事、たったそれだけ。
・・・監獄に入れられるのは100歩譲って良いとして最低限穏やかな日常を過ごしたい・・・
争いだって嫌いだし痛いのも怖いのも嫌いだ。
ふと周りが「お嬢さん」と言う中「お嬢ちゃん」と聞こえた。
そっちに目線をやる。
黒い髪・・・背は高いけど・・・周りの騒がしい人たちより少しだけ華奢に見える・・・
少しだけ看守から離れその人に近づく。
「僕・・・男です・・・」
簡単に周りの喧騒に消されるだろう声で僕は伝える。
ただなんとなく女って勘違いされてる方が厄介な気がしたから。
勿論伝わらなくったって何度でも言えばいい・・・・・・変な事に巻き込まれなければ・・・
- case -1 / Alma - prisoner ( No.16 )
- 日時: 2022/02/19 23:53
- 名前: 浅葱 (ID: L7bcLqD7)
看守から離れた囚人に、一瞬だけ、水を打ったように周囲が静寂で満たされる。
けれど、アルマがその長い睫毛を一度瞬かせた後に、割れんばかりの笑い声がびりびりと空気を震わせた。
「知ってるよ。」
アルマは薄い笑みを浮かべたまま、こめかみの横でぴんと立てた人差し指で何度か縁を描き、ぱっと手を開いて見せた。
「ヤ、これはこれは。無知で浅学な深窓の御令嬢には、ワタクシ達のような下賤の者の言葉は通じないようで。失礼致しました。」
わざとらしく口元に手を添え、片目だけを細めて悪辣な笑みを浮かべて女のような高い声で話す。アルマと同じ檻に居る男達は腹を抱えて破裂したように嗤い、アルマもくすくすと漏れる嘲笑を隠さない。
「ワタクシ共のような者に慈悲をかけてくださる事は大変有り難いですが、ご自身の身の振り方には十分気をつけた方がよろしいかと。」
アルマがあけすけな皮肉を言い終わるや否や、あなたの囚人服の首元を掴まれ、そのまま引っ張られる。囚人が看守のそばを離れたとなれば、引き戻されるのは当然のこと。衣服であなたの首が絞まろうが、力一杯引っ張られたせいであなたが床に転がろうが、看守は仕事を全うするのみだ。
以降、あなたは、囚人達が整列するその時まで、看守に囚人服の襟元を掴まれたままになることだろう。
- Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.17 )
- 日時: 2022/02/20 00:11
- 名前: 氷水飴 ◆.KpflF0C4w (ID: iQk5t9Pn)
ああ、もう 全く・・・
やらなきゃ良かった・・・
そう後悔してもとっくの昔に終わってる
真面目すぎる僕がダメなんだろうけど・・・
・・・早く帰りたい・・・それかいつもみたいに眠ってしまいたい・・・
面倒に巻き込まれるのがほぼ確定して嫌になった。
うん・・・とりあえず・・・ここの人達には真面目にするのをやめよう・・・
じゃないとずっと面倒に巻き込まれる・・・
そうに決まってる・・・
看守に襟元を掴まれ、後ろ歩きでどうにか首が絞まらないようにギリギリを調節する。
身長が高ければまだましなんだろうな・・・ まず襟元掴まれないし
・・・ここを出るまで生きていればいいけど・・・
- Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.18 )
- 日時: 2022/02/20 07:59
- 名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: NdcMw1Hu)
>>10
了解いたしました。
________________________________
ミチェside
冷蔵庫を開け、中身を確認する。
……うん、これだけあれば、またしばらくは大丈夫だろう。
中からいくつか食材を手に取る。
「今日は……フレンチトーストでいいかな」
そう呟いて、朝ご飯を作り始めた。
- case -01 / Alma - prisoner ( No.19 )
- 日時: 2022/02/20 20:43
- 名前: 浅葱 (ID: yl9aoDza)
>>17
看守が檻の鍵を開け、囚人達を整列させる。そこでやっとあなたは解放され、乱暴に背を押されアルマの隣に立たされるだろう。アルマとあなたの隣には、体格が良く身長の高い囚人がいる。
髪を刈り上げた者、耳以外にもピアスをあけている者、刺青がそこかしこに彫られた者。どの囚人達も厳つく屈強だ。長身の美丈夫であるアルマも、この囚人達の中では、それこそ「深窓のお嬢様」に見えることだろう。
「ヤア、可愛いクイーン。お近づきになれて嬉しいよ。ワタシはね、アルマっていうんだ。キミは? 何をしてここに来たの?」
アルマは少しばかり背を丸め、双眸を三日月のように細めて問う。
周囲の囚人達もそんなアルマとあなたを揶揄いながらも、耳をそば立ててあなたたちの会話を聞こうとしているようだ。
- case - 02 / Rapunzel - assista ( No.20 )
- 日時: 2022/02/20 21:06
- 名前: 浅葱 (ID: 7dCZkirZ)
>>18
ラプンツェルは、一人では移動ができない男だ。
というのも、彼の髪が長いからだ。それこそ、童話に出てくるノヂシャの名を持つ姫君のような、艶々と光る長い髪をだらりと垂らしている。その髪が床にはらりと散る様は大変美しいだろうが、彼は自身の髪が汚れる事を大変嫌うのだ。
だから、彼の移動の際には、必ず誰かがその髪を持つ必要がある。今日は妖精を模した姿に改造した美貌の少女に、さながらヴェールガールのように、長い髪を持たせて移動していた。
彼は実験室の中の一つ——あなたのいる部屋に入ると、あなたの横からするりと手を伸ばし、冷蔵庫の中から林檎を一つ取り出した。
「ヤァ、ミチェ。キミはそれを作るのに忙しいようなので、今日はこの子が髪を持ってくれるそうですよ。」
彼はあなたを横目でちらりと見て、挨拶もせずにそう話す。
手に取った林檎は妖精少女の唇を滑らせ、そのまま彼女に与えてしまう。ラプンツェル自身は食事を摂る気はないらしく、優雅にソファーに腰掛け、少女の子栗鼠のような歯が赤い皮にさくりと刺さる様を目を細めながら眺めるだけだ。
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