雑談掲示板
- 感染症ペディア
- 日時: 2025/09/05 09:05
- 名前: フルペデ委員会◆RzWJJvnJTo (ID: 92j420vI)
『感染症ペディア』へようこそ!
此処では様々な感染症(>>1)について解説をします。
身近に潜む感染症から危険な感染症まで……感染症と、それに関連する内容を記事化して掲載した百科事典です。
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マールブルグ病 ( No.15 )
- 日時: 2025/09/07 14:52
- 名前: フルペデ委員会◆RzWJJvnJTo (ID: v/SyGyp.)
マールブルグ病は、フィロウイルス科に属するマールブルグウイルスによって引き起こされる致死率(>>165)の高いウイルス性出血熱(>>5)である。
[概要]
1967年にドイツのマールブルグで初めて感染(>>31)が確認された。
この病気は主にアフリカのウガンダ・ケニア・コンゴ民主共和国・アンゴラなどで発生している。感染者(>>144)の血液や体液との接触を通じて人から人へと感染する。
[症状]
マールブルグ病の潜伏期間(>>175)は通常2-21日である。マールブルグ病の症状は以下の通りである。
・突然の発熱(>>130)
・頭痛(>>170)
・筋肉痛(>>171)
・背中の痛み
重症(>>135)化すると、全身の様々な部位から出血が起こる。致死率は24%から88%と報告されており、ウイルス株(>>19)や治療状況によって異なるため幅広い。
[感染経路]
この病気の自然宿主(>>164)はオオコウモリと考えられており、感染は主に感染者の体液や排泄物との接触(噴口感染)によって広がる。また感染者と接触した医療従事者や家族は、一定期間の監視が行われる。
[治療・予防]
現在、マールブルグ病に対する特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法(>>174)が行われる。なお予防接種(>>180)も存在しない。
感染を防ぐためには、感染者との接触を避けることが重要である。
[状況]
最近では2024年にルワンダでの感染が報告され、政府はアウトブレイク(>>25)を宣言した。過去には2005年にアンゴラでの大規模な流行があり、300名以上が死亡した事例もあった。
マールブルグ病は非常に危険な感染症(>>1)であり、早期の発見と適切な対策が求められるとされている。
[カテゴリ]
本記事は「一類感染症」というカテゴリに含まれます。
・エボラ出血熱(>>10)
・クリミア・コンゴ出血熱(>>11)
・痘そう(>>12)
・南米出血熱(>>13)
・ペスト(>>14)
・マールブルグ病(本記事)
・ラッサ熱(>>16)
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