雑談掲示板
- トンボさえ語る時代
- 日時: 2022/09/15 20:59
- 名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: CLW7qLHI)
こんにちは、坂蜻蛉です。
坂蜻蛉 宙露と書いて、さかとんぼ そらつゆと読みます。
スレ開設日 1月23日
【ルール】
・どなたでもどうぞ。荒らしは自粛要請
・自分は即レス主義ではありません
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詳細はこちらから→>>563
皆さんの作品→>>564
※終了致しました。参加してくださった方々、ありがとうございます!
*短編夏祭り
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※終了致しました。参加してくださった方々、ありがとうございます!
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Re: トンボさえ語る時代 短編夏祭り開催中! ( No.719 )
- 日時: 2022/09/01 23:01
- 名前: ぷれ (ID: 6VT.MWz6)
たまはるという名のぷれです。二つ目の投稿します
【短編夏祭り】「守り、護る」
俺の叔父は、5年前に亡くなった。
肝臓がんだった。口数はあまり多くない印象だったが、とても優しくて俺は大好きだったんだと思う。そんな叔父が亡くなったと思うと、ショックでしかなかった。
気づけば、叔父が亡くなってから5年経っていた。
月日が過ぎるのは早いと思う。当時小学生だった俺は、すっかり中学生になってしまった。
そして、俺はお盆ということで祖父母の家に居た。
「おいと、おっちゃんの墓に行ってきてくろや」
祖母にそう言われ、俺は弟と一緒に叔父のお墓に行った。
「おっちゃん、元気かい?俺は元気だよ」
俺は、叔父のお墓に話しかけた。弟は、なにもせず畑で野菜を見ていた。今思ったが、お供え物か何か持っていけば良かったと思っている。
「おい、もう帰んぞ」
弟に言われ、叔父に挨拶した。
「おっと...。じゃあね、おっちゃん。また今度」
そうして、お墓を後にした。
祖父母の家に帰る道中、
「俺、おっちゃんがマモってくれてると思う」
「なんして」
俺が聞き返すと、表情を一切変えずに答えた。
「根拠はないけど、マモられている感じがする」
「そうかい」
弟が言った"マモる"は、守るなのか護るなのかは分からない。
でも、俺は叔父が見てくれていると信じている。
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