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【停止】貴方の小説に感想を書こうか
日時: 2019/09/01 10:14
名前: 書喰神 (ID: Mu5Txw/v)

はじめまして。書喰神(ショクジン)と申します。
貴方の小説に対して感想を書きます。

文章能力の評価基準は商業小説に準ずる予定です。

主に見る点は以下。
・世界観:読者を引き込める設定か。面白いか。矛盾点は無いか。
・ストーリー:面白いか。物語の流れに矛盾点は無いか。起承転結はあるか。
・キャラクター:しっかりと生きているか。活かしているか。魅力的か。共感また没入できるか。
・文章能力:国語的文法に則っているか。表現方法に独自性あるいは分かりやすさがあるか。
・誤字脱字:間違った文字の用法や配置はあるか。句読点は適切か。


評価一覧は以下。
・『優』:世に出ている商業小説に負けず劣らずな素晴らしい作品。
・『良』:全体的に良く出来ていて読みやすく、続きの読みたくなる作品。
・『可』:ストーリー、キャラクター、文章能力のいずれかだけが良いか、あるいは全てが平均的な、一応ではあるが読める作品。
・『不可』:魅力を感じない作品。
・『論外』:読む事に苦痛を感じる作品。


【※注意事項】
・基本的に酷評です。心の弱い方にはおすすめ出来かねます。
・文章能力についての指摘に力を入れるつもりなので、文章能力に自信は無いが向上心のある方はおすすめ。
・会話文の鉤括弧「」前に名前を付けるシナリオ形式(例:太郎「おはよう」次郎「誰?」)な作品は拒否します。
・長文の場合は区切りの良い場所でやめて感想を書きます。続きへの感想が欲しい場合は再度依頼をお願いします。
・感想には作品の長さで書く日数が変わりますが、基本的に一週間以内で返信します。
・二次小説、BL作品は拒否します。
・感想は基本的に本スレに記載します。


個人的に、小説の『面白さ』というのは『分かりやすさ』『読みやすさ』の次に来るものと考えています。
ゆえに読みやすく、分かりやすくなるような指摘を意識するつもりです。


以下、依頼テンプレートになります。

【作者名】
【小説タイトル】
【小説板】
【特に指摘して欲しい点】※例:戦闘描写、特定部分における表現方法など。
【注意事項への同意】
【URLに貼ったか】
【質問・要望】※感想について、私に質問や要望等があれば。無ければ特に無しで。

以上となります。
質問だけでも承ります。

私の感想は、作品を最初から順に見て、気になった点を都度羅列していき、最後に作品全体の世界観、ストーリー、キャラクター、文章能力を総合的に評価し、五段階の総評を下します。


■感想

>>6-7
>>10-13
【作者名】ヨモツカミ
【小説タイトル】継ぎ接ぎバーコード  ☆感想完了


>>15
【作者名】浅葱 游
【小説タイトル】世界は君に期待しすぎてる  ☆感想完了


>>24
【作者名】マシュ&マロ
【小説タイトル】VS人類  ☆感想完了


>>25
>>29
【作者名】瑚雲
【小説タイトル】最強次元師!!  ☆感想完了


>>39-43
【作者名】モンブラン博士
【小説タイトル】攻撃反射の平和主義者です!  感想執筆中


>>45-46
【作者名】 千葉里絵
【小説タイトル】 藤の如く笑えよと  ☆感想完了


>>54-55
【作者名】ピノ
【小説タイトル】幻想叙事詩レーヴファンタジア  感想執筆中

Page:1 2 3 4 5 6 7



Re: 【募集@1名】貴方の小説に感想を書こうか ( No.19 )
日時: 2019/07/01 10:28
名前: モンブラン博士 (ID: EUHPG/g9)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=19728

【作者名】モンブラン博士
【小説タイトル】攻撃反射の平和主義者です!
【小説板】複雑ファジー
【特に指摘して欲しい点】戦闘描写は伝わりやすいか、登場人物に魅力があるかなどを教えていただけますと幸いです。
【注意事項への同意】はい
【URLに貼ったか】はい
【質問・要望】戦闘描写は三人称で執筆していますが、普段の描写は一人称と分けて執筆しています。

宜しくお願いいたします。

Re: 【募集@1名】貴方の小説に感想を書こうか ( No.20 )
日時: 2019/07/01 15:50
名前: 千葉里絵 (ID: gIDLNLr/)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2a/index.cgi?mode=view&no=5494

【作者名】 千葉里絵
【小説タイトル】 藤の如く笑えよと
【小説板】 ダーク・ファンタジー
【特に指摘して欲しい点】 キャラクターが書き分けられているか教えて欲しいです。和風テイストが伝わっているかどうかも出来ればお願いします。
【注意事項への同意】 はい
【URLに貼ったか】 はい
【質問・要望】 まだ序盤の序盤なので話に盛り上がりも何も無いのですが、キャラクターが書けているか分からないので教えていただければ………という次第です。まだ、本当に最初で主要キャラが出たかな?くらいなので。ホントこんな段階で依頼してしまい、すみません…………。

 宜しくお願いします。

Re: 【募集@1名】貴方の小説に感想を書こうか ( No.21 )
日時: 2019/07/01 20:58
名前: 浅葱 游 ◆jRIrZoOLik (ID: 4SHNUdMD)

感想ありがとうございました。

 お返事遅くなりましたが、改めて勉強できる機会になりました。
 自分が考えていた不足感や、違う視点からの改善点が明確になったので依頼させていただいてよかったです。

・はじめの一文について
・非現実的な行動の描写
・関連する会話
・キャラクタの立ち方
 に関しては、設定として曖昧な部分を多く設けていた点が大きいなと思いました。セリフのテンポや薄っぺらな中身という点に重きを置きつつ、そこを映えさせるキャラクタの関係性や行動原理、何故そう考えたかという根拠まで改めてみようと思います。
 実際修正稿を書くために読み返した時も、突飛すぎると感じることも多々あったので、芯となる設定をしっかりたてていこうと思いました。

・キャラクタ
・全体の盛り上がり
 この二つに関しては、視点主が見える世界だけを書こうとしていた点と、心揺さぶられるような強い感情の発露が作者自身苦手という点で少しおざなりにしていた点でした。反省しかないです。
 誰が何を考えてどうするのかということや、幕間含めてのキャラクタ性を本編にも入れた修正稿を考えていこうと思います。視点主の知らないところで起こっていることを一切書かない癖があるので、周囲の変化をにおわせることも含めて書けるようにしていきたいなと思いました。

 苦手な感情の発露という点と、キャラクタらしさという点での課題が多いなぁと思ったので、インプットも行いながら、作品と向き合ってみようと思います。
 ただの日常を描くことには比較的長けている人間だと自分でも思うので、日常とその中の非現実的な動作とのバランスを取れるように考えていこうと思いました。

 お忙しい中読んでくださりありがとうございます。
 内容改善の参考にしつつ、良い物を作っていこうと思います。

Re: 【募集〆】貴方の小説に感想を書こうか ( No.22 )
日時: 2019/07/02 18:36
名前: 書喰神 ◆ugFJcpBygw (ID: fhP2fUVm)

>>19
モンブラン博士さん
感想依頼承りました。

>>20
千葉里絵さん
募集人数をオーバーしましたが、順番に行うので取り敢えず依頼を承りました。

長い作品の方もいらっしゃるので、かなり時間はかかると思いますが、しばらくお待ちくださいませ。

Re: 【募集〆】貴方の小説に感想を書こうか【感想執筆中@4名】 ( No.23 )
日時: 2019/07/02 20:35
名前: 千葉里絵 (ID: kaguOjFc)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2a/index.cgi?mode

募集人数オーバーにもかかわらず、ありがとうございます。感謝しております。

Re: 【募集〆】貴方の小説に感想を書こうか ( No.24 )
日時: 2019/07/02 21:48
名前: 書喰神 ◆ugFJcpBygw (ID: fhP2fUVm)

お待たせいたしました。

『VS人類』の感想


まず一通りを読みましたが、全体的に文章の肉付けが足りません。
何より、大元となる世界観の設定が曖昧過ぎです。

・冒頭にて
宇宙からの侵略者、壊滅一歩手前の地球の人類ときて、何故『新人類』を作り出すという結論に至ったのか?

『宇宙からの侵略者への対策』を普通に考えるなら、そもそも地球への侵入を防ぐために宇宙空間にての迎撃、あるいは大気圏突入直後の迎撃……つまりミサイルなどの遠距離兵器で地上に降り立つ前に抵抗しようとするでしょう。
あるいは既に侵入を許してしまったなら、成長に時間がかかる人類よりも、やはり大量生産に向き、誰もが使えて一定の威力を出す兵器か、あるいは爆弾のような大量殺戮に向いた威力の高い兵器を考えると思います。
そのための新兵器開発、というのならまだ分かりますが、いきなり『新人類を作る』という発想に至る経緯は?

誰が、いつ、どうしてそう結論を出したのでしょうか? 
壊滅間近の人類を纏める指導者たちでしょうか?

そもそも、現在地球陣営はどのような状況なのでしょうか?
『地球には数えきれない程の宇宙人が降り立ち、人類は瞬く間に壊滅の一歩手前まで追い詰められてしまった。』
とありますが、それはどの程度の壊滅なのでしょうか?

世界中の国々が既に消えて、一部の国しか残っていないような状態?
地球同盟のようなものを作り、地球全土の生き残りが一ヶ所に集まり、防衛線を築いて首を引っ込めた亀のようにひっそりと暮らしているのでしょうか?

『追い詰められた人類』と聞いて、私が真っ先に思い浮かんだのが『進撃の巨人』の世界観です。
襲い来る巨人たちから自分たちを守るため、高い城壁で幾重にも防衛線を築いて、選び抜かれた戦士達で、その防衛線を守るように戦っている。
とても分かりやすい設定です。

『VS人類』の世界観ではどうでしょうか?
宇宙人たちから生き残りの人類を守るため、防衛拠点的な場所に避難しているのでしょうか?
作中の宇宙人たちの襲撃場面を見る限り、『壊滅寸前』とか『追い詰められている』などの状況が見得ません。普通に暮らしてたらいきなり宇宙人の襲撃が遭った、というように見えます。何故なら普通に子供が外を出歩いている時点で警戒の欠片もありません。

作中のベルと阿佐見の会話に『特に厳重な警戒態勢が敷かれている』とありますが、いったいどのような警戒態勢なのでしょうか? 現状は『敵の気配が無い』くらいしかその根拠が書かれていませんし、その後すぐに襲撃があったので『どのような警戒態勢があって、どのように突破されたのか』が分からないので、警戒態勢って本当にあったのか疑わしいくらいに見えます。

『壊滅一歩手前の追い詰められている人類』とは思えない防衛状態です。
軍は? 自衛隊は? 日本首脳陣は? 各国の首脳陣は? 各国での連携は?

人類が壊滅一歩手前という根拠の説明が全くないのに、いきなり『新人類』が出てくるのは読者が混乱します。

他の作品でのありきたりな設定だと、侵略者が持つ特殊な能力で既存の兵器は通用せず、対抗するには侵略者の肉体の一部を移植してその特殊な能力をを使えるようになった者たちしか居ない、だから軍を出しても意味が無い、みたいな設定ですね。

作中にはそういう世界情勢について、何の説明もありませんので、全く状況が不明確です。


・登場人物の身体的特徴
現状は年齢と身長くらいしか描写がありません。髪や瞳の色は? 瞳の形は? 髪型は? 服装は?
主要人物なら、最初の登場時にそれくらいの描写は欲しいです。
阿佐見 悟史が22歳で身長150cmと在り得ない低さだけど、何故それに対する追及が無いのか?
「“新型”だからか背が高すぎねぇか?」と発言しているが、じゃあ旧型新人類は全員身長がベル以下なのでしょうか? 173cmとありますが、女性として高いかもしれませんが、男女含めてなら特に意識するほどでもないと思います。
ベルが高いのではなく、むしろ阿佐見 悟史の身長が低すぎる点を言った方が良いのでは?

「身長は約173cm、私の素材となった人々の平均がそうだったらしい」
『約』と付いている割には一桁単位まで言うのは違和感。だったらただの『173cm』で良いと思います。『約』を付ける意味がありません。


・作中の「……」
商業小説では基本的に三点リーダ『…』を使用します。そしてそれは偶数での同時使用が一般的です。「……」とか「…………」とかです。まれに単体で使う作者様もいらっしゃいますが、本当にまれです。


・ユズ、阿佐見、ベルの関係
この作品は三人称視点で書かれています。一人称視点は主人公の心の機微が分かりやすいという特徴を持ち、三人称視点は登場人物の知識に囚われずに全体的な説明をしやすいという特徴を持ちます。
しかし、この作品は三人称視点で書かれているのに、様々な説明が全くありません。
ベルに説明するのを省略するのはまだしも、読者に向けて説明するのを省くのは、この手の特殊な世界観を持つ作品にはそぐわないと思います。

宇宙人といえば、思いつくのは『ウルトラマンの怪獣』とか、映画『インデペンデンス・デイ』や『メンインブラック』でしょうか。

しかし、それらの宇宙人とこの作品に出てくる宇宙人とでは全く設定が異なると思います。更に『新人類』というこの作品特有の特殊な用語も出てくるので、それらの説明は最初に詳細に書くべきだと思います。

宇宙人への対抗策などという人類存亡を懸けたもので、しかも1億人も犠牲にしたというのならば、それはもはや国家規模のプロジェクトだと思いますが、ベルが目覚めた場所にはユズしか居ません。他の研究者は居ないのでしょうか? 
『そんな人類は自分たちに出来る最後の悪足掻きとして新たな人類を作り出した。』とか謳っておきながら、ユズ個人の研究なのでしょうか?

『地球の救世主となる存在』と言っておきながら、十全な警備の敷かれた施設で育てるのではなく、どんな関係者かも分からない阿佐見個人に預けた理由は? 簡単に敵に侵入されるようなただのマンションに住まわせる意味は?

仮にも『地球の救世主となる存在』と思っているベルに対し、あまりにもおざなりな対応に見えます。
まだ実力が十分に発揮できないなら大切に研究施設で調整すれば良いし、逆に直ぐにでも実戦投入するなら、国防を担う機関に渡して敵の情報を直ぐに入手できる環境に居た方が良いと思います。
何故、個人の、ただのマンションなのか?



・シュラベター族
『敵は黒い肌とこれ見よがしに隆起した肉体を持った二足歩行のトタゲのような姿をしていた。』

『これ見よがしに隆起した肉体』とはどんな肉体ですか? 恐らく『隆起した筋肉を持つ』みたいに言いたかったのでしょうが、これでは意味不明です。
もう少し言葉を意味を調べて、適切に使用しましょう。
ちなみに私の言葉を引用して変更しただけでは説明としては足りませんので、お気を付けください。

『トタゲ』とは何でしょうか? 『トカゲ』の間違いでしょうか?


・ベルの能力
戦闘段階『1人(危険)→10人』
いきなり作中に出てきましたが、これまでベルの能力について全く触れていないので、いきなり感が強く、その後の説明も全く無いので意味不明です。

身体能力が上がる? それは筋力だけ? 思考速度や肉体強度も? 肉体強度はどういう基準で上がる? 1人とは成人男性基準か、それとも犠牲者と言っていたから中には幼子も含まれるのか? デメリットは? 人数分食欲が増すとか、肉体に負荷がかかるとかあるのか?

そもそも一億人の力で戦うのと、近代兵器で戦うのと、核兵器を落とすのと、どう違うのか?


・ホワイトの思惑
ナイフを投げて、男の子を庇ったとは言えベルに刺さったのに「おいおい僕が何をしたっていうんだい?、君の気が障ることでもしちゃったかな?」というのはおかしいし、ベル自身もナイフの事は気にせず「宇宙人というだけで理由は十分だ」と返すのもおかしい。

「はぁー、君とは上手く付き合いたかったんだけどなぁ......しょうがないか、“敵”なら」
「まだ目覚めたばかりだからなぁ......殺すには惜しい」
後者が目的ならば『上手く付き合う』必要は無いのでは? ただ放置すればいいだけではないでしょうか?

そもそも日本の首都である東京に気軽に『厄害』が入り込んでいる時点で人類は既に詰んでいるように思えますが、『地球上において兵器含めて勝てるものが誰もいない厄害』たちが、どうして一気に地球の人類を絶滅させてしまわないのか。ちゃんと設定は考えてありますか?


残念ですが、現状では完全なる設定不足、描写不足でリアリティのある世界として成り立っていません。
これがコメディ路線ならば問題は無いですが、シリアス寄りの戦闘モノというジャンルならば詳細な設定は必要不可欠です。

取り敢えず、現状の文章に肉付けをするところから始めてみてはいかがでしょうか?
折角の三人称視点なのに、あらゆることに対して描写が少な過ぎます。

姿形、場所、時間、思考(原因、経緯、結果)、動作など、書き足そうと思えば幾らでも書き足せるはずです。


■総合評価:『論外』

作者は自分の作品の雰囲気に呑まれては駄目です。常に客観的に見て、この表現ならば読者に理解して貰えるだろうか、という点を考えながら執筆することが重要です。
この作品には、作者の頭の中の世界を文章として描くという努力が感じられませんでした。
物語の開始時、宇宙人たちはどのような状態なのか、人類はどのような状態なのか。それらの詳細が決まっていれば、自ずと世界観は見えてきます。
私にはそこの部分を曖昧のまま見切り発車してしまっているように見えました。
設定不足は作中に矛盾を生む結果になりやすいので、気を付けましょう。
最後に、地の文をもっと大切にしましょう。
小説とは一つの世界を生み出すに等しい行為です。作者は神に例えられることもありますが、正しくその通り。世界を生み出すのは漠然とですが非常に大変な事だとは分かりますよね? それも当然、一つでも不自然な所があれば、世界として成り立たないのですから。
特に世界全体を舞台にした物語ならば、詳細な設定は大事でしょう。
キーワードは『詳細な設定』です。
もう一度、ご自身の作品の設定を見直してみるべきだと思います。


正直に言えば、言いたい事はもっとあるのですが、切りがないのでこの辺りで。
以上で『VS人類』の感想を終わります。

指摘について、この部分の意味が分からない等がありましたら質問をして下さい。

それでは、長文失礼しました。

Re: 【募集〆】貴方の小説に感想を書こうか ( No.25 )
日時: 2019/07/07 17:16
名前: 書喰神 ◆ugFJcpBygw (ID: kEC/cLVA)

申し訳ありません。
仕事が忙しくなってしまい、まだ一話しか読めてません。
取り敢えず、途中ですが上げます。

『最強次元師!! 』 感想

第一幕 第1章 兄妹

第001次元 緑色の瞳


まず最初に、括弧「」付きの会話文に、段落を下げる必要はありません。

次。
『その手首にはだれもが、ギラギラと輝く装飾品を施している。大きなダイヤからシックで上品なデザインのものまで、指輪ひとつとっても、ここに訪れた招待客たちの身分を推察することは容易だった。』

細かい指摘ですが、最初に『手首』の『装飾品』に焦点を当てているのに、すぐ次に来る装飾品の説明が『指輪』というのは文章としておかしい。
だったら最初から『その指や手首には』と入れて、装飾品の説明も指輪と腕輪にしておいた方が良いです。


次。
『司会の男は、派手な赤色のジャケットを大袈裟に煽らせると』

ジャケットの動きを表現するならば、『煽らせる』よりも『翻らせる』が適切です。
『煽る』は『風で火の勢いを強める』という意味合いが基本なので、動作を意味させるならば『翻る』の方が合っています。


次。
『会場内の喧噪をバックグラウンドに、1人、丸々とした体系の男がワイングラスを弄んだ。男は2階席で下の様子を伺っていた。』
『男は口を大きく広げて、唾が飛ぶほど豪快に笑っていた。短い丸太のような脚が、もう片方の脚に乗りきらずじつに滑稽な形で男は腰かけに座っている。』

太った男が足を組んで座ると、太い足だから重ねると格好良くならない事を言いたいのだと思いますが、『座っている』も『足を組む』も事前に書いていない状態で、いきなり『脚に乗りきらず』と書くのは前後の文章の流れに違和感を覚えます。だったらまず『足を組んで座っている』という一文を入れた方が違和感はありません。

例えば『男が腰かけに脚を組んで座っている。短い丸太のような脚が、もう片方の脚に乗りきらずじつに滑稽な形だった。』

という形の方が違和感はなくなります。


次。
会場の警備は?
違法オークションの主催者ほどの人物が、自分の周りや会場に護衛を付けていないのは不自然。もしくは「護衛の者たちは何をしている!?」みたいなやり取りがあった方が自然です。
このような場に出てくるような者たちが護衛も付けずに来る事はありえないでしょう。
最低でも、客一人に付き一人、会場内に数人、商品に警備に数人、会場の外に数十人と、かなりの金持ちが78名も参加している場所に対し、警戒態勢が見えない事が不自然です。
次元師であるロクアンズが出てきても、逃げるだけで彼らを守ろうとする者たちも出てきませんでしたし。


次。
売られる少女の心情については、コルドがデーボンを拘束する前に持ってきても良かったかもしれません。

会場の喧騒→デーボンの高笑い→少女の嘆き→「大丈夫だよ」

と、悪役絶頂時と囚われの少女の不幸を画いてからそれをぶった切るように『引き』を見せてからの場面転換で、

デーボン拘束→少女救出→大暴れ

とした方が爽快感が増すと思われます。まあ、かなり使い古された手法ですが、現状よりは物語の抑揚は増すでしょう。


次。
『2人のだれかが、合図を交わし合う。』

→『その2人が、合図を交わし合う。』で良いと思います。
文章としておかしくなるので、『誰か』と入れる必要は無いです。


次。
『暗がりでよくわからないが、2人の髪色は、自分とおなじで異なっていた。』

商品少女の髪の色は『栗色』で、ロクの髪は『若草色』らしいですが、この文章はどういう意味ですか?
何が『同じ』で、何が『異なっていた』のですか?
私の読み込み不足かもしれませんが、文章からは読み取れませんでした。


次。
『幼い声が、わあっと湧き上がる大人げない歓声に呑みこまれる。』

これまでに商品少女の年齢的描写は「幼い」しかなく、ロク、レトの年的齢描写が「少女」「少年」しかないので、彼らの年齢を特定しにくく、『幼い声』に繋がりにくいです。
「少年」も「少女」も、小学生低学年から高校三年くらいまで表現する事もありますしね。
詳細な容姿を後に持ってきたいなら、せめて背丈か推測年齢は入れて欲しいと思いました。
描写が少し曖昧で、想像しにくい場所がちらほらあります。例えば、同じ『背丈の低い』でも、見る人によっては全然範囲が異なります。子供視点での『背丈の低い』ではことさら幼く見えるかもしれませんが、大人視点での『背丈の低い』では中学生(13〜14)くらいまでは範囲に入ると思います。場合によっては高校生(15〜18)くらいまでも。その場合はとても幼いとは言えません。
どのくらいの『背丈の低い』ならば、『幼い声』という表現が適切なのか。文章の前後で違和感のないように心がけましょう。


次。
会場にロクが現れた場面にて。
本来なら『栗色髪で両眼の色が異なる少女』が現れるはずだったが、『新緑色の片目に若草色の髪の少女』が現れた。
商品の詳細を知っている司会者が「何だお前は!?」と言うならば分かるのですが、お客からすれば『少女』という点は同じなので、司会側が商品を間違えて出したとお客側が勘違いするのが普通では?
別に商品ではありませんとロクが明言した訳でもないのに、いきなり「商品じゃない!」とお客側が断言しますか?
いきなりお客側が怒鳴り散らすのは違和感があります。
普通ならば、唖然と疑問が先にきて、司会者側に「間違えたのか?」と問いかけるのが先だと思われます。

お客は何故、ロクが商品ではないと分かったのでしょうか? 

それに例え「ザンネンでしたあっ! ──悪さできるのも、ここまでだよ!」とか言われても、相手が幼いならば大人は基本戯言と見るでしょう。どうして顔を真っ赤にして怒鳴り散らしたのでしょうか? 幼子相手にそこまで怒る事でしょうか?

むしろ司会者側に「どうなってるんだ!?」と問い質すのが先ではないでしょうか?
怒りの矛先に違和感があります。


次。
「子ども子どもって……善悪の区別もつけらんないようなオトナが──」

こういう場所に来る大人って、『善悪の区別』が付けられない訳ではないのでは?
悪い事と知りつつも、それが自分たちにとって『都合が良い』から許容しているだけで。
このセリフは周りと噛み合っていない感じがして違和感です。


次。
『瞬間、招待客たちは肌を刺すような痺れに脚を絡めとられた。小さく悲鳴を上げながら、彼らは次々と床の上に倒れこんでいく。』
「なーにが『正義の味方、かなっ!』だ! おいロクアンズ、これはやりすぎだろう! 招待客全員を焼死させる気か!?」

どの程度の電力かは描写が無いので分かりませんが、『肌を刺されるような痺れ』と『小さい悲鳴』程度ならば、『焼死』ではなく『感電死』の方が適切では?
『肌が焼けた』どころか『服が焦げた』とか『焦げ臭い』という描写もありませんから。


次。
「一歩間違えれば大惨事だったと言っているんだ! この大バカ者!」

思ったのですが、コルドはどういう方法を用いてどんな結果が理想だったのでしょうか? ロクを使用する時点でこういう結果になると思ったのは私だけでしょうか?
子供が現れれば怒鳴る、次元師と分かればとにかく逃げ惑う、そんな客が70人以上も居て、どうやって手荒な真似はせずに拘束する予定だったのでしょうか?

例えば、会場の至る所が破壊され、焦げ付いていたり、客のほとんどが黒こげになっていた……というような描写があれば、確かに「やり過ぎ」と思いますが、現状は『肌を刺されるような痺れで倒れて意識を失った』としか描写が無いので、そこまで怒るような事には見えませんでした。


続きはまた後日にて。

Re: 【募集〆】貴方の小説に感想を書こうか【感想執筆中@3名】 ( No.26 )
日時: 2019/07/08 12:23
名前: ヨモツカミ (ID: w9Ti0hrm)

こんにちは。先日は感想ありがとうございました!
つぎばの本編の方にもコメントを下さって、ありがたかったのですが、感想コメント以外でレス数が伸びてしまうのが好きじゃないので、可能であれば削除していただきたいです。
宜しくお願いします。

Re: 【募集〆】貴方の小説に感想を書こうか ( No.27 )
日時: 2019/07/09 23:30
名前: 書喰神 ◆ugFJcpBygw (ID: Xr//JkA7)

>>26
ヨモツカミさん

ご要望通り消しました。

Re: 【募集〆】貴方の小説に感想を書こうか【感想執筆中@3名】 ( No.28 )
日時: 2019/07/10 00:58
名前: ヨモツカミ (ID: w9Ti0hrm)

お手数おかけしました、ありがとうございます!


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