二次なりきり掲示板
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- 【東方】『紅魔の葬られた歴史』
- 日時: 2016/06/20 21:33
- 名前: ヴァルター・ゴッド・スカーレット (ID: ySW5EIo2)
かつて、スカーレット家には『強大な敵対勢力』がいた、『暴君の父親が支配していた』とあるが、それらは全て、本来のモノから改編された歴史であり、事実では無かった・・・
その昔、スカーレット一族には兄弟がいた・・・
一人は、生まれながらに、北欧最強とさえ称えられていた父や母をも越えた魔力と悪意を持ち、あらゆる才能を兼ね備えていた兄であり
一人は、兄と比べると劣るも、兄に近い強大な力を持っており、才能が無い事を努力で補い、仲間や家族を大切にする弟がいた
兄はその生まれつき持っていた桁違いの魔力と悪意を用いて、スカーレット一族の名を全世界に轟かせ、数多くの闇の者達を従え、『闇の帝王』とさえ呼ばれていた。
しかし、彼はあまりにも残虐で無慈悲であったため、実の娘達さえ、余興として奴隷に近い待遇で扱い、日常的に拷問に近い暴力を振るっていた・・・・
それを見かねた弟は、兄をスカーレット一族から追放し、兄に関するあらゆる情報や記憶を改編する事によって、彼の存在を隠蔽した・・・
そう、彼が兄の代わりに彼女らの父となる事によって・・・・
これは、スカーレット一族の存続と繁栄をかけた遥か遠い過去の物語・・・
- Re: 【東方】『紅魔の葬られた歴史』 ( No.32 )
- 日時: 2016/06/23 01:52
- 名前: 井伊の赤鬼 (ID: FEqFrkLe)
クロード「!」
2人の従者を部屋のドアの外に出し少女の死体を押し付けるように渡す
クロード「…あの2人はたった今死体を始末しに行った。殺す必要はないはずだが?」
部屋のドアを後ろ手で閉める
- Re: 【東方】『紅魔の葬られた歴史』 ( No.33 )
- 日時: 2016/06/23 01:55
- 名前: ヴァルター・ゴッド・スカーレット (ID: hk96105K)
ヴァルター「・・・・滑稽だな。」
ヴァルターが前に差し出した腕をゆっくりと下げながら、クロードを見て、無表情のまま、そう一言だけ呟く・・・
- Re: 【東方】『紅魔の葬られた歴史』 ( No.34 )
- 日時: 2016/06/23 02:24
- 名前: 井伊の赤鬼 (ID: FEqFrkLe)
クロード「滑稽で構わないさ。私は兄さんではないのだからね」
- Re: 【東方】『紅魔の葬られた歴史』 ( No.35 )
- 日時: 2016/06/23 02:42
- 名前: ヴァルター・ゴッド・スカーレット (ID: hk96105K)
ヴァルター「・・・一つ問おう。
君は家畜や奴隷と共に生きるつもりか?
我ら支配する者にとって、他者などただの駒か、刹那の間だけでも楽しませる事が出来ればそれで良い。
それを守り、救うなど、愚劣の極みだ。」
ヴァルターが微笑むかのように口角を僅かに上げながら、そう咎めるようにして言う・・・
- Re: 【東方】『紅魔の葬られた歴史』 ( No.36 )
- 日時: 2016/06/23 03:11
- 名前: 井伊の赤鬼 (ID: FEqFrkLe)
クロード「慈悲や優しさは時に絶対の服従と忠誠をを生む。
それにさっきのように休みを与えなかったりしたらミスが起きたり最悪過労死する。そうなればその分時間と人員にロスができてしまう
『人は城、人は石垣、人は堀、情は味方、仇は敵なり』
いくら従者がいても人望が無かったらいざと言う時に裏切られるからね」
穏やかに微笑みながら諭すように言う
- Re: 【東方】『紅魔の葬られた歴史』 ( No.37 )
- 日時: 2016/06/23 06:22
- 名前: ヴァルター・ゴッド・スカーレット (ID: hk96105K)
ヴァルター「・・・・下らん。」
ギシッ
ヴァルターが椅子の背もたれに体重を預け、右手に血で満たされた杯を手にしてクロードの言葉をその一言で片付ける・・・
ヴァルター「良いか?
『鮮明な死と苦痛への恐怖』
『圧倒的な暴力』
これらは皆、無知な大衆や言葉の通じぬ獣共にでも通用する唯一にして確固たる服従のさせ方だ。
慈悲や優しさを与えてどうする?
それを与えれば、絶対に裏切らないと?
・・・違うな。
それは相手へ、信頼と言う名の依存をし、自らが考え、判断する事をやめているだけに過ぎない。
それを『支配』とは言わないのだよ・・・・!」
ヴァルターが自らの支配者たる信条について語る・・・
彼にとって、他者を支配する事の正解を恐怖と暴力の中に見出だしているのか、右手に持った血で満たされた杯を血が固まらないようにゆっくりと揺らしながら、クロードとは根本的に相容れぬその思想を語る。
- Re: 【東方】『紅魔の葬られた歴史』 ( No.38 )
- 日時: 2016/06/23 09:12
- 名前: 井伊の赤鬼 (ID: FEqFrkLe)
クロード「…もう止そう。私も頭に血が上ってた。折角兄さんが世界を統治する『王者』となったのだ。今はそれを祝おう」
席に着く
- Re: 【東方】『紅魔の葬られた歴史』 ( No.39 )
- 日時: 2016/06/23 10:36
- 名前: ミケランジェロ (ID: hk96105K)
ヴァルター「フフフ、構わないさ。
君もいつか分かる時が来るだろう。」
ヴァルターが右手に持った杯の中の血を見て、クロードにそう応え、相手が席に着いたのを見て、ゆっくりと杯を傾け、血を飲んでいる・・・
- Re: 【東方】『紅魔の葬られた歴史』 ( No.40 )
- 日時: 2016/06/23 22:55
- 名前: ミケランジェロ (ID: hk96105K)
コトッ
ヴァルター「・・・そうだ、食事が終わったら少し面白いものを見せよう。」
ヴァルターが杯の中の血の半分を飲み終えたのか、テーブルの上にゆったりとした動作で置き、口許をナプキンで吹きながらそう言う。
- Re: 【東方】『紅魔の葬られた歴史』 ( No.41 )
- 日時: 2016/06/24 07:14
- 名前: 井伊の赤鬼 (ID: A6nvNWRl)
クロード「『面白い物』?」
きょとんとしている
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