二次なりきり掲示板

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【東方】『紅い月と闇夜の死闘』
日時: 2016/06/27 11:02
名前: 絶望の使徒 (ID: s26dq553)

これは今ではスカーレット家のあらゆる記録や記憶から抹消された存在・・・

レミリアとフランドールの真の父親にして、スカーレット一族の先代当主

『ヴァルター・G・スカーレット』と

レミリアとフランドールを、そして数多くの命を守るために立ち向かった気高き吸血鬼の死闘・・・

『紅き月』は『絶望の闇夜』の支配から解放されるのか・・・

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Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.36 )
日時: 2016/07/15 15:42
名前: 井伊の赤鬼 (ID: dQt5LOir)

?「影陣第一陣『陰狼』」

クロード達の影とスペルカードを唱えた何者かの影がまるで液体のように混ざり合い巨大な影となりその巨大な影から少なくとも大悪魔達の倍以上の数の大量の黒い狼が現れる…

?「雨だれ石をなんとやら…ってね。」

黒い狼を従えた先ほどスペルカードを唱えたフードを被り素顔を隠した人物が現れる。

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.37 )
日時: 2016/07/15 18:33
名前: 絶望の使徒 (ID: BRPsD/Gq)

ヴァルター『・・・フフフ・・・・・
その程度の手勢でこの私に挑もうとはな・・・
君にしては随分と浅はかな愚行だ。
さあ、踊れ 奈落の悪魔 』

【深淵「奈落の悪魔」】

ズオオオオオオオオオオオオオオオ

ヴァルターが巨大な円を描くようにして宙に腕をゆっくりと振るい、まるで周囲から空気を集めているように手を前に突き出す・・・

すると、それに呼応して周囲の全てを覆う闇の影から次々と大魔が半身を乗り出す・・・・

クロードを軽く上回る絶望的な暗黒の魔力だけでなく、並みの人魔では束になっても傷ひとつ付けられないほどの魔力を持った大魔達の力が合わさり、ヴァルターの力と混じり、場の全てを支配するほどの暗黒の力で満ちる・・・・

その見たことの無い構えと、聞いたことの無い名前、そして、その絶望的な魔力と戦力の差により、その場の全員の心に小さな絶望の芽が芽生える・・・

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.38 )
日時: 2016/07/15 22:59
名前: 井伊の赤鬼 (ID: QxkFlg5H)

?「『その程度の手勢』?言ったでしょう?『第一陣』だと。
『影も集まれば深淵と化す』…
影陣第二陣『深淵・餓者髑髏』」

大量の黒い狼の群れの後ろに更に影が広がり黒い胴丸を纏い薙刀を構えたまるで『武者』の様な巨大な餓者髑髏が現れる
餓者髑髏の姿はまるで鬼神のような出で立ちでまるで三国志の呂布のような威圧感と足元の狼とは桁違いの魔力を感じる

クロード「これだけの陣を軽々と…君は何者なんだ…?」

?「通りすがりの『軍師』とだけ言っておくわ」

フードの人物の声と口調、体格から女性と言うことがわかる

【ちなみに『軍師』はパチュリーじゃありません】

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.39 )
日時: 2016/07/16 02:14
名前: 絶望の使徒 (ID: BRPsD/Gq)

ヴァルター『哀れな・・・
闇の帝王たるこの私に・・・
この兄に逆らう事がいかなる大罪であるのか、その身を持って思いしるが良い。
さあ、忠実なる我が下僕よ、腹一杯に喰らうが良い。』

悪魔の軍勢『ヴォォォォォォォォォォォォ』

ドドドドドドドドドドドドドッ

ヴァルターが大きく目を見開くと、それに呼応して、闇の沼の中から相手の手勢を遥かに上回る力と数の闇の悪魔達が一斉に相手に向けて襲いかかる・・・・


ゴオオオオオオオオオオオッ
ドゴッ ガンッ ゴガッ

まるで地上から空へ逆流する黒い波のように闇の悪魔の大群が相手に迫り、クロード達の召喚した軍を瞬く間に呑み込み、莫大な暗黒の力を用いて圧倒されて行っている・・・



美鈴『・・・くっ!!
コイツら・・・一体一体が強い上に、数も私達の二十倍もいる・・・
・・・やられたわね・・・・
まさかこんな軍勢を持っていただなんて・・・
これが『ヴァルターの軍隊』と言う訳ね・・・』

龍人化し、破壊の龍の力を最大まで解放した美鈴でさえ、ヴァルターの創造した悪魔の軍勢を前に徐々に押され、生傷が増えていっている・・・

しかし、クロードには、これだけの力でさえも、ヴァルターが編み出した『十四の暗黒禁術』の一端に過ぎない事を知っている・・・・

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.40 )
日時: 2016/07/16 07:39
名前: 井伊の赤鬼 (ID: .MlM.eMp)

軍師「…殺れ」

先程とは真逆に冷たく軍師が合図すると狼の群れが大悪魔に向かって突撃する

軍師「寡兵を使いこなすのも軍師の仕事よ」

同じ『影』から生まれた狼だからかその統率力は高く次々と大悪魔の四肢に噛み付き腱や喉笛を噛みちぎる
しかし狼のヒットアンドアウェイもあり、反撃しようとするとすぐに距離を取る…

一方餓者髑髏の方も薙刀とその巨躰を使いこなし次々と大悪魔を薙ぎ倒す
その姿はまるで現世に蘇った呂布、又は本多忠勝の様…

クロード「私も…」

軍師「待ちなさい。」

出ようとするクロードを軍師が止める

軍師「アンタは『総大将』。アンタが前線に出てどうするの?死んだらこっちの負け…そこにいなさい」

どんなに劣勢になろうと優勢になろうと慌てず直ぐに最善の策を講じ、軍を率いる…その姿は『軍師』と呼ぶに相応しく臥龍『諸葛亮』の様だ

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.41 )
日時: 2016/07/16 08:10
名前: 絶望の使徒 (ID: BRPsD/Gq)

ヴァルター『フフフ、避けられぬ絶望の闇夜に必死で逃げようと足掻くか・・・
その姿、私には些か、滑稽に見えるな。』

ヴァルターはまるで、余裕と言わんばかりに、闇の影より生み出した黒い闇の玉座に座り、圧倒的な力と数による破壊の暴力による一方的とも呼べる戦いを不敵に微笑みながら見ている・・・・

大魔達はそれぞれ、近接攻撃だけでなく、口や掌から暗紫の光線や魔光弾を解き放ち、遠距離の敵も消し飛ばせる事から、戦線を黒い波のようにジワジワと押し込んで行っている・・・

それ故、ヴァルターの生み出した巨大な異形の悪魔達は、個々の戦闘能力からして、クロード達の召喚した兵ではまともに対抗できていない・・・

時折、攻撃を受ける大魔もいるものの、瞬時に再生し、大魔達はその驚異的な力だけでなく、まるで不死身とも言える再生力と生命力を持っている・・・

それはまるで、不死たる悪魔であり、ヴァルターを討たない限り、悪魔達は何度でも蘇り、破壊と殺戮を繰り返すのだと言う事がわかる・・・・



ヴァルター『紅き月は闇夜にしずむ・・・
絶望の闇夜が明ける事は決して無い・・・
絶望の闇夜を支配する私に勝てる者など存在しないのだから・・・・』

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.42 )
日時: 2016/07/16 09:49
名前: 井伊の赤鬼 (ID: .MlM.eMp)

軍師「明けない夜なんてないのよ。
影軍第三陣『伏兵劇・毒弓』」

軍師が次の指示を出すと弓を携えた古代中国の兵士のような影が大悪魔達に弓を放つ

軍師「その毒はありとあらゆる毒性を持った『毒のカクテル』
毒の製作者である私すら解毒剤を作れなかった程の猛毒よ」


Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.43 )
日時: 2016/07/16 12:44
名前: 絶望の使徒 (ID: 02GKgGp/)

ヴァルター『・・・・『明けぬ夜は無い』・・・か。
フフフ、君は随分と人間くさい言葉を遣うな。
光も朝も、光源が無ければ生まれない・・・
だが、闇は、夜は常にそこにある・・・
この世界は常に闇夜に包まれている・・・
それを知っているにも関わらず、無知な人間と同じ言葉を遣うなど、私には滑稽にしか見えないな。』

何処までも人間を見下しているのか、人間と人間の言葉を無知なものとして一蹴し、闇の不変性と光の弱さについて語る・・・・

軍師の弓兵の放った矢を大魔の大群は、

あるものは見切った上で避け、

あるものは強固な障壁で防ぎ、

またあるものは、矢を通さぬ強靭な体で弾く、

そして、遂には不死身の悪魔の軍勢が影の狼の大群を壊滅させ、武士達をも押し潰すように圧倒し、肉眼でもはっきりと悪魔の姿を鮮明に捉えれるほどの至近距離にまで迫って来ている。



美鈴『・・・くっ!!
このままじゃ・・・・・』

倒しても倒しても蘇る上に、気を抜けば逆に自分が殺されてしまう程の力と数の悪魔の大群に囲まれ、ボロボロになりながらも必死で抵抗しているものの、消耗戦になってしまっている・・・

追い詰められた美鈴が、自分よりもレミリアを心配しており、ずっとレミリアの方を気にしている・・・・

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.44 )
日時: 2016/07/16 13:37
名前: 井伊の赤鬼 (ID: .MlM.eMp)

軍師「滑稽なのはアンタよ。『陰陽』って言葉を知っているかしら?
正義も悪がなければただの押し付け
私のような『影』も光がなきゃ存在しない
アンタの『闇』も『光』があるからこそ一層力を発揮する
その『光』を必死に潰そうとする…滑稽を通り越して『凡愚』ね」

軍師の足元の『影』から大量の狼と餓者髑髏が現れる

【凡愚って検索すると三國無双の司馬懿さんが出てくる…】

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.45 )
日時: 2016/07/16 14:25
名前: 絶望の使徒 (ID: 02GKgGp/)

ヴァルター『・・・どうやら、闇の性質を理解できていないようだな・・・』

相手が増援を送り出し、地上の闇の玉座に座るヴァルターがそう告げると、無数の悪魔の内の一体が骸骨の武士と狼の群れをなぎ倒し、軍師に向かって来ている・・・

その悪魔は、筋骨隆々な黒い人間の半身に、獰猛な猪の頭と巨大な蝙蝠の翼を生やし、蛇の尾を持っており、見るからにパワーに特化していると言う事がわかる。



ヴァルター『それこそが、人間に毒された君達だ。
物事の真理を、他者の残した言葉や説に従うのではなく、永い寿命と優れた頭脳を用いて、自らで考え、探究し、本質を見極める・・・
それが出来ず、思考を停止し、他者の言葉を鵜呑みにした君達を愚か以外の何で例えれようか。』

ヴァルターは、自らで新しい力『暗黒魔力』を見つけ、莫大な歳月をかけてそれらを用いた『暗黒禁術』を構築し、それを用いて闇の帝王となった存在・・・

故に、自らで思考を停止し、新しい考えを持っていない相手が愚か以外の何者にも見えていない・・・・


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