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【東方】『紅い月と闇夜の死闘』

日時： 2016/06/27 11:02

名前： 絶望の使徒 （ID: s26dq553）

これは今ではスカーレット家のあらゆる記録や記憶から抹消された存在・・・

レミリアとフランドールの真の父親にして、スカーレット一族の先代当主

『ヴァルター・G・スカーレット』と

レミリアとフランドールを、そして数多くの命を守るために立ち向かった気高き吸血鬼の死闘・・・

『紅き月』は『絶望の闇夜』の支配から解放されるのか・・・

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Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.76 )

日時： 2016/07/20 00:37

名前： 絶望の使徒 （ID: aVnYacR3）

ヴァルター『ほう？
だがな、初代は「恥さらし」だ。
闇から生まれし強大な悪の存在であるにも関わらず、脆弱な人間を『闇』から守り続け、最後には我らが王たる『奈落の五王』に反逆した愚か者だ。』

パチンッ
【「能力強制解除」】
【「能力強制封印」】

ヴァルターがクロード達を再び影から無理矢理引きずり出し、更に何度も軍師の影を操る能力を見て干渉した事により、その効果を完全に把握し、無効化して見せる・・・・

そして、ヴァルターは「初代」が人間を守るために「奈落の五王」を裏切ったと言う真実を告げる・・・・



ヴァルター『・・・論議の意味は無くなったな・・・・』

バッ
ガシッ

ヴァルター『私はこれから究極の存在となる。
・・・邪魔をしたければ、何時でも良いぞ？
もっとも、今君の見聞きしているものが「モロス」によって見せられたもので無ければ・・・な。』

ズズズズズズズズズズズズズ

ヴァルターが影から引きずり出したレミリアの首を右腕で掴み、持ち上げると、右腕を通じてレミリアの体から力と命を吸い取り始める・・・・




【はいwww
そして、藍染隊長の卍解クラスの術をヴァルターはあと十三も使えると言う・・・
(；・ω・)】

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.77 )

日時： 2016/07/20 00:56

名前： 井伊の赤鬼 （ID: NX5CCS/.）

軍師「…御先祖様にそんな事言うとバチ当たるわよ
『下がなかったら上もない。』支配するものを無くして支配するもしないもあったもんじゃない
それに…」

クロードの刀に似た刀身が薄らと蒼を帯びた刀てヴァルターの右腕を切り落とし更に腹に刀と自分の左手を突き刺す

軍師「腕を切り捨てなおかつ腹に腕と刀を刺した相手の魔力をどうやって読み間違えるのかねぇ？」

【あれ？藍染隊長って卍解出したっけ？】

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.78 )

日時： 2016/07/20 01:13

名前： 絶望の使徒 （ID: aVnYacR3）

ヴァルター『・・・・くっ！！
だが、浅はかだな。
私を一撃で仕留められなかった時の事を考えたのか？』

ズズズズズズッ

【暗黒禁術・・・・】

ヴァルターが残された左腕を高らかに挙げ、周囲に暗黒の魔力を展開し、新たなる暗黒禁術を発動させようとしている・・・

効果も威力も未知である上に、軍師は現在両腕をヴァルターが逃げないように使っているため、反撃すら困難・・・・

その上、防御や回避に意識を移し、僅かでも離れれば、その瞬間に逃げられ、蓬莱人である軍師をも上回る速度で再生され、

その場に留まれば、ヴァルターの攻撃をまともに受ける事になってしまう・・・

そして、軍師の足元には倒れたレミリアがいるため、逃げた場合、レミリアの身がどうなるか・・・・



【鏡花水月は始解でしたね、ミスです！！
(；・ω・)】

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.79 )

日時： 2016/07/20 01:35

名前： 井伊の赤鬼 （ID: NX5CCS/.）

陰狼「クゥゥン…」一体のボロボロの陰狼が最後の力を振り絞り自分の『影』の中に軍師以外の全員を収納し走って逃げる…

軍師「私の能力を封印しそこねたのがアンタの敗因よ。『影を操る程度の能力』なら私が生み出した陰狼や餓者髑髏も持っているわ。それに『能力強制封印』は対象の能力名と本名を正確に知らないと発動しない。
私の能力は正確には『影を操る程度の能力』じゃないし本名も忘れちゃったから初代にすら教えてないもの」

大悪魔を蹴散らし満身創痍の餓者髑髏がヴァルターの左腕を『影』を纏った薙刀で切り落とすと同時に崩れ落ちる

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.80 )

日時： 2016/07/20 01:53

名前： 絶望の使徒 （ID: aVnYacR3）

ヴァルター『フフフ・・・そうか・・・
それは助かったよ。
では、先ずは君を消してから彼らを追うとしようか。』

【暗黒禁術「タナトス」】

ズオオオオオオオオオオオオオオオッ

ヴァルターが相手の説明を聞くと、不敵に微笑みながら、両腕が無いにも関わらず、軍師の左腕と刀を通じて軍師から凄まじい勢いで力と命を奪い始める・・・・

その影響により、蓬莱人としての不死性を維持させている魂の力も、元から存在している生命力や再生力も全てにヴァルターに流れてしまっている・・・・

そして、徐々に軍師の皮膚が干上がり、まともに立っていられるだけの力さえ失われ始める・・・・



ヴァルター『おっと、これが分身や幻影などでは無いと言う事は知っている。
そして、私の吸収に乗じて内部へ干渉する事も不可能だ。
そして・・・・・』

バキバキバキバキバキバキバキバキ

ヴァルターの切断された両腕の切断面から新たにヴァルターの腕が生えて来る・・・・・



ヴァルター『この通り、君から奪った力で私は完全治癒した。
幻想郷とやらが何処に在るかは知らないが、時間ならば幾らでもある、じっくりと虱潰しに探してやる。
もっとも、君は今此処で消滅する訳だから関係の無い話だがね・・・・』

ガッ

ヴァルターが力と命を奪われた軍師の頭を掴み、鋭い牙が無数に並んだ口と、蛇のような舌を見せ、目を狐のように大きく吊り上げ、口角を耳元まで吊り上げ、邪悪そのものとも言える禍々しい笑みを浮かべてそう応える・・・・




【あ、ちなみに、クロードや原作キャラ以外はストーリーに直接的な関係がないので、どのみちヴァルターによって消されてしまいます・・・
(；・ω・)

あと、ヴァルターの笑顔を想像するとかなり怖いです・・・・】



ヴァルター『先程の言葉を返そうか？
「詰み(チェックメイト)」だ。』

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.81 )

日時： 2016/07/20 04:16

名前： 絶望の使徒 （ID: v2e9ZzsT）

【用語解説】


『奈落の五王』


人間が落とされる最下の地獄「無間地獄」よりも更に深くに存在する、神々や魔物が堕とされる闇の中の闇の世界「冥府」を支配する五体の王。

その歴史は非常に古く、世界創造後直ぐに生み出された、世界最古の悪。

「天空の七王」と同じく、絶対的な力を持っており、その力は、暗黒禁術を究めたヴァルターですら、一体も勝ち目がないと言う程。

スカーレット家初代当主にして、最強の魔剣士であったスカーレット卿はもともとは「奈落の五王」の一柱の「タルタロス」の右腕であった。

2万年前の現世侵攻の際に、愛を理解し、人間を守ると決めたスカーレット卿が「奈落の五王」を「現世の英雄達」と共に「冥府」に追い返した。

その後、スカーレット卿は戦いにより負った傷が原因で命を落とすも、その命を落とすその瞬間まで現世を「奈落の五王」の手から守り続けた。

しかし、スカーレット卿が死した事により、現世には再び「奈落の五王」の魔の手が伸び始め、悪が蔓延し始めた・・・・

そして、スカーレットの末裔の中にも、ヴァルターのように「奈落の五王」に近付こうとする者まで現れ始めてしまう・・・・

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.82 )

日時： 2016/07/20 10:32

名前： 井伊の赤鬼 （ID: NX5CCS/.）

軍師「(私の魂はまだ吸収され切ってはいない。なら…)

『暗黒禁術封印』」

自分の『不死』の魂を犠牲にヴァルターの暗黒禁術『モロス』を封じる

『不死』の魂を犠牲に封印した為術も『不死』。解除は不可能である…

【つまりクロードさんは初代の想いを色濃く受け継いでいるってことですねわかります】

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.83 )

日時： 2016/07/20 13:46

名前： 絶望の使徒 （ID: v2e9ZzsT）

ヴァルター『・・・ほう、それが君の最後の足掻きか・・・
なるほど、な。
だが、悲しいな、それは無意味だ・・・』

ズズズズズズッ

ヴァルターが軍師の力と命を完全に奪い去り、吸収し終え、消滅し始めた軍師を見下しながらそう応える・・・・



スッ

ヴァルター『残念だが、君一人の命で抑えられるほど、私の闇は弱くは無い・・・・
では、さらばだ初代に仕えし傲慢なる愚者よ。』

グシャッ

ヴァルターが力と命を奪われ、地面に崩れ落ち、消滅し始め、放っておいても消滅するであろう軍師に、無情にも追撃を加える・・・

大きく振り上げた左脚で軍師の頭を踏み潰し、トドメを刺す・・・・



【はい、ただ強さ的にはヴァルターが初代に最も近い訳ですが・・・・
(；・ω・)】

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.84 )

日時： 2016/07/20 14:03

名前： 絶望の使徒 （ID: v2e9ZzsT）

ヴァルター『(・・・やはり彼らが何処へ行ったのかを探知する事は出来ない、か・・・・
最期の最後にこの私の妨害をしたと言う訳か・・・)』

ズズズズズズズズズッ

軍師の頭を踏み潰し、魂すら残さずに消滅させたものの、肝心のクロード達の行方を探知する事が出来ずに、周囲に広げていた漆黒の闇のを力を再吸収しながら歯痒そうにそう呟く・・・



ヴァルター『(・・・・レミリアから奪った力は少量だが、「穢れた破片」を覚醒させるためには充分な量だろう・・・
となると残りは・・・・)』

Re: 【東方】『紅い月と闇夜の死闘』 ( No.85 )

日時： 2016/07/20 15:14

名前： 井伊の赤鬼 （ID: MHTXF2/b）

【？？】

クロード「これで…完成だ。」

クロード達が『軍師』に指示された通り『幻想入り』の為の準備を完了させ
目の前の何もかもが紅い屋敷『紅魔館』にレミリアやここまでついてきた『生き残り』を屋敷に入れる

クロード「まさか『初代』がここまでの備えをしてあるとは…」

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