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【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【中文/キャラリセ/再募集】
日時: 2018/04/09 01:07
名前: 琉季 ◆nI0A1IA1oU (ID: 3edphfcO)

 初めまして、元・堕烙だらく琉季るきと云う者です。このスレは裏掲示板大人カキコ・なりきり掲示板にもあるスレです。皆様、宜しくお願い致します。

尚、種族・性別は偏りがないように此方の方で決めさせて頂きました!

プロフをお書きになる前の注意事項

・種族・性別は此方で決めているので親記に記入されている種族・性別以外でご参加出来ないのでご理解・御協力お願い致しますまた、両方の性別に変化へんげは出来ません。

・一人三役まで、種族が埋まったら随一追加します。バランス良くしたいので男女二人埋まったらまた男女一人追加すると云う感じになります。

妖蓮町ようれんちょうは現世にあるので、本来の姿と人間の時の容姿を書くようにお願い致します。尚、身長必須。

・このスレは日常・恋愛中心です。そして人間の真似事をしているため、人間のような生活をしていますが、携帯やゲーム機はありません、世界観を見てからプロフを作るようお願い致します

・プロフは400字以上で400字未満は参加できません、尚スレ主と他の参加者様も目を通すので分かりやすく馬鹿で理解力が乏しいスレ主にも分かるようにお願い致します。

・チートは無し・種族被り禁止で参加用紙は此方が呈示した参加用紙で書いて頂けると嬉しいです。尚、名前は和名で名字は無しでお願いします。

・募集は兄弟・恋人・姉妹の募集は禁止、恋人は話の流れで作って頂けると嬉しいです。また募集枠は三個まででお願いします

・予約は一人二役のみ、予約出来ます。予約してから一週間後になったら取り消しますので御了承・ご理解お願い致します
※【種族・性別】から備考までの項目で400字以上かを判断致しますのでご理解・御協力お願い致します


泥田坊どろたぼう(男) 
猩々しょうじょう(猿/男)
九尾きゅうび(狐/男)
鴉天狗からすてんぐ(男) 
犬神いぬがみ(男)
くび(首無くびなし)(男) _九曜くよう__スレ主 >>107
雷獣らいじゅう(男/鼠)
牛鬼ぎゅうき(男)
狂骨きょうこつ(男)
・ろくろくび(女) 
雪女ゆきおんな
座敷童子ざしきわらし(女)
夜雀やすずめ(女)
磯女いそおんな __碧瑶へきよう__(パンダ様) >>108
化猫ばけねこ(女) __舞桜まお__(スレ主) >>113 
玉兎ぎょくと(女)
雨女あめおんな
花妖かよう(女)
※女ってついてあるのは女ですから、男に変えないようにお願い致します←

世界観 >>01
参加用紙 >>02
注意事項 >>03
お知らせ >>106
スレ主のキャラ >>107 >>113
210字の見本(空白、名前、フリガナを除いての210字) >>05

今から募集開始します

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Re: 【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募集中】 ( No.82 )
日時: 2017/10/31 20:19
名前: 流沢藍蓮 (ID: GfAStKpr)

>>80 琉季様
 入れて下さりありがとうございます!
 うーん、特にこれと言ったイメージはございませんので、大丈夫ですよ。
 夏→暑い→暑い時に食べる和風のもの→蕎麦 となりました次第。詳しいことは全然考えておりません。】

Re: 【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募集中】 ( No.83 )
日時: 2017/10/31 22:14
名前: きなこもち (ID: Da9K.gCv)

>>80 昼前 玻璃/暁荘の階段付近】

彼女に立たせてもらい、玻璃はふらつきながらも、かろうじて立つことができた。

投げ掛けられた視線と表情から、自分が言葉を捉え違えたとやっと気づいた玻璃は、彼女の優しい心配の言葉を頭のなかでゆっくりと咀嚼した。

その間に、彼女は玻璃に自己紹介をした。
そうだ、六花、そんな名前だった。
玻璃は納得したというように相づちを打った。

そのあとに続いた心配の言葉に、玻璃はまたも首をかしげ、目を丸めた。
暁荘の住人だということは理解していたが、まさかここまで親切にしてくれると思わなかったのだ。

さすがに、そこまではさせられない。
そう考えた玻璃は、ゆるゆると首を振ると、目眩を感じながらも、彼女の手を離した。

その代わりに壁にもたれ掛かる。

「・・・食事、できるとこ。」

教えてほしい。

最後の方の言葉は、消え入るような声になってしまっていた。

そもそも、玻璃にはエネルギーが足りなくなり始めていたのだ。
そのせいか、いつもなら触れてすぐにでもほとばしるはずの静電気が、いまだその片鱗すら見せない。
それにこの暑さときたら、玻璃にとっては身体中を痛め付けられるよりも、もっと苦痛なものだった。

言い直す気力もないので、そのまま目の前の彼女を見つめた。
もしかしたら、全く伝わっていないかもしれない。

そのときはどうしようかな。
そう考えながら、彼女の反応を待った。




_
>>80 琉季さん
お優しいですね。
こちらとしても行きすぎないように努力させていただきます!
そうですね・・・無理だと認識できない程度に頑張ります!】

【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募集中】 ( No.84 )
日時: 2017/11/03 13:16
名前: 銀色の気まぐれ者 (ID: De6Mh.A2)

>>81

自分に話題がふられ、すこし動揺しながらも、そうですね、と
かえしてみる。

(蕎麦・・・あんまり食べないからな・・・近くに蕎麦屋あったっけ・・・。)

そんな事を考えながら、まわりを見渡す。今見る限りでは近くに蕎麦屋は
見当たらない。

「ところで蕎麦屋ってここらへんにありましたっけ?」

確認するようにそう聞く。そもそも銀は蕎麦屋にあまり行った事もないので、
どこにあるか、等は知らないのだ。

(ここらへんで知ってるところといったら・・・朱楽の居酒屋と茶屋位なんだよねぇ)

Re: 【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募集中】 ( No.85 )
日時: 2017/11/03 03:33
名前: 琉季 ◆nI0A1IA1oU (ID: rLG6AwA2)

>>83 六花 暁荘の階段付近】

 そんな彼、玻璃の様子に気が気じゃないようで依然として変わらない心配そうな眼差しで支えつつも見守り、自分の名を聞いて思い出したかは分からないが頷いた様子を見て何処の誰かは分かったようで、安心はしたものの

 少々お節介過ぎたらしく、首を左右に振られしまいには手を離されてしまう。

 当たり前ですよね、ほぼ初対面に近いのですし... と六花は思うも、流石に少し寂しいいや、悲しいと感じてしまうが、辛そうな玻璃を放っては置けず、ゆっくりした動作で自分の繋いでいた手を庇うようにもう片方の手で触れる。

 すると、壁に凭れた玻璃が消え入りそうな声で口に出した言葉にはっとしたように伏し目がちだった眼を開くも、食事出来る所なんてざらにある

 例えば、この暁荘の一階には喫茶店がある。さらに云えば商店街には蕎麦屋、鰻屋等の沢山の飲食店がある。一体何処の食事処を差しているのかにもよるが、商店街の食事処まで行けるのかも分からず、口を開いては閉じたりを繰り返した後に

「玻璃様、食事処は沢山ありますので....一番近いのは暁荘の一階にある喫茶店ですが、どうなさいますか?」

 サンドウィッチ、オムライス等の洋風な料理で軽めな食事がとれる喫茶店で菓子デザートも洋風だ。但しメインはお茶や暁荘の住民の交流をする喫茶店だから食事をする人はあまり居なく種類もそんなにないので、スルーされがちだが六花は、夏になるとよく利用することがある。

 その為、六花は一番近い食事処でもある喫茶店を進めた。わざわざ商店街に足を運ぶ必要がないのもあったのと具合が悪い人を無理させてはいけないと思ってのことだった

 喫茶店は朝から夕方までやっている。ただ、玻璃がもし違うのを所望する場合もあるため、決定事項ではなくあくまでも本人の意思を促すように一句一句はっきりと優しい口調で告げていた

 もし、喫茶店が駄目ならば商店街内にある食事処までお連れするつもりで、玻璃を心配そうに見つめる。


────
>>83 きなこもち様
 いやいや、優しくはないですよ、皆様の方が優しきです。
が、頑張って下さいませ!
 それは、駄目ですよ← 返すのが厳しかったら台詞とか変えますので気軽に言ってくださいませ!】

>>82 流沢藍蓮様
いえいえ!
分かりました!○○が名物とか、人気とか思い付いたら本文でも良いので書いてくださると嬉しいです、思い付かなかったら此方で適当に蕎麦屋の内容考えますね!
お答え下さり有り難うございます!】

Re: 【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募集中】 ( No.86 )
日時: 2017/11/08 16:59
名前: きなこもち (ID: Da9K.gCv)

>>85/玻璃/暁荘の階段付近】

喫茶店のことを教えてもらうが、玻璃は首をかしげた。

このあたりにある店はおろか、地形でさえ把握していない玻璃にとっては、それがどこにあるかなど、わかるはずもなかった。

基本的に部屋から出ないので、喫茶店のことも知らなかったし、興味すら抱くことがなかったのだ。

喫茶店という存在を探すかのように、虚空に目をさ迷わせた。

しかし、その瞳にそれらしきものが映ることはなかった。

実を言うと玻璃は、暑いから冷たいものが食べたいという、至極簡単なものしか望んではいなかった。

その、あまり大きくは思われない喫茶店に、ボリュームもあり、さらに冷たいものなどあるのだろうか。

玻璃は考えを巡らせるが、喫茶店にそんなものが置いてあるところは少ないだろうと思った。

では、この灼熱の太陽が燃えるようななか、飲食店まで歩かなければならないのか。

玻璃は目眩が次第に強くなっていくのを感じた。

それは、それは譲歩するしかないが、目の前の彼女_名前は六花だったか。_はもう昼食を済ませたのだろうか。

もし、済ませていないのならば、一緒に来ないだろうか。

ここまでしてもらったのは申し訳ないし、彼女の分の奢ろうかと玻璃は考えた。




>>85 琉季さん
どうでしょうか?

今のところは全然問題ないので、(というかたぶんないと思いますが)大丈夫ですよ!

>>94 琉季さん
修正しました!

お待たせしました。
よろしくお願いします!】

Re: 【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募集中】 ( No.87 )
日時: 2017/11/03 08:07
名前: 流沢藍蓮 ◆50xkBNHT6. (ID: GfAStKpr)

>>85
 では、季節の食材をふんだんに使った天ぷら蕎麦とか、名物にどうでしょうか?
 蕎麦屋の厳選した特殊なつゆを使って、とか。

 >>ALL
 済みません、私は諸事情により、明日から四日間ほどここに来られなくなります。もしかしたら一週間来られなくなる可能性もあるかもしれません。その間、どうするかはお任せしますが……。しばらく、留守にします。
 ……ご了承ください。】

Re: 【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募集中】 ( No.88 )
日時: 2017/11/03 11:07
名前: 琉季 ◆nI0A1IA1oU (ID: 5obRN13V)

>>84 朱楽 商店街にある茶屋】

 風恣の満面の笑みを見てしまうと後には引けなくなる。いや、そもそも皆が移動する前に酒屋に帰ろうとはしていなかったが、自分の発言が風恣にとっては、今すぐ帰ろうとしてたと見られてしまったんだろう。自分なりにそう機転を利かせたつもりだった

「ははっ、そうかそうか。 其処まで喜ばれちゃ同行するしかねえな」

 此方も先程よりは自然な笑みを浮かべて、結果オーライだと云う風恣に対して穏やかな口調で言う。

 そう言うものの、内心では、自分一人が欠けても若者たちで実りのある話が出来るだろうと。特にいつも顔を合わせている銀にとってはその方がと感じてしまうことは未だに拭えていなかった。

(それにしても、銀は何時もより大人しくねえか?) と朱楽はちらりと銀の様子を見る。

 流石にさとりでもないため、銀が何を思っているのか分からない。何時もより銀が遠くに感じるのは気のせいかと考えるが、何れにしても居心地が悪い。

 紫蘭が銀に声を掛けるが何だか芳しくはない、原因が分からないと銀が気になるものの風恣の無邪気な提案に気が削がれ 

「蕎麦屋か、そいつは良いなあ。 おじさんも賛成だ」

 風恣がまさか蕎麦屋と提案するとは思ってなく少し驚いたように瞬きを数回するも異論はなく紫蘭と同じように同意して、銀の発言に

「んー確か、多福が働いている八百屋さんの向かいが蕎麦屋だった気がすんな。 ま、此処は提案した風恣に着いていけば大丈夫だろうよ」

 がしがしと自分の頭を掻いて、うろ覚えなのか断定はしないで曖昧に最初の方を言って最後の方は風恣に対しても皆に対しても言うようにそんなことを告げて、風恣を見る。


──

>>84 銀色の気まぐれ者様
安価アンカー忘れてますよ?前の人のだけで良いのでアンカー付けて下さいませ】

>>86 きなこもち様
 えっと、はい....流石に朱楽と六花を同じ場所で皆様(五人)と加わるのは....厳しいです。高等技術は持ち合わせてないのですみませんが蹴って頂かせていただきますね; 
 流石に誰か話に入れないと云うことになりますので....ああでも、六花さん食べてないけれど其処まで送るのならば出来ます、俺が同じ場所で皆様と話すのが無理と云うことだけなので((

本当ですか!それは嬉しいです! 有り難うございますね!】

>>87 流沢藍蓮様
分かりました!そう書かせて頂かせていただきますね!

了解しました! お知らせして下さり有り難うございますね!】

Re: 【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募集中】 ( No.89 )
日時: 2017/11/03 21:08
名前: 流沢藍蓮 ◆50xkBNHT6. (ID: GfAStKpr)

>>81>>84>>88
 風恣:茶屋前】

 抱いてみてください、と言われ、おっかなびっくり風恣はキタキツネにそっと手を伸ばす。恐る恐る抱いてみたその身体はふわふわで温かく、艶やかな毛並みを撫でていると幸せな気持ちになる。
 風恣は動物が好きなのだ。動物の柔らかい毛並みが大好きなのだ。

「わぁい、ありがとう!」

 そっと触って満足したのか、風恣はキタキツネを紫蘭に返した。お礼とばかりにうちわで軽く煽いでやる。
 良かったですね、という彼女の言葉に、彼は元気よく笑った。

「嬉しいなぁ。みんなでお出かけだよっ」

 その後、彼が提案した蕎麦屋という案にみんなが賛成したのを見て、風恣はますます上機嫌になった。
 場所は知っている。彼が何回も悪戯を仕掛けたところのある店だが、あそこの天ぶらと特殊なつゆが絶品なのだ。しかも善哉ぜんざいなどのデザートもある。
 甘いものが食べたかったのならば最初からここにすればよかったかなぁと風恣は思いつつも、みんなをそこに案内するために元気良く先に立って歩く。

「ついてきてよ! すっごく美味しいんだからさぁ!」

 涼しげな青い暖簾のれんと風鈴の音。硝子細工の置物のあるのがその蕎麦屋の目印だ。ちなみにナスやキュウリなどの夏野菜は自家栽培らしい。
 風恣は、この美しい蕎麦屋が大好きだ。
 少し歩けば澄み渡った風鈴の音。風恣はよく馴染んだ蕎麦屋の店主に声をかけた。

「やっほ! みんなでお昼ご飯に来たんだよ!」

 中に入ったらあの名物の天ぷら蕎麦を紹介しようと、風恣はそんなことを考えていた。


【琉季様
 よろしくお願いいたしますm(_ _)m
 蕎麦屋についての説明を本文中で追加してみました。考えるの楽しかったです。外観についての追加設定、これでよろしいでしょうか?
※ 返信は四日後以降になるかもしれないですが。早くて三日後です。】

Re: 【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募 ( No.90 )
日時: 2017/11/05 11:17
名前: パンダ (ID: /HyWNmZ0)

>>61 琉季様
 何から何まで本当にありがとうございます。掛け合いの際は是非よろしくお願い致します!!
 そして氷屋の追加と素敵な設定までくださり嬉しいです!!氷屋さんによるの楽しみです←

 >>77 甘茶蔓様(←こちらで呼ばせて頂きますね!!)
 やった!!ご許可ありがとうございます!!
 はい!何とぞよろしくお願い致します!!ただ、遅筆なのものでして今後も返信が遅くなってしまうかもしれません。・・・・・・本当に大変申し訳ありませんっ。><;】

>>77 妖蓮商店街/碧瑶】

(急にかーっとなってグラグラするですって・・・・・・!?そんなに危ないものだったのね・・・・・・。そんなの絶対駄目よ。より気を付けてもらわないと!!もしなってしまったらきっと苦しんでしまうわっ。)

 何時ぞや誰かがそう言っていたのをたまたま覚えていて口に出したものの、実際どういうものか知らなかったため危機感を改めて感じブルリと身震いしてから碧瑶は自分の無知さ加減を呪った。
 何故あの時、夏バテが酷くなったものと簡単に考えて心の隅に追いやってしまったのだろうか。あの時にもっと詳しく聞いたら何か予防策も聞けたのではないか。
 そんな事を思いながら碧瑶は衝動的に口を開いた。

「多福ちゃん、涼しくなるまでは本っ当に気をつけてね?それと無茶はどんな時もしないでちょうだい。」

 自分より熱中症に対し知識があり、しっかり者の多福のことだからもう十分に気をつけているし対策も取ってあるかもしれない。それでも碧瑶は何かが言いたかった。
 いつも真摯に一生懸命物事に取り組むことはなかなか出来ることでもないし尊敬しているのだが、それで倒れてしまわないかひどい心配に襲われたからだ。
 何よりあのはつらつとして可愛い笑顔が見られなくなるのも、熱中症で苦しむ姿を見るのも、碧瑶が耐えられそうにもなかったからだろう。

 どうやって心配を言い表そうかと思いあぐねていたが、多福の発言により彼女の思考は嬉しさと幸せで埋め尽くされそれどころではなくなった。それはそれでかなり問題なのだが。



「まぁ、そうなの?それは素敵な運命だわっ!!」

 まさか彼女も今からお昼で鰻を食べようと考えていたとはなんたる偶然だろうか。
 そして、力強く何度も頷いてくれて、大きな瞳を輝かせながら運命と言ってくれた多福の優しさとその後に照れ笑いを浮かべた彼女の可愛らしさにときめき、ついつい飛びつくように多福を抱きしめてしまった。
 ただでさえ感情の赴くままに抱きついてしまう碧瑶だが、その中でも多福は一二を争う回数で抱きしめてしまう相手だ。自分より少し小さい多福は自身の体ですっぽりと包み込むように抱きしめるため、なんとも言えない幸せを噛み締めることが出来るからだ。

「・・・・・・あ、ごめんなさい。つい嬉しくって・・・・・・。」

 しかし日傘を持ったままの多福に遠慮無く抱きしめたために日傘の陰が彼女からずれてしまい、肌が日に当たってしまっていた。
 その事に気づくと急いで申し訳なそうに眉を下げながら微笑み、名残惜しさを隠しながら多福から離れた。
 彼女が肌、というか首の白さを自慢にしておりそれを維持するためにどれほど心を砕いているか知っている。そしてその肌の美しさもよく知っている。それなのに自分の感情のままに行動してその努力の邪魔をしてしまうなんて子どもみたいで恥ずかしくなる。彼女の前では余裕ある大人の女性でいたいのに、と。

(嗚呼、なんて綺麗で強い眼。本当ここまでまっすぐに見つめ返してくれるのって幸せよね。それにしてもとっても真剣な顔ねぇ・・・・・・もしかしてちょっとお高めなのかしら?)

 ゆるり、と目を細めながら多福の眼をじっくりと見つめてしまう。強い眼が好きな碧瑶にとって今多福が神妙な顔ながらも日差しを吸収してより力強く光っているように見える眼がなんとも魅力的に映り息を呑むほどに美しく感じる。
 その美しさに気を取られているせいで、多福の神妙な面持ちの理由がかなり見当違いなものなっていることを彼女は一切気が付いていない。それでも多福を安心させなければと思い、碧瑶はまた頭を働かす。多福はやはり満開の花のような笑みが似合うから。

「安心して?お金は多めに持ってきてるからちょっと高くても大丈夫よ。だから多福ちゃんのお勧めのお店に連れて行ってくれる? ね、お願い。」

 日傘を持っていない方の手を両手で包むように握り、茶目っ気たっぷりの笑みを作った。

Re: 【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募集中】 ( No.91 )
日時: 2017/11/05 07:35
名前: きなこもち (ID: Da9K.gCv)

>>88 琉季さん
琉季さんの事情を考慮できなくてすみません。
皆さんとも絡みたいのですが、今は六花さんとのやりとりを続けていてもよろしいでしょうか?
もしお許しいただけたら、先程の入りの部分を編集させていただきます。
昼食もご一緒させていただけると幸いなのですが・・・。
諸事情により、こちらのほうも確認できておらず、返信も遅れてしまいました。
なにかとほんとうにすみませんでした。】


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