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【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】
日時: 2022/02/19 21:03
名前: 浅葱 (ID: L7bcLqD7)

君を主人公に据えた、舞台を作ろう。

—————————————

非日常系選択制?のなにかのスレ。
色恋に発展するか否かは参加者様の御希望次第。
世界観はステージにより変化。
大抵は作者の嗜好が反映された厨二系世界観です。
場合によってはショッキングな描写が出てくるので、そういったものが苦手な方は注意です。
また、もし描写が過激との御指摘などがあれば、大人カキコさんに移転するかもしれません。

世界観、ステージ及びキャラ選択>>1 >>2
キャラシート>>3

参加者データ
シャード・ナイト☪︎*。꙳ 様 >>7
氷水飴 様>>9

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Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.51 )
日時: 2022/02/23 00:03
名前: 氷水飴 ◆.KpflF0C4w (ID: iQk5t9Pn)

>>50

「ふーん・・・」

神様なんざ居ねーのに、何を祈ると言うのか。

「いや、寝る時に黙ってくれるならそれでいい。殺されたくはねーし」

適当に座る。
硬いがまあどうしようも無いだろ。

Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.52 )
日時: 2022/02/23 07:44
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: NdcMw1Hu)

>>47

「はい」
 こくんと頷きつつ、二人の後ろ姿を見守る。
 皿にのせるときに一つだけ取り分けていたものを食べ終わると、ラップにかけていたお皿を持ち上げ、研究材料の子たちがいる部屋に行く。
「朝ご飯ですよ」
 そう言って微笑み、お皿を置く。
 何人かはまだ寝ているけれど、半分は起き上がり、ご飯を取りに来る。
 その寝ている何人かを起こして回っていると、小さな女の子が僕の服の袖をつかんだ。
「? どうし……」
「帰りたい……お母さんに会いたい……」
「……ごめんね」
 そう言って手をやさしく袖から外すと、ほかの子を起こし、その部屋を後にした。

case-01 / Alma - prisoner ( No.53 )
日時: 2022/02/24 19:28
名前: 浅葱 (ID: UXIe.98c)

>>51

「ン。マ、寝る時に黙るとは限らねェけどな。」

 カナンはメルロをちらと見遣り、欠伸を零す。
 コンクリートの床は、当然固く冷たい。それは壁も同様で、壁にもたれかかったカナンはその冷たさに少しばかり身体を強張らせた。
 檻の中には布団や家具は無く、部屋の隅に襤褸の囚人服が寄せられているだけだ。カナンはそれを一着手に取り、囚人を自分の肩にかけて目を閉じた。
 カナンはメルロの声を気に留めず、そのまま休息を取る。向かいの檻から「うるせぇ!」という怒鳴り声と共に靴を投げつけられたが、カナンは目を開けることも眉を顰める事もなく、心地よい微睡に身を委ねるのみだ。

case-02 / Rapunzel - assistant ( No.54 )
日時: 2022/02/24 19:42
名前: 浅葱 (ID: UXIe.98c)

>>52

 ラプンツェルはいつも通り肉食の少年少女達に餌を与えている。解凍された鼠を彼らの口の中に放り、動物のようにそれを貪る美貌の少年少女達を、薄い笑みを浮かべながら眺める。途中妖精少女に飛び掛かろうとした蝙蝠少年を長い足で蹴り飛ばし、煩わしそうな視線を向けた事も含め、大凡いつも通りの風景だ。

「蝙蝠の、あの子。ワタシの髪を持っているアナタに、飛び掛かろうとしましたね。」

 ラプンツェルは自身の顎を撫で、蹴りを受けくったりと床に座り込む彼を見下ろす。

「そろそろ、これも処分した方がいいですね。ミチェを呼びましょう。いつも通り、彼に処分してもらうのが一番いい。」

Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.55 )
日時: 2022/02/24 21:29
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: NdcMw1Hu)

>>54

「ラプンツェル様、こちらは終わりました」
 そう言いつつ、近寄る。
 表情を見て、少し眉をひそめ、口を開く。
「何かございましたか?」

Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.56 )
日時: 2022/02/24 22:18
名前: 氷水飴 ◆.KpflF0C4w (ID: iQk5t9Pn)

>>53

「ゲッ、マジか」

めんどくせえな・・・変な時間に起きて、寝不足とかあり得るぞ・・・
ナギサに交代はさせたくねーし・・・思わず、ため息が出る。

フッと、隅に襤褸の囚人服があるのに気づく。
「なあ・・・あれは」

聞こうとした時に、カナンが手に取り肩にかけるのが見えた。なるほど、毛布代わりか・・・
自分も立ち上がり、その服を手に取る。
無いよかマシだけど・・・ぜってえ尻が痛くなるし、座布団にするか・・・
鉄格子に近い場所に、服を出来るだけ厚く折り畳み置く。
靴を投げられたが、笑顔で中指を立てるだけに留める。うるせえのは、こっちもだから我慢しろ。
そして服の上に座り、目を瞑る。祈ってるのを子守歌と思えと言われても無理だな・・・ラジオ程度で考えるか・・・

case-02 / Rapunzel - assistant ( No.57 )
日時: 2022/02/25 21:48
名前: 浅葱 (ID: CQpl5v/2)

>>55

「あゝ、それは結構。それに、いいタイミングで来てくれました。丁度キミを呼ぼうと思っていたのですよ。」

 ラプンツェルは薄い笑みを浮かべ、あなたの方に手を置く。冷たい手はそのままあなたの喉仏をなぞり、顎を持ち上げる。
 ラプンツェルの空のような青い目は、冷たい光を湛えて細められている。蝙蝠少年はそれを見てあなたを睨みつけ、蝙蝠のようにきぃきぃと鳴いて不満を露わにしている。

「あの子はもういりません。いつものように、地下の溶解液で溶かしておいてください。」

 ラプンツェルはあなたへ指示をしながらも蝙蝠少年へと近づき、そのまま彼の頭を容赦なく蹴りつける。長い足で蹴られた少年は胸がざわめくような悲鳴を上げ、地面に伏せたままくったりと動かなくなる。時折きうめき声をあげて身体を弱々しく震わせるが、自力で起き上がり動く事は出来ないようだ。

case-01 / Alma - prisoner ( No.58 )
日時: 2022/02/25 21:59
名前: 浅葱 (ID: CQpl5v/2)

>>56

 カナンもメルロもあなたの言葉に反応する事はない。カナンは休息をとる事を優先し、メルロは相変わらず何かに祈っている。
 しかし、あなたが——正確には、あなたの主人格が、と言った方がいいのだろうか。あなたがここに来た時に開けたドアが、ゆっくりと開く。ドアが床と擦れて音を立て、その隙間から何かがあなた達を伺っている。

 その音を聞いた途端、カナンはぱちりと目を開く。メルロは頭を抱えて亀のように丸まり、部屋の隅で震え、カナンは衣擦れの音も立たずにそろりとメルロの方へと移動した。
 二人は檻の隅の暗がりで、息を潜めて壁に背を預けている。先程はメルロに文句をつけていた向かいの檻の囚人も、随分静かにしている。
 気がつけば、全ての檻を沈黙が支配している。水を打ったように静かなこの空間では、普通に呼吸しているだけでも、その音が気になる事だろう。

Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.59 )
日時: 2022/02/25 23:11
名前: 氷水飴 ◆.KpflF0C4w (ID: iQk5t9Pn)

>>58

扉の空いた音に目を開ける。
誰か来たのか?向かい側に居たカナンを見る。
メルロも黙ってる。
凄く嫌な予感がしている。息すらしてはいけないような、そんな雰囲気すら感じた。
早く鉄格子から離れなければ・・・

出来るだけそっと移動する。せめて影になる場所に移動しないと・・・何かが居る・・・

Re: 【選択制ストーリー系】××の為の物語【募集中】 ( No.60 )
日時: 2022/02/26 08:10
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: NdcMw1Hu)

>>57

「……仰せのままに」
 ニコッと微笑んでそう言い、頭を下げる。
 蝙蝠の少年を優しく抱きかかえ、部屋を後にする。
 廊下を歩いていると、肩あたりに、チクリと痛みが走る。どうやら、少年が嚙みついたようだ。
「大丈夫ですよ。痛いことはしませんよ」
 そう言って背中を撫でるが、段々と肩に込められる力が強くなる。
 ……かみちぎるつもりだろう。
「……ごめんなさい」
 口を大きく開け、少年の首に歯を突き立て、口を閉じる。
 声にもなっていない、小さい悲鳴をあげて、少年はぐったりと動かなくなった。
 首を離し、顔を見ると、気絶したようだった。
「おやすみなさい」
 そう言って、地下室に向かう。


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