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1-1 / 青息吐息 /7/23返信
日時: 2022/07/23 22:06
名前: 瀬 (ID: 7ZQQ1CTj)

 「人がいくら死のうと、星空は綺麗なままでした」

 「どうしたの?貴方の名前……は?」

 「出会いと別れは同じなんだよ」

 ____________

>>1)あらすじ
>>2)pf
>>3)補足

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Re: 1-1 / 青息吐息 <募集中> ( No.30 )
日時: 2022/05/10 22:41
名前: 瀬 (ID: 2fSLq59j)

>>28 水外/川付近)

「優等生さん、じゃなくて国崎葵。好きな風に呼んでくれたらいいよ」
「……どうせ今日限りなので」

 先程まで沈黙がただ続いていたが、彼が思い出したようにそう言った。
 そう言われてみれば、確かに彼の名は国崎だったような気もしてくる。
 そして、そう彼の方を少し見て返事をする。言葉通りの意味だった。どうせクラスが同じと言えど明日以降は話すつもりなどさらさらないから、表情を特に変えずにそう言った。
 ……そろそろ人肌恋しいけれど。

Re: 1-1 / 青息吐息 <募集中> ( No.31 )
日時: 2022/05/10 22:42
名前: 瀬 (ID: 2fSLq59j)

>>29 弥生/川付近)

「ありがと、嬉しい」

 彼は僕の言葉を聞いて悲しげな笑みを浮かべた。同情してくれているのだろうか。
 そして、彼がたった今ポケットから取り出した飴玉を受け取る。
 そう言えば、まだ兄の女遊びが激しくなかった頃はこうやって貰ったっけ。
 そうだ、兄にも連絡しなきゃ。衣食住はどうしよう、公園とかで寝るしかないのかな。
 そんな事を思い始めて表情が段々と暗くなる。

「……じゃあ、ありがとう」

 そう告げて、川から離れようと思った。
 今彼と一緒にいると迷惑を掛けてしまいそうだから。

Re: 1-1 / 青息吐息 <募集中> ( No.32 )
日時: 2022/05/11 00:33
名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: 0j2IFgnm)

>>30
葵side

「……どうせ今日限りなので」
「…そっか」

まぁ、今までの関係性を考えたらそうだろう。ただ同じクラスっていうだけで特別話したことがない、そんな関係だ。しかもこんな所で遭遇したので仲良くなる、だなんてなんだか胸糞悪い。
そんな心の声など分からぬようにいつもの笑みを浮かべては肯定せず否定もしなかった。

Re: 1-1 / 青息吐息 <募集中> ( No.33 )
日時: 2022/05/11 16:46
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: NdcMw1Hu)

>>31

 暗くなる表情。
 その顔が一瞬で脳に焼き付いてしまって、放っておいては、ダメだ、という感情が湧き出てくる。

「えあ、待って……」

 去ってしまうことを察知して、そう呟くように言う。

Re: 1-1 / 青息吐息 <募集中> ( No.34 )
日時: 2022/05/12 21:58
名前: 瀬 (ID: 2fSLq59j)

>>32 水外)

「…そっか」

 彼は静かにそう告げた。
 別に、彼と和気藹々と過ごす気なんて微塵もないのだけど。
 その言葉から気まずい空気が流れ始める。
 静かな夜に合っていた。

「…あ、ちょっとすみません」

 急にポケットに入れていたスマホから着信音がなる。そしてそう言って彼の元を少し離れた。
 見慣れない電話番号、警察とか弁護士とか、そこら辺だろうか。連絡先は教えたし。
 なにも疑いもせずに電話に出る、が、聞きなれた声が聞こえた。父親だった。
 俺は焦って電話を切った。鼓動が早くなって行って、変な汗をかいているのを感じた。
 母親なんかじゃなく、こいつが死ねばよかったのに。
 そう思いつつ、また優等生の方へ戻った。
 なにも悟られないように、

「失礼しました」

 と一言言った。

Re: 1-1 / 青息吐息 <募集中> ( No.35 )
日時: 2022/05/12 21:59
名前: 瀬 (ID: 2fSLq59j)

>>33 弥生/川付近)

 彼に呼び止められ、不安げな表情を見せる。
 が、ほぼ他人の彼には迷惑なんか掛けられない。そう思う。

「…ど、したの?何か言い忘れた事とか?」

 そうして、そのままそう言う。
 作り笑顔、というものは諦めていた。

Re: 1-1 / 青息吐息 <募集中> ( No.36 )
日時: 2022/05/13 07:46
名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: 0j2IFgnm)

>>34

「失礼しました」

どうやら電話が掛かってきたようで立ち上がってスマホを片手に少し離れた筈の彼が割とすぐに戻ってきた。電話が来たのは確かだがそれにしても早すぎる。平然とそう言う彼の表情も何かを隠しているような、そんな気がする。やはり色々あったのだろうな、なんて思いながらも笑顔を浮かべて「いいよ、全然」とだけ呟いた。

「……でも本当に大丈夫?」

ふと零れていたのはそんな言葉だった。これが本心なのか、偽った自分が言ったことなのすら分からない。

Re: 1-1 / 青息吐息 <募集中> ( No.37 )
日時: 2022/05/13 19:29
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: NdcMw1Hu)

>>35

「……えと、さ……」

 引き止めたはいいが、この先を何も考えてない。
 えっと、とりあえず……。

「俺に出来ることあったら、さ。いつでも言って」

Re: 1-1 / 青息吐息 <募集中> ( No.38 )
日時: 2022/05/13 23:50
名前: 瀬 (ID: 2fSLq59j)

>>36 水外)

「……でも本当に大丈夫?」
「…え」

 不意にそんな言葉を掛けられて驚く。そして、いつもとは声色が少し変わっているような気もして。
 正直に言うと大丈夫じゃない。また、父親と過ごすあんな日々に逆戻りしてしまうと言う恐怖と、母親が死んだと言う悲しみと。様々な感情がまた込み上げてきて唇を噛み締める。

「大丈夫になるには3年くらい掛かりますかね」

 そして、大丈夫か、と言う問いかけに対してそう反応する。
 大丈夫じゃない、なんだかなんて言いたくなくてそう回りくどく、今にも泣きそうな顔を隠しながら言う。

Re: 1-1 / 青息吐息 <募集中> ( No.39 )
日時: 2022/05/13 23:51
名前: 瀬 (ID: 2fSLq59j)

>>37 弥生)

「…ぁ、えと、」

 いつでも頼ってくれ、その言葉を聞いて、今しかないな、と直感が告げた。
 そして、厚かましいとも思いながら、必死に言葉を紡いで言う。

「あの、…さ、その、ごめん、泊めてくれないかな」

 そう言い切ってしまった後に、「ごめん、無理だよね、急に…」と付け足す。


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