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- 【〆】中編〜長編の小説書きます。
- 日時: 2016/05/01 23:55
- 名前: 銀竹 ◆4K2rIREHbE (ID: C8ORr2mn)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=16085
はじめまして、あるいはこんにちは!
前は狐と名乗っておりました、銀竹と申します^^
なんか色々書きたいなーとか思い始めたので、ちょっとその衝動に任せてこんなスレを立ててみました(笑)
要は、「完結までの物語は決まってるけど、書くのめんどくせえや!」っていうお方がいらっしゃいましたら、その物語を銀竹に書かせて頂けないでしょうか?っていうスレです。
面白そう、と思って下さった方は、大変お手数ですが以下の注意書きをお読みください。
〜注意〜
・銀竹の拙い文章力、作風(参考:上記URL)でもいいよ!という寛大なお方でお願いします。
・銀竹は現在複数掛け持ちしてますので、更新頻度は亀になる可能性大です><
申し訳ありませんが、優先するのは自分の作品にさせて頂きます。
・提供して頂く物語は、できるだけ詳細まで決まっているものにしてください。
「こう始まってこう終わるんですけど、それまでの過程は全然決めてませーん」って言われると、ちょっと困ります(笑)
・「これは銀竹的に書きづらい物語だ……」と思ったものは、失礼を承知でお断りさせて頂くことがあると思います( ;∀;)
偉そうに何言ってやがる、と思われるかもしれませんが、決して皆様の物語が面白くないというわけではありません。
完全に銀竹の好みの問題です。
・ジャンルは絞らないでおきますが、銀竹は剣と魔法の異世界ファンタジーが好きです。
ファンタジー以外でも面白いと思ったら書かせて頂くかもしれませんが、多分ファンタジーが良いです。
シリアスだとかほのぼのだとかは、割とどういう感じでも好きです^^
・中編〜長編とは書きましたが、できれば中編寄りがいいです(笑)
第4編まであるんです……!と言われるとちょっと厳しいかなと思います(;´Д`)
以上の注意を読んで、それでもOKだよ!という方は、次のシートにご記入頂き、ご連絡下さると嬉しいです^^
………………………
物語の題名「」(決まっていれば)
物語のジャンル・書いてほしい板「・」
物語のあらすじ「」(まだそこまで詳細に書かなくても良いですが、世界観と大方の設定、完結の仕方は書いて下さい)
物語の見どころ「」
主人公の名前「」
執筆する上でどこをこだわってほしいか「」
備考「」
………………………
どれくらいの方々にお越し頂けるか分かりませんが、書いて下さったシートの中から、個人的に書きたいと思ったものをいくつか選ばせて頂いて、そこから更に詳細を聞いたりして、最終的には1〜2作品ほど執筆させて頂きたいなと考えています。
なんだか色々と上から目線っぽいルールが多くなってしまって申し訳ないです(;´・ω・)
引き受けたらちゃんと書くつもりなので、どうぞよろしくお願い致します(*´▽`*)
- Re: 【募集中】中編〜長編の小説書きます。 ( No.1 )
- 日時: 2016/04/17 02:53
- 名前: 月白鳥 ◆8LxakMYDtc (ID: ZExdpBCU)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode=view&no=7
物語の題名「可能性の魔法使い」
物語のジャンル・書いてほしい板「魔法多めのファンタジー・複ファジ板」
物語のあらすじ「(一応URLのスレにも同じようなことが書いてます)
・ 魔法あり、剣あり、銃ありのややレトロめなファンタジー世界。中世よりは大分進化したものの、技術レベルは現代より低く、車や電話と言ったものは今のところ机上の空論レベルと言った所。武器はリボルバー式の拳銃がとても特殊な層で使われている程度です。
・ 幻獣類は登場しません。いるらしい、とは言われていますが、この時代にそれを見ることが出来る目と力を持った者は存在しないようです。
・ 「超常現象を起こす技術、または起こった現象」のことを、作中では魔法と定義してありますが、本質はむしろ超能力に近いです。そのため、定型化された呪文や陣と言ったものが存在しません。
・ 魔法使いであることは体質とほぼ同値。先天的に素質を持っている人も居ますが、この世界では後天的な要因(暴走した魔力への曝露)で魔法使い体質(仮)になる人の方が圧倒的に多いです。尚、魔法使い体質を得るのは人間だけではなく、主人公のような獣が持つことも十分にあり得ます。また、魔法使い体質になると加齢が止まったり寿命が延びたりと、余計な特典が付いてくることがあります。
・ 本編の主人公は、後天的な要因で偶然魔法使いの素質を手に入れたカラスと、その弟子のハヤブサです。カラス君も元々は人間の魔法使いに弟子入りしていたのですが、師匠の女性は五百年以上前、自身の故郷を守る為に挺身し亡くなっています。
・ カラス君自体の実力は世界中の魔法使いの中でもトップクラス。威力と範囲に掛けては右に出るものは居ないと噂されるほどの大魔導師です。弟子のハヤブサ君は残念ながら魔法の爆発力にあまり恵まれなかったものの、高い制御力を生かしてサポート役をしています。
・ カラス君の本編での目的は、上述した師匠が遺した七つの『宿題』を全て終わらせること。師匠が大雑把に理論と結果だけ提唱して弟子にぶん投げた魔法を、カラス君が実際に発動することが出来れば宿題は完了です。師匠はカラス君の扱う魔法の癖や性質をよくわかった上で宿題を出しているので、理論上彼は全ての宿題を成し遂げられるはずです。
・ 宿題内容は「1.離散結界(解決済)」「2.空間転移魔法(解決済)」「3.天候操作(=超広範囲魔法)」「4.パラレル軸からの幻獣召還」「5.代償のない蘇生魔法」「6.“理”を覗き見る方法」「7.魔法使い体質の消滅魔法」の七つ。7へ近づくにつれてどんどん難しく、また危なくなっていき、最後の宿題は託した師匠自身も「命が惜しいなら発動しなくていい」と遺すほどの危険な魔法です。
・ 最後について。最終章にて、カラス君は幾度かの生命の危機と世界の存亡を迎えつつも、全ての宿題を完遂するはずです。尚、その際にカラス君は「自分が魔法を使うことは、いつか星の怒りを買う」と言って、宿題の完遂と同時に魔法使いたることを完全に止めてしまっております。
・ カラス君が魔法使いをやめてあっけなくBADEND——ということはなく。魔法使いを辞めてふぬけたカラス君の元へやってきたのは、手紙を携えた一人の配達人。配達人から渡された手紙には曰く、「宿題コンプリートおめでとう! さあ、八つ目の宿題をお前に与えよう!」の文字。あれ?
・ 師匠から弟子へ、五百年ぶりに託された宿題は「人並みに誇れる程度の豊胸魔法」。「はあ?」とカラス君が首をひねり、沈黙し、そして笑い転げる所で、物語終了です。
・ ちなみにカラス君、豊胸魔法を一応探してみたようですが、師匠の寂しいお胸を見られるようにできるほどの豊胸は出来ない、と言う結論に達したようです。どう足掻いても宿題が達成できないというので、カラス君は結局のところ、魔法使いをずっと続けるハメになったとか……」
物語の見どころ「強くてニューゲームな性能のカラス君が、或いは体質レベルで凡才なハヤブサ君が、色んなキャラと掛け合いしながら少しずつ成長していく姿でせうか。
特にカラス君は「強いキャラが誰かの手で更に強くなる」キャラであり、その「成長しきって人間離れしすぎた強さ」と「知恵と技術を共有し合った人々の存在」が最終章への伏線になるので、此処の部分が欠けると小説の輪郭がぼけちゃいます」
主人公の名前「ジャック・ドゥ(Jack Daw/主人公のカラス君)/ロイ・フロウ(Roy flow/ハヤブサ君)」
執筆する上でどこをこだわってほしいか「物語自体はシリアスで悲惨なものも多いですが、全体的な雰囲気は軽薄でテンポよく進む方が主人公達っぽい文章かな、と思います。プロットと文章で正反対の雰囲気を要求するのはどうかと思いますが……(汗)」
備考「何か思いつき次第追加します」
- Re: 【募集中】中編〜長編の小説書きます。 ( No.2 )
- 日時: 2016/04/17 10:16
- 名前: 銀竹 ◆4K2rIREHbE (ID: C8ORr2mn)
月白鳥さん
最初にお越しくださったのが月白鳥さんとは……これは面白い(確信)
詳しめに書いて下さりありがとうございます^^
そ、そしてこれは……!雑談板で話題に出たカラス君の物語じゃないかぁ(*´▽`*)
>>1と、URLのスレ、そして以前書かれていた複ファの「可能性の魔法使い」、一通り目を通させて頂きました!
簡単にいえば、『(豊胸できる)可能性の魔法使い』ってことですよね……!
……嘘ですすみません(笑)
とりあえず、いくつかご質問させて下さい^^
・魔法あり、剣あり、銃ありのややレトロめなファンタジー世界。中世よりは大分進化したものの、技術レベルは現代より低く、車や電話と言ったものは今のところ机上の空論レベルと言った所。武器はリボルバー式の拳銃がとても特殊な層で使われている程度です。
→中世より進化している、とのことですが、完全に創作した異世界ってことで良いですか?
それとも中世ヨーロッパの舞台をある程度参考にした世界のほうがよいでしょうか?
・「超常現象を起こす技術、または起こった現象」のことを、作中では魔法と定義してありますが、本質はむしろ超能力に近いです。そのため、定型化された呪文や陣と言ったものが存在しません。
→超能力に近い、ということは、火を操る者、風を操る者、ジャックくんの場合は離散を司る者、こんな感じでそれぞれ一つの能力が与えられている、という考えで良いでしょうか?
また、凝集、離散の能力とは具体的にどんなものなのでしょう?
・魔法使いであることは体質とほぼ同値。先天的に素質を持っている人も居ますが、この世界では後天的な要因(暴走した魔力への曝露)で魔法使い体質(仮)になる人の方が圧倒的に多いです。尚、魔法使い体質を得るのは人間だけではなく、主人公のような獣が持つことも十分にあり得ます。また、魔法使い体質になると加齢が止まったり寿命が延びたりと、余計な特典が付いてくることがあります。
→魔法使い体質でない人の割合ってどれくらいなんでしょうか?
また、この世界で魔法使いとはどのような存在なんでしょう?
・本編の主人公は、後天的な要因で偶然魔法使いの素質を手に入れたカラスと、その弟子のハヤブサです。カラス君も元々は人間の魔法使いに弟子入りしていたのですが、師匠の女性は五百年以上前、自身の故郷を守る為に挺身し亡くなっています。
→カラス君、サイズとか姿とかもろカラスですか?
それともミミズク店主的な感じで人間っぽく立っちゃうカラスですか?
→七つの宿題をクリアしていく過程の物語は、ある程度決まっていますか?
また、先程魔法はそれぞれに与えられる能力に近いものだというお話でしたが、つまり与えられた宿題とは「新しい七つの能力の発現」って感じでしょうか?
・ちなみにカラス君、豊胸魔法を一応探してみたようですが、師匠の寂しいお胸を見られるようにできるほどの豊胸は出来ない、と言う結論に達したようです。どう足掻いても宿題が達成できないというので、カラス君は結局のところ、魔法使いをずっと続けるハメになったとか……」
→この終わり最高です(笑)
えっと、七つの宿題解決に奔走しているときもそうなのですが、ジャック君は魔法使いとして普段何をやっている鳥なんでしょう?
魔法使いっていう職業が確立されてるのか、それとも魔法使いとして軍に所属したり自由になんでも屋をやってる人がいたりするのか……。
・特にカラス君は「強いキャラが誰かの手で更に強くなる」キャラであり、その「成長しきって人間離れしすぎた強さ」と「知恵と技術を共有し合った人々の存在」が最終章への伏線になるので、此処の部分が欠けると小説の輪郭がぼけちゃいます
→ごめんなさい、私の脳では理解できなかった(笑)
カラス君は、強さ的には成熟してるけど、最終章までに内面も成長するってことですか?
「成長しきって人間離れしすぎた強さ」と「知恵と技術を共有し合った人々の存在」が、どういった伏線になるんでしょう(゜.゜)
→執筆させていただく場合、以前執筆なさっていた「可能性の魔法使い」ですが、書いてあるところまでは同じ展開にしたほうが良いですか?
それとも第零講から私のほうで新しく書いた方が良いですか?
- Re: 【ひとまず4.20まで募集中】中編〜長編の小説書きます。 ( No.3 )
- 日時: 2016/04/17 19:58
- 名前: 月白鳥 ◆8LxakMYDtc (ID: ZExdpBCU)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode
>>2
銀竹さん
返信遅れまして申し訳ありません、寝たり起きたりしてました(-ω-)<zzz
人に、しかも高レベルな小説を書かれている方に小説を書いてもらう機会なんてそうそうないので、大分前に消滅しかかっていた設定を引っ張り出してきた次第です(笑)
無粋を承知でマジレスするなら、この世界観に於ける『魔力』は「まだ形になっていない可能性の塊」のことなので、「可能性の魔法使い」とは無秩序な可能性を自在に操る奴等のことを全般的に指すあやふやなワードです_(:3」∠)_
後、文字数の影響とかで割愛していましたが、基本的に世界観は『タビドリ』と時系列違いの同軸に存在します。即ち、このお話の数千年だか数万年後の話を書いたものが『タビドリ』だったりします。
ジャックの宿題にあった「“理”を覗く」と言うのは、『タビドリ』に於ける守神の姿を見ることと同じようなもんだと解釈してくだされば幸いです。
では、質問にお答えしていきます〜。
>中世より進化している、とのことですが、完全に創作した異世界ってことで良いですか?
>それとも中世ヨーロッパの舞台をある程度参考にした世界のほうがよいでしょうか?
完全なる創作異世界、と考えてくださって大丈夫ですー。
街並みのイメージとしては、ナポリ辺りの下町をちょっと煤けさせたみたいな感じでしょうか。町長の政策により表通りの治安は完璧ですが、裏通りや郊外辺りは女の子が夜遅く出歩けない程度には危険な街です。
>超能力に近い、ということは、火を操る者、風を操る者、ジャックくんの場合は離散を司る者、こんな感じでそれぞれ一つの能力が与えられている、という考えで良いでしょうか?
>また、凝集、離散の能力とは具体的にどんなものなのでしょう?
火や風の辺りは、どちらかと言えば「得手不得手」と言った方がいいでしょうか。魔法使いは原則全ての属性を扱えますが、その中でも飛びぬけて「使いやすい」「得意である」と思う属性を延ばしているため、はた目からはそれしか使えないように見えているだけです。
ジャックやロイは満遍なくどの属性も扱えるように練習している(と言うか師匠にそう叩き込まれた)ので、大体何でも使えます。
凝集/離散と言うのは、魔力の放出傾向のことです。具体的には、魔法使いが実際に魔法をぶっ放した時、どんな挙動を取って相手に当たるかを示す言葉ですね。
「凝集」は魔法を発動させたとき、狙った一点に向かって一直線に飛んでいく性質のこと。狙撃銃のような単発・一撃必殺型の放出形態です。威力と制御力が離散型の魔法より高く、また相手に当たるまでにロスする魔力量が少ないので、魔法使いに対する負担は少ないです。ただし、相手に避けられると隙を晒すことになります。
「離散」は凝集の丁度反対、発動させると広範囲に拡散し、弾幕を張るタイプの魔法を指します。ショットガンとか爆弾、アサルトライフルみたいな感じですね。威力や制御力が低く、術者への負担が増える代わりに、多数の敵を相手にしたり動きを眼で追えそうにない敵に攻勢を掛ける時に有利です。
どっちのタイプの魔法が得意になるかは体質次第、大抵はどちらか片方のタイプの魔法しか使えません。
ロイのようにどちらも使える魔法使いと言うのもいるにはいますが、そういう魔法使いは殆どが器用貧乏で大成は難しいです。
>魔法使い体質でない人の割合ってどれくらいなんでしょうか?
>また、この世界で魔法使いとはどのような存在なんでしょう?
魔法使い:一般人=2:8程度。魔法使いは中々死なないので、数は少しずつ増えています。先天的に素質を持っている人はその内の1%程度、残りは全て「魔力の暴走」に巻き込まれた人から生まれた魔法使いです。
この世界に於いて、魔法使いは長生きして色んな知識や知恵を授けてくれる「長老」或いは「賢者」的な存在です。MagicianではなくWizardな感じでしょうか。少なくともジャックの住んでいる町では、一般人と変わらないか、やや優遇された存在と言えます。
ただし、技術を持ちすぎた故に他から爪弾きされたユーリや、長生きしすぎて自分の元居た群れが死んでしまい、結果的にコミュニティから弾き出されたジャックのように、必ずしもこの世界そのものが魔法使いにとって生きやすい場所と言うわけではありません。
尚、魔法使いにも魔法を使って良からぬことを企む悪党は一定数存在しますが、そう言ったよろしくない魔法使いを退治するのも魔法使いの役目です。
>カラス君、サイズとか姿とかもろカラスですか?
>それともミミズク店主的な感じで人間っぽく立っちゃうカラスですか?
もろにカラスとハヤブサです。余計な飾り羽が付いていたり、翼でものが持てるようになっているところ以外は他の鳥とほぼ変わりません。
尚、ジャックもロイもヒトの声はオウムのおしゃべりと同じ要領で出しています。なので、普通の鳥の声で会話することも可能っちゃ可能です。
本編中でそれに言及する必要は特にないと思いますが、原理が分かっている方がモヤモヤしないでいいかな、と。
文字数がそろそろ危ないのでスレを跨ぎますー。
- Re: 【ひとまず4.20まで募集中】中編〜長編の小説書きます。 ( No.4 )
- 日時: 2016/04/17 23:06
- 名前: 月白鳥 ◆8LxakMYDtc (ID: ZExdpBCU)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode
つづきですー。
>七つの宿題をクリアしていく過程の物語は、ある程度決まっていますか?
>また、先程魔法はそれぞれに与えられる能力に近いものだというお話でしたが、つまり与えられた宿題とは「新しい七つの能力の発現」って感じでしょうか?
途中でぶん投げてしまった設定なので、細部までは決めていないのですが……
全ての宿題解決に共通するのは、色んなタイプの魔法使いや、ヤバいあれこれとバトったり喋ったりして勝ったり負けたり喧嘩したりする時に、宿題に関する何かしらのヒントを得て少しずつ自論を改良していく感じでしょうか。最初の時点で、宿題の解決に必要な鋳型はすでに持っています。
そして、基本的にジャックやロイは暇な時かインスピレーションが湧いてきたときにしか宿題のことを考えないので、宿題の全達成は目的ですが手段ではありません。悪党な町長さんの悪事を阻止したり、時どき外部から流れてくる危ない奴の相手をすることが本筋になると思います。
ジャックの宿題に必要な技量と知識は、バトった相手から自分で学習したり、或いはバトルに参加した味方から切っ掛けを教えてもらったりすることで身に着けていくものです。
師匠の宿題については「新しい能力の覚醒」ではなく「能力を重ね合わせた産物」とでも言った方が確実ですかね。ジャックが元々持っている魔法の能力を同時に行使し、適切に組み合わせればその結果が手に入ります。
ただし、師匠はジャックに対し「どんな魔法になるか」と「どんな力を使えばいいか」しか遺していません……というより、師匠に残された時間ではそれが限界でした。
どの能力を、どんな順番で、どんな力加減で使うべきかについてはジャックと愉快な仲間たちの発想と技量に掛かっています。
ちなみに、師匠の宿題はとても難しいですが、既に達成した宿題を応用することで解決する部分も多いです。
例えば、空間転送魔法は離散結界の“結界を張る座標をミリ単位で指定する”技術、天候操作は転送魔法の“自分の魔力が及ばないような場所まで物質を転送する”というコンセプトそのものを共有しています。
また、パラレル時間軸からの召還/蘇生魔法/“理”を覗く魔法は全て、“複数の波長を重ね合わせて違う波長に干渉する”魔法がその根底の理論にあり、そのやり方は三つの魔法で共通しています。
>七つの宿題解決に奔走しているときもそうなのですが、ジャック君は魔法使いとして普段何をやっている鳥なんでしょう?
>魔法使いっていう職業が確立されてるのか、それとも魔法使いとして軍に所属したり自由になんでも屋をやってる人がいたりするのか……。
ジャックのお仕事は悪徳町長の監視役(非公認)兼街の警備兵(非公式)です。フリーターとも言いまs(ry
町長が良からぬことを企んだり、街の外から良からぬものがやってきた時、その事態収拾に当たるのがそのお役目ですね。
町長が大人しくしている間は、ユーリの所で手伝いをしているか、知り合いの魔法使いのところを点々としてその働きぶりを冷やかしているか、師匠の宿題について暇そうな魔法使いの所で整理しているかのどれかです。
ロイも大体そんな感じですが、彼は魔法使いである以前にハヤブサの群れのリーダーなので、秋ごろには町を離れて南の大陸に渡っています。
あと、魔法使いは「職業」というより「種族」と言った方が適切です〜。本編中でユーリが薬師をやっていたり、カイルや町長の腰ぎんちゃく(仮称:秘密警察)をやっているように、魔法使いはあくまで「魔法を使える奴等」のことを指す非常に大雑把な区切りであり、魔法使いは別に職を持って働いています。
またまた次のレスに跨ぎます。
長々とすみません(´・ω・)
- Re: 【ひとまず4.20まで募集中】中編〜長編の小説書きます。 ( No.5 )
- 日時: 2016/04/18 00:15
- 名前: 月白鳥 ◆8LxakMYDtc (ID: ZExdpBCU)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode
続きですー。
>カラス君は、強さ的には成熟してるけど、最終章までに内面も成長するってことですか?
>「成長しきって人間離れしすぎた強さ」と「知恵と技術を共有し合った人々の存在」が、どういった伏線になるんでしょう(゜.゜)
もうこの辺、あんまりにも眠すぎて半分寝ながら書いてた箇所です。支離滅裂な文章でまことに申し訳ありません(震)
なーんと言うべきか……
ロイは凡才、或いは落ちこぼれとさえ言うべき所からちょっとずつ一人前になる段階を描くのが筋ですが、ジャックを対象にして描くのは、「成長する」と言うよりは「自分の持っている力の意味に気付く」過程でしょうか。
ジャックは自分の強さを自分なりにきちんと解釈しているつもりではありますが、それは表面上の威力の話だけであって、その魔法がどれだけ世界の理に反したものかはまだ知りません。そして、それを当人が知らないことは魔法の暴発や、最悪の場合魔力の暴走を起こして街や世界を滅ぼす種にも成り得るものです。主人公の場合、魔法の威力が驚異的なので猶更危険です。主人公が気まぐれで街を消し炭にできるレベルじゃないとこのプロットは成り立ちません。
そして、そんな主人公がこの事実を思い知ることになるのは、師匠の六つ目の宿題たる「“理”を覗き見る」魔法を使った時。この時の体験が、「星の怒りを買う」と言って魔法使いをやめることになった一番大きな原因となります。
で、さっきから言っている「ジャックが扱う魔法のヤバい所」とは結局どんな代物かって話なのですが。
ジャックの魔法は、すなわち「地下に溜め込まれている魔力」に干渉して流れをせき止め、それを開放した際、せき止められた魔力が元に戻ろうとするときの爆発力を目に見える現象に変換するものです。無理やり例えるなら、人為的に地震を起こすような感じでしょうか。
しかしながら、地震が時に想像以上の損害、あるいは変質を人だけでなく地下の構造にももたらすように、ジャックの使う爆発的な魔法もまた、見えない部分にダメージを与えるものです。即ち、ジャックが魔法を使えば使うほど、力を無理やり歪められた「魔力の湖」にはよろしくない傷が付きます。
この「魔法を使う度に星にダメージが行く」点が、ジャックが現時点でまだ知らないことであり、同時に致命的な欠点です。
尚、ある程度であれば傷は自然に癒え、歪みは徐々に是正されますが、ジャックをはじめとする様々な魔法使いが同じ方法で魔法を使いまくった結果、与えられるダメージ量と治癒するスピードのバランスが崩れかかっているのが今の星の現状です。
最後に「知恵と技術を共有する者たち」のことですが。
正直な所、ジャックには協調性ってもんがあんまりありません。なまじっか自分がやたらめっぽう強いので、他人と協力して何かするより自分一人で強引に押し切った方が早いことの方が多いです。
が、彼は同時に、そんなに頭がいいわけではありません。魔法と言語だけは師匠からみっちり叩き込まれましたが、他の学問に関してはほぼからっきしと言っていいレベルです。特に、機械工学とか何それ美味しいのレベルで無知です。
そして、師匠が残した宿題には、魔法の知識だけではどうにもならないニュアンスや発想を使わねばならない部分が山ほどあります。それこそ機械工学の知識を使う部分も、実はあります。
彼に遺された宿題は、自分一人がどんなに頑張った所で決して良い結果にはならないものです。他者から力を借りることを覚えなければ、この物語はいつまで経っても終わりません。逆に、彼の周りに助力してくれる人が一人も居なかったら、この物語はいずれ悲惨な結末を迎えていたでしょう。
「大団円への発想には別の誰かの力もいる」
「自分だけで解決できる難問などどこにもない」
この小説では、ジャックの勇壮華麗なバトルの裏で、そんなことをひっそりこっそり描こうとしていた次第です。
>執筆させていただく場合、以前執筆なさっていた「可能性の魔法使い」ですが、書いてあるところまでは同じ展開にしたほうが良いですか?
>それとも第零講から私のほうで新しく書いた方が良いですか?
序盤にユーリさんと彼女の経営する施薬院のお話を出してくれれば、後はご自由に執筆してくださって大丈夫ですー。
ジャックは強いですがスタミナは人並み以下なので、ユーリさんにはしょっちゅうお世話になっています(笑)
それから、もう一つ。何処に書けばよいやらって感じだった設定ですが……
ジャック達が本編で使っている「魔力塊の歪みが戻るときのエネルギーを使う」魔法は黎明期のもの、つまりは古く未完成なタイプの魔法です。
本編で描かれることはなくていいと思いますが、この未熟で不完全な魔法は、『タビドリ』本編までの数千年でカタチを変え、借りる力の源を「魔力の凝っている場所」から、それを維持・管理する“理”——即ち守神に変えて、より世界に親和し寄り添う方向へ変化しています。
黎明期の魔法の形態を確立したのがジャックやその師匠ならば、そこに変革をもたらしたのもまた彼等。この世界の魔法の歴史には、常にジャックの影が見え隠れしているようです。
大体こんな感じです。眠くて書き損ねた部分は大体補完しています。
他にも何かありましたらお気軽にご質問くださいませ。
それでは、一旦失礼します〜。
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