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- 【長文/開幕】さよなら世界【募集中】
- 日時: 2015/09/25 23:10
- 名前: 緋織 ◆S2QRgg5fs2 (ID: mXDJajPZ)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs3/index.cgi?mode=view&no=16046
【↑は過去スレです。新規様も大歓迎です!】
「全て悪い夢だったら良かったのに」と言った人が居た。
舞台は非魔法世界、19世紀西洋にある国シチーリア。
銃の普及や警察組織の力によって治安が安定してきたと思われたその時、複数の犯罪組織が表舞台に立った。
恐喝や暴力により勢力を拡大したその組織を当然のように誰もが皆恐れた。
そして最も恐れていた事が起こった。
犯罪組織はそれぞれ『共存』を求めず、勢力を持った邪魔な組織を潰そうと国全体を巻き込み争いを始めた。
裏社会では毎日のように抗争が繰り広げられていたが、徐々に表社会にもその影響が出るようになってしまった。
争いを恐れる国民達を守る為にと警察組織も立ち上がり、それは歴史に残る争いとなった。
——美しさ、優しさ、優雅さ、完璧さ、そして名誉ある男、勇気ある人、大胆な人——
人々は媚びるようにその意味を込めた言葉で彼らを【マフィア】と呼んだ。
【このスレは長文となっております】
こんにちは、緋織と申します。
元はライと名乗っていたものです。
今回は長文、返信期間なし、というルールを加え前スレをリメイクさせていただきました。
さよなら世界を閉鎖し忘れていたばかりに、あちら側で反応できずに大変申し訳ありませんでした。
しかし、出入りしてくださった方々をみて、リメイクを決断しました。
※このスレは旧なりの「さよなら世界」というスレを再建したもので、前スレから約三年の歳月が流れています。ドールファミリーの壊滅、新勢力や新たな役職の登場等、勝手な変更点も多々ありますが、前スレで楽しんで下さっていた方には是非引き続き楽しんでいただければと思います。
また、このスレは2スレ目という事もあり、お友達の寝退さまと二人で管理させていただきます。キャラの承認やスレの編集等も私が不在の際にはお願いする事になると思いますが、ご了承下さい。
【ルール】
Ⅰ 荒らし、本体同士の喧嘩は禁止です。最低限のマナーは守って下さい。
Ⅱ 今回は長文スレとさせていただきます。最低650文字以上でお願いします。
Ⅲ 魔法や超能力、不死身等の設定は禁止です。一般的に入手不可能な武器の使用も禁止します。
Ⅳ 最強、超美少女・美少年設定はご遠慮下さい。直接的な描写でなければ問題ありません。
Ⅴ 恋愛は相手を不快にさせない程度。ギリギリの性的描写は構いませんがそれ以降は飛ばして下さい。
Ⅵ 相手が不在(落ち)状態の時に勝手に攻撃をけしかけたり、話を進めないで下さい。進行に狂いが生じる恐れがありますので一切禁止です。
Ⅶ ドッペル禁止です。長文なので何日以内に返信を〜というルールは設けませんが、完全に返信が止まり呼び掛けても本体からの応答も無い場合は新しく始めても構いません。
Ⅷ キャラの作成は一人三体までとさせていただきます。キャラを作り直す際は、消したいキャラを申告して下さい。
Ⅸ 記号の乱用や、あまりにも世界観を壊してしまうようなキャラの言動、暴走は禁止です。
Ⅹ 死ネタは理由とキャラ名をスレ主に申告して許可を得て下さい。許可なく勝手に死なせたりしないで下さい。また絡んでいる相手の了承も取って下さい。
【登場する語句の説明・各組織の名前や説明】 >>1
【役割と参加者様一覧】 >>2
【参加用紙】 >>3
- Re: 【コミッション】さよなら世界【スタート】 ( No.30 )
- 日時: 2015/08/14 09:58
- 名前: 佐鳥 (ID: LuHX0g2z)
【まだキャラ投下はしていなくってよ!!((( どうも、佐鳥ですbb
本題ですが新キャラ投稿において情報屋の枠が余っているようでしたら予約させてもらってもよろしいですか? ご検討宜しくお願いします<m(__)m>】
- Re: 【コミッション】さよなら世界【スタート】 ( No.31 )
- 日時: 2015/08/14 21:15
- 名前: 緋織 ◆S2QRgg5fs2 (ID: a0p/ia.h)
- 参照: http://秘書組をわちゃわちゃさせ隊
【秘書組】>>
「…! 珈琲楽しみです」
カーティスの言葉にエミリーは微笑むと控えめに笑ったカーティスをじっと見つめる。
コミッションは不定期だ。プライベートの時だろうか、いやきっとそんな約束は建前だけのものだろうとエミリーは推測をする。きっとカーティス自身多くの人に振る舞うのを好まない性格なのだろう。
エミリーはそう分析をする。マフィアである以上相手を知ることはとても大切であり、ましてや戦闘が不向きなエミリーはうまく相手と交渉するためにこの洞察力を手に入れたのだ。
そして少し残念そうに笑顔のまま目をそらすと姿勢を保ちながらボスたちを見つめた。なんだがダグラスさんから不穏なオーラが溢れ出している。普段の彼からは絶対に出さないであろう雰囲気にエミリーは小さく顔を青くすると二人への肯定の言葉など口に出す暇もなくボスがまた何か…?!という自問自答の世界にあわあわ入ってしまう。
そしてしばらくしてハッと顔を上げるとどうやらディアナ様が司会に名乗りだしダグラスさんがドールファミリー説明をしているところだった。
ボスは、とボスを見るとすごく不機嫌そうでエミリーは固まった笑顔を浮かべて、その視線の居場所を見つけられないままリーゼロッテの方へと向けた。
「…………」
エミリーよりも高い背に綺麗な長い髪。リーゼロッテは今まで見てきた誰よりも大人っぽく美しい女性だ。きっと誰もが目を奪われるだろう。
エミリーはすっと視線を落とすとぴくりと体をこわばらせる。目線はリーゼロッテのその豊富な胸でエミリーはすぐにその視線を外すと自分の胸の前まで手を挙げると、あまりにも成長していないその悲惨な胸に眉を寄せ不安そうな表情になる。
ボスやバーナビーにも散々言われたことがあるため自覚はしている。馬鹿にしてくる顔を思い出しエミリーは少しキレたような瞳でむすぅ静かに頬を膨らませる。
どうせこの人も…、と先ほどよりも鋭い視線をカーティスにきんっと向ける。カーティスにとってはかなり理解不明な行動だが胸に当てられた手を見ればすぐに察するだろう。
若干怒りを含んだ涙声でエミリーはつぶやいた。
「よ、世の中不公平です…」
【ボス組】>>
>>
「誰が陰険眼鏡野郎ですか。この白髪小僧」と内心かなりイラつきながらも笑顔を浮かべ未だなおほざくフィデリオにいい加減に黙れ、と言いたげに睨み付けると小さく舌打ちをした。
普段穏和を装っているダグラスがこんなにも感情を表に出すことはとても珍しく、きっと昔からの付き合いであるフィデリオだけが彼の怒りを表に出させる
「誰が振り回されただと…?」
次々と不快な言葉を並べてくる男にみるみるとダグラスの瞳が怒りに染まっていく。
情けない姿など晒したつもりは一度もない。嘘を交えて人を馬鹿にするのはフィデリオの悪い癖だ。リーゼロッテのことを公でもしてやろうかと思うが、それは自分らしくないと判断しダグラスは黙っていた。
それにフィデリオはまだ気づいていないようだがリーゼロッテの薬指には指輪がある。もちろん事情はわかっているつもりだ。
しかしフィデリオへあえてそれをうやむやにして口にした。やはりこいつは昔からソリが合わない。
「お前ほど哀れではないですよ。花嫁に恋をするだなんて」
そして少し落ち着きを取り戻し呟くと会議の進行をしようと口を開いたがそれは遮られた。
髪を弄ぶディアナの冷めた声。今のこれが恋話に見えるのだろうか。どうしようもない女だ。2人に向けて内心悪態をつくとダグラスは明らかにイライラしたようにため息をつく。
「帰りたければ帰ってもらっても構いませんよ? しかしそんな事をすればきっと、もう二度とそこには座れませんけど」
そんなことくらい分かってますよね、と馬鹿にするようにどこか上からの視線をディアナに降らせる。彼女の椅子は肉親から受け継いだものだと聞いたことがある。簡単にその座を退くことはないだろう。
「ドールファミリーは2週間に一度のサーカスを終えたそのすぐあとに一晩にして壊滅しました。潰れたテントと火薬の匂い。きっと対峙したのでしょう。しかし生きた人間は一人も残されていなかった」
この情報はディアファミリーが誇る情報網をもったものが掻き集めたもので間違いなどは何一つなかった。そして新しくできた警察の特別対策課。
この二つをつなげて推測をしたダグラスは先ほどとは違いいつもの笑みを浮かべながら言い放った。
少し遠回しな言い方だったがきっと理解くらいはしているだろう。
「俺は身柄を確保したんだと解釈しています」
>>27
闇医者に落ちたベアトさん…!!
とても素敵です
特に問題ないので登録しておきます!
>>28
新キャラありがとうございます
弟さんなのですね!イリアの方の変更も了解です
特に問題はないので登録しておきますね!
>>29
新キャラ感謝です!
ザカリーくんにエリオさんで思いっきりきり期待したいです((
特に問題はないので登録しておきます!
>>30
お久しぶりでっす(
情報屋のよやくですね!大丈夫でございまする!
予約しておきます。
キャラ投稿を心待ちにしてます!
- Re: 【コミッション】さよなら世界【スタート】 ( No.33 )
- 日時: 2015/08/16 02:48
- 名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: FGcintdM)
- 参照: 描写が息を引き取った(?
>>26 >>31
フィデリオはダグラスの顔を覗き込むように視線を向けたまま机に肘を付き、その場には似つかわしく無いような無邪気な笑みを浮かべる。こんな状況を心から楽しんでいるのは恐らくこの男ただ一人だろう。ダグラスがその表情を小さく歪める度に、彼は楽しそうに蒼い瞳を輝かせる。
しかし続くダグラスの言葉にフィデリオは一瞬だけ目を大きく見開くと、直ぐにその瞳を細めて眉を寄せた。
「……この俺が、そう何年も一つのモノに対して執着する訳無えだろ?」
吐き出された低い声に含まれていた怒気は、徐々にその空間を覆い尽くすように膨れ上がって行く。「お前なら俺の人間性は良く知ってんだろうが。なあ、ダグラス」と続けて言葉を投げたフィデリオは口元には笑みを携えたまま相手を睨み付け、鋭い目付きで彼を見据えるダグラスと視線を交わらせた。
一瞬にしてその場の空気が変わり、まるで時が止まったかのように全員が動きを止める。しかし時間だけが確実に流れて行く中、静まり返った部屋の中に、丁寧な口調の怒声が響き渡った。
視界の外に在ったもう一人の対峙者であるディアナが呆れ果てたように話し、更に二人を牽制するように机を蹴る。しかしフィデリオは初めからこうなる事が分かっていたとでも言うように一切動じる様子も無く、それでいて反省する気も無いようで冷ややかな笑みを浮かべると面倒臭そうに視線を落とす。
「……更年期ですか?女性が物を蹴るなんてはしたないですよ、姫様」
ディアナの行動に対して呆れたような溜息を大袈裟に吐き出して見せ、この部屋に入って来た時と比べて随分態度を変えた二人を満足気な表情で眺めながら再び足を組み直した。
「テメーら最初からその状態で来いよ。なぁ?せっかくの数年に一度の機会なんだ。……大体なぁ、今更態度を改めた所で俺達が仲良く話し合いなんざ出来る訳が無えだろうが」
先程よりは幾分か落ち着いた目付きで二人を見てそう皮肉めいた笑みを浮かべたフィデリオは、漸く本題へ促されると怠そうに机の上に突っ伏してその話に耳を傾ける。しかし壁の一点を見据えるその顔には珍しく真剣な表情を携えており、その瞳は僅かに細められた。
「……アイツら、か」
フィデリオはその新勢力に対して複雑な感情を抱いていた。自分はその場には居なかったものの、恐らく一度自分のファミリーが特殊対策課の相手と遭遇している。それは今迄の警察組織のやり方とは異なるもので、味方数人が犠牲になった上、その後暫くの間エミリーの様子が明らかにおかしかった。
定期的に新たな脅威が現れる事は当然の話で、フィデリオにとっての問題はむしろエミリーの方だ。彼女の過去を知っているフィデリオには大体の察しは付いていた。
暫くそのまま考え込んでいたフィデリオは上半身を起こして秘書達を一瞥し「帰るぞ、エミリー!」と突然声を張り上げて席を立つと、そのまま扉へと向かって颯爽と歩き始める。
元々、警察組織が何かしらの対策を講じて来る事は予想していた。今以上に大きな抗争が始まろうと、勝つのは自分達であり争う相手は変わらないと確信している。もう何年も続いている自分達の抗争の中に新たな勢力が出現した所で大した影響は無い。自分の敵は此処に居る二人、それ以外の何者でもないのだ。
「……まさか、今更手を組もうだとかそんなふざけた提案をする気はねえんだろ?」
扉の前で不意に足を止めたフィデリオは背を向けたままダグラスにそう問い掛けると、部屋の中央を振り返り「そんなヤツらより、いつまで経ってもくたばらねえテメーらの方が厄介だ」と二人に笑い掛ける。
そのまま秘書達の方へ視線を投げると「長々と付き合わせてしまって申し訳ない。お先に失礼するよ、諸君」と戯けて一礼し、顔に張り付けていた笑みを崩すと何処か憮然とした表情でその場を去った。
【相談した結果解散へ向かおうという事になったので、一足先に離脱させていただきます!フィデリオ氏が暴言連発で書いてる自分でも憎たらしくなってくるレベルだったのですが、本体は両ボスとも大好きですので……orz ← コミッション楽しかったです!お相手ありがとうございました!】
- Re: 【コミッション】さよなら世界【スタート】 ( No.34 )
- 日時: 2015/08/16 08:48
- 名前: フレア (ID: DgEDzvxC)
>>31>>33
2人の話に耳を傾けながら、からかえるネタがあれば覚えておこうと思っていた。とはいえ基本的にいつも通りであろう2人の暴言のやりとり、取っ組み合いにならないだけマシなのだろうが面白くはない。
いや、ダグラスがここまで怒りなんかを表に出すことは思い出してもあまりないから、珍しいもの見た気分ではいるのだ。後でカーティスとの話のネタにでもしておこう。
頬杖をつき髪を弄りながら一人でそう思っていたディアナは、いきなり振られた自分への言葉に少しばかり対処が遅れた。
帰れるわけがなかろう、わかっていて言っているのだから腹が立つ。誰のせいだこんなことを言っていると思っているのだ、なかなか言い合いをやめないガキみたいなお前たちのせいだろう。喉元まてま出かかったが、すんでのところで押し込んで口元に笑みを浮かべた。私が切れれば本当にまとめる人がいなくなってしまう。
「その目線、イラついてしょうがないからやめてもらえませんかしら?
そうですわね、座れなくなるのは大変困りますからここにいさせてもらいますわ。」
ニコッと、効果音がつきそうなほどいい笑顔を浮かべた ディアナは、背もたれにもたれかかって足を組む。ちょうどその時にフィデリオからの言葉があり、少しだけ言葉遣いが荒くなってしまったのは仕方がないといえよう。女性に向かって「更年期」などとひどいことを言った男に、今更態度を改めるつもりもない。
「あら、ひどい言いようですね。私はそこまで歳じゃありませんわよ.
..というか、その姫様ってからかっているのか知りませんけどやめていただけませんかしらね。聞くたびに虫酸が走って生きた心地がしませんわ」
そこまで言えば、同じようにため息をついた後に微笑む。目は笑っていないが、そんなのはいつものことだ。
「別に心底あなた方を憎いと思っているわけではありませんもの。
まぁ、仲良くできるとは思っていませんけどね。少しばかりは落ち着いたらどうですの、フィデリオ」
そう言って先ほどの笑みを消して苦笑すれば、話し始めたダグラスの言葉に耳を傾ける。そして全てを覚えておくために頭の中の苛立ちなんかを隅に追いやる。いちいちこんなことで仕事が疎かになってはたまったものじゃない、後でダグラスに聞くのも厄介だ。
新しい勢力、ドールファミリーの身柄の確保、あまりいい話ではない。それはきっとこの二人もわかっているのだろう、わかっていて問題はないと思っているのかもしれないが。遠回しな言い方をするダグラス、壁の方を見るフィデリオ。二人の様子を見ながらわずかに緩む口元を隠すよう小さな欠伸をすれば、ダグラスの話の締め括りを肯定するかのような相槌だけを打った。
「私はありませんわ。手を組んでもうまくいかないことはわかっていますもの。でも、あなた方二人ならうまくいくんじゃありませんの?」
声を張り上げて自分の秘書の名前を呼んだフィデリオを横目に見れば、ダグラスへの言葉だとわかっていてそう言う。きっと二人で話し合いになんてことはならないから、こっちの男も帰るであろう。
自分は一番最後にここを出よう、そう思いながらフィデリオの言葉に小さく笑えば、去っていく後ろ姿を見ながらこちらも言葉を投げかけた。
「フィデリオもダグラスも、あり得ないとは思いますけど新しい勢力に負けて捕まらないでくださいよ?...その首は私が頂くんですもの」
最後は随分と挑発的なセリフだったが、少し間が空いていたので言うつもりはない言葉だったのだろう。二人の姿を視界に入れて柄にもないことを言ってしまった、なんて思うがもう遅い。何も反応をせずに聞き流してくれと思いながら机につっ伏せば、思い出したように顔を上げて後ろを見る。エミリーとリーゼロッテ、二人の姿を視界に入れればこちらの視線に気づいているのかは知らないが軽く手を振った。心から、あの子たちのことはすごいと思っている。だからこその行動だった。
【了解しました!こちらもなんだか色々とすいません...てか二人の名前なんども言ってる気がする((
私もコミッション楽しませていただきました!また機会があればお二方に絡みたいものです(苦笑)ディアナはダグラスさんの次に離脱させようと思います、お相手ありがとうございました!】
- Re: 【コミッション】さよなら世界【スタート】 ( No.36 )
- 日時: 2015/08/18 14:17
- 名前: 時谷 空 ◆AdKeSZp7eg (ID: 0ZzzaL.w)
>>25>>31
「今度機会があれば皆さんに極上の珈琲を振る舞いましょう」
笑みを零しながら一礼するカーティスに、期待はしていなかった。どうせ、面倒臭がってそれをすることはないのだろうが。しかし、せっかくの申し出に失礼のないように「楽しみにしておくわ」とだけ返した。
視界に映る三つ巴のボス達をみるとファントムファミリーのディアナが仕方ないと司会に名乗りだしリーゼロッテはやっと本題か、と胸を撫で下ろすとこちらを不満そうに見つめる女の子の姿があった。
「どうしたの?」
と、彼女に何かしたかしら、と少し不安に思いながら苦笑いを浮かべるとエミリーの視線の先は胸元で彼女自身、手を自分の胸元に置いていたためひと目で何が言いたいのか把握した。世の中不公平だとどうしようもない怒りの色を見せる声にリーゼロッテは微笑ましく思った。可愛らしい怒りはリーゼロッテには理解できなかったが、欲しいものが手に入らない悔しさはわかるつもりだった。
そして思いついたかのようにエミリーの後ろにまわり、脇の下から手を入れそのまま胸元においている手の下に自身の手を滑りこませそのまま揉み上げる。
「そんなのすぐ大きくなるわよ〜まだまだこれからよ!愛しい人にこうやって揉んでもらえば成長早いってきくし?エミリーちゃんには意中の相手はいないのかしら?」
少しかがみエミリーの肩に顎を乗せニコニコと楽しそうに笑いすぐに揉んでいた手を止め定位置に戻ると、ごめんね、とハートマークでも語尾につきそうな言い方で悪戯をした子供のように笑うとすぐにしれっとした表情で何事もなかったかのように腕を後ろに組み、ダグラスらに視線を戻した。
すると顔を上げたディアナがこちらを振り返り手を振りこちらに気遣っているのがわかった。本当は優しい彼女のことだ、恐らくこの状況でリーゼロッテらを一番心配しているのはディアナだろう。それに応えるように控えめに手を振り返した。
(リーゼロッテから離脱するのもおかしいので退室の描写は入れていません。また解散への流れになってるのでざくざく省きまくりで拾える描写少なかったらすみません…!エミリーの後に離脱で行きます!)
- Re: 【コミッション】さよなら世界【スタート】 ( No.37 )
- 日時: 2015/08/19 16:46
- 名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: XWukg9h6)
- 参照: 修正完了したので弟くん投下します!
名前【ジェラルド=コルネリウス/Gerard=Cornelius】
年齢【20】
性別【男】
容姿【深海を思わせる様な蒼色の瞳を持ち、無造作に跳ねた白銀の髪は後ろで一つに結んでいる。兄のフィデリオと同様背も高く、紺色のスーツを着用している。元々兄に良く似た風貌をしていたが、身体の成長に伴い更に彼の姿に近付いてしまい、最早開き直っているようで伊達眼鏡は掛けていない。
武器は中期型のコルトパイソンと小さめのナイフを持ち歩いている。コルトパイソンは幼い頃に兄から渡されたもので、何度も捨てようとしたが結局捨てる事は出来ないまま今も愛用している。】
性格【明るく誠実で、若干生意気な面もあるが根は真面目。昔は根暗な性格で、フィデリオに良く馬鹿にされていた。以前よりは成長が見られ、多感な時期を経てすっかり落ち着いた様子。良く笑うようになり、ファミリーの人間達とは積極的に関わろうとしている。部下に対しても命令する、と言うよりはお願いするような形で指令を出すタイプ。部下を引っ張りながらも同じ目線に立ち、相手の気持ちを考えて共に成長していけたら、と考えている。】
所属ファミリー【Dear Family】
役職【アンダーボス】
過去【本名はジェラルド=ライヒヴァイン。幼い頃、兄であるフィデリオの行動を誤解してしまい一方的に縁を切った。その後ディアファミリーに身を置いて復讐のチャンスを窺っていたが、この三年の間に父親が生存していた事を知り、父親から過去の話や当時の話を聞き出したジェラルドは全ての真実を知る事となった。フィデリオから『親は自殺した』という偽りの過去だけを聞かされていたジェラルドは、彼があらゆる葛藤をひた隠しにしながら母親を奪ったジェラルドを一人で育て上げ、父親からも守り抜いていたという事を知り、今では感謝してもしきれない程の恩を感じている。しかし、お互いの為にもこのまま会わない方が良いだろうと考えている。
全ての事情を知りながらファミリーに置いてくれていたダグラスにも多大な恩を感じて絶対的な忠誠心を抱いており、父親を殺した際に過去との決別を誓っている。ブラッディファミリーに対してはただの敵ファミリーという認識だが、フィデリオともし直接対峙したらと思うとあらゆる感情に押し潰されそうになり胃痛に襲われるらしい。】
備考【ジェラルドの本名と過去を知っているのは彼のボスであるダグラス唯一人。ずっと偽名を使っていた為、ファミリーの人間達にはその正体はバレていない。しかし最近のジェラルドは兄と同じ声を持ち、更にボスになった頃の兄と同じ歳になり当時のフィデリオに酷似している為、過去のフィデリオを知っている人間からは何か意味有りげな眼差しで見られる事もある。アンダーボスという立場に居るお陰で直接何かを言われる事はなく、自分を信頼してその立場に置いてくれたダグラスには本当に日々感謝を募らせている。
恋愛経験は浅く、付き合いや仕事で女性と関わる事はあるが特定の相手と関係を持った事はない。告白されても断っているが決して恋愛に興味が無いという訳では無く、ちゃんと好きになってから付き合いたいから、との事。
三年前はクイーンレディの側近を務めていたが、その後アンダーボスに昇進した。】
サンプルボイス
「よっし、皆で早く仕事片付けて飯食いに行こうぜ!ボスには俺から言っとくし、な!……だから全員生き残ってくれよ?」
「いや俺お前みたいな奴嫌いなんだよ。あーダメダメ。昔の俺見てるみたいで本っ当腹立つ。生意気言う前にテメーがここに居る理由考えろよ。なぁ?」
「本当は、ちゃんと謝りたいんだ。でもソレって俺の自己満だろ?アイツが俺から解放されてアイツらしく生きてくれてんなら、それで良いのかなってさ、思うよ」
引継ぎか新規か【引継ぎです】
- Re: 【コミッション】さよなら世界【スタート】 ( No.38 )
- 日時: 2015/08/20 20:44
- 名前: ヰルマ (ID: 0NXasKQ3)
>>31 >>36
カーティスの申し出に二人は「楽しみにしておく」と返した。この人たちの事だからこれが空約束だと分かっているだろう。それでもそう返す二人は律儀だなと感じる。
ボス達はいつの間にかディアナが仕切る形で本題に入ったようだった。ダグラスの話す情報を聞いている時、隣から視線を感じる。不思議に思って見てみるとエミリーがこちらをキッと睨んでいた。
(……はあ? 何だコイツ)
想定外の事態に訳が分からず笑顔が固まる。
もしかして先程の珈琲の件だろうか。いや、そんな事を気にする性格ではないだろう。しかしそれ以外でエミリーの勘に触る事などしていないはずだ。そもそも大して言葉も交わしていない。まさかそれのせいだと?
思考を巡らせていると、エミリーの手が目に留まる。不思議に思って少し下に目線をずらすと、手は胸部へ当てられているのを見て合致がいった。そういえばエミリーがリーゼロッテの方を横目で見ていたのを思い出す。
(リーゼロッテと自分の胸比べて何してんだ。頭いいクセに阿呆なのか……。つか俺が睨まれる理由無いだろ)
そのまま無視して何事も無かったようにしたかったが、ここまで目が合っていると何も言葉を返さない訳にはいかなかった。「よ、世の中不公平です……」と怒気を孕んだ声音でエミリーが呟く。それに対して、残酷だよなと声に出さずに同感する。そして、どこかに貧乳好きは居るだろと慰めでも何でもない、寧ろ失礼極まりない事を考えた。
そんな時、リーゼロッテがエミリーの背後に回り後ろから「まだまだこれからよ!」と言いながら胸を揉み始める。わちゃわちゃとじゃれ合う二人を見ながら、何の感情も入ってない笑顔を浮かべつつさっさと帰りたいと再度思う。
「蓼喰う虫も好きずきですよ」
暫くしてリーゼロッテから解放されたエミリーにそう言葉を掛ける。フォローする事も考えたがカーティスが何を言おうとも不正解な気しかしなかったため、思った事を少し遠回し気味に言った。
- Re: 【コミッション】さよなら世界【スタート】 ( No.39 )
- 日時: 2015/08/21 23:04
- 名前: 佐鳥 (ID: LuHX0g2z)
>>主様
【時間が経って自分でも操れるかとても不安になってきたため、>>32のキャラのプロフは勝手ながら消させていただきました<m(__)m>>>35のフラヴィのプロフももう少し手直しさせていただきたいと思い、一旦消させてもらいますです;; 本当に申し訳ありません】
- Re: 【コミッション】さよなら世界【スタート】 ( No.40 )
- 日時: 2015/08/23 06:39
- 名前: 佐鳥 (ID: LuHX0g2z)
【参加用紙】
名前【フラヴィ=ポワンカレ/Flavie=Poincare】
性別【女性】
年齢【31】
容姿【流線型のしなやかな肢体を持ち、色白で顎の細い輪郭。黙っていればミステリアスで雰囲気のある人物なのだが、喋ってしまうとその全てをぶち壊す残念ぶりである。基本的に動き回るのでそれなりに筋肉はついている。目もとは眉も目も釣っている系統で結構濃い目の目もとから目がしらから目尻に掛けて細くなっている眉毛(名称がわからん;)と二白眼の切れ長で二重のはっきりしてる目だけれど基本的ににやけている二つの目。双眸の色は黄色味が強めの茶色。団子鼻。俗にブリュネットと呼ばれるような栗色のくるくるとした髪の毛は3年前とは違い肩に着くくらいの女性的な長さに切ってはあるものの無造作な頭である。前髪は左目だけが長い前髪で隠れている。因みに右側は普通に短い前髪。身長172㎝のデカい女。】
性格【根は単純で豪快な親父みたいな性格をしている。実はかわいいもの好きとか乙女チックなオプションが見当たらないが自称乙女である。ゴキブリを裸足で踏みつぶせるほど屈強な精神力の鈍感で神経の図太い自称乙女である。あっけらかんとしていて基本的にはポジティヴ思考。1人で親父ギャグをかまして1人で大うけするようなアホの子っぽい感じ。馴れ馴れしい。その性格は今も3年前も変わることは無い】
所属【ディアファミリー】
役職【クィーン・レディ】
備考【一人称は「アタシ」二人称は上の人間には「敬称」「名前+さん」で砕けた敬語をはなす。同階級と下にはばりばりため口で初対面でもいきなり「愛称」で呼んで来たりする。が、相手が露骨に嫌がったりした場合は改める。因みに敵に対して愛称で呼び掛けた場合は大概皮肉が混じっているが、味方に対しては親しみの意味の方が大きい。三人称は大概「あいつ」二拳銃とナイフ1つ所持。酒豪。父親の顔も母親の顔も知らず、幼いころから殺し屋の仕事の手伝いをして食いつないでいた。その頃のフラヴィは感情の無い殺人機械のようで生きている意味も解らずにただ呼吸を繰り返しているようだった。物心ついた頃から運動能力には恵まれていてフラヴィは多大にその人間の仕事ぶりに貢献することになるが、冷血で気まぐれなその人はフラヴィのことがいらなくなったのか寝ている間に首を絞めて殺そうとした。偶然だった、後ろの棚がぐらついて殺し屋の身体を押しつぶし、フラヴィはなんとか逃れる。「……神がアタシに生きろフラヴィ! 此処でくたばるんじゃねえ!って言ってたんだろうなァきっと!」次に彼女が身を置いたのは、シチーリアの片隅に存在する孤児院だった。身寄りのないフラヴィをあたたかく迎え入れてくれたその場所でフラヴィは人間らしい心をはぐくみ、何処で間違ったかこんなアホみたいな性格に育つ。絶対に自分の過去については話したがらなかったが、そう言う子供は多いので誰も気にしなかった「だってよ? 言ったら絶対追い出されるジャン!? そんなん言う訳ねぇじゃんな!」18の頃に独り立ち、その際偶然にもマフィアの抗争に巻き込まれる——そのうちの一組がディア・ファミリーである。もう片方の小ファミリーに移民系統の顔立ちのことをからかわれた故にディア・ファミリーに加担して部外者の癖に大暴れする。ディア・ファミリーは見事に勝利を収めた。行く当てが無いというフラヴィのことを親愛なる家族として迎え入れてくれた。移民系統なのだが言語的に問題は無い。人種差別に容赦ない。結構ちゃらけた人格にもかかわらず、上には従順で犬の様。← それを揶揄した奴らに皮肉の意味を込めて「猟犬」と呼ばれているが性質の悪いことに彼女も好んでその渾名を通り名にしていたりする。「動物の名前が入ってるのってなんかカッケェよなぁ!」とのこと。自分のことを女として扱われるのが苦手な様である。クイーン・レディという立場には誇りを持っているものの、そう呼ばれることにはどうも違和感がある。チアン“様”と呼ばれたいと思っている。特に近しい者には。なのでクイーン・レディと呼ぶと逐一訂正を入れてきたりする。酒と喧嘩と食事と可愛い女の子が好きだったりするけれども別にレズっていうわけじゃない。っていうか異性愛すらこの年になってよく理解できない。っていうか故意に対してビビりになっている節がある。】
サンプルボイス「ふっふっふっふっふ……そんなにアタシの名前が知りたいかい。いいぜいいぜ! 教えてやるよ! 周辺のバカどもがアタシの事を何て呼ぶか。アタシはチアン。文字通り周りのファミリーを生け捕ることに定評アリアリな猟犬様さ! チアン様とでも呼ぶが良い! HAHAHAHAHA!」「ドール・ファミリー壊滅ねえ? アタシ達にはありえない話だな! なんせこのチアン様がついてるし、アタシだけじゃなくて、みーんながいるもんな!」「何だよ何だよゲリーのヤツ、いつの間にか出世しやがって水臭ぇ……あぁ!? 寂しいに決まってんだろ寂しくて喜びより怒りと悲しみの涙流しそうだよオラァッ!……ってかそんじゃあアタシの秘書は一体どこの誰がやんの!? アタシ今日から1人でぼっち行動とか普通に嫌だぜ!? なぁ何とか言って下さいよボス!」
引継ぎか新規か【引き継ぎ】
【フラヴィ=ポワンカレ、再投稿! そして寝退さん、ジェラルド君の名前を勝手にサンボに使ってしまって申し訳ありませんです;; ゲリー呼び気に入り過ぎて((きっとジェラルド君昇進が発覚した時こんな感じだったのかと((】
- Re: 【コミッション】さよなら世界【スタート】 ( No.41 )
- 日時: 2015/08/23 21:05
- 名前: ナタノ (ID: l.IjPRNe)
【参加用紙】
名前【ラブラドール=フランドール/Labrador=Flandor】
年齢【20】
性別【女】
容姿【柔らかい小麦色の髪の毛を胸の下あたりまで伸ばしている。基本的には三つ編みをしているがその日の気分によってポニーテールにしたりお団子にしたりと大した拘りはない様子。ただし髪を結ぶのには必ずリボンを使うという小さな拘りがある。瞳は猫目で満開の桜を思わせる鴇色をしており八重歯が鋭い。緑のカーディガンに丸襟のシャツを着て赤地の膝丈プリーツスカートを履いている。プリーツスカートの下にはショートパンツを履いているので大暴れしても大丈夫なんだよという補足。童顔で年の割りには低身長。意外にも胸部の発育は宜しいが顔とアンバランスなのが気に入らない】
性格【基本的に明るく快活でノリがいい。自らが側近を勤めているクイーンレディ、フラヴィをこれ以上ないくらいに好いており彼女の一挙一足投をおはようからおやすみまで見守っているストーカー気質。表向きフラヴィに干渉するのはフラヴィがうっとおしがらない程度に留めているが裏ではきっちフラヴィを見守っている。ラブラドールの脳の半分を占めるのはフラヴィとその他同ファミリーの事でそれ以外のことはわりかしどうでもいいと思っている。他人に何を言われようとあまり気にしない超ポジティブ馬鹿。普段の言動からは馬鹿っぽさが目立つが実は頭はかなり優秀で特にお金の管理に余念が無い。フラヴィに対する想いは勿論ラブじゃなくてライク。まだ恋はしたことがない】
所属【ディアファミリー】
役職【クイーンレディの側近】
備考【色彩感覚に障害があり色を見分けることができない。遠距離からの狙撃と超接近戦を得意とする。中距離戦が一番苦手。猟犬と呼ばれるフラヴィの部下に相応しく自分の名前も犬の名前なため、名前はそんなに嫌いではないのだが、ラブというあだ名をつけられることとラブラドール=フランドールというなんか韻を踏んでるのかちょっと腹立つ。フラヴィの事は皆がチアン様と呼ぶので『レイディ』と呼んでいるのがこだわりポイント。レディじゃない。レイディだ。彼女が恐れるのはファミリーに嫌われる事と体重計に乗ることのみ】
サンプルボイス「はぅぅぅぅ!今日もレイディは強くて清らかで美しいなぁ!尊い!レイディの存在そのものが尊すぎて胸が痛くなる!好き!今日は朝からもう4回も欠伸してる…眠いのかなぁ。あぁ、レイディ専用の抱き枕としてこの生涯を終えたい!」
「*なんてものはね、ただのファンタジーだよ。虚像なの。そんな不確かなものはこの世に存在しないんだよ?」
「私が死んでも普通に世界は回りますけど、私が生きてる事で変わる未来もありますよ、きっと」
引継ぎか新規か「新規」
(三人目投下です。不備など御座いましたらご指摘よろしくお願いいたします)
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