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- 強がり従者と姫物語【締切ました】
- 日時: 2017/10/09 09:26
- 名前: 奈由 (ID: 4RNL2PA4)
みなさんこんちくは!奈由です。
今回は強がりな病弱従者と優しい姫さまの物語をしたいと思います。
従者はスレ主がやらせていただきますが姫は優しければ何歳でもどんな性格でもなんでもいいですよー。
キャラシート
名前
性別
年齢
種族
性格
容姿
設定
これをコピー&ペーストして使ってください。
また、メイドなどはモブですので適当に………
従者【槙野 蓮香】【奈由】>>4
姫【フィエリナ】【四季さん】>>8
騎士【シアロウ・D・リーセンド(シア)】【銀色さん】>>5
靴屋の娘【エミリー・ハーベスト】【咲良さん】>>20
モブ【ナル・シスト】【銀色さん(モブなので誰でも動かせる)】>>15
どうぞ来てください!
- Re: 強がり従者と姫物語【締切ました】 ( No.40 )
- 日時: 2017/10/11 20:15
- 名前: 奈由 (ID: 4RNL2PA4)
「ですが!けほっ、けほっ、ごほっ」
私は姫さまの従者だ。私が病気だからといって姫さまの優しさに甘えるわけにはいかない。小さい頃にはよく無理をして姫さまの相手をして倒れていた。でも今はせめて私の特技で姫さまを喜ばせる。そして、ボクカンペキ国との国交は正直いらないしナルシスト王子も迷惑。だからその案件が終わるまでは倒れたりするわけにはいかない。
「……ですが、私は、フィエリナ姫の従者です。フィエリナ姫のために最善を尽くすのが私の役目。休んでなんて要られません。が、フィエリナ姫のご要望であれば裁縫だけにします。」
そう言ってサイドテーブルの隅に隠してあった飾りをつければ完成のサテンぽい記事をした薄ピンクのトートーバックを取り出す。
苦しいことも、頭痛も、咳も我慢して、姫さまのために奉仕する。
それが私の役目だ。
- Re: 強がり従者と姫物語【締切ました】 ( No.41 )
- 日時: 2017/10/11 21:56
- 名前: 四季 ◆7ago4vfbe2 (ID: h4V7lSlN)
本当は横になって休んでほしいが、彼女の良心を否定するというのも失礼かもしれない。
フィエリナは蓮香の頑固さに半ば呆れながらも、裁縫道具を彼女に渡す。体調が悪くても裁縫くらいなら問題ないだろうと考えたからだ。
「そのトートバッグは何?何だか可愛らしいわね」
ふと思い尋ねてみる。
サテン生地で作られた薄いピンク色のトートバッグは、優しく温かな感じがして、フィエリナの好みに合致していた。売っていたら買いたいくらいだ。
- Re: 強がり従者と姫物語【締切ました】 ( No.42 )
- 日時: 2017/10/12 16:06
- 名前: 奈由 (ID: 4RNL2PA4)
「さて、なんでしょうね?」
姫さまの何、という質問に答えつつ薄ピンクの生地を一枚剥がす。これは王子が姫に渡したハンカチ。
姫がやけに嫌がるので隠すのに使わせてもらったのだ。そして布をとったバックにはサテン生地に金色で
[フィエリナ]と刺繍してありシンプルなデザインで内側にはポケットも付いている。
最後に金の縁取りの赤リボンを持ちての近くにつけて完成だ。
「……どうぞ、フィエリナ姫」
- Re: 強がり従者と姫物語【締切ました】 ( No.43 )
- 日時: 2017/10/12 18:00
- 名前: 四季 ◆7ago4vfbe2 (ID: /ReVjAdg)
フィエリナはすぐに意味が分からず、しばらく言葉を失った。落ち着いて、頭を整理する。
とても好みのこのトートバッグをくれるというのか……。
「私に、くれるの?このトートバッグを?」
彼女はまだ信じられず、そんなことを言いながら蓮香の顔を見つめる。蓮香の瞳に嘘や冗談の色はないーーそもそも、彼女はそんなことを言わない正直者だ。それは今までの長い付き合いで十分に理解している。
やがて状況を飲み込めたフィエリナは、とても嬉しい気持ちになり、花のような明るい笑顔になった。
「ありがとう!嬉しいわ!」
- Re: 強がり従者と姫物語【締切ました】 ( No.44 )
- 日時: 2017/10/13 17:55
- 名前: 奈由 (ID: 4RNL2PA4)
姫さまが喜んでくれた!よかった、今まで時間の合間を縫って作ってきたものだしどうしても姫様に喜んでもらいたかったからだ。もしナルシスト王子と姫様の件でボクカンペキ国が騒ぎになってこちらの国に大勢入ってきても遠くの山の方の城に逃げられる。その為に小さめのバックがあるといい。そうでなくても姫様が買い物に行く時に役に立つといいと思って作ったのだ。
「そうですか。それは良かったで………す」
満面の笑みを浮かべた後蓮香は姫さまの方に倒れこんだ。
苦しい……やっぱり無理をしすぎただろうか……でも、姫さまが喜んでくれてよかった……
姫さまが私のことを気遣ってくれているのはわかっていたけど……無理をしてよかった気がする……
頭痛がする……………
「はぁ、はぁ、はぁ、けほっ、けほっ、こほっ、げほっ」
- Re: 強がり従者と姫物語【締切ました】 ( No.45 )
- 日時: 2017/10/14 15:59
- 名前: 四季 ◆7ago4vfbe2 (ID: UIQja7kt)
フィエリナは倒れこんできた蓮香を支える。脱力している身体は結構重く、1人で支えていては時間が保たないと思った。
だから蓮香を医師に頼むことに決めた。自分がいても邪魔になるだけだと、そんなことも分からないフィエリナではない。
「蓮香、くれぐれも無理しないで」
そう一言声をかけると、蓮香は朦朧としながらも頷いたように見えた。
- Re: 強がり従者と姫物語【締切ました】 ( No.46 )
- 日時: 2017/10/22 12:01
- 名前: 奈由 (ID: 4RNL2PA4)
姫さま……姫様はやっぱりお優しい。こんな自分に声をかけてくれているのだから。
そんなことを考えながら彼女は眠りについた、今までの疲れが溜まったのだろう。
何時間が経った後彼女は目を覚まして起き上がる。
疲れが取れたのか伸びをしていた。
- Re: 強がり従者と姫物語【締切ました】 ( No.47 )
- 日時: 2017/10/22 17:07
- 名前: 四季 ◆7ago4vfbe2 (ID: 4V2YWQBF)
「蓮香、目が覚めたのね!……良かった」
すぐに眠ったはいいものの、なかなか起きないので心配していたフィエリナは、蓮香が目を覚ますとすぐに声をかけた。このままずっと起きなかったらどうしよう、などと子どもじみた不安を抱いていたフィエリナは、安堵の溜め息を漏らす。
「とてもよく眠っていたわ。体調はどうかしら?もう良くなった?」
- Re: 強がり従者と姫物語【締切ました】 ( No.48 )
- 日時: 2017/11/24 20:53
- 名前: 奈由 (ID: 4RNL2PA4)
「はい、とても。迷惑をかけてしまって、すいませんでした」
そう言ってベットの上で頭を下げた。フィエリナの方を見ると何か考え、口にした。
「……フィエリナ姫、好きな色は何色でしょうか?」
自分の服のシワを軽く伸ばし、仕事の続きの準備をしながら、フィエリナの返答を待つ。
- Re: 強がり従者と姫物語【締切ました】 ( No.49 )
- 日時: 2017/11/25 17:56
- 名前: 四季 ◆7ago4vfbe2 (ID: AwgGnLCM)
「好きな色?珍しいことを聞くのね」
フィエリナは問いの答えを考えてみる。好きな色、だなんてもうずっと考えてみていなかった。小さな頃には「好きな食べ物」だとか「好きな動物」だとか、そんな細やかでどうでもいいようなことを話していたことを、懐かしく思い返す。
大きくなった今では、もう決してすることのない会話だが。
「そうね。私は桜色なんて好きだわ」
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