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小中高大一貫“夜明学園”! 終了
日時: 2021/02/13 22:50
名前: スノードロップ ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)

閲覧のみです

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Re: 小中高大一貫“夜明学園”!《途中参加OK!》 ( No.383 )
日時: 2020/08/18 18:52
名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)

朝日「よし、夕夜!あっち向いてほいしよ!」
夕夜「……やだ。もうオレ教室戻るから。」
朝日「…………ごめん、わかった。」

Re: 小中高大一貫“夜明学園”!《途中参加OK!》 ( No.384 )
日時: 2020/08/19 18:22
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

千早「離れる時も必要なんじゃない?大丈夫だよ」
可愛い後輩チャンの頭を撫でる。
百瀬「ちー、早くいくよ!今日は収録あるんだから」
千早「あ!待ってよ!」
長い髪を翻して背を向ける、堂々とした彼女の背中を追いかける。
類「んじゃ、俺も学科に帰ろうかな……」
あたしと類さん、百は後輩らに手を振る。

Re: 小中高大一貫“夜明学園”!《途中参加OK!》 ( No.385 )
日時: 2020/08/19 18:42
名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)

あれから、
教室に戻っても、夕夜の様子は可笑しかった。
いつもなら、皆の会話の真ん中にいるのに、今は皆に囲まれてるのに喋ろうとしない。
「朝日ちゃん、どうしたの?」
「……あ、なんでもない!」

Re: 小中高大一貫“夜明学園”!《途中参加OK!》 ( No.386 )
日時: 2020/08/20 20:14
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

千早「おはようございます~!」
百瀬「おはようございます」
朝じゃないのに、お昼なのに芸能界ではいつだって「おはようございます」。
スタッフ「おはよう!千早ちゃんに百瀬ちゃん。もう、準備してあるから収録にいってくれる?」
スタッフさんの目線の先には既に用意された原稿用紙と、ヘッドホンがあった。
あたし達は会釈をして、収録現場に行く。

 *

千早『さあ、今週もはじまりました!〈Colors〉!!』
百瀬『今週も夏本番だね。ちゃんと水分補給してる?』
百瀬のファンを気遣う言葉が入る。
あたしは表情を緩めて、頷く。
千早『太陽はまだ照り続けているからちゃんと、水分を摂るんだよ!!』
百瀬『えーっと、話が変わるんだけど。私の後輩に、兄との関係に悩む子がいました、どうすればいいと思う?千早』
千早『う~ん。お兄ちゃんがいないからわかんないんだけどさ、取りあえず急がないでゆっくり待ってみればいいんじゃないかな。心の準備が整っていないんだと思う、お兄ちゃんの方もその妹チャンと同じで……』
あたしはヘラっと笑う。
 千早『悩んで、悩んで、今……複雑な感情を抱えているのかもしれない。そういう時は黙って、傍にいてあげるな、あたしだったら』
あたしの言葉に百瀬は頷く。
百瀬『そうだね、話せない事を悩んでる時だってあるわね。私も……お父さんがそういう時、何も言わず傍にいてくれたなぁ』
 
 *
 
 この会話は都市内全体に流れる番組だった。
2人のファンの悩みを解決する悩み相談室が毎週行われていた。





Re: 小中高大一貫“夜明学園”!《途中参加OK!》 ( No.387 )
日時: 2020/08/20 18:58
名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)

朝日「……!」
私達のことかな…………

ガラッ
?「失礼します。黄昏朝日はいる?」
朝日「私ですが…………っ!」

突然、胸ぐらを掴まれた。
その後ろから、夕夜が走ってくる。

夕夜「なんでこんなことするんですか、姉様っ!!」
朝日「姉様!?」

私の前に立っていたのは、家を出ていった紛れもない姉様だった。

真昼「久しぶり。ちゃんと制服を着て頂戴よ。黄昏家の者なら。」

姉様はぎろりと睨み付けた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(名前)黄昏真昼たそがれまひる
(性別、所属)女、高等部三年。
(設定)朝日、夕夜の姉。二人に厳しく、お嬢様キャラ。
母が死んでから、父のことを恨んでそれ以来顔を合わさずに過ごしてきた。

Re: 小中高大一貫“夜明学園”!《途中参加OK!》 ( No.388 )
日時: 2020/08/20 20:58
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

収録が終わって私はタオルで汗を拭く。
隣では千早が腕を上げ、背を伸ばす。
百瀬「何か、食べていこうか。深夜の収録もまた、在るから」
千早「あ、そうか!!さっきで終わりじゃないのか!!あーあ」
と頬を膨らませる千早を撫でる。
さっきの千早は普通じゃなかった事は流石の私も判る。
だから、心配だった。
百瀬「大丈夫?ちー」
千早「大丈夫だって!!」
へらッと笑う千早は前に歩き出す。

Re: 小中高大一貫“夜明学園”!《途中参加OK!》 ( No.389 )
日時: 2020/08/22 14:35
名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
参照: http:www.kakiko.info/profiles/index.cgi

夕夜「………なんで戻ってきたんですか。」
真昼「そんなの私の勝手よ。アンタ達には教えないから。」
朝日「…………。」

Re: 小中高大一貫“夜明学園”!《途中参加OK!》 ( No.390 )
日時: 2020/08/22 14:48
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

千早「何、食べようか~?」
百瀬「早めの夕食と言えばしっかり、食べておこう」
千早「うん!」
そう言って、学校に入り、廊下を歩く。
そして。
類とすれ違う。
千早「あ、類さん!」
類「やっほ、どうした、収録は?」
千早「何か食べておこうってなって」
百瀬「お店も探したんですけどやっぱり、学食が美味しいから」
千早「ね~」
類「俺はちょっと校長室に用があって」
百瀬「どうかしたの?」
類「何か、呼ばれてよ~。んじゃ、待たせちゃ悪いから行くわ」
片手をヒラヒラ振りながら、ポケットに手を入れ、するり、と背を向けて歩いていく。
百瀬「……じゃあ、私達も行こうか」
千早「うん!」

 〈類side〉

類「ふわぁ……」
こんこんっとノックをして、ドアノブを掴み入る。
類「失礼しまーす」
中に居たのは、後輩と……見覚えのある女だった。
類「…真昼………っ!!」
俺は詰め寄る。

Re: 小中高大一貫“夜明学園”!《途中参加OK!》 ( No.391 )
日時: 2020/08/22 15:30
名前: 鈴乃リン ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)
参照: http:www.kakiko.info/profiles/index.cgi

真昼「類………!?」
朝日「姉様知ってるの?」
夕夜「静かにっ。」

Re: 小中高大一貫“夜明学園”!《途中参加OK!》 ( No.392 )
日時: 2020/08/22 15:43
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

類「え、なんで……お前が此処に居るんだよ」
苦楽を共にして過ごしてきた女。
俺は肩を触れる。
類「……、何で?」
真昼の瞳には涙が浮かんでいた。
類「は、え……姉様って、……あ、そう言う事か……苗字、同じだもんな」


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