雑談掲示板
- フルーツタルトが食べたい。
- 日時: 2021/04/10 14:08
- 名前: 憑 (ID: uyDOsqyY)
Empty vessels make the most noise.
好きな言葉、と言うと性格悪いやつに思われそうなもんですが、中々切れ味が鋭い言葉って感じでとても好きです(?)
・返信は気まぐれに。大体返すと思うけど、あまりに前のレスだと返さないことの方が多い。
・上げ行為は好きじゃないのでこのスレでは控えてください。
前のスレのロックを解くのが面倒くさい&ちょうど良い機会だなーっと思ったので(前のやつかれこれ三〜四年使ってました、笑えるね)、新たに立てました。よろしくお願いします。
※設定保管庫みたいな場所にもなってます。
(昔の創作、現在の創作、キャラに関しては他人からリクエストを受けて作ったものも載せています)
也メモ>>5
設定メモ>>13
自己紹介>>46
Re: フルーツタルトが食べたい。 ( No.31 )
- 日時: 2021/04/09 02:34
- 名前: 憑◆R1q13vozjY (ID: lr9f0LkI)
大昔の作りかけ見つけました。放置しすぎやねん。読み返したけどこれはあんまり面白くなくてうーん、って感じだね。この設定独自の悪魔とか天使の設定があったんだろうなぁ。
ー
◎店処
仙界(せんかい)という世界で構えられており、仙界は複数存在する(重複存在~同じ世界が複数存在すること。類義語はパラレルワールド)。
仙界が複数存在する理由としては、仙界は仙人(或いは神霊)が創った世界であるから。仙人の想像する世界であり、複数存在するが各々世界観や面積(広さ)が違う。
仙界は世界と言うよりかは一種の部屋と言った方が解りやすいかもしれない。部屋なので仙人以外が迷うこともあるし仙人が他者を招待することだって有る。無論、仙界で同居というパターンも多く見受けられる。
そのとある仙界に今回の舞台となる店――魔法万屋(まほうよろずや)が構えられている。万屋だが「魔」と「呪」関係のものしか無い。相談等もそれ関係しか受け付けないのだとか。
店で一杯一杯の仙界であり、店の周りに数歩歩けるだけの石畳が敷き詰められている。
魔法万屋へと訪れる者は大きく分けて三つ。
一つは人間だが呪術師・魔術師の二つが多く、一般の人間というのは極僅か。又、大半は人間側が意識して魔法万屋へと来ているのでは無く、店側から招待(誘って)している。これは人間が仙界を見つけるのが難しいから、のこと。
二つ目は宗教類い。多くは悪魔や魔物、魔王等の魔界出身者が多い。天界側の神や天使はたまに来る程度。これ等は仙界を見つけるのが上手で好き勝手仙界に出たり入ったりが可能。
三つ目は召喚師。まぁ記述することは無く、強いて言うならば悪魔等と一緒。
魔法万屋は悪魔を売っている場所。
下級から最高級まで、幅広く売っています。
Re: フルーツタルトが食べたい。 ( No.32 )
- 日時: 2021/04/09 02:36
- 名前: 憑◆R1q13vozjY (ID: lr9f0LkI)
◎人間の場合
契約出来るのは一度きり、であり契約してしまえばその契約した悪魔と一生を過ごす事となる。無論、契約破棄をすることは可能だが、次からは契約は出来なくなって仕舞うのでそこが一番注意。又、悪魔の位が高くなれば高くなるほど契約方法は難しく、一般の人間では良くできて中級悪魔程度。
魔術師・呪術師は一度に二体の悪魔と契約出来るが、同じく契約出来る回数は一回のみ。又、契約できる悪魔の位は上級悪魔-にまで上がる。
◎人間以外の場合
悪魔と悪魔が契約するのはあまり無い。無論、天使が悪魔と契約すれば堕天する為天使との契約は禁じられている(神・堕天使は別)
悪魔や天使、契約する悪魔との位の差はあまり関係ないが差があればあるほど契約失敗率が高まる。
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悪魔の位(天使も同様)
・最低級(--,-有り)
・下級(+,-有り)
・中級
・上級(+,-有り)
・最高級(+,++有り)
低い順に位を並べると
最低級--,最低級-,最低級,下級-,下級,下級+,中級,上級-,上級,上級+,最高級,最高級+,最高級++
となる。
悪魔は本来、何かしらの動物の形を取った石の姿(それも宝石の様に美しい)をしている。
位をあげることは可能だが、位が高まるに連れて位をあげるのは難しくなる。又、位を上げることを魔化(或いは神化)と言う。
Re: フルーツタルトが食べたい。 ( No.33 )
- 日時: 2021/04/09 02:40
- 名前: 憑◆R1q13vozjY (ID: lr9f0LkI)
全然意味に沿ってないタロット能力系のやつ。載せられるとこだけ載せとく。
0 THE FOOL(愚者)/意図的に発言した言葉の意味を逆転させることが出来る
01 THE MAGICIAN(魔術師)/特定の相手に幻覚を見せることが出来る
05 THE HIEROPHANT(法王)/見たものを完全に記憶することができる
06 THE LOVERS(恋人たち)/特定の人の欲望を解放させる
07 THE CHARIOT(戦車)/式神を使役する系
08 STRENGTH(力)/身体能力の上昇
09 THE HERMIT(隠者)/光を操る系
15 THE DEVIL(悪魔)/相手が瀕死状態における時のみ相手を回復させることができる
21 THE WORLD(世界)/特定の人の未来を占うことができる
Re: フルーツタルトが食べたい。 ( No.34 )
- 日時: 2021/04/09 02:44
- 名前: 憑◆R1q13vozjY (ID: lr9f0LkI)
これは固有名詞をこれにした理由が本当に分からなすぎるけどとりあえず原点のやつ。その内ガラッとリメイクしたいです。アサシンとは?ジャスティスとは??まぁこれでも面白いから良いんだけどさ(笑)
ー
■能力集団について
この世界で言う警察、或いはマフィア(暴力団)の役割を担っている。
表社会を牛耳る集団ー通称:守人【護りノ頭-まもりのかみ-/ディフェンド】
裏社会を牛耳る集団ー通称:罪人【正義ノ盾-せいぎのたて-/ジャスティス】
又、何れにも属さない中間集団ー通称:浪人【暗殺者/アサシン】
それぞれの集団に分かれることで世界の平和が保たれると同時に世界のバランスが調和される。
それぞれの集団が対立すると【世界の崩壊】、所謂戦争が発生する。
『警察とマフィア』という役割の癖にディフェンド・ジャスティスのこの二つの集団は、首領的存在の人物同士の仲が親しく全体的に仲が良い。
○護りノ頭-まもりのかみ-/ディフェンド
【警察】と【国王】の役割を担う大事な存在。
主に【ジャスティス】と関わり仲が大変良いが、【アサシン】とは距離を置いていて一部の者しか【アサシン】と関わる事を許されていない。
【アサシン】は非協力的な態度にも関わらず強力な能力を持った者達の集まりだと知っている為特別目を付けている。
勿論、この世界の様に警視・刑事・交通……等と役割分担されている。他、警察が世界を仕切っているのもあり、政治関係の仕事も担っている。
仕事の量の差が激しくある者は天国を見てある者は地獄を見る、そんな社会。
国内は【ディフェンド】が支配しているが、国外は支配外。
国内の中心に基地を置いている。
○正義ノ盾-せいぎのたて-/ジャスティス
【マフィア】や【暴力団】等の役割を担う大事な存在。
主に【ディフェンド】と関わり大変仲が良いが【アサシン】とは少し距離を置いている。
密かに【アサシン】は気になっているものの【ディフェンド】から接してはならないと釘を刺されている為一切関わりが無い。
裏社会を牛耳っているのは確かで、何時命を狙われるか分からない、そんな危険な社会。だが基本は仕事は無く上(首領)からも身を匿ってもらえる為、恵まれているとも言える。
【ディフェンド】と同じ所に基地を置いている。
○暗殺者/アサシン
【ディフェンド】とも【ジャスティス】とも距離を置いている。
しかし、【ディフェンド】による管理の確認で多少の関わりはある。
ある意味隔離された集団でその存在の意味はあまり分かっていない。
危険な能力を持った者や人ならず者が所属すると言われている為、世間から中傷の嵐を受けている。
実際はその通りなのだが、変質者や変人が多く仕事や役割は無いが一番疲れる社会。
国内は【ディフェンド】が支配している為管理していないが、荒れている国外を管理している。
その為限りなく国外に近い国内の所に基地を置いている。
○世界の崩壊
それぞれの集団が対立した時に起きる大規模な戦争。
無論、今日の今日まで幾度か起きたが全て【アサシン】が勝利を収めている。
戦争が終わった時、荒れている訳でもなく戦争前の状態に戻る。
○国内と国外
整備された世界(安全地帯)であり【ディフェンド】が支配している為平和に暮らすことが出来る。
国外は荒れていてモンスターや魔物類いが多い。
その為中々外に出たがる者は居らず、モンスターが増えていく一方だったが【アサシン】が管理すれば良いと誰かが提案し、今ではその案が実施されている。
■能力の種類
強さは5段階に分けられる。
S,A,B,C,Dに分けられ、左から強い順に並んでいる。
強ければ強いほどデメリットは多くなり、能力を発動する回数が限られる。もし、回数を破れば吐血や寝込む等命の危険に関わり兼ねない上に、強力な力故に制御出来なくなり世界が危険に晒される場合もある。
CやDクラスだと力は弱いものの回数制限は無く連続して発動出来る事が多い。
攻撃型・守備型・汎用型に分けられる。
攻撃型は攻撃力に特化している。守備型は守備力に特化している。汎用型はどんな時でも使えるような感じ。
Bクラス辺りであれば程よいバランスを取った能力が付加される事があるが、SクラスとDクラスになると攻撃型か守備型の二つのパターンが多い。
クラスに関係無く、時間と空間に干渉する能力は回数が限られ、体力を多く消耗する。
【アサシン】に所属している者は皆、A以上のランクです。
■一般の人間
能力を持たない人間。
基本人権は奪われていないが、【アサシン】に関わる者は異色だとされ【ディフェンド】から罰を受ける。
Re: フルーツタルトが食べたい。 ( No.35 )
- 日時: 2021/04/09 20:08
- 名前: 憑◆R1q13vozjY (ID: lr9f0LkI)
ラスト(Lust)
【性別/種族】女/夢魔
【性格】
一言でいえば気まぐれ。人によっては猫っぽいだとか、或いは小悪魔だとか、そういう風に評価されることも。
非常にマイペースな気分屋で、周りからの束縛を嫌う。気分によって約束を破ったりドタキャンすることもしばしば。昨日と今日とで言ってることが180度違う、なんてこともままある。好奇心旺盛で、興味のあること、面白そうなことには積極的で熱中する。元々かなりのインドア気質で外出を好まない方なのにも関わらず、興味を示したもののために外出を厭わなくなる程。けれど興味のないことには冷たい態度を取りがち。また周りに合わせる気がさほどないのか、単独行動であることが多い。人と話すこと自体に難は無いものの、かなりの人見知り。あまり親しくない人や大勢の前ではクールでツンと澄まし、口数が少ないことが多々ある。しかし自分が懐いてる人には表情豊かで甘えた。口数も増える。とは言え普段からベタベタに甘えてくる訳ではなく、自分が寂しいと思った時や、何となくで甘えてきたりする。甘えたい気分でないときはどことなく塩対応気味だったり。自分から行くのは良いけど、向こうからグイグイ来られるのは嫌なタイプ。でもって根は寂しがり屋なために、ずっと放置されるのは好きじゃなかったりする。そんな面倒臭いツンデレタイプ。
【容姿】
ピンクがった焦げ茶色の髪。長さは尻ほどまであるが、毛量自体は少なめの部類。やや癖があり、毛先の方は軽く波打っている。前髪はピンで留めている。ピンの形状は蝙蝠をモチーフにしたもの。髪型は統一されておらず、下ろしている時もあれば結わえている時も。つむじ付近にアホ毛が一本生えている。猫を思わせるようなぱっちりとしたつり目。瞳の色は左右で異なり、左が桃色、右が黄色。瞳孔はハートのような形。ギザ歯で口を開けば鋭く尖った歯が覗く。右目下付近に、二つの黒子が縦に並んでいる。肌は白い方で、触るとひんやりしている。身長は155cm前後。全体的に厚みのない華奢な体型。
頭には黒い角が二本。角の形状は山羊が持つものに似ており、大きさはやや小さめ。腰辺りから黒い翼が一対生えており、蝙蝠の翼のような形をしている。翼は閉じられたようになっており、故に足元に向かって伸びている感じになっている。手足ともに赤いネイルが施されている。
服はサイズの合ってないブカブカな白いカッターシャツに、黒いホットパンツ。シャツのサイズがあまりに大きいためか、いわゆるシャツワンピースのようになっており、ホットパンツを優に隠すくらいの丈になっている。常に萌え袖状態で指先だけ袖から覗かせている。屋内にいるときは裸足だが、屋外の時はくるぶし丈のブーツを履いている。
【備考】一人称「あたし」、二人称「あなた or 〜さん/君/ちゃん」。心を開いている人とそうでない人によって、口調がかなり変わる。みたま荘の人達のことは基本的に好き。
彼女の身体的特徴でもある角・翼については、仕舞う(周りから見えないようにする)ことも可能である。種族の性質上、人間の精気(生命力)を糧とする部分がある。が、彼女自身は相当な少食であり、精気をそこまで必要とせず、ボディータッチや軽い接吻程度で満足するほどである。人間が摂るような食事も糧にはなるが、彼女曰く「はっきり言って満腹感は得られない」とのこと。彼女の食生活について言うと、精気を吸う他にたまに果物類を食べるくらい。お気に入りの果物は桃や柿、ライチなど種が大きいもの。苺や蜜柑はあまり好きじゃない方。家事はあまり得意でない。掃除だけは好んでやるが、それ以外は任せると危険な領域だと言わざるを得ない腕前である。特に裁縫と料理はてんでダメ。
Re: フルーツタルトが食べたい。 ( No.36 )
- 日時: 2021/04/09 20:11
- 名前: 憑◆R1q13vozjY (ID: lr9f0LkI)
おいでませor百鬼夜行のやつ。
ー
《 舞台となる世界 》
現世(現代)と冥世(死後の世界)の間に佇む世界。名を保留世界と言う。
死んだ者もしくは元々人ならざる者としてうまれた者でしか保留世界には行けない。その為生身の人間が保留世界に来るなどのアクシデントは起きないようになっている。
保留世界から現世へと行くことは可能。現世から冥世に行くことは不可能であり、冥世から現世・保留世界に行くことも不可能。
本来であれば、現世で死んだ者が閻魔様に裁かれるのを待つ為の世界として存在していた。
だが、人ならざる者(つまり妖怪・神獣等)が保留世界へと住み着いてしまい死んだ者よりも人ならざる者の方が人口の割合が高くなってしまった。その割合は、十人に七、八人が人ならざる者といった具合。その為、正しい名前は保留世界であるが殆どの人は妖世と呼び親しんでいる。
妖世の噂は日本だけに留まらず西洋にまで広がり、今では西洋の者もちらほらと居る。
妖世の景観は和が全体的に強調されたイメージ。
外灯は昔ながらの提灯。建物は木造建築物。店は基本的に移動式の屋台。道路は整備されておらず、踏み固められて出来ている。
時間帯はずっと夜。一日の概念が存在しないように思うが、妖世では二十四時間周期で鐘の音がどこからか聞こえてくるという。妖世の住人たちはこの鐘の音を利用し、「午前零時に鐘が鳴る」と一日の始まりを定めている。ちなみに妖世にも時計は存在するが、狂いやすいため注意が必要。
妖世に存在する季節は春夏秋冬の四つ。それぞれ約60日存在し、季節が全て巡れば一年になる(つまり、一年は240日)。
雨が降ったり晴れたり、曇ったり等、天気は存在する。
妖世では有名な大通りが一つあり、その名を百鬼夜行通りと呼ぶ。勿論正式名称を言わずとも、大通りと言えば大体は百鬼夜行通りを指している。
大通りといえ道側に住宅が建ち並んでいる訳ではない。百鬼夜行通りでは、商店街の様に道沿いに沿って屋台が立ち並ぶ。いつでも祭り状態となっており、その様は正に眠らない商店街である。
また妖世には、現世らしく科学が進んだものがあまり無い。冷房・暖房等の気温調節類の機器や車等は妖怪達で賄える部分故に開発されていない(例/冷房→雪女)。伝達も伝書鳩や町中にある掲示板を用いることがほとんど。ガスや電気も通っていない。
医療技術もそこまで、といったところ。
《 舞台 》
〈 みたま荘 〉
大通り(百鬼夜行通り)から徒歩十五分程度で着く。
見た目は和風の建築物。シェアハウス用に作られたもの。フロアは三階まであり、地下は無い。
一階はリビング(居間)等の共有スペースと、トイレや風呂等の生活施設がある。その為個室は無い。
二階・三階は個室だけが並んでいる。二階・三階両方合わせ個室は18部屋。但ただしその内2部屋は物置部屋として使用されている為使えるのは16部屋。
Re: フルーツタルトが食べたい。 ( No.37 )
- 日時: 2021/04/09 20:15
- 名前: 憑◆R1q13vozjY (ID: lr9f0LkI)
── あっははは、よく間違われるけど、僕は“間篠”幸一郎だよ。君は、“城見”研究所所長に用があるんだよね? 所長なら、奥の部屋にいるんじゃない? ──
間篠 幸一郎(ましの こういちろう)/32y/男
一人称「僕」
いかにもな優しいお兄さん。常に穏やかで滅多に怒ることが無い。休憩中ならともかく仕事中でも積極的に話しかけてきたりするぐらいに話すことが好き。研究員の中では比較的精神的にも熟成しており、極端に気分に左右されたり等の不安定な部分は特にない。まぁまぁ安定した人である。
黒髪のショートヘア、アップバング。優しそうな目つきをした垂れ目で紫色の瞳。若々しく爽やかな雰囲気だが、年相応の顔つき。ほどほどに焼けた肌。身長175cm程度で、それなりに鍛えられた体。ぴったりサイズのスーツに白衣を羽織っている。
〇研究所内最年長という理由からか、研究所所長だと誤解されがち。彼はただの研究員である。
〇弟に幸人が居るが、(理由は不明だが)兄弟で一緒にいることが少なく、故に二人が一緒にいる場面を目撃する機会はあんまり無い。でも幸人の分の弁当は作っている。
「ごめんね、ちょうど手が空いてるの君しかいなかったからさ。危険な仕事だろうけど──……まぁ、なるべく死なないように、サポートするよ」
「えっ……? テンション低くないか、って……そ、そうかな、もしかしたら、今日卵焼き失敗したせい……かもしれない」
「所長のこと? うーん……僕的にはあまり得意ではないんだよね、こう……掴みどころがないっていうかさ。あ、いや、悪い人ではないと思ってるけど」
── あっ、え、俺っ怪しい者ではなくてっ……間篠、じゃなかった、幸人って言います ──
間篠 幸人(ましの ゆきと)/23y/男
一人称「俺」
自ら自分のことを出来損ない・役立たずだとよく罵っている。ネガティブで暗いが、誰よりも承認欲求が強い。周りに認められたいと努力をしているが今のところ全て空回り気味。だが、他人にいざ誉められるとお世辞だの裏があるだのと疑い深い。卑屈気味で変に諦めている節がある。
黒髪のショートボブ、天然パーマ。くりっとした紫色の瞳で垂れ目がち。眉は自信無さげに垂れ下がっている。童顔。色白の肌で、そばかすあり。黒ぶちの丸眼鏡を掛けている。身長は165cm前後で、華奢な細い体つき。オシャレには無頓着気味だが唯一のこだわりとしてオーバーサイズのぶかぶかな白衣を常々身に纏っている。
〇好きな食べ物は「春巻き」「豚カツ」「牛肉コロッケ」。揚げ物系が好き。
〇名前を名乗るときに「間篠」と名字だけ名乗る癖がある。が、それだけでは兄の幸一郎と勘違いされることもあるため、「幸人」と言い直す場面がしばしば見受けられる。
「……今日は上手に出来そうだと思ったのですが。やっぱり下手くそは下手くそですね」
「わ、ッわぁっ、びっくりしました……。これ壊れてない、ですよね。凄い音たてて倒れちゃいましたけど……」
「無理してフォローして頂かなくても大丈夫です……」
── そんなの知らねぇっす。大体、キョーミ無いし ──
五百木 有里(いおき ゆうり)/26y/女
一人称「私・自分」
食べるゲームオシャレの三つが好き。好きなこと、興味があることには熱中するが、それ以外のことには冷めている(まず興味がない)。元々器用で何でもできる奴だが、興味ない、やる気が出ない等といった理由で仕事を放棄する。また、いい意味でも悪い意味でも嘘が吐けない。ずけずけと物を言う人。
白藍色の髪で極端な前下がりボブ。前髪は切り揃えている。黄緑色の緩やかな垂れ目に、つり眉。右目下に泣きぼくろ。大きめな銀色のイヤリング。身長は167cmほどでスラッとした出で立ち。モノクロのゆるっとしたコーデが多め。ネイルをしたりリングを着けたりと、オシャレの中でも特に指先に気を遣っている模様。
〇お気に入りのリングは魚をモチーフにデザインされたもの。よく仕事場につけて行っている。
〇好きなゲームのジャンルはスポーツ系。実際に体を動かしてやるゲームが好きらしい。RPGやカードゲーム等は苦手。
「今日の私はやる気なんで。珍しいっしょ?」
「もーしょうがないっすねー、何手こずってるんすか? んー……そーっすね、もし焼肉に連れていってくれるんならお手伝い、してあげてもいーっすよ? あ、勿論、あんたが無事で帰って来れたらっすけど」
「それほんとーっすか? それ、超面白いじゃないっすか、早く言ってくださいよー。そしたらもっと早くにやる気出したのに」
── えー、嫌だなぁ、お世辞じゃないですよー。あたしのこともっと信用してくださいよぅ ──
折坂 千晴(おりさか ちはる)/19y/女
一人称「あたし」
本音と建前を上手く使い分けており、非常に世渡りが上手。一見誰にでも心をすぐ開くようなコミュ力お化けに見えるが、実は全くの真逆である。他人に心を開くことがあまり無いからこその愛想の良さである。大して他人に興味が無いので、いざと言うときは簡単に他人を切り捨てるドライな一面も。
インナーにピンクが入った黒髪。セミロング程度の長さで、普段は耳の位置あたりでポニーテールにしている。焦げ茶色の瞳でくりっとしており、可愛らしい雰囲気。顔立ちそのものはどちらかといえば中性的で、目鼻立ちは割とはっきりしている方。服装はスポーツウェア系で、ピンクを差し色とした黒基調のものが多い。身長は160cm前後で細身。
〇シューマイの肉餡は挽き肉と玉ねぎだけでないと苦手なタイプ。タケノコやキャベツ、ネギ、エビなど入っているものは好きではないらしい。
〇表立って態度には出さないが、五百木と城見双子が嫌いである。五百木に関してはさっさとどこかに飛んでしばえばいいと思っているし、双子についてはなぜ彼らが所長なのか理解できないと考えている。
「急に話変わるんですけど、中山さんっていつも忙しそうですよねー。まぁ、だからどうってことはないんですけど」
「うーん……じゃあ、分かりました。後でまた来ますので、その時に助けてあげますよ。だから、それまで頑張って生き延びてください。それじゃあまた、五時間後に」
「えっ、今日はもう泊まり込みかなって思ってピザ頼んじゃいましたよ。どうしてくれるんですかぁ」
── っはは……大丈夫だ。欲を言うなら、十分な睡眠時間が欲しいがなぁ ──
中山 こうき(なかやま)/21y/男
一人称「俺」
研究所きっての常識人かつ人が好い性格で、割と苦労性。感情豊かだが激しい怒ったり泣いたりすることはなく、大抵は落ち着いているか笑って受け流すことが多い。また、体調管理や時間管理は勿論、金銭管理などあらゆる面において管理能力が高い一面も。
焦茶色のベリーショートヘア。サイドは刈り上げ気味にカットしている。丸みを帯びた黒い瞳で垂れ目。三白眼気味である。身長は180cm強と大きいが、ぽっちゃり体型であり体が大きい。元々スポーツをしていたため筋肉自体はあり、がっちりした頼りがいのある体型。インナーにシャツを合わせたフード付きパーカーに、ステンカラーコートを羽織っていることが多い。
〇元々仕事はできる方で要領は悪くないのだが他の研究者の手伝い(主に幸人と五百木の尻拭いと城見双子の世話)に追われる日々であり、仕事が終わらないとよく嘆いている(納期までには間に合わせるが)。
〇好物はエナドリとコーヒー、そしてコンビニのサンドウィッチ。コーヒーは好きだがカフェオレはそこまで好きではなく、無糖を好んでいる。
「カフェオレは、あまり好きでは無いんだ。何故って……ノンカフェインのものが最近増えてきているだろう?」
「はぁ……どいつもこいつも遠巻きにしやがって、俺を可哀想がるだけだ……。たまに折坂が手助けしてくれるだけだよ……あいつの優しさが沁みる」
「またあいつは遅れてきて……既読もつかない、まだ寝ているのか……?」
── はぁ……すまない、世間話は苦手でね ──
濤川 真由美(なみかわ まゆみ)/28y/女
一人称「私」
必要以上のことは話さない。故に仕事ぐらいでしか喋る機会が無いが、伝えたいことは必ずはっきりとストレートに言う。完全なる良い人なので、あまり人を疑うことがない。割と寡黙な為意外と思われがちだが、ロマンチックっぽいことも軽率にしてくる少女漫画系無自覚王子様タイプ。やや天然が入っているところも。
黒髪のショートで、前髪はセンター分け。髪色と同じ色で流し目がとても似合う、切れ長な瞳。ややつり目。やや日に焼けた小麦色の肌。身長は171cmと高身長で、薄く腹筋が割れている。首筋と鎖骨にそれぞれ黒子が一個ある。服装は女ものだがやや男ものに近い雰囲気。パンツスタイルが多い。
〇可愛いものにそこまで興味はないが、ある程度の理解はある。コスメやメイクに関しても似たような認識であり、メイクはしているがほぼほぼすっぴんに近い状態らしい。
〇ちなみに少女漫画を読んだことはあまりない。漫画、というよりは、漫画を含め雑誌や本等をあまり読まないタイプである。
「いや、私は男ではないが……え、“濤川さんが女性なのは知っている”、そういう意味ではない? ……ふむ、そうか」
「景が言っていたが、片割れが失踪したらしい。……悪だくみでもしているのか、それとも本当のことなのか、……君はどっちだと思う?」
「ふむ。そうだね、街の外に出るというのなら、私がお供しよう」
── いい加減覚えろよなぁ、俺が航で、あっちが景。俺らを見分けるコツは、前髪。これで分かったか? ──
城見 航(しろみ わたる)/16y/男
一人称「俺」
わがままで態度が大きく、また、相当な箱入りである。周囲をあの手この手で困らせたり、振り回したりすることが趣味な構ってちゃんで、無理難題を吹っかけたり、手の込んだ悪戯を仕掛けてきたりする。すぐに調子に乗るし、すぐにカッとなるタイプ。他人を煽りがち。
ネービーブルー色のショートヘアでウルフカット。前髪はやや長めで左に流している。赤紫色の瞳で、悪戯っけのある勝ち気な雰囲気のつり目。身長は170cm前後で、それなりにがっしりとした体つき。普通体型である。白いシャツにパーカー、暗色のチェック柄が入ったショガーパンツ。パーカーは白だが、内側は青色のネオンカラーである。
〇景とは双子で、瓜二つの顔。声もほとんど一緒。違いは前髪で、これはいついかなる時であっても変わらない。服も色違いではあるものの、たまに交換することがあるため注意が必要である。
〇城見研究所所長である景の代理として、代わりに所長を務めるときがある。
〇炭酸ジュースとリンゴジュースが苦手。反対に好きな飲み物は果汁100%のブドウジュースである。
「たしかに、飲み物を買ってこいとは言ったけど。炭酸はやめろと伝えなかったか?」
「今俺は忙しいんだ、プライベートな話なら業務時間外にしてくれないか。……何だその顔は。俺は絶対に定時上がりするんだよ」
「じゃー、今から五分以内にブドウジュースとシュークリームを買ってきたら許してやるよ。ほら、お金はやるから」
── 服は僕たち交換することもあるから ──
城見 景(しろみ けい)/16y/男
一人称「僕」
面白いことと楽しいことが好き。航と同様、相当な箱入りである。航の悪戯や悪ふざけに「面白いから」という理由だけで一緒に悪ノリしだすが、ごく稀にストッパー役になったりする。感情の起伏が小さく表情は乏しい方で、大体が仏頂面だったり真顔だったり。頭は切れる方である。
ネービーブルー色のショートヘアでウルフカット。前髪はやや長めで右に流している。赤紫色の瞳で、アンニュイでややミステリアスな雰囲気のつり目。身長は170cm前後で、それなりにがっしりとした体つき。普通体型である。黒いシャツにパーカー、暗色のチェック柄が入ったショガーパンツ。パーカーは黒だが、内側は赤色のネオンカラーである。
〇航とは双子で、瓜二つの顔。声もほとんど一緒。違いは前髪で、これはいついかなる時であっても変わらない。服も色違いではあるものの、たまに交換することがあるため注意が必要である。
〇城見研究所所長である。体調が優れない時などは航に代理を任せていることが多い。
〇やや体が弱く、体調を崩しがち。体力もそこまで多くなく、運動も苦手な部類に入る方。貧血を起こしやすい体質である。
「へぇ、航のお使い? ちょうど良かった、僕の分のプルーンも買ってきてくれない?」
「僕がここの研究所の所長さ。……そうだ、ここに来るまでに誰かと間違えたりはしていない? たとえばほら……あそこのお兄さんとか」
「ッ……、ごめん、少し……体の調子が悪くて。ちょっとだけ、航と変わってもいいかな」
Re: フルーツタルトが食べたい。 ( No.38 )
- 日時: 2021/04/09 20:19
- 名前: 憑◆R1q13vozjY (ID: lr9f0LkI)
これアークの性格が終わらないし、シロンの容姿も終わらない。主要人物さえできれば後はサクッと終わるんだけどなぁ……。
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▷ 性格
かなり頭のネジがぶっとんでいる。
かなり一途な人物ではあるものの、フリーの時はかなり惚れっぽい性格で、誰彼構わずすぐに惚れ込んでは「あなたは運命の人に違いないわ!」等と言っては勝手にご奉仕し始めたりする。ちなみに対象はぬいぐるみ等の生きていないものも含まれる。相手の気持ちはお構いなしであり、相手が蒸発するなど物理的に居なくなるまではどこまでも着いて回る。好きな人には尽くして尽くして尽くしきる、圧倒的尽くし型ご奉仕タイプかつ愛情暴走型。頼んでもいないのに身の回りの世話をしてきたり、過度なお節介を焼いてきたりする。ましてや仮にそれが相手から鬱陶しがられているとしても、本人的には“私たちは両思いである”と頑なに思い込んでいるので言うことを聞かない。また、好きな人以外の周囲の人物は基本的に「下劣共・下劣な○○・塵屑ごみくず・虫けら……etc.」などなど、色々最低な呼び名で呼んでいることが多い。自分の好きな人が認めている・尊敬しているなどである人は好意的にとらえ、名前で呼んだりもする。なんなら本命と同じように奉仕してきたり、懐いたりしてくることさえある。が、反対に好きな人の嫌いな人などである場合にはよりいっそう口汚く罵ってきたりする。周囲への判断基準は自分の好きな人ベース。故に以前までは態度が最悪だったのに、今では懐いた犬のようである……なんてことも起こりえる。
かなり好きな人に依存的かつ怖いくらいに執着してくるし、とても崇拝してくる。好きな人のことを雲の上の存在であると崇め奉っている反面、“好きな人のことを完全に理解しているのは自分だけ”といったとても強い自惚れた意識も同時に持っている。
周囲の発言(特に好きな人の発言は)に対して酷く曲解する癖があり、被害妄想もかなり酷い。基本的に好きな人の言動は自分の都合の良いように解釈をするし、周囲には絶えず敵意を孕んだ目を向けているので、色々と話が通じないことの方が多い。
そういった悪い部分に目を瞑ればではあるものの、家庭的かつ一途に愛してくれるいい子である。
好きな人のことは「主さま、ご主人サマ、ご主人」のいずれかで呼ぶことが多く、名前で呼ぶケースはあまりない。彼いわく「主さまの真名を呼ぶのは何故か頂けなくて、ドキドキしてしまう」とのこと。彼の基本的な行動理念としては好きな人優先……ではあるが、それら全ては彼自身の思想にかなり偏った愛情故の言動であることを念頭に置いておくべきであろう。故に、「主さまの為を思ったが為に」常識を逸した行動を取ってくることもままある可能性が十分に高い。
▷ 容姿
まず、彼には四つの姿がある。どの姿を取るかは相手により、基本的には女性相手には男の姿、男性相手には女の姿を取る。
Ⅰ.少年の姿
ランプブラック色の髪。直毛で、猫っ毛のふわふわした感じの柔らかく軽い髪質。前髪は眉が少し隠れるぐらいにパッツンで切り揃えており、前髪の分け目は安定していない方。よくセンター分けになっているが、たまに七三分けになっていたりもする。横髪はおよそ顎のラインほどまでの長さかつ右側にだけあり、左側は耳にかけている。後髪も前髪と同じくパッツンに切り揃えており、顎のライン程度までの長さ。プラム色のクリッとした丸い目。丸っこく大きな垂れ目で、睫毛は長め。下がり気味の太めの眉で目と眉の間はかなり狭い方。顔つきは年相応的だが、顔だけ見ればやや女の子っぽさが滲み出る出で立ち。褐色の肌。体格は太くも細くもなく。鍛えられてるわけではないが、触るとそれなりに筋肉の感触がする程度である。身長は159cmほど。頭部には小さな蝙蝠の羽のようなものが一対生えており、当然のことながら飛行能力はない。爪先は黒く塗りつぶされたよう。舌先は二又に分かれており、いわゆるスプリットタンと呼ばれるものになっている。
首元まで隠れるノースリーブの黒いニット服に、裾が広がった黒いホットパンツ。ズボンの下からは膝上丈の黒いスパッツが覗く。足元は素足に黒色のサンダル。サンダルは厚底タイプであり、さらに言えばワラーチ系である。
Ⅱ.男性の姿
ランプブラック色の髪。少年時と同じく猫っ毛のふわふわした感じの柔らかい髪質だが、直毛ではなく波打ったような癖毛になっている。髪の長さは少年時とさほど変わらず、また前髪は七三分けで安定している模様。プラム色の瞳で横長の垂れ目。奥二重で漆を落としたように黒目がちであり、睫毛は長め。少年時の面影が残ったような、下がり気味の太い眉。一際長く、そして犬歯のように鋭い歯が二本生えており、口を開ける度に歯先がちらちらと覗く。やや大人びた印象を与える顔つきで、どこか色気のある雰囲気。体格は太くも細くもなく。あからさまに鍛えている感じはしないが、触ると筋肉であろう硬さが伝わる程度。身長は178cmほど。
白い長袖のカッターシャツに、黒いスーツズボン、革靴。ネクタイは身につけていないが、代わりに銀色に輝く長いネックレスを首にかけている。ネックレスには大きなリングと三日月を模したような小さなアクセサリーが吊り下げられている。また、シャツの上には黒色のガウンを羽織っている。さらにガウンの上には白いストールを掛けており、ストールの両端には金糸で十字架が刺繍されている。
Ⅲ.少女の姿
スノーホワイト色の髪。直毛で、猫っ毛のふわふわした感じの柔らかく軽い髪質。前髪は大体同じ長さに切り揃えられており、顔がよく見えるくらいにはすっきりしている。ギリギリ肩に付かない程度の長さで、左側は耳が見えるように髪を耳に掛けている。また、右の横髪だけ鎖骨を少し越すまで伸ばしており、三つ編みに緩く編んでいる。ライムグリーン色の瞳でぱっちりとした綺麗な二重の丸っこい目、どちらかといえば垂れ目がち。顔付きは年相応的で、色白の肌。体格は太くも細くもなく、肩幅などは狭く華奢な骨格の方ではある。身長は156cmほど。爪はやや長く、また人間であれば耳である部分が蝙蝠のような羽になっている。この羽は自分で動かすことも可能なようで、時々パタパタと動いたりする。
大きな三角型の白い襟に、フリルがふんだんにあしらわれた白いブラウスシャツ。服の形状はいわゆるビブ・ヨークといわれるものでブラウスシャツは胸元付近までとなっており、袖やドレスに当たる部分はふくらみを帯びたふんわりとしたシルエットのワンピース服になっている。フリルは白を基調としているが、それ以外の部分は基本的には黒基調。丈はおおよそふくらはぎ途中までであり、少し見える足も基本的には黒いストッキングで覆われている。靴は黒めのパンプスで、ストラップで留めるタイプのものである。
Ⅳ.女性の姿
スノーホワイト色の髪。少女時と同じく猫っ毛のふわふわした感じの柔らかい髪質だが、直毛ではなく波打ったような癖毛になっている。髪の長さは少女時よりも伸びており、およそ背中途中までとなっている。左側は相変わらず耳に掛けているが、三つ編みであった部分はなくなっており、代わりに毛先が緩くウェーブがかったようなヘアアレンジになっている。ライムグリーン色の瞳で、眠たげなとろんとした垂れ目。奥二重がち。顔付きは年相応的で、色白の肌。体格は太くも細くもなく。いわゆるグラマー体型と呼ばれるようなもので、引き締めるところは引き締めつつも出るとこは出ているようなX型体型。身長は169cmほど。少女時と同じく耳は蝙蝠の羽のようであるが、加えて頭部には牛の角のような形をした黒い角も生えるように。
おおよそのシルエットは修道女やシスター、と言われて思い浮かぶような服である。が、かなりアレンジが入っているのか、腰には大ぶりなフリル付きの白い腰エプロンを巻いているし、首元には黒いリボンのようなものが巻かれている。また、シスターのベールにもややアレンジが見られ、白い布部分はヘッドドレスとなっており、それに薄くて黒いベールがくっついているような被り物になっている。ヘッドドレス部分の両端には黒いリボンが結び付けられており、リボンの紐は長めに取られている模様である。ドレス丈は靴をも隠すほどの長さであり、ドレスが大きく翻ったりしない限りは足すら見えない。靴は中にヒールが埋め込まれているタイプのブーツである。
▷ 備考
自身の姿を巧みに操り、様々な人々を堕落させてきた悪魔。時には教会に務める者として働き神父を堕としたり、またある時は全く別の姿を取り、ある国の王様に色仕掛けをしてはその国を滅ぼしたこともある。
が、それらは今や過去の話であり、今はある特定の一人(以下主)に忠誠を誓い、まるで犬のように従うような、そんな生き方をしている。主が望むことならば、何事も叶えてみせるし成し遂げる。また、主に危害を加えてきそう、主にとって悪いものだ、などと判断したものであれば独自の判断で勝手に行動したりもする。
特に得意とするのは、淫魔ということもあってか性行、淫行関連である。例えばターゲットの人を不妊にさせたり、またはその人に取り憑いてありとあらゆる淫行を重ねたり……等。最も好んでいる手段としては、ターゲットに取り憑いた後、ターゲットの恋人を殺したり、もしくは妊娠などしていればわざと流産したり……等である。またそれらの行為全般を、彼は「呪い」と呼んでいる。
Re: フルーツタルトが食べたい。 ( No.39 )
- 日時: 2021/04/09 20:20
- 名前: 憑◆R1q13vozjY (ID: lr9f0LkI)
▷性格
一言で言えば極端な二面性を抱える男。その場の状況や場面によって性格を使い分ける。しかし、あまりにも自然すぎるが故にほとんどの人はそれに気付かない。
基本的には優しく温和。常にニコニコしており子供や動物に好かれる様なあたたかい雰囲気を纏う。極度のお人好しで、如何なる状況においても困っている人は助けないと気が済まないし、人にも騙されやすく流されやすい、というテンプレ的な優しさ。周りにはニコニコしていて弱っちくて都合の良い奴扱いされやすく、高確率でイエスマン認定されがち。聖職者らしく「神の下においては生物は皆平等」という信条を掲げており、誰に対しても『優しく丁寧に愛情を込めて』をモットーにフラットな対応を心掛けている。他人に共感しやすいのかそれとも他人の心を理解するのが上手なのか、人に感情移入しやすく、相談を持ち掛けられたら悩んでいる当人より悩む。もし相談された場合は冷静に解決策を考えるよりも、まずは慰めたり心を支えたりするタイプ。
しかしこれらの一面は本性を隠すため"作られた"性格であり、殆どは彼の巧みな演技によるもの。本性を特定のわずかな人にのみ晒すだけならば些か問題は無いと捉えるが、彼とて必要以上の本性の露呈は嫌う。表向きの温厚な性格とは異なり、実際は感情に支配されやすい部類だが、周りの目を気にするため本性を晒け出すことは滅多に無い。
実際は束縛的かつ支配したがりな面がかなり強い。束縛欲、支配欲――その欲の矛先は「自身が好意を寄せている者」に向けることが多いが、勿論そうでないときもある。表向きには「誰でも平等」と言いながら、実際の所興味の無い者はどうでもよく、気に入った者だけを丁寧に扱うような贔屓屋である。気に入っている者以外には酷く冷たい。そんな人には見向きもしないしどうでもいいと考える思考回路の持ち主。もし見知らぬ人が空腹で道端に転がっていても真顔で冷たい目線を送るぐらいに。尚、気に入った者に対してはサービス精神旺盛かつ変わらず丁寧でお人好し。あのニコニコした笑みで気持ち悪いくらいにもてなすし、たっぷりと愛す。気に入った人には好意丸出しで溺愛しがち。気分が酷く良い時にはまるでバカップルの恋人みたいに盲目になることもままある。その癖歪んだ愛情の持ち主な為、気に入った者に対してからかったり意地悪したり等は勿論、何かと酷く束縛してきたり暴力を振るい恐怖等の負の感情で支配してきたりする。これらの言動には自分から離れて欲しくないという不安と、好きな者の怯える顔や狼狽えた顔等が好きというサディスティックな気持ちを孕んでいる節がある。気分が高まるとついついやってしまう言動なためか、抑えようにも抑えきれない衝動のよう。既に述べた素直な愛情表現とは大きく異なるもう一つの愛情表現。とはいえ好きという気持ちに一点の曇りはなく本物であるため、自身の中にある"愛する人を素直に愛する気持ち"と"愛する者を虐めたい加虐心"の相反した二つの感情に葛藤している所も。
▷容姿
ダークアッシュのような色をした髪で弱めの癖毛。(メンズにおける)ミディアム程度の長さであり、前髪は目にちらちらと少し掛かるぐらいの長さ。仕事中等オン時はセンターパートでヘアセットしているが、プライベート等オフ時は額全体を隠すように前髪を下ろしている。丸みがかかったアーモンド型の二重で垂れ目がち。瞳は緑味が強めのヘーゼル色。眉は少しだけつり上がっている。口元には微笑みが浮かんでいる事が多々。穏やかな雰囲気を纏い、柔和な表情を崩さない。ほんの少しだけ焼けた肌。
体格は細くも太くもなく。筋肉量はそれほど多くはないが、かといってなよなよした軟弱な体つきではない。並の男性のようなたくましさやがっしりした感じを持つ体つきで、いかにも平均的なもの。身長は186cmほど。
黒いカソックを身に纏う。よくある神父の格好ながら、アクセサリー、特にシルバーアクセサリーを好むためか少々華やかな出で立ち。特に目立つのは左手であり、複数の指輪がチェーンで繋がったものを填めている。指輪は人差し指、薬指、小指に。また十字架の飾りがぶら下がったネックレスも付けている。
私服はスーツ一式を三着持っている程度。内訳はダブルスーツと呼ばれる類のものを二着、シングルスーツ類を一着。シングルスーツの場合、中にベストを着込んでいる。(ネクタイ含め)モノクロ基調のフォーマル風な装い。副業の仕事をする際はそれを纏っている。カソック姿の時とは異なりアクセサリー類は全て外した状態だが、代わりにダテの眼鏡を着用している。眼鏡をかける理由としては、追放した人々から彼だと気付かれる可能性を少しでも下げるため。いわゆる変装的な意味合いを持つ。
また儀式等の行事も、廃教会に今は身を寄せていること・そもそも儀式等そのものが無意味であると考えているなどの理由から、今では執り行っておらず祭服を着る機会もほぼない。
▷備考
街外れの廃れた教会にて静かに祈りを捧げる聖職者。ちなみに教会は既に使われていない。
彼が聖職者になった経緯には様々な因果があれど一番には「己の性質がよく馴染む」ことが挙げられる。表向きの、人々をよく「助け」「救い」、また「愛する」性格は聖職者として振る舞うに十分な素質があった。元より抱え持つ、人々に対する「冷酷さ」を大衆に晒す心配もなく、表向きの仮面をただ被っていれば良い。最初はそれだけの理由で聖職者への道に進んだ。聖職者にいざなってみれば、信者が自身の思うように従ってくれたり動いてくれたり、或いは自身に助けを求めてきたり。そんな風に信者を無条件に「支配する」悦びを知り、神への信仰は形だけだが聖職者としてきっちりと勤しむように。
元々は街中の大きな教会で働いていた。だが、聖職者ではあるが全く神を信仰しない無神論者かつ「神の下においては生物は皆平等」なんていう信条もまったくの虚言である──等という無神論者ぶりがひょんなことからバレてしまい、追放されることになった。追放されて行き着いた先が例の廃れた教会である。
ちなみに大きな教会で働いている時は多忙の一言に尽きる毎日を送っていたが、現在は比較的ゆったりと暮らしている。
だが無神論者かつ廃教会に身を寄せる者とはいえ、最低限の業務(祈りなど)は形だけでも済ませる様子。しかし廃教会で司祭を務めるだけでは生活は成り立たないため、副業として独自に幼稚園(又は保育園)を朝からお昼の間まで開いている。幼稚園の場所は街中のどこかだが、廃教会から物凄く遠いことは無い。ひっそりと開いているため子供は少ないが、生活を営む分の収入源となっている。
Re: フルーツタルトが食べたい。 ( No.40 )
- 日時: 2021/04/09 20:25
- 名前: 憑◆R1q13vozjY (ID: lr9f0LkI)
双子は容姿だけ載せておこ。あの二人場合によっては性格変わるんよね。
ー
▷容姿
パールグレーの髪で、直毛。横髪は鎖骨を越すぐらいで、後髪は背中途中までの長さ。前髪は目に少しかかる程度の長さであり、いわゆる立ち上げ前髪。分け目は3:7で右流しにしており、髪型が崩れないように青いピンで留められている。横髪は、両方青いゴムで毛先付近で束ねられている。後髪は耳より下の位置で結わえた二つくくりだが三回に分けて束ねられており、団子が二個連なったような感じになっている。スマルト色をした丸い瞳に、ぱっちり開いた猫目がちの上三角目。睫毛はあまり長くはなく、スッキリした目元。髪と同色の短めの平行眉で、目との幅は狭め。犬歯のような鋭い歯が前歯に一、二本生えており、口を開くとちらりと歯が覗く。どちらかといえば幼めの顔立ち。日に焼けていないような色白の肌。片割れと比べると表情は豊かな方であるが、怒りや悲しみ、恐怖などの負の感情はあまり顔に出ない方。
体格は男にしては細く華奢。最低限の筋肉しかついておらず、見た目からして非力だと分かる体つきである。身長は155cm程。顔の雰囲気こそは少年っぽいが、たまに体型や髪型から女だと勘違いされることも。
白色のメンズブラウス(七分丈)を着用しているが、サイズは割とゆったりめ。また背中がざっくりとV字型に開いており、背中途中まで素肌が剥き出しである。首元には無地の赤いネクタイ。黒いサスペンダーをきっちりと肩にかけている。アントワープブルー色の、袖がついたポンチョのようなアウターをブラウスの上から羽織っている(なので普段は開いた背中やサスペンダーはあまり見えない)。ちなみにネクタイはポンチョの外に出している。裾が折り返された黒色のショートパンツに、スレートグレー色のソックスガーター。靴はローファー。両耳には藍色の房飾りが垂れ下がっている。耳だけでなく手先も金色のアクセサリーで彩られており、右手は中指にアーマーリング、薬指には太さが異なる二個のリング、小指にはチェーンリングを。左手は全ての指に均一の太さのリングが根元まで嵌め込まれており、また手の甲に位置する一つの大きなリングにチェーンが伸びている様子。前腕から手首にかけて二つのブレスレットが通されており、手の甲のリングからもブレスレットに向かってチェーンが伸びていて、左手のアクセサリーはリングからブレスレットまでワンセットになっている。
背中からは黒い蝙蝠のような翼が一対あり、左右対称的。普段は折り畳むようにして足元に向かって伸びているが、翼そのものは割と大きめで、広げれば全長(左翼の端から右翼の端まで)2m近くはあると推測される。翼まで神経や血管は通っているので(なので触るとちょっと温かい)、翼を引きちぎったり切ったりすれば当然血は出るし痛みも感じる。翼の怪我や傷は治ったりしないし、当然生え変わったりもしない。その証拠に、右翼に欠けた箇所が一点だけある。
また首元(左側)には、グライスと同じ模様の烙印のような痕がある。
▷容姿
スカイグレー色をした外ハネ癖のある癖毛で、腰元近くまで伸びている。特に目立つのは、耳の上にある犬耳のような外ハネ。横髪は鎖骨辺りまで、前髪は目に少しかかる程度で立ち上げ前髪。分け目は8:2で左流し。ホライズンブルーの丸い瞳に、つり目がちの半月目。睫毛は長め。髪と同色の平行眉で目との幅は狭め。年相応の顔立ちで、片割れと比べるとやや大人びた雰囲気である。上品そうな、いかにも穏やかそうな笑みをよく浮かべているが、よくよく観察すると目はあまり笑っていない。日に焼けていないような色白の肌。片割れと比べ表情の変化が乏しい方だが、喜怒哀楽など感情は片割れよりも幾らか素直に表現する方である。
体格は華奢で細身。あからさまに鍛えられていない感じなのでどことなく儚げにも見える。凹凸の少ない体つきで横から見ても薄い。身長は153cmほど。
フリルがあしらわれた白いブラウスシャツ。七分丈の袖丈に、ボタンドカフスタイプの袖口。袖口のボタンは黒。首元にはアプリコット色のネクタイが結ばれている。マドンナブルー色のフィッシュテールスカート。フロントは少なくとも膝頭が見えるほど短いが、バックに行くにつれふくらはぎ途中まで長くなっている。深い紫色のレース手袋。レースは模様のない網目状のもので、袋口はゴムが通されており、手首付近でキュッと締まる感じになっている(結果的にフリルがついてるみたいになっている)。ショート丈の、黒茶色をしたレースアップブーツ。日によっては黒いタイツを穿いていることもあるが、ごくまれ。ほぼほぼ生足の日。ネービーブルー色のケープを羽織っている。が、ネクタイはケープより外側に出している様子。また爪先は赤く施されているも、手袋を常々着けているせいか分かりにくい。
スカートからは黒いしっぽのような何かが覗く。まさしく、悪魔のしっぽと言われて想像されるような見た目をしており、現にしっぽの先はスペードのような形をしている。ただ、何故かしっぽは二又に分かれているようである。しっぽの先まで神経が通っているので、触られれば勿論反応する。また、微々ではあるが血も通っているので、何かしら傷をつければ血が出る恐れはある。
また首元(右側)には、フィランムと同じ模様の烙印のような痕がある。
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