雑談掲示板

第十一回SS大会 お題「無」 結果発表
日時: 2014/02/27 20:57
名前: 死(元猫 ◆GaDW7qeIec
参照: http://www.kakiko.info/bbs/index.cgi?mode=view&no=16247

第十一回SS大会 お題「無」
>>523に第十一回大会結果紹介

始めましての方は、初めまして! お久し振りの方達はお久しぶり♪
何番煎じだよとか主が一番分っているので言わないで(汗
余りに批判が強ければ、削除依頼しますので!

題名の通りSSを掲載しあう感じです。
一大会毎にお題を主(猫)が決めますので皆様は御題にそったSSを投稿して下さい♪
基本的に文字数制限などはなしで小説の投稿の期間は、お題発表から大体一ヶ月とさせて貰います♪
そして、それからニ週間位投票期間を設けたいと思います。
なお、SSには夫々、題名を付けて下さい。題名は、他の人のと被らないように注意ください。
 

投票について変更させて貰います。
気に入った作品を三つ選んで題名でも作者名でも良いので書いて下さい♪
それだけでOKです^^

では、沢山の作品待ってます!
宜しくお願いします。

意味がわからないという方は、私にお聞き願います♪
尚、主も時々、投稿すると思います。
最後に、他者の評価に、波を立てたりしないように!



~今迄の質問に対する答え~

・文字数は特に決まっていません。 
三百文字とかの短い文章でも物語の体をなしていればOKです。 
また、二万とか三万位とかの長さの文章でもOKですよ^^
・評価のときは、自分の小説には原則投票しないで下さい。
・一大会で一人がエントリーできるのは一作品だけです。書き直しとか物語を完全に書き直すとかはOKですよ?

――――連絡欄――――

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_____報告
第四回大会より投票の仕方を変えました。改めて宜しくお願いします。

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Re: 第四回SS大会 小説投稿期間 3/21~4/8 ( No.215 )
日時: 2012/04/09 13:27
名前: 果世◆MhCJJ7GVT.

「ちいさい夏、みつけた」


 半袖で過ごすようになって、日中は扇機無しでは生きていけなくなって、郵便受けに毎年市内で行われている花火大会のチラシが投函されて──いつの間にか、夏になっていた。

 花火大会には、小さい頃はいつも幼馴染みの弓月(ゆづき)と一緒に見に行った。当時の僕にとって、ほぼ真上で立て続けに大きな音を立てて鳴る花火は恐ろしい怪物のように思えてならなかったのだが、それを弓月に悟られまいと必死で平静を装った記憶がある。
 ──いつだっただろうか。一緒に花火を見に行かなくなったのは。
 確か、小学校低学年までは行っていたと思うのだが、その後どうだったかははっきりと覚えていない。ただ、学年が上がるにつれて互いに男女間の隔たりを感じ始めたのだと思う。

 …………それにしても暑い。異常気象だ異常気象。というかやけに周りが騒がしいような気が。顔を上げるとぬるい空気が顔に当たった。あ、世界史の先生が教科書を抱えて教室から出ていく。どうやら授業が終わったらしい。そして僕はいつの間にか居眠りをしていたらしい。

「お早う」
隣の席の沢田瞳に声をかけられた。
「はよー」
「ハッシー、桐島君のこと睨んでたよ」
 ハッシーというのは、世界史担当橋本先生のあだ名だろう。
「僕の場合、受験に世界史は要らないからいいんだよ」
「次の期末にはでるけど」
沢田はそう言って、世界史のノートと教科書を鞄の中にしまった。

 彼女とは高校に入ってから三年間、ずっと同じクラスだ。サバサバが服を着て歩いているような感じで、僕の数少ない女友達である。

Re: 第四回SS大会 小説投稿期間 3/21~4/8 ( No.216 )
日時: 2012/04/09 13:26
名前: 果世◆MhCJJ7GVT.

「ていうか暑過ぎんだろ。ここの席」
 僕は下敷きをうちわ代わりにしてぼやいた。
 教室にはクーラーが付いている。が、位置と向きの関係上、僕が座っている後ろの方の座席にはあまりが来ない。
「そうだね」
 そう言う沢田は涼しそうな顔をしている。

 ──不意に、沢田に告白されたときのことを思い出した。
「桐島君のことが好き」
 付き合って下さい。そう付け加えてから、沢田は僕の顔をまっすぐに見た。
 困惑して、思わず目を逸らしてしまう。向こうは悪い冗談などではなく、本気なのだとわかったからだ。
 沢田は良い奴だし、顔だってよく見ればけっこう整っている方なのかもしれない。……でもでもでも、付き合うとかそういうことを考えると、何か違う気がした。刹那、弓月の顔が頭に浮かぶ。

「ごめん。他に好きな人がいる」
 僕は頭の中の弓月を必死でかき消して言う。蝉の鳴き声がやけにうるさく感じた──。

 あれは二年の夏休みの補習帰りのことだったから、もう一年近く経つのか、と思う。
 沢田とはその後、現在に至るまで何事も無かったかのように友人関係が続いている。本当に、何事も無かったかのように。

「そうだ桐島君、」
「何?」

「弓月とどうなってるの?」

Re: 第四回SS大会 小説投稿期間 3/21~4/8 ( No.217 )
日時: 2012/04/09 13:04
名前: 果世◆MhCJJ7GVT.

「…………は?」
 心臓がどきりと音を立てる。
「言った、けど」
「それって弓月のことでしょ」
 沢田は表情ひとつ変えずに言う。

 核心を突かれたと思った。沢田の言うことは正しい。僕は夢から覚めたような気分になった。曖昧に返事をして教室を出ると、さっきより空気が生ぬるく感じた。暑い。異常気象だ異常気象。


 ***


「期末が終わったら夏休みかー」
 隣に腰を下ろしている寛也が、アイスを頬張りながら呟く。

 昼休み。僕は屋上の片隅で、友人たち三人とだらだらと過ごしていた。ギラギラと太陽光が照りつける中、倉庫の陰になった狭いスペースは、昼休みを過ごすのにうってつけである。

「つーか、無性に海行きたい」
「夏休みっつってもどうせ俺らは受験生の身だから」
 向かいに座る樹と翔太が続けて言う。

「なんかこの忙しいときに限って色々他のことがやりたくなるんだよなー」
「あー分かる。スイカ割りとか、ビーチバレーとか、めっちゃやりたいもん」
「そういや俺、スイカ割りってやったことないんだけど」
 他愛もない会話は途切れることなく、永遠に続いていきそうだった。引退した部活のこと、受験のこと、昨日のテレビのこと、下らないこと……。

「……次の授業って何だっけ」
 予鈴が鳴ったところで、それまで散々部活の後輩の愚痴を言っていた樹が訊く。
「古文」
「げ。教科書忘れた。俺、借りに行ってくるわ」
 樹は立ち上がって早歩きで立ち去った。「俺もー」と言い、翔太も後を追う。

Re: 第四回SS大会 小説投稿期間 3/21~4/8 ( No.218 )
日時: 2012/04/09 13:30
名前: 果世◆MhCJJ7GVT.

 僕らもそろそろ教室戻ろう、と二本目のアイスを完食したばかりの寛也に言う。

「あ、」
 寛也が間抜けな声を上げる。
「あ?」
「そういえば例のカノジョと付き合ってんの?」
「カノジョ?」
 さっきから、寛也の言っていることをただオウム返しにしているだけのような気がする。

「黒川だよ黒川弓月」
 ──何だ、またその話か。


 ***


 塾の講習が終わり、帰りのバス停まで向かう途中、手元の時計を見ると既に二十時を回っていた。
 空を見上げると、いくつかの星が瞬いているのが見えた。そして、空が意外と殺景なことに気づく。こんなに星って少なかったっけ。……まあ、単純に視力が落ちただけか。
いつだったか、夏休みの自由研究で星座の観察をしたことがある。明るい一等星であるアンタレスを持つさそり座を初めて見つけたときは、妙にうれしい気持ちになったものだ。
 でも、もはやどの星がアンタレスなのか分からない。確か、北極星を基準にして見つけられるはずなのだが、そもそもどれが北極星だったのだろうか……。

 俺は北極星探しを諦めて、バスに乗り込んだ。冷房が効いていて涼しい。空いている席に座り、バスの発車を待つ。途端に、睡魔が襲ってくる。

Re: 第四回SS大会 小説投稿期間 3/21~4/8 ( No.219 )
日時: 2012/04/09 13:30
名前: 果世◆MhCJJ7GVT.

「あっ夕介! やっほー」
 その澄んだ声に、僕の眠気は一気に吹き飛ばされた。

「弓月、」
 穏やかなが、肩まで伸びた彼女の髪を揺らす。家が隣同士で学校も同じだというのに、ここ最近顔を会わせていなかったような気がする。

「なんか、久しぶりだね」
 弓月はそう言って、僕の隣に座る。
「うん」
 ……。
 何を話そうか、全く思いつかない。何か気の利いた話題はないものかと考えたが、不思議なくらいに何も浮かんでこない。普段の僕なら、こんなこと深く考えたりしないのに。
 バスがゆっくりと発車する。今日はいつにもまして乗客が少なく、席はほとんど空いていた。僕も弓月も一言も喋らないまま、バスは走り続けた。やがて急な曲がり角を通って大通りに出たかと思うと、すぐに信号に引っ掛かった。

 下を向いて、僕は考える。僕と弓月はこれからもずっとただの幼馴染みのままで終わってしまうような気がした。夜が更けて星がながれるように、まるで最初から決まっていたみたいに。

Re: 第四回SS大会 小説投稿期間 3/21~4/8 ( No.220 )
日時: 2012/04/09 13:33
名前: 果世◆MhCJJ7GVT.


「夕介! 見て!」
 弾む弓月の声。顔を上げると、ほぼ真正面に花火が見えた。あ、市内の花火大会って今日だったんだ、と思う。ビルの隙間から顔を覗かせる握り拳ほどのそれは、鮮やかに夜の空を染めていた。そうかと思えばすぐ闇の中に消え、そしてまた別の花火が開いて、散る。何度も見てきたはずのこの光景を、僕はしばらくの間食い入るように見つめた。

「綺麗だね」

「……ちょっと小さいけど」
「確かに」
 迫力には欠ける、と付け足して、弓月は笑う。

 信号は青に変わり、バスが再び走り出すと、花火はビルの後ろに隠れてしまった。

「弓月、僕実は────……」




 end.




 *
素敵な企画をありがとうございます。書くのが楽しかったです∀
というか、結果的にまとまりのない感じにorz 短編って難しいですね;
幼馴染みに恋する少年のとある一日、というのを副題にして書きました(・ω・)
個人的に夏っぽいと思うものを色々と取り入れたつもりです。
あと、最後が妙な終わり方なのは、敢えてです!←

Re: 第四回SS大会 小説投稿期間 3/21~4/8 ( No.221 )
日時: 2012/04/08 23:42
名前: トレモロ

『壊れた人間達の綴り張』 壱



前記


今から二年前の、とある青年によって書かれた書物より抜粋。
日記形式の書物である。
文章は英語で書かれていたので、日本語訳に意訳したものをここに記す事にしてみた。
原文との多少のズレは、許容してくれ。
また、この文章の訳文担当者は荒川万里、つまり私がさせていただく。

注・内容が真実なのか創作なのかは読了者に、その旨を判断していただきたい。











六月一日

暦の上ではとっくに夏になっているが、気象的な観点からみると六月からが夏らしい。
その為かまだそこまで暑いというわけではないが、寒いというわけでもない。
すでに夏の足音は近付いているどころか、猛突進しているということだろう。
猛突進とは我ながら意味のわからない表現だが、ニュアンスは伝わるか?
伝える……と言ったが。この日記を人に見せる事は私の生きている内には無いだろう
理由は色々あるが。……本当に色々あるが。
その一つとして、私がシャイだという事があげられる。
自分の考えが、私が存命の内に誰かに見られるなんて苦行。正直御免こうむりたい。
まあ、それでも『日記』という形で何かを残したい。
いや、残さねばならない事になったので。この日より書き始めとさせて頂く事にする。
ふむ……。誰に了承をとっているのだろうね私は。まあいい。
さて、今日はとりあえずこんな所でいいのかな?
まあ、これからおいおい書かせて頂くとするよ。
毎日書くわけではないが、気が向いたら書くことにする。
それではお互い生きていたらまた会おう。




六月三日

この前の日記から二日しかたっていない。
そのためまだ季節の感触は前と変わらないな。
夏と言うのはどうしようもない季節だと思わないかね?
暑く。暑く。暑く。
ただただ暑いだけで、他に何か面白みが存在しない季節だ。
生き物の芽吹きを感じる春とも違う。
白銀の世界に彩られる冬とは違う。
全てが鮮やかに染まる秋とも違う。
唯暑いだけの夏。
私はこの季節が嫌いだ。
とてもとても嫌いだ……。
ふむ。今日はこのくらいでいいかな。
それではお互い生きていたらまた会おう。




六月二十三日

前の日記から期間が多少あいたな。
まあいい。
さて最近周りで変化があった。そう『変化』だ。
来るべくして来た変化とでも言おうか。
まず、私の足が『動かなくなった』。
次に『思考が安定しなくなった』。
ふむ。似たような症例は病気の一種の中にあるかもしれないが、断じて置こう。
この状態は病気ではない。
では何か? 
まあ、それはおいおい書いて行く事にする。
『時間があるかはわからないがね』。
それではお互い生きていたらまた会おう。




六月二十五日

今度は『手が動かなくなった』。
ふむ。嫌なものだ。
そういえば、昨日車いすで外に出てみたんだ。
そこに、夏だからかな。
暑い日差しの所為で、ミミズがアスファルトの上で干からびていた。
なんというか、こう。
無常だね。
小さな生命の命を刈り取るのが、夏の日差しの趣味なのだろうかね?
まあ日差しに罪はないだろうが、善意などもないだろうね。
善意のある日差し……。
ふむ、神秘だな。
さて、今日はここまでにしよう。『手が動かないまま日記を書くのは億劫だ』。
それではお互い。生きていたらまた会おう。




七月二日

『月』が変わったね。
尤も何月になろうと、何日になろうと。
私にとってはどうでもいいことなのだが。
それでも、この夏は嫌だな。
暑い。とにかく暑い。
今日も起き上がったところ、手が暑さの所為か。
『腐っていてね』。
仕様がないから口でぶち切っておいた。
痛みが無いのだけが幸いだったという所か。
しかし、暑いな。
腕が一本ないと歩きづらい事この上ないな。
しかし、暑いな。
頭がくらくらする。
しかし暑いな。
生きていたら。
しかし暑いな。

『また会おう』。




七月五日

……。
…………。
………………。
………………………………………………………………………………。


イキテイたら。マタあオう。

Re: 第四回SS大会 小説投稿期間 3/21~4/8 ( No.222 )
日時: 2012/04/09 13:26
名前: トレモロ

『壊れた人間達の綴り張』 弐




七月十日


さて、ようやく落ち着いてきたね。
身体から力が抜けて来る。
だが、心は非常に落ち着いているよ。
ただやはり、夏は暑すぎるな。
暑すぎると頭がおかしくなる。
私の日記の内容を見て、君たちは総じてこう思うだろう?
『なんなんだこれは?』とね。
まったくその通りだ。なんなのだこれは。
いや、私が一体何なのだ?
思い出せなくなってきたんだよ。自分の存在の意義がね。
ああ、まったく。こんなことなら『話に乗るんじゃなかった』。
マリに完璧に騙されたよ。だから東洋人は嫌いだ。
特に日本人はかわいい顔してやることがエグイね。
まあ、いいさ。
美人に騙されるのも英国紳士の嗜みの一つさ。
まあ、こんな状態で紳士も何もないか……。
さてこれくらいにしようか。
生きていたらまた会おう。




七月二十日

終わりかけている。
私をめぐっている『モノ』が、形をひそめてきてね。
ようやっと外に出ようという心持になったようだ。
それはそうか。
何せ私はもう、『器』としては、成り立たないからね。
『モノ』達も、半分幽霊の様な生しか持たない私の、いや、最早骸と言っても問題無い私の中に、何時までも居続けたくないだろう。
実験は終了だ。
まったく、夏は嫌いだ。
暑すぎる。
今日もまた、鳥が干からびて朽ちている所を見たよ。
夏は嫌いだ。暑すぎる。
さて、もうそろそろこの日記も終わりかな。
期間がとびとびで済まなかった。
実は毎日書いていたんだが、文章として成り立っているのがこれくらいでね。
それじゃあね。
生きていたら、また会おう。




七月三十日

身体がもう動かない。
身体? 何を言っている?
すでに身体なんてない。
ならば何だ?
思念か? これは心か?
意志か? 私は意志によって動いている?
なんだこれは? なんだこれは?
なんだというんだ? 気持ち悪い。
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。
吐けハクハクハクハク。白白白白。
君はははは、何故ナゼぇ? 生きている?
もうすぐ同じおなじはおこはあか。
君はもうすぐ同じ。
君の中にも『モノ』が ア 入る?

生きてミロ。マタアオウ。




はちがつ……。

しんじつだ。
しんじつをかたっておこう。
わたしはヒトだ。
キミらをいくら喰らっていようと。
人なんだ!
覚えておいてくれ。
覚えておくんだ! 良いか!!
意識が覚醒している! 今だけだ!!
これを読んでる人間! 逃げろ!
逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ!!
地の果てまで、天の果てまで!
逃げるんだ!
『モノ』は喰うぞ? お前らを内から外から全てから!
喰い荒して喰い荒して喰い荒す!!
私はもう、身体が存在しない! 思念だけで全てを動かす存在だ!
幽霊? 幽鬼? そんなものはない!
全て人間だ! 人間が作り人間が欲し人間たらんと、壊れた『モノ』だ!
ああ、動かない! なんで無いんだ!
手も腕も足も『頭も無いんだ!!』
なんで生きている? なんで私が生きている?
こんな状態でなんで生きていると『実感できる!!』
逃げろ!!
お前らもこうなる。こうなるんだよ!!

生きていない! もう会えない!!




九月一日



生きていたかったかい?
マリ。君は天才だ。
生きていたかったかい?
しんでしまったね? さようなら。















後記

以上を持って、謎の怪文書と思われる日記の訳文を終了とする。
尚、この日記で触れられている『モノ』という正体については、謎のままである。
おそらくこの日記を記載したものは、精神病院か何かで幻覚に囚われていた、典型的な心神喪失の患者と思われる。
私がこれを訳文したのは『偶然に過ぎない』。
ただし不可解な点が一つ。
この日記が書かれたのは、紙などの劣化具合から二年前と推測されたわけだが。
その前後に、フランスで一つのある事件が起こっている。
『都市部人体停止事件』。
とある都市が、何か特殊な病原菌に侵され、住民がそろって『五体が動かなくなる』という症状におかれた。
尤も病原菌と言っても、正体が依然分からず。専門家は全て匙を投げた。
しかし、そのような特殊な状況はわずか一日で解決した。原因は不明だが、その『都市』は今も普通に存在し、普通に住民も暮らしている。
謎は謎のまま終わったということだ。
唯、唯一手がかりがあるとすれば。そこにはとある東洋人がいたということだ。
その東洋人は、異様な奇術や、幻術。そして科学に精通していたという。
彼(いや、彼女かもしれない)の存在が、その謎の一端を担っているという可能性はかなり高い。
尤も、手がかりも何もないので、事件は迷宮入りのままだ。
唯『マリ』と言う名前。それだけが、この日記から手がかりだと推測出来る。
東洋人と『マリ』。
それは同一人物か?
中々に面白い事だと思わないだろうか? ねぇ? 読者諸君?
では、これにてこの日記の『訳文』を終わる。
記載者は私こと荒川万里著。
読みは、『あらかわ まり』。
では。


生きていたら、また会おうじゃないか?

Re: 第四回SS大会 小説投稿期間 3/21~4/8 ( No.223 )
日時: 2012/04/08 23:49
名前: トレモロ
参照: 滑り込みセーフ! だが内容はアウト!!

>>221-222

聡明な読者諸君は気付いていると思う。
そう、この意味不明な物語。これは『夏』の魔力が生み出したモノだと……。
とかなんとか、さすらいテイストで言えば、大抵の事は許されるよね皆さん!
ってなもんで、意味不明な短編申し訳ないです!
まあ、これがっちり書いたら三万字は行きますから!
日記にしたら、あら不思議。
荒っぽい筋立てでも綺麗にまとまった様にみせかけて纏まってないよ!?

本当にやりたい放題やって申し訳ないoyz
でも書いていて楽しかったですw
コメディにしようと思ったら、ホラーテイストにw
色々謎とか伏線とか張ってありますが、回収する気が虚無な感じにw
いつかしっかり書きてゐですね!
それでは! 素敵な短編投稿場所を提供してくださった、姉さんに敬礼!
投票も楽しんでやらせていただきます!
再見!

Re: 第四回SS大会 小説投稿期間 3/21~4/8 ( No.224 )
日時: 2012/04/27 08:52
名前: 猫(元: ◆GaDW7qeIec
参照: 上条「ビリビリは本当に俺が嫌いなんだな」土御門「アホにゃ」一通「第三位。お前の男は相当鈍いようだぜ?」美琴「誰が彼氏フニャァ」

第四回SS大会エントリー作品!



No1 夜道様作 「夏なんか嫌いだ」 >>188
No2 刹那様作 「狂愛毒ニヨリ苦シ」 >>189
No3 ピアニッシモpp様作 「怪談」 >>190
No4 さくら様作 「海が、綺麗ですね」 >>191
No5 瑚雲様作 「Our summer」 >>192-193
No6 ゆかむらさき様作 「一晩かぎりの月下美人(シンデレラ)」 >>194-196 
No7 夕凪旋様作 「休暇」 >>197-199
No8 夜深様作 「恋の煙」 >>202 
No9 秋原かざや様作 「壊れたエアコン」 >>203-204
No10 Lithics様作 「望夏の灯」 >>206-210

No11 白波様作 「HI・KA・GE!」 >>211-214
No12 果世様作 「ちいさい夏、みつけた」 >>215-220
No13 トレモロ様作 「壊れた人間達の綴り張」 >>221-223

以上、全十三作がエントリーしましたvv

Re: 第四回SS大会 投票期間 4/9~4/23 ( No.225 )
日時: 2012/04/09 09:20
名前: 夜深◆4QOlS8qZ..

おはようございます。

あの、言いにくいんですが、>>224で訂正をお願いしたいところがあります。

No8 ×深夜 ○夜深    です。

あと、私が書いたものが載っている部分は>>202だけです。

紛らわしい名前ですみません。
エントリーさせて頂き、嬉しいです。ありがとうございます!

Re: 第四回SS大会 投票期間 4/9~4/23 ( No.226 )
日時: 2012/04/10 20:31
名前: 荵晄擅繝阪ぐ笳〓aIJiHXrg2
参照: 食品衛生上の注意:振り回してはいけません

 
瑚雲さん 『Our summer』 
トレモロさん 『壊れた人間達の綴り張』
白波さん 『HI・KA・GE!』

Re: 第四回SS大会 投票期間 4/9~4/23 ( No.227 )
日時: 2012/04/09 17:25
名前: さくら

すみません、私も訂正願います。
私の短篇、タイトルが「海が、綺麗ですね」になっているんですけど、其れは只の台詞であって、タイトルではないんです。すみません。
本当のタイトルは、「涙の匂いがした海に、ふわり。人魚姫の泣き顔が映る」です。凄く長くてすみません。
訂正宜しくお願い致します。

◎投票
気に入った作品、三つ選びました。
・Lithics様、望夏の灯
 いやあ、すっごい文章力高いですね!思わず共感してしまいました。
・トレモロ様、壊れた人間達の綴り張
 タイトルに惚れます。内容も本当に美しいです。
・ゆかむらさき様、一夜限りの月下美人(シンデレラ)
 このタイトルは凄く綺麗で良いですね!あーもうこんなタイトル待ってました!

では、訂正の方、宜しくお願いしますね。
五月蝿く言ってすみませんでした。

Re: 第四回SS大会 投票期間 4/9~4/23 ( No.228 )
日時: 2012/04/10 05:38
名前: 猫(元: ◆GaDW7qeIec
参照: 上条「ビリビリは本当に俺が嫌いなんだな」土御門「アホにゃ」一通「第三位。お前の男は相当鈍いようだぜ?」美琴「誰が彼氏フニャァ」

夕凪旋様作「休暇」
トレモロ様作「壊れた人間達の綴り張」
が私の好みですね^^

薬味ネギ様へ

今回からテンプレ使わないで良くしました。特に気に入った作品を一つ~三つまで書いてください。

Re: 第四回SS大会 投票期間 4/9~4/23 ( No.229 )
日時: 2012/04/10 08:59
名前: 秋原かざや◆FqvuKYl6F6

私はこれかなー?

瑚雲様作 「Our summer」
Lithics様作 「望夏の灯」
白波様作 「HI・KA・GE!」

今回もまた、レベル高いですね!!
私の以外(苦笑)。

Re: 第四回SS大会 投票期間 4/9~4/23 ( No.230 )
日時: 2012/04/10 20:03
名前: 街角

初めまして。毎回覗かせてもらってますw
私小説は書けませんでしたが、投票良いですかあ?

さくらさん「涙の匂いがした海に、ふわり。人魚姫の泣き顔が映る」
白波さん「HI・KA・GE!」

私の好みは此れ位です。

Re: 第四回SS大会 投票期間 4/9~4/23 ( No.231 )
日時: 2012/04/11 08:24
名前: ゆかむらさき◆zWnS97Jqwg
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=10497

こんにちは^^

毎回投稿シてたんだけど…… 投票ははじめてです。
2度でも3度でも読みたくなっちゃうくらいのが、ありましたので。

○夜道様作 「夏なんか嫌いだ」

○刹那様作 「狂愛毒ニヨリ苦シ」 

○夕凪旋様作 「休暇」

……です。

楽しく(刹那さんのは こわかった)読ませていただきました♪

Re: 第四回SS大会 投票期間 4/9~4/23 ( No.232 )
日時: 2012/04/11 20:12
名前: 菫と桃果

はじめましてー。投票良いですよね?

トレモロ様作の壊れた人間達の綴り張と、さくら様作の涙の匂いがした海に、ふわり。人魚姫の泣き顔が映るです。

凄く楽しく読みました。

Re: 第四回SS大会 投票期間 4/9~4/23 ( No.233 )
日時: 2012/04/14 16:26
名前: 通りすがりのああ

果世◆MhCJJ7GVT. どの
「ちいさい夏、みつけた」

秋原かざや◆FqvuKYl6F6 どの
『壊れたエアコン』

   好みに合って非常に面白かった。他も良作。満足。




Re: 第四回SS大会 投票期間 4/9~4/23 ( No.234 )
日時: 2012/04/15 08:24
名前: Lithics◆19eH5K.uE6
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=12586

こんにちは、投票させて頂きます。

夕凪旋様:『休暇』
秋原かざや様:『壊れたエアコン』
白波様:『HI・KA・GE!』

この三つに。他のどれも楽しく読ませて頂きました!

>>235 誤記失礼しました、訂正済みです。

Re: 第四回SS大会 投票期間 4/9~4/23 ( No.235 )
日時: 2012/04/15 19:36
名前: 夕凪旋◆PQzQy5g.72

では、投票させて頂きます。

さくら様作「涙の匂いがした海に、ふわり。人魚姫の泣き顔が映る」
トレモロ様作「壊れた人間達の綴り張」
Lithics様作「望夏の灯」

Re: 第四回SS大会 投票期間 4/9~4/23 ( No.236 )
日時: 2012/04/14 22:01
名前: 水色◆qeOyI7HiXE

 はじめまして!どれも良く纏まっていてすごく迷ったのですが、素敵だと思った作品は敢えて一つだけあげさせてもらいました!私の中では断トツだったので//


夜深◆4QOlS8qZ..様  :『恋の煙』!

 枝毛を探していた手を止めて…のところなどはとても自然で純粋な描写だと思いました!!全体も言葉の一つ一つが滴のようにきらきらしていたと思いました!悲しいお話でしたけど…でもとっても言葉が心に残りましたよ!!

 皆さんすごくどれも素晴らしかったです!このような良い企画をしてくださっている猫様もお疲れ様ですと有難うございます!!

Re: 第四回SS大会 投票期間 4/9~4/23 ( No.237 )
日時: 2012/04/17 16:33
名前: 初めまして杏です

まだ間にあいますか?あっ描いてありました;^^


ピアニッシモpp◆8NBuQ4l6uQ さんの怪談がおもしろかったです。



せりふ書きなのに小説っぽくてすごいとおもいました!!!!


テンポとかよくて、こんなふうにかけるようになりたいです!!!



へんなこと描いてスミマセン・・・。

Re: 第四回SS大会 投票期間 4/9~4/23 ( No.238 )
日時: 2012/04/17 20:12
名前: 梅

こんにちわ。まだ間に合います?
さくらさん「涙の匂いがした海に、ふわり。人魚姫の泣き顔が映る」です。
さくらさんのは 物凄くセンスがあって、綺麗な描写でした。
二次小説での活動も、毎日読ませてもらってます。

Re: 第四回SS大会 投票期間終了 統計中 ( No.239 )
日時: 2012/04/27 09:01
名前: 猫(元: ◆GaDW7qeIec
参照: クライン「おい、キリの字!」キリト「あぁ、お前もついにリア充か」クラ「何で悲しそうなの?」キリ「あぁ、時代は変わるんだな」

第四回SS大会「夏」 結果発表

一位:トレモロ様作 「壊れた人間達の綴り張」 
二位:白波様作 「HI・KA・GE!」 さくら様作 「海が、綺麗ですね」 票数同数
三位:夕凪旋様作 「休暇」 Lithics様作 「望夏の灯」 票数同数

今回から形式を変えました。改めて宜しくお願いします^^
以上、ベスト3でした!
今回入賞しなかった方々も次回頑張って下さいね♪

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