雑談掲示板

第十一回SS大会 お題「無」 結果発表
日時: 2014/02/27 20:57
名前: 死(元猫 ◆GaDW7qeIec
参照: http://www.kakiko.info/bbs/index.cgi?mode=view&no=16247

第十一回SS大会 お題「無」
>>523に第十一回大会結果紹介

始めましての方は、初めまして! お久し振りの方達はお久しぶり♪
何番煎じだよとか主が一番分っているので言わないで(汗
余りに批判が強ければ、削除依頼しますので!

題名の通りSSを掲載しあう感じです。
一大会毎にお題を主(猫)が決めますので皆様は御題にそったSSを投稿して下さい♪
基本的に文字数制限などはなしで小説の投稿の期間は、お題発表から大体一ヶ月とさせて貰います♪
そして、それからニ週間位投票期間を設けたいと思います。
なお、SSには夫々、題名を付けて下さい。題名は、他の人のと被らないように注意ください。
 

投票について変更させて貰います。
気に入った作品を三つ選んで題名でも作者名でも良いので書いて下さい♪
それだけでOKです^^

では、沢山の作品待ってます!
宜しくお願いします。

意味がわからないという方は、私にお聞き願います♪
尚、主も時々、投稿すると思います。
最後に、他者の評価に、波を立てたりしないように!



~今迄の質問に対する答え~

・文字数は特に決まっていません。 
三百文字とかの短い文章でも物語の体をなしていればOKです。 
また、二万とか三万位とかの長さの文章でもOKですよ^^
・評価のときは、自分の小説には原則投票しないで下さい。
・一大会で一人がエントリーできるのは一作品だけです。書き直しとか物語を完全に書き直すとかはOKですよ?

――――連絡欄――――

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_____報告
第四回大会より投票の仕方を変えました。改めて宜しくお願いします。

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Re: 第二回SS大会 小説投稿期間 12/25~1/8まで ( No.80 )
日時: 2012/01/07 19:19
名前: 朔◆sZ.PMZVBhw
参照: http://nishiwestgo.web.fc2.com/index.html/

【白昼夢】







 海の話題で会話をしていると、どうも自分と周囲の人間との海に対するイメージが違うと言うことに気付いてくる。一般は、「蒼い」「穏やか」「魚が游いでいる」と言った印象が多いだろうが、自分が思い付くのは「灰色」「荒々しい」「潮の香りが強い」と全く正反対なものだ。
 海無しの土地で産まれ育ち、行く海も荒波ばかりという海だったので、正直な話、一般で言う<藍玉(アクアマリン)の海>や<花緑青(エメラルドグリーン)の海>やらというものは一度も見たことが無い。なので、今一想像がつかないのだ。


 だから今年ぐらいは、そういった海でも見に行こうと思っていた。
 然し、やはりいつも通りに荒い海へ向かってしまった。どうも、「海」と言ったらそれ以外のものには納得がいかないらしい。


 旅先の海岸通、真っ昼間、かんかん照りの下での<海>。

 一度だけ、奇怪で不気味でおぞましく、それでももう一度だけ逢えれば――と思う、思い出を経験したことがある。
 それが原因なのか、無意識のうちにいつも行く荒い海へと、毎年出かけてしまうのだ。




* * *


 その年の始めに、長い間闘病生活に至っていた母が亡くなった。
 母は海が好きだった。当時、二十歳になって直ぐだった自分は、母の故郷である海辺の街に何となく向かっていた。無論、其所は穏やかでない海の街だ。夏空、強い日照の下に、自分は居た。不思議なことに、港町は賑わっていない――――と言うよりも人気が皆無だった。幽霊街(ゴーストタウン)の如く、自分以外の人間が一人も居なかった。

 だが、当時の自分の気分が気分だったので、寧ろその不気味な静けさの方が有り難かった。
 暫く彷徨いてから、何気無く海岸に足が向き、そのまま近くの海に向かっていた。珍しく蒼い空である。白い砂浜に座り、ボンヤリと海を眺めていた時だった。

「観光、かな?」


そう自分に訊ねてきたのは、十代半ばくらいの少女の声だった。彼女は直ぐ後ろに居たのだが、何時来たのか分からなかった。鳶色のキャスケットを深く被った、長髪の娘だった。腰ぐらいの艶やかな赤鹿毛で、毛先がふわりとカールのかかった可愛らしい見た目である。普通の娘に見えたが、何処か可笑しい。――――彼女は萌黄色のワンピースを着た、不思議なくらい白い肌の少女だった。だが、垂れ目が怖いくらいに真紅の色をしていた。その目がじっと見つめてくることに、更に恐怖を覚えた。ただ、黙っているのも怖い。取り合えず、頷いておいた。

「ほお」彼女は年齢に会わないくらい、年寄りな返事をした。「――赤酸漿(あかかがち)の様な目が怖いのか?」
「あかかがち?」と自分は思わず呟いた。彼女の口から出た単語の意味が分からなかったのだ。すると少女は苦笑いしながら「ホオズキの古名だ、目は赤酸漿のようだろう?」と応えた。

Re: 第二回SS大会 小説投稿期間 12/25~1/8まで ( No.81 )
日時: 2012/01/07 19:20
名前: 朔◆sZ.PMZVBhw
参照: http://nishiwestgo.web.fc2.com/index.html/

 少女はくすりと笑いながら、自分の隣にしゃがんだ。後ろに持っていたらしき、スケッチブックを抱えながら。それからじっと此方を見た。
「御兄さん、名前は?」
「真田と言います」
「ほお」
「君は?」
問い返すと、彼女は微笑した。
「好きに呼んでくれ」
赤い目が特徴的だったのでそれに関した呼称を考えようとしたが、怖かったので、反れて、萌黄のワンピースからとって、彼女は<もえぎ>と呼ぶことにした。

 もえぎはスケッチブックを開いた。中には抽象的な羊の絵が溢れている。横目で眺めていたら、もえぎと目が合った。
「随分、右顧左眄(うこさべん)しているが?」
自分は少ししてから、焦って首を左右に振った。彼女はどうも小難しい言葉を多用するようで、言葉の理解がしづらい。その素振りを見てか、またもえぎが笑う。
「真田殿は、逃げ水を御存知かな」
随分と唐突な質問だ。言葉は知っている、と答える。蜃気楼の一種で、近づくと遠退く水溜まりだった記憶がある。
「地鏡、水影、偽水面とも言うらしい。こういう暑い日に、出遭いそうだな」
彼女はそう言って帽子を深く被り直した。自分はもえぎに話は振らなかった。振る会話もないし、する気力もない。ひたすら受け身になっていたのだ。会話を持ち込まれれば、答える――――そんな具合である。


 ぽけっとから取り出した鉛筆で、スケッチブックに何かを殴り描きを少ししたもえぎは無言ですくっと立ち上がって此方をじっと見つめる。唇に不気味な笑みを浮かべ、自分の手を掴んだ。
「じゃあ真田殿、一緒に観光でも如何かな。案内しようか」
――彼女の気遣いに申し訳無かったが、迚(とて)もじゃあないがそんな気分じゃ無かったので詫びの言葉を添えて、丁重に断った。彼女は復た、苦笑いを浮かべて「そうかい、そうかい」と呟いた。
「髫髪放(うないはな)りの小娘と戯れる気分では無いと、ね」
当時、「うないはなり」の意味を知らなかったので、帰京してから調べてみたら「成人前の少女」という意味だった。そんなに皮肉らしく飛ばされるのは何かと気分が悪い。なので、「まあ、ちょっとくらいなら」と後付けた。すると彼女は破顔を向けた。明るい太陽のような満面の笑みだった。


 彼女が笑った途端、周囲が靄に包まれた。ほんの一瞬、ミルクのような濃い霧か、そのようなものに自分は包まれた。何が何だか分からない。思わず隣のもえぎを見た。彼女はくすくすと笑いながら手を引いた。それにただただ自分は引かれていった。もえぎの足が、水面に付く。
「海霧だ」彼女は言い放った。「移流霧だから、余り動かずに居た方がいいかもしれない」
少女はそれから、自分を彼女の方へぐいと引寄せた。無論、水面に触れる。不思議なことに沈まずに上に浮かんでいられた。その不思議にあたふたとしていたが、何せもえぎから見れば大人なので、わざと平静を保っていた。
「水面を矯めつ眇めつ、見て御覧よ」
意味合いが分からないのは特筆しなくても分かるだろう。――――水面をよーく注意して見なさいと言っていたようだ。取り合えずに、自分は水面を見詰めた。水鏡に二人の姿が移る。まるで姿見のようだ。その下の層で、灰色の魚が右往左往していた。不気味なことに、それらに目は無い。気味悪さ上等だった。その奇怪な景に茫然と魅入られていた自分の上空をなにかが横切る。


 ――――先程もえぎのスケッチブックに溢れていた抽象的な<羊>だ!

 水平線から現れては翔んでくる。めぇえ、と嗄れ声を奏でながら、自分すれすれで翔んでゆくのだ。
「羊が嘶咽(ころろ)いたあ、と」
音階の滅茶苦茶な、唄を唄う少女の体がひらりと一回転舞う。不気味に笑う。口から泡、――――泡沫と化す。もえぎが自分の腕を掴む。彼女の体が沈む。自分の体も引かれる。海に、堕ちる。水中には水中花が溢れていた。殺伐とした町並みに無数の鈴が並び、無い筈のに吹かれて音を奏でる。それでも息苦しく、口から多数の泡。いや、息は出来ない。水中だ、水中なのだ。

 少女のスケッチブックが捲れる。中から白い紙が大量に出て来て、周囲を漂う。眼前に来た紙を見て血の気の引く思いをした。――――点鬼簿だ!点鬼簿に自分の名が刻まれている。

「Qu'est-ce que c'est que moi?」

もえぎの赤い目が自分の眼前に詰め寄った。唇が気味悪く仏語を唱える。更に彼女が自分を引いた。
「やめっっ……!!」
叫ぶ。悲鳴は少女には、心地好い音楽にしか聴こえないのか、彼女は更に笑顔になり、腕を引いた。下に游ぐ桃燈鮟鱇(ちょうちあんこう)等の深海魚や目の無い灰色の魚が集まってきた。ぱくぱくと口を開閉させてくる。少女の破顔が魚に埋もれてゆく。

Re: 第二回SS大会 小説投稿期間 12/25~1/8まで ( No.82 )
日時: 2012/01/07 19:20
名前: 朔◆sZ.PMZVBhw
参照: http://nishiwestgo.web.fc2.com/index.html/

 こぼり、と口から泡が溢れ出た。
 泡沫の隙間から覗けたもえぎの姿に自分は目を見開いた。


 柘榴色の顔面に、血走った二つの眼球。大きく裂けた口に鋭利な牙――――<鬼>の形相、いや、顔だ!<鬼>の顔が在る!

 その恐怖に叫び声すら出なかった。そして体が逃げようともしない位に硬直していた。もえぎ――鬼の両側から水鳥が現れ、飛び立つ。そして彼女の背中から無称光。
「水馴(みな)ったところで、御嬶様(おかかさま)の所へ連れて逝こうか!」
鬼が自分の体を引く。途端、頭上に彼岸花が咲き乱れ、瞬間的に散った。血の様な紅雨が自分と鬼の二人を包む。刃物の様な爪が並んだ両手が、首を絞めてくる。苦し紛れに自分は彼女の頭に座る帽子に手を伸ばした。意識が飛びかけていた。指先をばらばらに動かしながら、鳶色のキャスケットに触れた。そして人差し指を始めとした右手の指で、そっと帽子の鍔を持ち上げた。水中で帽子が外れる。水流に揉まれ、彼女の頭から離れて行った。途端、<鬼>が嗚咽。力が抜ける。

「え。あ、あ、あ、あ、、あああああああ、あ」

もえぎだったモノの体が震える。小刻みに振動を繰り返すうちに、彼女の顔が崩壊。おぞましい形相で飾られていた顔面は、数秒足らずでのっぺらぼうに変貌。顔に在った筈の部位が全て剥がれおちていた。
 滑らかな面の、口が在った場所ががぱりと開く。中から彼女が描いていた羊が大量に噴き出した。

「妣(ひ)が、妣がッ……」

 ――――絶叫。金切り声の阿鼻叫喚が耳を劈(つんざ)く。その声が徐々に雑音を帯びて行く。自分の視界が白黒(モノクロ)に暗転、瞼が重くなった。のっぺらぼうが、服を掴む。表情も、顔の部品すらも消え去った球体は、それでも此方に何か助けを求めるかのような表情だった。ぽっかりと空いた黒い孔が弱々しく開閉する。
「――――Qu'est-ce que c'est que moi?」
苦しみに悶えた仏語が流れたのを最後に、雑音がブツりと途絶える。そして視界も暗転。
 真っ暗闇に墜ちるのだ。


 時間の観念すら消え去っていた当時の自分は、唐突に姿を現した強引な静寂に、不思議と安心していた。それまでの出来事があまりにも非現実的過ぎて、ついて行く事事態に最早疲れ切っていたらしい。然し、その安寧の地も直ぐに終わった。ハッと気付いた時には、自分の双眸は強い太陽光を浴びていたのだ。先程まで暗かった世界はあっという間に反転し、明るい夏空の在る現実の世界に変わっていたのだ。


「夢か」

と呟いた。それが第一声だった。正直、「悪夢だった」としか言えないくらい気分の良く無い夢だった。
「良かった」と言うのが第二声であった。本当に、今迄の出来事が夢だと思い込んでいたのだ。

 ほっと安堵していた自分は気付くのだ。右手が確(しっか)と握っていた見覚えのある物に。
 ――薄汚れた、鳶色のキャスケットに。



 * * *



「ああ、あの辺はねえ、昔から水難事故が多いのよ。きっと昔に亡くなったお嬢さんの幽霊が寂しくて出てきたんでしょうねえ」

 立ち寄った老舗で、「顔色が悪いですよ」と心配されたので、冗談雑じりに少し前の出来事を話してみたら、そんな返事が返ってきた。店のおかみさんはにこにことしながら「親不知(おやしらず)、子不知(こしらず)の~」と鼻歌雑じりにレジ打ちを再開していた。
 その時も、今も変わらずに、きっとあの不可解な出来事は真夏に起きた「白昼夢」だったのだろう――と無理矢理こじつけて納得して居るつもりである。それでも、もし、再びあのもえぎと呼んだ少女に会えたのなら訊いてみたい。「貴女は寂しくて来たのかい」と。あれから何度も同じ土地や似た土地に行っても彼女に再び会えたことは無い。


 ただ。

 ただ――。



 ごくたまに、潮に乗って静かな仏語が聞こえてくるのだ。

 Qu'est-ce que c'est que moi?、と。     




【了】


Re: 第二回SS大会 小説投稿期間 12/25~1/8まで ( No.83 )
日時: 2012/01/07 19:23
名前: 朔◆sZ.PMZVBhw
参照: http://nishiwestgo.web.fc2.com/index.html/

【あとがき的な。】



初参加です(おい)。早速、>>80-82まで書かせてもらいました^^;
…なんか良くわかんなくなりました。兎に角難しい言葉づかいを使ってみよーと思ってやってみたんだけど色々面倒でした(おい)
私自身が日本海にしか行ったことが無いので太平洋なんて想像できないから(臨界学習で行ったけど記憶に無い←)、日本海の事にしました。親不知子不知って本当にあるんだよ。波が厳しいしでかいクラゲが居たから怖かったイメージしかありませんが。
日本海は何だかんだいって良い気がします。親二人とも新潟の方に行ってたので、我が家は海に行くとしたら新潟以外の選択権が無いんですよ(笑)。なので海といったら小さい頃から日本海です。

…内容に関しては本当意味分かんないですね。最近聴いてる曲のジャンルっぽく行けないかなあと怖さ目指したのですが微妙。そして意味が分からないw
一人称はずっと「自分」なんですけど、これ使いづらいですね。

ちなみに多用されている仏語「Qu'est-ce que c'est que moi?」っていうのは、私の好きな詩人・中原中也の詩のタイトルです。「私とは何か?」の意味だそうです。好きと言うか気にいっているので多用しまくりだったりします。

兎に角普段絶対使わないような言葉ばっかりで申し訳なかったので、多少ながらも言葉の解説を。
広辞苑さんにお世話になりました。括弧内で私の個人的なコメント。

□白昼夢(はくちゅうむ)…まひるに見る夢。また、そのよおうな非現実的な空想。(最初は【海霧と白昼夢】でしたが海霧の影の薄さから白昼夢だけになりました)
□赤鹿毛(あかかげ)…馬の毛色の名。赤みのある鹿毛。(何故馬の毛?っていうツッコミは無しで。なんとなく…フィーリングですフィーリング)
□赤酸漿(あかかがち)…ホオズキの古名。(ちなみにホオズキは酸漿とも書くそうで)
□右顧左眄(うこさべん)…人の思惑など周囲の様子を窺ってばかりいて決断をためらうこと。(らしいです)
□髫髪放り(うないはなり)…髪を結ばず肩で垂れ放しにしてあること。成人前の少女。(本文では後者の意味)
□矯めつ眇めつ(ためつすがめつ)…いろいろのむきから、よくよく見るさま。(某漫画で知りました)
□嘶咽く(ころろく)…ころころと音を立てる。声が枯れて、喉が鳴る(本文では後者の意味で使ってます)
□点鬼簿(てんきぼ)…過去帳のこと。(亡くなった人の名前が刻まれてるやつですね、はい)
□破顔(はがん)…顔をほころばせてわらうこと。にこやかに笑うこと。(破れた顔って書くのにね)
□水馴る(みなる)…水に浸り馴れる。(だそうです)
□御嬶様(おかかさま)…母の尊敬語。(江戸から明治にまで使われていたそうな)
□紅雨(こうう)…春、花に注ぐ雨。紅い花の散るさまを雨にたといて言う語。(本文では後者)
□妣(ひ)…しんだ母。(つまり…って解釈は個人に託します←)

まだまだあるかもしれませんが← 長いので割愛(おい)
いやはや、楽しかったです。SS疲れるけど面白いと思います!素敵企画をしてくれた猫様、本当に感謝!
そしてあとがきまでも長くって本当申し訳ありませんでした!
またの機会がありましたら参加させていただきますw

Re: 第二回SS大会 小説投稿期間 12/25~1/8まで ( No.84 )
日時: 2012/01/09 00:19
名前: 猫(元: ◆GaDW7qeIec
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=10044

第二回SS大会エントリー作品!


No1 コーダ様作 ~感謝の言葉~ >>36-37
No2 とろわ様作 【海なんてくそくらえ!】 >>38
No3 瑚雲様作 【貴方と出会った海を。】 >>39
No4 陸上バカ様作 「海辺の記憶」 >>40
No5 旬様作 「日本海のクリスマス」 >>41
No6 ゆかむらさき様作 『素直になるから 抱きしめて』 >>42-43
No7 僕様作 『海』 >>44
No8 トレモロ様作 『馬鹿と照れ屋と寒い海と』 >>45-47
No9 秋原かざや様作 『シークレット オブ オーシャン』 >>48

No10 ピアニッシモpp様作 【真夏の日々】 >>49
No11 すずか様作 『サザエはおやつに入りますか』 >>51
No12 遮犬様作 【海の向こう側】 >>52-57
No13 猫様作 「海は、全てを流してくれますか?」 >>58-60
No14 白波様作  ~泳げない僕なりの海の楽しみ方~ >>65-67
No15 ハネウマ様作 【おさかな天国】 >>68-69
No16 友桃様作 【鈍色の海】 >>70
No17 雷燕様作 嘘 >>71-72
No18 書き述べる様作 【億万年の光明】 >>73
No19 ランスキー様作 【SS】 >>74-77
No20 狒牙様作 title:Regend Treasure >>78-79

No21 朔様作 【白昼夢】 >>80-83


以上、超強力ラインナップ二十一連発だ!
ほとんどの作品がカキコじゃトップレベルと言って差し支えないと思う!
投票は大混戦になりそうだぜ!
皆さん、沢山投票頼みますよ^^

Re: 第二回SS大会 小説投票期間開始 1/8~1/22まで ( No.85 )
日時: 2012/01/08 23:57
名前: ゆかむらさき◆zWnS97Jqwg
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=10497

こんばんは^^
猫ー、目次のところ、マスターの小説が2ページ目、読めなくなってるよ。
直してほしいです。

Re: 第二回SS大会 小説投票期間開始 1/8~1/22まで ( No.86 )
日時: 2012/01/08 23:59
名前: ゆかむらさき◆zWnS97Jqwg
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=10497

トレモロさんのも直してほしいです。 おねがいします。

Re: 第二回SS大会 小説投票期間開始 1/8~1/22まで ( No.88 )
日時: 2012/01/09 18:13
名前: 書き述べる◆KJOLUYwg82

こんばんはでございます。

もう投票していいんですよね?
ってことで。。。

~コピペ~
総合部門(キャラ・ストーリー・文章・雰囲気・テーマに沿っているか):
「海辺の記憶」
キャラクタ性(キャラクタの評価が極端に高い作品):
~感謝の言葉~
ストーリー性(ストーリーが凄く上手い、または面白いと思った作品):
「海辺の記憶」
文章力(文章が、上手な作品):
【SS】
雰囲気(独特の雰囲気のある作品):
【鈍色の海】
テーマ(どれだけテーマにそれているか):
【鈍色の海】
題名(どれだけ心に残るか特徴的か):
title:Regend Treasure
~切り取り~

 かなり迷いました。散々悩んだのに投票用紙だけ載せるのも悔しいので、投票した作品の感想を一言ずつ載せてしまいます。。

 「海辺の記憶」は内容もさることながら手紙形式というのが印象的でした。
 読んでるうちに薄っすらと先が読めてくるのですが、そんなものは作品全体に広がっている重圧感で潰されてました。とても印象に残る作品です。
  ~感謝の言葉~は物語がフェードアウトしていうような読後感がとてもよかったです。それを作り出しているのは主人公の「男」のおかげなかぁと思い、キャラクタ性に1票。
 【SS】。この項目だけはすんなり決まりました。文章量に関わらず一気に読めました。文章の長さや前後のつながりが自然でとても読みやすかったです。
 【鈍色の海】は記憶や話の中ではなく、常に目の前に実物の海を広げつつ、独特の優しさや流れる時間が描かれているのが印象的でした。なので一番テーマに沿っているかなぁと。。。雰囲気は自分好みだったので(ぉぃ)。
 title:Regend Treasureはいろんな項目に投票したかったのですが、最終的にこの項目に(汗)。本心はタイトルだけじゃないんですよ、本当に。謝りたいくらいです(汗汗)。
 適度に得意分野が散らばってくれていれば投票しやすいんですけどねぇ。。。

 長文失礼しましたぁ。。。

Re: 第二回SS大会 小説投票期間開始 1/8~1/22まで ( No.90 )
日時: 2012/01/10 01:03
名前: トレモロ

~コピペ~
総合部門(キャラ・ストーリー・文章・雰囲気・テーマに沿っているか):嘘
キャラクタ性(キャラクタの評価が極端に高い作品):【おさかな天国】
ストーリー性(ストーリーが凄く上手い、または面白いと思った作品):『サザエはおやつに入りますか』
文章力(文章が、上手な作品):嘘
雰囲気(独特の雰囲気のある作品):「海辺の記憶」
テーマ(どれだけテーマにそれているか):
題名(どれだけ心に残るか特徴的か):~泳げない僕なりの海の楽しみ方~
~切り取り~


選考理由(一言コメントでする)
嘘 について
文章が読みやすく、内容も解りやすかったのと。適度に笑えたりしたので。大変おもろかった。
なので総合と文章。両方でえらばせてもらいました。

【おさかな天国】 について
ぶっちゃけ世界観よりもキャラが。キャラがおもろい。終始2828して見られました。
なのでキャラクタ性。にて選ばせてもらいました。

『サザエはおやつに入りますか』 について
テンション高く最後まで突っ走ったのと。終わりのまとめが絶妙すぎる。
なのでストーリー性。にて選ばせてもらいました。

「海辺の記憶」 について
独特の表現となんだかざわりと心が動く内容で、後味が複雑(褒め言葉ですよ!!)。
なので雰囲気。にて選ばせてもらいました。

~泳げない僕なりの海の楽しみ方~ について
ぶっちゃけ目を惹かれまくるタイトルでした。
なので題名。にて選ばせてもらいました。



こんな感じです。
テーマは空きでお願いします。
いやぁ、迷った。特に文章と総合に迷ったです。
長文失礼しました。

Re: 第二回SS大会 小説投票期間開始 1/9 ~1/23まで ( No.91 )
日時: 2012/01/11 18:59
名前: 冴◆ysG7Khk9wg

面白そうなスレがあるなあ、と思ってちょくちょく覗きにきていた者です(・ω・)
二回大会には投稿しようと思っていたのですが、結局まとまりませんでしたorz

投票しますっ
総合部門:title:Regend Treasure
キャラクタ性:title:Regend Treasure
ストーリー性:おさかな天国
文章力:SS
雰囲気:海辺の記憶
テーマ:海の向こう側
題名:サザエはおやつに入りますか

どれも素晴らしい作品ばかりで迷いました;

Re: 第二回SS大会 小説投票期間開始 1/9 ~1/23まで ( No.92 )
日時: 2012/01/11 20:55
名前: 狒牙◆nadZQ.XKhM



総合部門(キャラ・ストーリー・文章・雰囲気・テーマに沿っているか):遮犬様作 【海の向こう側】
キャラクタ性(キャラクタの評価が極端に高い作品):白波様作  ~泳げない僕なりの海の楽しみ方~
ストーリー性(ストーリーが凄く上手い、または面白いと思った作品):朔様作 【白昼夢】
文章力(文章が、上手な作品):猫様作 「海は、全てを流してくれますか?」
雰囲気(独特の雰囲気のある作品):書き述べる様作 【億万年の光明】
テーマ(どれだけテーマにそれているか):友桃様作 【鈍色の海】
題名(どれだけ心に残るか特徴的か):ハネウマ様作 【おさかな天国】


今回はとても迷いました。みなさんとても凄くて面白かったです。
また、第三回にも参加しようと思っています。

Re: 第二回SS大会 小説投票期間開始 1/9 ~1/23まで ( No.93 )
日時: 2012/01/16 15:49
名前: 猫(元: ◆GaDW7qeIec
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=10044

コピペ~
総合部門(キャラ・ストーリー・文章・雰囲気・テーマに沿っているか):朔様作 【白昼夢】 
キャラクタ性(キャラクタの評価が極端に高い作品):トレモロ様作 『馬鹿と照れ屋と寒い海と』
ストーリー性(ストーリーが凄く上手い、または面白いと思った作品):ランスキー様作 【SS】 
文章力(文章が、上手な作品):狒牙様作 title:Regend Treasure 
雰囲気(独特の雰囲気のある作品):ハネウマ様作 【おさかな天国】
テーマ(どれだけテーマにそれているか):友桃様作 【鈍色の海】 
題名(どれだけ心に残るか特徴的か):ゆかむらさき様作 『素直になるから 抱きしめて』 
~切り取り~

Re: 第二回SS大会 小説投票期間開始 1/9 ~1/23まで ( No.94 )
日時: 2012/01/19 16:08
名前: 秋原かざや◆FqvuKYl6F6
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=11596

総合部門(キャラ・ストーリー・文章・雰囲気・テーマに沿っているか):狒牙様作 title:Regend Treasur
キャラクタ性(キャラクタの評価が極端に高い作品):トレモロ様作 『馬鹿と照れ屋と寒い海と』
ストーリー性(ストーリーが凄く上手い、または面白いと思った作品):ゆかむらさき様作 『素直になるから 抱きしめて』
文章力(文章が、上手な作品):陸上バカ様作 「海辺の記憶」
雰囲気(独特の雰囲気のある作品):遮犬様作 【海の向こう側】
テーマ(どれだけテーマにそれているか):白波様作  ~泳げない僕なりの海の楽しみ方~
題名(どれだけ心に残るか特徴的か):ランスキー様作 【SS】

【おさかな天国】も面白かったんですが……このようなラインナップになりました。
よろしくですよ。

Re: 第二回SS大会 小説投票期間開始 1/9 ~1/23まで ( No.95 )
日時: 2012/01/19 18:44
名前: 陸上バカ

総合部門(キャラ・ストーリー・文章・雰囲気・テーマに沿っているか):ゆかむらさき様「素直になるから、抱きしめて」
キャラクタ性(キャラクタの評価が極端に高い作品):すずか様「さざえはおやつに入りますか?」
ストーリー性(ストーリーが凄く上手い、または面白いと思った作品):猫様「海は、すべてを流してくれますか?」
文章力(文章が、上手な作品):朔様「白昼夢」
雰囲気(独特の雰囲気のある作品):友桃様「鈍色の海」
テーマ(どれだけテーマにそれているか):トレモロ様「馬鹿と照れ屋と寒い海と」
題名(どれだけ心に残るか特徴的か):ハネウマ様「おさかな天国」

Re: 第二回SS大会 小説投票期間開始 1/9 ~1/23まで ( No.96 )
日時: 2012/01/20 18:18
名前: 陸上バカ

どれもレベルが高くて、とても迷ってしまいました。
読むのが、すごく楽しかったですっ

 ゆかむらさきさんの作品は、主人公がとても可愛らしくてキュートでした。お姉ちゃんも、天然な感じが伝わってきて、愛らしいです! 花園くんも、絶対女の敵なのに、かっこいい感じが伝わってきて、憎めませんでした。主人公が好きになるのもわかります。

 すずかさんは、会話がテンポよく、楽しく読めました。「砂浜で目玉焼きを作る会」のメンバーのキャラが個性的で、ギャグアニメっぽくて好きです! 特に、最後の会話が最高でした。宝物より、サザエって、あんた一体……? と思いました。

 猫さんの作品では、ファンタジー要素が入っていて、一気に引き込まれました。設定が難しいのに(褒めてます!)うん? ってならずに、最後まで読めて、素晴らしかったです!

 朔さんの「白昼夢」は文章力がとても高いのに、エンタメ性があってすごく面白い作品でした。どこか恐ろしくて、でも引き込まれてしまいます。ちなみに、わたしも中原中也さん大好きです!

 友桃さんの作品は、物悲しくて、最後にラストが示されていないのに、なんだか結末がわかってしまって、泣きそうになりました。海が鈍色に見えてきそうです。

 「おさかな天国」はまず、題名に目を惹かれました。もちろん、内容にも心惹かれました。ぽにょみたいに、家で飼うのかな、と思いきや、まさかの食べちゃう!? みたいな感じで楽しかったです。

長文失礼しました。

Re: 第二回SS大会 小説投票期間開始 1/9 ~1/23まで ( No.98 )
日時: 2012/01/21 14:23
名前: ハネウマ◆HqztFszTIQ
参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/

僭越ながら投票させていただきます・・・

総合部門(キャラ・ストーリー・文章・雰囲気・テーマに沿っているか):白波様作  ~泳げない僕なりの海の楽しみ方~
キャラクタ性(キャラクタの評価が極端に高い作品):ゆかむらさき様作 『素直になるから 抱きしめて』
ストーリー性(ストーリーが凄く上手い、または面白いと思った作品):白波様作  ~泳げない僕なりの海の楽しみ方~
文章力(文章が、上手な作品):ランスキー様作 【SS】
雰囲気(独特の雰囲気のある作品):朔様作 【白昼夢】
テーマ(どれだけテーマにそれているか):書き述べる様作 【億万年の光明】
題名(どれだけ心に残るか特徴的か):秋原かざや様作 『シークレット オブ オーシャン』

中でも白波さんの作品の発想が面白いと思いました。

Re: 第二回SS大会 小説投票期間開始 1/9 ~1/23まで ( No.99 )
日時: 2012/01/22 03:26
名前: 雷燕◆bizc.dLEtA

~コピペ~
総合部門(キャラ・ストーリー・文章・雰囲気・テーマに沿っているか):白波様作  ~泳げない僕なりの海の楽しみ方~
キャラクタ性(キャラクタの評価が極端に高い作品):すずか様作 『サザエはおやつに入りますか』
ストーリー性(ストーリーが凄く上手い、または面白いと思った作品):狒牙様作 title:Regend Treasure
文章力(文章が、上手な作品):遮犬様作 【海の向こう側】
雰囲気(独特の雰囲気のある作品):白波様作  ~泳げない僕なりの海の楽しみ方~
テーマ(どれだけテーマにそれているか):白波様作  ~泳げない僕なりの海の楽しみ方~
題名(どれだけ心に残るか特徴的か):白波様作  ~泳げない僕なりの海の楽しみ方~
~切り取り~

 うわあ何かすいません色々と……。それぞれに一言ずつ選考理由や感想を。
 白波さんの~泳げない僕なりの海の楽しみ方~が半分超を占めているという非常に怒られそうな投票用紙な訳ですが、実際それだけ印象に残りました。まず題名で凄く読みたくなりまして、雰囲気は独特と言うか最早異様(笑)。そしてビーチバレーにスイカ割等、泳いでいないのに非常に海を感じました。そうして三つの部門を白波さんが奪ってしまいまして、コレはもう総合も白波さんに決定でしょうと。
 すずかさんの『サザエはおやつに入りますか』は、なんていうかこういう馬鹿共が大好きなんです。絶対彼女いねえなこいつらって空気を放射してるところとか、アホなことに無駄に盛り上がるところとか。だからキャラクタ性にて選ばせて貰いました。
 狒牙さんのRegend Treasureは、正直どうせ宝は何か明記しないんだろうなと序盤で思ってしまいましたが、十分楽しめました。SSだけれどその前に大きなストーリーがありそうなところが特に好きです。本当はストーリー性以外にも非常に気に入った作品です。
 遮犬さんの【海の向こう側】は、長いのにその長さを感じませんでした。すらっと読めた。でも主人公の状況や心情、また周囲の様子などもしっかりと伝わってきて、さすがだなって感じました。そんなわけで文章力の部門です。

 何だこれ長い全然一言じゃない。
 絶対投票するぞーって臨んだ今回はどの作品もハイレベルでした。投票用紙からは漏れてしまいましたが、ランスキーさんの作品とハネウマさんの作品も好きです。

Re: 第二回SS大会 小説投票期間開始 1/9 ~1/23まで ( No.100 )
日時: 2012/01/23 17:08
名前: ランスキー◆RtaaCjFysY


総合部門(キャラ・ストーリー・文章・雰囲気・テーマに沿っているか):【億万年の光明】
キャラクタ性(キャラクタの評価が極端に高い作品):title:Regend Treasure 
ストーリー性(ストーリーが凄く上手い、または面白いと思った作品):「海辺の記憶」
文章力(文章が、上手な作品):【億万年の光明】
雰囲気(独特の雰囲気のある作品):~泳げない僕なりの海の楽しみ方~
テーマ(どれだけテーマにそれているか):【億万年の光明】
題名(どれだけ心に残るか特徴的か):『サザエはおやつに入りますか』


率直に申し上げて、どの項目も非常に悩みました。
参加された方たちにはこれからも良いものを作って頂ければと思います。

Re: 第二回SS大会 小説投票期間延長 1/28まで ( No.101 )
日時: 2012/01/24 01:47
名前: 猫(元: ◆GaDW7qeIec
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=10044

投票期間を延長しました。
もう少し……もう少し票が欲しいのです(汗
我侭な主をお許しください!

Re: 第二回SS大会 小説投票期間延長 1/28まで ( No.102 )
日時: 2012/01/26 16:11
名前: レシラム
参照: こちらでは初めましてです

 ここれ、思った以上に大変でした――――
 読んだ人も書いた人も本気でお疲れ様としか言いようがないっす。
俺は2日かかりました。其々の感想をつけるのがここの作法かと思っていたら、感想を書いておかないと、イザ選ぼうにも作品が多すぎて迷子になるんですな。
 (感想は辛口のため真剣に受け取らないほうがいいかも。難癖つけないと絞れなかったもので……。感想のときは自称は私。)



~コピペ~
総合部門(キャラ・ストーリー・文章・雰囲気・テーマに沿っているか):遮犬◆ZdfFLHq5Yk《海の向こう側》                    
キャラクタ性(キャラクタの評価が極端に高い作品):トレモロ 《馬鹿と照れ屋と寒い海と》
ストーリー性(ストーリーが凄く上手い、または面白いと思った作品):遮犬◆ZdfFLHq5Yk 《海の向こう側》
文章力(文章が、上手な作品):ランスキー◆RtaaCjFysY 《SS》
雰囲気(独特の雰囲気のある作品):トレモロ《馬鹿と照れ屋と寒い海と》
テーマ(どれだけテーマにそれているか):友桃◆NsLg9LxcnY様 《鈍色の海》
題名(どれだけ心に残るか特徴的か):白波 ◆cOg4HY4At. 《泳げない僕なりの海の楽しみ方》
~切り取り~

Re: 第二回SS大会 小説投票期間延長 1/28まで ( No.103 )
日時: 2012/01/26 16:12
名前: レシラム
参照: こちらでは初めましてです

狒牙◆nadZQ.XKhM様
title:Regend Treasure

 面白かったです。動詞と形容詞の使い方がすっきりとしていて上手です。難癖をつけるなら、修飾語の使い方でしょうか。ちょっとすっきりしない言い回しがあるので、かえってその修飾があることによってイメージが湧きづらくなる部分があります。


朔◆sZ.PMZVBhw様
白昼夢

 作者さんが綺麗な心の持ち主だということが伝わる、読んでいて不快だと感じることはありませんでした。ただ、主語の位置が常に遅めに出てくるのと、文章がどれもほぼ同じ組立てと終わり方なのでリズムが悪く単調な印象を受けました。漢字の難語を多用する割に唐突に仏語が出てきたので混乱しました。その文が仏語である必要性も自分には理解できません……。
 文章の構成や長さに少し変化をつけてみると文章が躍動するのでは。海のイメージは伝わってきました。のびしろが沢山ありそうな作者様なので楽しみです。

ランスキー◆RtaaCjFysY様
SS
 自然な文章で歪みがなくて読みやすかったと思いました。なぜそうするのかという原因や理由は具体的に明かされないものの結末に納得がいきました。細かいところでいうと、

>>運転手が「なら与太話に決まってますよ」と静かに笑った。僕も笑った。胸に、細い針が突き刺さった感じを味わいながらも、笑った。

という箇所、自分なら最後「胸に、細い針が突き刺さった感じを味わいながら。」という文末のほうがが好みですね。「笑った」よりもその裏にある心情の余韻「ながら」の語を味わいたいです。私の主観です。今回の作品群の中でもかなり印象に残る作品でした。


書き述べる◆KJOLUYwg82様
億万年の光明

 出だしで自分はつまづきました。少し掴みの弱い一文目と感じます。
 「息が詰まるほどの重たい雲――。」「重たい雲が垂れこめている。」「息が詰まるほどの暗雲が垂れ込めている。」「垂れ込める重たい雲(暗雲)で息が詰まりそうだ。」など、少し文章を縮めてみては。「雲が垂れ込めている」で雲は空にあることは言うまでもなく、何より最初の一文なので、掴みと勢いを大事にしたほうが良いと思います。
 また「海が海であるために、陸は必ずしもいらない。」「昼間でも日光の届いた試しのない大洋の底で魚類の骸骨と共に淀んでいた陰鬱な塊が巨大な泡沫となって浮かび上がってくる。もはや空と海の区別のつかなくなった暗闇で弾けるたびに、彼らの怒りを焚きつけようと静かに囁きかける。」のあたりは、ちょっと意味が分からないというか、何を言おうとしているのか分かりにくく理解できませんでした。巨大な泡沫なのに静かに囁きかけるであるとか、最初のイメージ(巨大)が次の真反対のイメージ(囁く)で否定されてしまうという感じです。読み心地の悪さや違和感の原因がこの辺の表現にあるかと。
 全体としてテーマの扱いや海の悲しみ、怒り、悩みのようなものはよく伝わってきたので、良いと思います。しかし、自分の表現したいままの表現を重ねるのではなくて相手に伝わる語や書き方を心がけていくのがいいのではと感じましたね。


雷燕◆bizc.dLEtA様


 最初の出だしは好きです。しかし、前半は会話をしている肝心の人の心情や様子が分からぬまま唐突に会話文が連続するためちょっとイメージしづらく苦痛に感じました。でも、後半はイメージしながら会話が読め、非常に良かったと思います。
 ただ全体のテーマが全然伝わりませんでした。海も人魚も心に残らないんです。書き述べるさんと逆のタイプです。文章は全体を通じて小気味よく並んで意味も分かるんですが、読み終わると……。今のままだと印象に残らないので、読む人の心に残ってほしい余韻のことをもっと考えながら書くともっと伝わるものが書けるようになるのでは。


友桃◆NsLg9LxcnY様
鈍色の海

 マッチ売りの少女のような切ない話に思いました。少女が感じる「砂も冷たい。」という文が好きです。女性作者らしい柔らかい文章が心地良く感じられました。
 細かい点は「……虚しさに、胸がえぐられそうだ。」は「……胸がえぐられそうだ。」で充分だと思ったくらいでしょうか。少女の虚しさは言葉にしなくても読む人が想像します。豊かな気持ちで世を去って行ったのがせめてもの救いかと読んだ考えさせられました。
 何より、これだけの文字数で不足なく表現できることは素晴らしいと拍手したいです。海というテーマも物語も余韻も上手く存在していると思います。今回の作品群の中で私が最も好感を持った作品です。


ハネウマ◆HqztFszTIQ様
おさかな天国

 自分の好みでいうと、(失礼ながら)好きではない物語でした。作者は本当に書きたい物語がこれであったのか?と問いたいです。奇をてらったにしか見えませんでした。タイトルと中身の奇想天外さというところでは成功していると思いますが、果たして作者は満足しているのだろうかと疑問が残ったままです。言葉は悪いですがこれは小説というよりも悪ふざけです。目指すものが悪ふざけであるのならどうぞ今後もご自由に……と思うのですが、技量はあるのでもったいないです。文章の構成、流れ、調子は非常に自分の好みです。特に作者の表現力はかなり期待できそうなものがあると感じます。
 課題は、作者自身の魅力を作者本人がまだ理解していないことだと思います。
 この作者が本当に見つめているのは(失礼ながら)こんな物語ではないと思います。それに蓋をして奇をてらう物語を描く限り殻は破れないのでは。まだ表現することを恐れている、そんな作者の印象を受ける作品でした。若さを感じるのでこれからに期待です。

Re: 第二回SS大会 小説投票期間延長 1/28まで ( No.104 )
日時: 2012/01/26 16:14
名前: レシラム
参照: こちらでは初めましてです

長いかんそーパート2w

白波 ◆cOg4HY4At.様
泳げない僕なりの海の楽しみ方

 物語は好きなタイプです。砂浜のスイカをそこまで見つめるかという熱さに、海への強い思いや憧れも感じました。ただ文章がまだるっこしくて理解しがたいです。その原因は接続詞の多用にあると感じました。接続詞や読点をほとんど削除して、明らかに文と文の繋がりが理解しにくい箇所にのみ接続語等を挿入すれば良いでしょう。音読すればきっと接続詞の多用の癖に気づくのでは?
 小説を書く量と読書量が足りないように感じますが、作者らしい個性的で面白い着目と物語展開力は素晴らしく、良いのびしろを感じます。いいものを持っていると感じますので頑張ってほしいです。


猫(元: ◆GaDW7qeIec様
海は、全てを流してくれますか?

>>当然だ。レベル一からレベル八まであるランクの中で彼女は、上位に位置するレベル五>>なのだから。
>> しかし、彼女は、組織とコンタクトして気軽さを感じた。
>> そして、思う。同じ能力を持つことで忌避されてきた彼らとなら良好な関係を築いて>>いけると。
>> それは、長い苦悩の中で身につけた諦めの様なもの。それまでの状況と比べれば余程>>気楽だと言う程度の差。
>> それで満足できた。これから先、イグライアスから逃げて、また苦悩の日々を送るの>>は彼女には出来なかったのだ。

 心情吐露する短い文章それ自体は良いですが、視点移動が不自然なため混乱する文章という印象です。少々共感し難い原因になっている気がします。主語無しで心情文を書くときなら(誰がそう思った?)のか分かりやすく工夫して欲しいですね。
「当然だ。」から「そして、思う。」では、いつの間にか視点移動しています。
また「そして、思う」「それで満足できた。」まで彼女の一人称視点が続いていますが(あるいは「それで満足できた。」のときには神視点に戻っている??)いつの間にか「彼女には出来なかったのだ」と3人称か神視点なのか謎の視点に移動しているといった具合です。
 読む立場からすると、視点移動したと理解するためのもう1クッションの表現が欲しいです。心情は立場(視点)によって異なるので、どの視点に立った心情なのかが分かりにくい文章なんです。
 "誰が"何をどう思っているのかをもう少し意識して書くと、テンポを悪くすることなくより伝わる文章になっていくと思いますし、変えられるだけの力はお持ちだと感じますね。
 海のテーマは取ってつけた印象が強くてあまり私には伝わりませんでしたが、物語の吸引力は大変魅力と余韻が残りましたので好きです。もっと先を読みたいと感じましたね。省いて良いもの悪いものの区別をつけて視点関連の読みにくさを解消できれば、作者らしい短文を連ねるスタイルでも何ら問題なく読み進められそうです。


遮犬◆ZdfFLHq5Yk様
海の向こう側

 ひきこまれました。再会した浜辺で告白するまでの下りは背中がむずむず痒かったけれどそれも含め良い雰囲気を出していました。夕暮れの凪いだ海のような恋でテーマにも良く合っていると思います。
 ただ1箇所理解し難い表現があります。由理が砂浜から突然走り去ったときの俺の心情で
>>どうしてあの時、俺は手を引いて由理を戻さなかったのだろう。今思っても、よく分か>>らないけど、多分俺にはどうすることも出来なかったんだと思う。何を言っても、由理>>はその場から立ち去る。それが分かったからだと思う。

 “俺”が引き留められなかったのは、由理が頑としてその場から走り去ろうとしたせいではなくて、“俺が”由理が走り去ろうとする理由(心情)を理解できなかった(当時の「何がなんだか分からなかった」)様子が書かれています。事実“俺”は引き留める言葉も行動も出来ない思考停止状態でした。
 「今思っても、よく分からないけど、多分…(略)…それが(俺が)分かったからだと思う」のくだりを読むと、ちょっとそれは今まで書いてきた内容と違うぞという反発を私は感じました。「たとえ俺が強引に引き留めていたとしても由理は去って行っただろう」程度に表現を留めておいた方が良いと感じます。
 全体的には、最も小説を読んでいる気持ちになれる、海というテーマに沿った非常に良い恋愛小説であると思いました。


すずか様
サザエはおやつに入りますか

 スナックのような軽さがあって好きです。一つ引っかかったのは「イケメンスキル」とです。イケメンは通常外見が良い男を指すので、スキル(技能)なのだろうか?という違和感が多少あるものの「そんなスキルねーよ」の突っ込みで、実在しないスキルに名称は関係なかったと理解しました。
 作者が楽しんでいるのが良く伝わる作品でしたが、海というテーマ忘れ去られ完全にサザエに置き換わっており、海というテーマと物語がバラバラなのは惜しいです。


ピアニッシモpp
真夏の日々 

 上の作者と同じ作者ですか?と思うテンポと展開でした。
設定だけを楽しむ点には成功しているので、作品の雰囲気は心地良くそれなりに楽しめると思います。ただ小説かというと疑問です。短くても小説にしようという作者の意思は私には全く感じられませんでした。

Re: 第二回SS大会 小説投票期間延長 1/28まで ( No.105 )
日時: 2012/01/26 16:16
名前: レシラム
参照: こちらでは初めましてです

秋原かざや◆FqvuKYl6F6様
シークレット オブ オーシャン

 ギャグとして読むと面白いです。しかし真剣に読もうとするとちょっと訳が分からない印象でした。
 バイク前のくだりが長いです。バイクに乗ってからは、打ち切りが急に決まった最終回のようにばたばた。この文字数内で収めるなら、複数場面を詰め込まず1場面に集中したほうが印象に残ると思います。オリジナル設定の語の羅列で話が終わるくらいなら、むしろ2話に増やして最初のヘルメット前後の描写と同程度あるいはそれ以上の描写を維持して海から出ようとするロボットまで描ききって欲しいと感じました。状況が最低だとか最悪だとか言っているけれど、最悪とされるその状況が「ソングシールドが導入できなかった」という説明だけではイメージできず、作者とイメージ喚起の距離を感じました。

>>『E-32地区。そこからもう、間もなくだから、開いたハッチから入って』
>>「了解」
>> と、言っている間に目の前の道路がせり上がり、誘導口が顔を出していた。

と言っている間に着くくらいの距離なら「E-32地区」とわざわざ複雑にせず「この辺りのはずよ!開いたハッチを見つけたら入って」くらいで良いと思いました。結局E-32地区にはその後一度も触れられることなく話が終わっています。
 長編と短編を書く時の書き分けに頑張れば、もっと良い作品になると思います。
 設定そのものはかなり魅力で勢いもあります。短編として見た場合テーマも物語も伝わりませんでしたが、長編の第1話として見るなら成立すると感じました。作者は長編にこそ本領発揮するタイプではと思いました。



トレモロ様
馬鹿と照れ屋と寒い海と

 落語の調子と印象を受けました。斜に構えたオトボケ調の語りは、ひねくれているけれども自分であることを謳歌する作者の心意気を感じました。
 楽しい落語を聞いているようなちょっと新しい試みの短編小説に思えたので、比較する材料を見つけられませんが、時事ネタに落ちると足元をすくわれるので抑制的に使用していくと良いと感じました。
>>「一心不乱の純真な想いがあれば、寒さなんて感じる訳は無いのよ! 」
>>「感覚がアホってる証拠だわっ!」
>>「感謝されこそすれ、凍らされる覚えは無いわよ!」
>>「まあ細かい事は良いじゃない! 泳ぎましょう! 海で人魚さんと一緒に>>踊りましょう!!」
>>「ほぉーらっ! 水が冷たくて気持ちいいわよ久幸! めっちゃ冷たいわ!>>最早冷たい通り越して痛いくらい気持ちいいわよ!」

と散々定吉バカヤロウを連発披露した後で
>>だけど、姉貴は姉貴なりに俺を祝ってくれてるわけで。嬉しかったりするんだよな……。

と良いことを言い、最後で
>>「やっぱり海は冬に来るべきじゃあねえよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお>>おおおおおおおおおおお!!」

で締めるというのが、やはり落語の人情噺一席リズムを体内に持っていると感じます。
 このリズムは、人の顔や外見のように他人には真似できない独創的価値で、大切にすると良いです。ただし落ちになかなかたどり着けない長編だと息切れをしそうなタイプでしょうか?長編を書きたいなら、長編落語を読んだことがなければ是非参考にしてください。沢山在ります。



僕◆Tk6b/XHvA2


 私小説かと。気持ちが極端から極端に動き、考えすぎて足元がふらついている「僕」の姿をおろおろしながら遠巻きに見守るのが読者(私)の位置でした。
 感情移入できないので、小説として見ると面白くありませんでした。ただ作者の心情は、嘘偽りのない感情であり正直な文字なのは伝わりました。
 目の前の海の描写はあるものの「僕」が全く海を見ていませんし、読み終わって「僕」にかけたいと思った言葉は一つだけ「落ちつけ」でした。それだけ切羽詰っているのは分かります。一度冷静に落ち着いて考えることもせず、生きる苦しみから救ってくれた海に感謝するわけでもなく(どちらかいうと海を巻き込んでいる)、最後まで「僕は」「僕は」で自分のことばかり考えている人の話でした。
 読者(私)からしてみると「別に世界は死んでない」です。最後の言葉もが響かないのが惜しいと感じます。
 作者以外も感情移入しやすいように、冷静に一度落ち着いて考えたけれどやはり海に抱かれたい、自分は海に沈むのだという死へ至るまでの考える経緯が欲しいです。

Re: 第二回SS大会 小説投票期間延長 1/28まで ( No.107 )
日時: 2012/01/26 16:24
名前: レシラム
参照: ここ感想書くところじゃなかったらあとで消すです;

こんなに長くなるなんて思わなかったんだあー;再び

ゆかむらさき◆zWnS97Jqwgさま
素直になるから 抱きしめて

 タイトルの純粋さな印象とは裏腹に、主人公(妹)がひねていて卑屈で性格が悪いという印象でした。目立ちにくい外見なのでいじめられっ子かと思いきや、思考回路や発想が陰湿ないじめっ子であり、その一人称で話が進むため私は全く感情移入できませんでした。読み終わってある種純粋な花園範人のことを不憫に思いました。
 
>> 美人で頭のいいお姉ちゃんが、外見も性格も全然似ていないこんな妹のあたしに

とあるので“美人じゃなくて頭も悪い妹”を想像して次を読むと

>>「範・人・くーん……
>>              もしかして……愛する彼女がいるくせに、他の女とメールしてんの かなっ?」
>> あたしは範人くんの手からスッと携帯電話を取り上げ、ディスプレイ画面をのぞき送信先を確認した。

違和感。主人公(妹)はサザエさんでいうところの花沢さんですか。主人公(妹)の目的もはっきりせず、どうやら花園範人を好きらしいのですが

>> あたしの“範人を想う、本当の気持ち”をさとられる前にこっちから攻めこんだ。

>> 今日もね、エロい顔してお姉ちゃんの水着のコトばっか話してんだよ。

“自分がまだ声をかけられたことがないから”なのか“おねえちゃんに負けたくないからなのか”“範人を想う、本当の気持ち”なのか、それらを悟られたくないからだとしても、あることないこと捏造したり罵倒するのは卑怯な子だと感じます。
 この展開の悪さはシュールを狙っているなら成功しています。主人公自身は自分なりに純粋だと思っているようですが、傍から見ればただ狡猾なだけです。
 作者になぜ主人公(妹)視点にしたかを問いたいです。なにしろ視点が悪いです。物語展開に納得もいかず、タイトルと内容とに座りの悪さを感じます。水着は単なるアイテムとしての登場で海というテーマは全体から感じられませんでした。主人公一人称は作者には合わないんじゃないですかね。



旬◆RL8K06i5bwさま
日本海のクリスマス

 物語展開に気持ち悪さを感じました。文章や言葉の選びは素直で好きです。タイトルも言いえて妙です。読み終わってのタイトルの印象は「裏切り者のクリスマス」でした。卑怯=グレー=どんよりとした厚い雲=日本海と連想できるので、上のようなタイトルと内容の違和感ないですね。
 好きか嫌いかでいうと嫌いな後味です。卑怯な二人の心を読んで重苦しくなりました。しかしリアルな感覚もあります。最後の一文以外、正直に書けているのが好感を持てます。最後の一文は嘘つきだと感じました。それも本音で生きない二人の様を表していると受け取ることも可能なので逆説的に有効。


陸上バカさま
海辺の記憶

 こころのような手紙形式で、非常に読みやすかったです。

 AはBを見殺しにした「私」を見た瞬間、Aの「私」に対して抱いていた恋心は一気に冷め、以来距離をおいてしまっていたのではないかと想像したり(だから口づけをした関係に発展したものの、「私」は最期に及んで手紙を送る他にAと連絡を取れなかったのではないか)、場面の細部もイメージできる幅があり、とても好きな作品と感じました。
 暗い展開ですが死を選ぶ理由にも納得がいきました。自分がその立場だったらどのように考えるかと思いを馳せて、Bを溺れゆくままにしてしまいたいという心情を理解できました。賛成はできませんが。何しろ大変楽しく読めました。この作者の作品をもっと読みたいと思いました。


瑚雲◆6leuycUnLwさま
貴方と出会った海を。

 アングラの舞台、ピンスポットの下で1人語りをする暗い情熱を感じました。
ガラスの仮面のように最終的には上を向くところに持っていけたのは、海を中間で描写できた影響が大きいのではないかと思います。

>>彼女が涙を流す事もなかった。

 これは意外な一文でした。てっきり彼女の顔は涙だらけだと思っていたので……。だからこそか、私もこういう強さを持ちたいと思いながら共感して読むことが出来ました。素直な表現に好感が持てます。

Re: 第二回SS大会 小説投票期間延長 1/28まで ( No.108 )
日時: 2012/01/26 16:26
名前: レシラム
参照: ここ感想書くところじゃなかったらあとで消すです;

最後の感想!猫さまへ
 こんなに長くなってたとは思わなくてすんません。
 消した方がよかったら言ってください;

とろわ◆DEbEYLffgoさま
海なんてくそくらえ!

 台詞以外の心情表現がくどいというか分かりにくいのか、ちょっと表現から受けるイメージに壁を感じました。何やら言葉で説明されているけれど、絵が思い浮かばないわけです。
 台詞も分かりづらいです。何を言っているのか分かりませんでした。主人公のノリや思考回路はそのままでもいいので、言い回しを易しく言い換えようという意識を持った方がいいと思います。
 もう一つの課題は、台詞と台詞以外の文章に全然差がないことです。台詞以外の文章も台詞として括れてしまう。最悪だと冒頭から最後まで1つの「」で括れますよ。何故この文章を台詞にするのか、又はしないのか文字にする前に一つ一つ考えたほうがいいです。

コーダ◆ZLWwICzw7gさま
 ~感謝の言葉~

 視点がぶれて少し読みづらい箇所がありました。

>>いまいち、何を言いたいのか分からない少女。
>> 面倒事が嫌いな男は、一刻も早くここから去りたかったようである。

 男の考えていることは透けて見えるので神視点だと思って読んでいたら、少女の考えていることは透けて見えない謎の視点になっています。
それなら最初から男の視点で話を進めておけば良かったのでは?と感じました。
 全体的に男の行動は客観的に書かれているのですが、心情表現では逐一男の主観ばかり寄っていくので、どこに目線を置いて読めばよいのか時々戸惑いを感じました。全く分からないというのではないんですが、微妙な読みづらさという印象です。
 視点が上手く書き分けできれば、話のテーマももっとよく見えてくると思います。海の印象はないとは言いませんが比較すると薄かったです。

>> 男はどこか不思議な気持ちになり、薄く笑う。
>> そして、何事もなかったかのように作業を再開させる――――――

 サンゴが少女になってお礼を伝えにやってくる物語は上手く流れていたと思います。最後は主人公らしさが出ていて心地よく読み終わることが出来ました。非科学的な事象が起きたというのに、抑制的で冷静な反応をするところは、研究者なりの喜びの大きさをかえってあらわしているようで面白く感じました。

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