二次なりきり掲示板
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- 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】
- 日時: 2016/07/25 11:41
- 名前: 柚雨 ◆nw8J50qVWg (ID: EkFUTbCM)
【プロローグ的なものはカットさせて頂きます。】
***
今晩は、柚雨です。またまたスレを立ててしまいました。今回も戦闘ものです。内容は悩みに考えたのですが結局はありきたりなものした思い付きませんでした。
今回の内容としては殺し屋と殺し屋に狙われる側の人と殺し屋から守る護衛者に分かれて戦闘を行うという感じになります。。後に少し説明をいれようと思いますが、これを見て少しでも興味を持ってくださった方が居られましたら待っていただけると幸いです。
>>1【注意事項】
>>2【説明】
>>3【参加書】
- Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.43 )
- 日時: 2016/07/26 12:15
- 名前: 柚雨 ◆nw8J50qVWg (ID: EkFUTbCM)
- 参照: http://文の書き方考え中。文章雑ですいません。
>>42
【瀬波観月】
「人によって考えかたは違うし、人それぞれの基準はあるからな。周りが異常だろうといってもその人にとってそれが普通なら普通なんだろうな」
自分で基準と言ったものの自分自身はどうなのだろう。明確な基準はないものの好き勝手にやっている気がしないことも無い。そもそも普通というものが良くわからない。自分が普通に行っていることは周りには異常に見える行為なのかもしれない。別に何を言われようと改めるつもりはないが意見を聞くことは有りだと思った。殺し屋として普通に行っていることもやっていることも本当はやってはいけないと分かっている。周りから見たら異常だと思われていることも。でも、それを無くしてしまったら誰も俺の存在に気付いてくれないような気がしてならない。だからやると言うことは言い訳に過ぎないが結局は全部自分のためだ。それが俺の普通であり、基準だ。
「まあ、そっち側の人はそうそうそんな考えを持っている人は少ないだろうな。」
そう返答してから「音」と首を傾げた。彼女が言った音が綺麗と言う意味が分からなかったからである。音が見えるのかと馬鹿げたことを考えてしまったが彼女には普通の人には見えない何かが見えるのかもしれない。不思議な感覚に襲われて多少ふわふわした気分になる。この時間がもう少し続いてくれればいいのにと願った。
「あ、有難う」
目を何回かパチパチとした後に驚きつつもお礼を述べた。まさか最初こそはこんなに長く話すなんて思ってもみなかった。逆に追い返そうと思っていたくらいなのに。それが今は、彼女と話すのが楽しくて仕方がない。本来は敵同士であるのに、もし同じ仲間だったらこんな他愛もない話をしていたのかなと思った。
- Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.44 )
- 日時: 2016/07/26 12:27
- 名前: 月無 (ID: EmbmWiOV)
>>43
【折橋 深兎】
「私たちが守る護衛対象も、人に言えないようなことしてる人だって少なくない。中には殺されても仕方ないような人だっているよ。だけど、それを守るのが私たちの仕事。どっちが正義で悪かなんて、誰にも判断はできないんだよ。」
だからこそ、自分は今のスタイルを貫いてきている。仕事はこなすが、それ以外は知らない。自分が悪だと思い、後々不利益になると思えば、護衛期間が終わったあとに居場所を殺し屋に流す。それが私のやり方で、私なりの正義だ。普通が元から違うから、異常だと言われようと特になんとも思わない。それを「褒め言葉」として受け取れるぐらいには、何度も何度も指を指されて言われ続けてきたのだ。
「うん、あんまりいないね。みんな、そっちが悪で自分たちが正義だと思ってるから。」
ふふっと微笑を浮かべ、この心地良い音をもう少し聞いていたいと思ってしまう。敵だけれど、殺さなければいけない相手だけれど、少しぐらい良いよではないだろうか。自分勝手な考え方、ワガママな言い分、それは自分の絶対変えられない性格だ。周りと違う思考回路も、特殊な耳も、こうやって彼と話せるネタになるのなら良いかと思ってしまっている。
「おしゃべり、もうちょっとしてたいんだけど。」
- Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.45 )
- 日時: 2016/07/26 13:09
- 名前: 柚雨 ◆nw8J50qVWg (ID: EkFUTbCM)
- 参照: http://文の書き方考え中。文章雑ですいません。今から出かけますので、返信遅れます。
>>44
【瀬波観月】
「そうかもしれない。でも何があろうとも俺たち殺し屋はやってはいけないことをしているのも事実だ。人には言えないことに手を染めていようともそんな簡単に命を奪っていいはずがない。今となってはなんでこの職を選んだのか、って君と話して思ったよ。でも、後悔はしていない」
最後に述べた言葉は観月の本心だったのかもしれない。あの時、あの場面でこの職を選択したのは自分である。でも、違う道を選んでいたのならどうしていたのだろうか。もしかしたらこんな思いをしなくて良かったのかもしれない。目の前にいる相手と戦わずに済んだのかもしれない。もし、もし、そう考えれば考えるほど胸が締め付けられる想いが広がった。この職業柄こんな思いをましてや目の前にいる相手に打ち明けるなんてことはしてはいけない。手を伸ばせば届きそうなところにいる相手に本当は手を伸ばしたい。無意識のうち相手に手を伸ばしている自分がいて、はっとして瞬時に引っ込めた。平常心を保ちつつ「こんなこと殺し屋の俺が言えた義理じゃないけどね」と呟いた。
「どっちかといえば、そう思うのはこちら側の人間だろう。そう思うのも無理はないさ。事実重い罪を背をっているのは本当のことだし。残虐さを見てしまったら誰でもそう思うはずだ」
自分は裁かれないといけない存在でありながら今も逃げ続けている。街に出るときも必ずと言っていい程変装もする。じゃあ何故逃げ続けるのかと問われればそれは自分自身でも分からない。だから今この目の前の人に居る彼女に刺されてもかまわないのだ。
「へ?」
思わぬお願いにフリーズした。
- Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.46 )
- 日時: 2016/07/26 15:27
- 名前: 月無 (ID: EmbmWiOV)
- 参照: http://いえいえっ、私も定まってなく雑で申し訳ないです。 返信の件、了解いたしましたっ
>>45
【折橋 深兎】
「...私たちもさ、決して善とは言えないよ。殺し屋がどれだけの人を殺していようとも、それを殺す事は罪なんだから。だから、そんな顔しないで。あんまり、思いつめないで。」
不意に向けた視線、伸ばされた手が引っ込められるのを見て立ち上がる。殺し屋が正しいとは言わない、けれど護衛者が正しいとも言わない。どちらも元を正せば悪であると、どちらも裁かれなければいけない存在だと思っている。「殺し屋が悪で、護衛者が善」だというのが普通だというのなら、「殺し屋も悪であるが、護衛者も悪である」と、私は最後まで言い続けよう。
私も後悔はしていない。流れに任せて生きてきた人生だから、後悔しようにもできないのだが。唯一少し惜しく思うのは、拾ってくれた人間が護衛者だったということだろうか。
「でも、私はキミが悪だとは思えない...ううん、思わない。キミを悪だというのなら、私も悪になったげる。」
引っ込められた手を握れば、本音を漏らして目を合わせる。人殺しが悪だと言うのなら、私も彼と同罪だ。殺めた数は違うかもしれないが、手が赤く染まっているのは同じことなのだから。
「なぁーに?...私、おかしな事言った?」
- Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.47 )
- 日時: 2016/07/26 18:22
- 名前: 信楽 ◆UAKH7Bjiok (ID: VrzYASlI)
>>33
【 天道有真 】
有真の問いにすかさず元気だと否定し、気丈に振舞う捺を見て有真は少し心苦しくなった。自分では彼女の問題を解決できないと言われているようで。
捺に軽く叩かれながら、「俺は何も誤魔化してないって」とだけ答えた。俺は、と強調するのが今有真ができる精一杯の反抗だった。
案の定、当てずっぽうに言った予想も外れているようで、笑顔で否定されてしまった。これだけされてしまえば深く追求するほうが逆に彼女を困らせてしまうだろう。
有真は負け犬の心でそれ以上の追求を止めることにした。捺に背中を押され急かされると、はいはいと無気力に返事をした。いつも通りの問題児とお守役の図だ。
だがやはり足取りは重かった。のろのろとオフィスまでの道を歩いていると、程なくして捺は何かを思い出したように呟く。
「ああ、そういえば俺も今日は見てないな」
捺に言われて始めて有真も副団長の所在を知らないことに気付く。そもそも平団員である有真が上層部の動きを細かく把握していること自体あまりないのだが。確かにあの深兎がオフィスにいないのは少し気がかりだ。
「心配なら戻る前にちょっとこのへん探してみる?」
- Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.48 )
- 日時: 2016/07/26 19:02
- 名前: 柚雨 ◆nw8J50qVWg (ID: EkFUTbCM)
- 参照: http://そんなことないですよ!月無様の文を見て俺も頑張らないとと思いますもん。
>>46
【瀬波観月】
「そんなことないさ。殺し屋が居なければ護衛者は殺さなくても良くなる。つまり俺たちがいなくなればいいんだよ。そうすれば護衛者側の人も好きでもない殺しをしなくてすむだろ。其れに護衛者がしてることは善だよ。汚い俺たちと違って。だって、民衆を命がけで守ってるから」
あんまり思い詰めないで、そう言われて多少は心が軽くなった気がした。でも、やっぱり全部完全に取り払われるわけではない。だって、今まで自分が犯してきた罪が重すぎるから。仮に護衛者と殺し屋が最終的に行うことは同じことだとしても重さがまるで違う。護衛者のほうは民衆を守るためにやっている行為だから。そんな行為を責める人なんていない。だって、彼らは誰もが憧れてる存在であり、悪を懲らしめる制裁者だから。
「そう言ってくれるだけ、嬉しいよ。でも君まで悪になっちゃダメだよ。だって君は護衛者の副団長さんなんだから」
いきなり手を握られ思わずブンっと手を振り払う。別に嫌だった訳じゃない唯驚いただけなのだ。相手の目を暫く見て会話していたのだが耐えれなくなったのかそっぽを向く。
「君と、この職に就く前に逢いたかったな」
ふいに零れた言葉。自分が言ったことに気づいていないのか誤魔化したりしなかった。
「いーえ、全然おかしくないですヨ」
- Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.49 )
- 日時: 2016/07/26 19:07
- 名前: 月無 (ID: EmbmWiOV)
- 参照: http://いやいや、私なんて全然ですよ。柚雨様の文、とてもわかりやすく見やすいので羨ましい限りですっ。
>>48
【折橋 深兎】
「...私ね、護衛者じゃなかったら殺し屋になってたと思う。もしそうじゃなくても、人に言えないような人生を送ってたと思うよ。それに、民衆を命懸けで守るなんて私はしてないもん。ただ自分が生きやすいように、めんどくさくならない様にしてるだけ。」
だから同罪だよと、そう付け加えてニコリと笑う。もとより綺麗な人生は送っていないのだ。幼い頃に両親から捨てられ、生きるために言えないようなことなんて幾度も繰り返し行ってきた。自分には護衛者なんて向いていないと、ずっとずっと思い続けながらも今この場所にいる。それはやはり怖いからなのだろうか、昔のように自分の居場所がなくなってしまうのが。
振り払われた手を下げれば、小さな声で「ごめんね」と謝る。どうすれば目の前の男を、「眞鍋栞」という男を安心させることが出来るのだろうか。殺し屋としての彼を救えないと言うのなら、それ以前の彼を少しでも取り戻せば良いのではないか、なんて。相変わらずおかしな事を考えると、深兎は心中で呟いて息を吐く。以前も今もどちらも本当の彼だろうに、どちらかではなくどちらも救わなければいけないのに。
「(って、なんで救おうとしてるわけ。...それが、私の利益になる...?)」
ハッとしたように瞬きをし、自分の今までの思考回路を振り返って眉を寄せる。いつからこうも他人想いになっているのだろうか、私はめんどくさい事はしない主義だと言うのに。
「私も逢いたかった」なんて言いそうになって、口を閉じればこのセリフはまだ取っておこうと心に決める。いつか観月がちゃんと言ってくれる時まで、私の本音も内緒だ。
「じゃあ、キミの前では「護衛者の副団長」としてでなく、ただの「折橋 深兎」として話すよ。それでOK?」
相変わらず意味不明なことを、自分勝手なことを言っていると思いながらも、浮かぶ笑みはどこか楽しそうで勝ち誇ったようなものだった。
- Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.50 )
- 日時: 2016/07/27 16:58
- 名前: 柚雨 ◆nw8J50qVWg (ID: EkFUTbCM)
- 参照: http://いえいえ、俺こそ全然ですよ。月無様にそう言って頂けて凄く嬉しいです!何か面白くなるような展開が起こせたらなと密かに考えております。
>>47
【信楽様、此れからの展開を考えました所、観月と深兔が居る所に先ずは行って、二人の関係性を知った捺が戦闘を吹っ掛けるという感じにしたいので、乗っかって頂けると幸いです。此について何か質問が有れば言ってください。】
【木更捺】
「俺は?ほんとかな有真君。嘘ついてない?」
先程よりは元気になったようでいつものように要らぬ口を叩く。こんなにペラペラと要らぬことまで喋れるのは有真くらいだろう。別に、他の人とは喋らないって言うことはないが不必要な事は言わない。
的確にアドバイスし其れが終わったら終わりなのだ。その関係に少しは悲しくなったりするが今は側に有真が居てくれるからいいと素直に思った。聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で「励ましてくれて、有り難うね」と呟いた。
「ほら、有真君。シャキッと歩く!」
のろのろと歩く有真を見て渇を入れる。その直後に自分が呟いた言葉に返答があった。
「やっぱり、有真君も見てないんだね。しんぱいだなあ。探した方がいいかな」
またもや悪い癖が出ているのに捺自身気がついて居なかった。周りに言わせれば私はどうやらお節介らしい。いつも気を付けようと心掛けているものの其は簡単に直る筈もなくズルズルといまに至ると言うわけだ。直るどころか日に日に酷くなっているような気もするが其は自分の勘違いでありたい。
「うん、探したいけど迷惑じゃないかな?」
小首を少し傾げそう有真に問いかけた。
>>49
【瀬波観月】
「そうなのか、其は意外だった。其れこそ殺し屋なんて選ばないと思ってたから。まあ、仮になったらなったで何か怖そうだけど君」
深兔の返答を聞いて驚きの表情を浮かべた。そもそもその答えを聞くまでは絶対殺し屋にはならない人なんだろうなと勝手に想像していたが、人の心はよく分からないものである。思っている以上に深く考えがつかないのだ。いまとなって言えることだが殺し屋になってくれた方が良かったと不謹慎な事を思ってしまった。流石に口が滑ってもいま目の前にいる彼女には告げるつもりはない。唯、そう思っただけのこと。
「こっちこそ、御免」
思わず咄嗟に手を振り払ってしまったが振り払った後に罪悪感だけが募った。嫌と言うわけではないのに何故か振り払って仕舞うのだ。もしかしたら相手に嫌な思いをさせたのかもしれない。そう思えば思うほど気持ちは沈んでいった。其れこと自分自身にとって難点な部分でもあった。グルグルと思考は周り深い深い底に落ちていく。はあー、と長い溜め息をつきその思考を断ち切った。いつまでも悄気ているわけにはいかない。自らに渇を入れるように頬を軽く叩いた。
「なんか、負けたような気分になる。じゃあ俺も殺し屋の団長の瀬波観月じゃなくて本来の真鍋栞として接しさせて貰うよ」
その勝ち誇った様な笑みをみて、何だやっぱり普通の女の子じゃないかと思った。今からは敵としてじゃなくて何も無しの状態で話すのだ。其は自分にとって魅力を感じたし何よりもそう言ってもらえることが嬉しかった。
- Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.51 )
- 日時: 2016/07/26 20:03
- 名前: 月無 (ID: EmbmWiOV)
- 参照: http://あぁ、それはとても楽しみにしております!深兎でしたらどんな展開にでも持っていけますので、お気軽に使ってやってくださいませ(´∀`*)
>>50
【折橋 深兎】
「そうだね。良くサイコパスって言われるし、目的のためなら手段は選ばなくなる...かも?」
「謝らなくていいよ」なんて言えば、もう一度手を差し出して首を傾げる。嫌でなければそちらから手を取れと、そういう事なのだろう。深兎は結構相手に判断を委ねることがある、自分で決めると責任も伴うし何より面倒臭いからだ。
「ほんと?それは嬉しいな...うん、やっぱりキミとは仲良くなれそうだよ。」
観月の言葉を聞けば、背後に花が咲いてそうな笑みを浮かべる。深兎に友達はいない、いたとしても「護衛者としての友人」だけだ。だからこそ観月の言葉は嬉しく、素で喜べるもので。普段は感情を表に出さず、面倒くさそうな眠そうな表情しか浮かべない深兎である。仲間が今の彼女を見れば驚いて叫ぶであろう事は予想できる、それほどまでに自然な笑みを浮かべ楽しそうな雰囲気を醸し出しているのだ。
もしももう少し早く出会っていれば、どちらかの立場が違えば、もっと違う関係性ができたのかもしれないと思う。だけど思うだけだ。だって、今の立場で今の状況でなければ、彼とは出会っていなかったかもしれないのだから。今日ここに来てよかったと、そう思えば観月の瞳を見つめてふふっと笑みを漏らした。
- Re: 【戦闘・中文】殺し屋とターゲットと護衛者と【募集中】 ( No.52 )
- 日時: 2016/07/26 23:19
- 名前: 柚雨 ◆nw8J50qVWg (ID: EkFUTbCM)
- 参照: http://頑張ります!何か、こんな事やってみたいとか要望ありますか?
>>51
【瀬波観月】
「ほう、人は見かけによらないものだな。サイコパスってよく言われるって何れだけだよ」
相手の話を聞きながら満面の笑みを浮かべた。その笑顔からは無邪気さが伝わってくる程である。スッと相手から出された手を暫くの間見つめてみる。何か欲しい合図なのか、其れとも——。一生懸命考えた末に思い付いた行動を自ら起こす。
「んー、ちょっと待ってね。ほい」
ごそごそとコートのポケットをあさったかと思えばポケットからはキャンディーが出てきた。其を深兔の手の上に乗せる。「折橋さん、タイミングいいね。今日ちょうど買ったんだよね」と続けざまに呟いた。等の本人は満足そうで達成感満載だった。
「其は良かったよ。俺もそう思っていた所」
今日見せた笑顔の中で一番の笑みを自分に見せてくれた気がする。その瞬間目を奪われ見とれてしまう。暫の間無言で見つめ続けた。そしてその笑みを見てほっこりとしたし何よりキュンとしてしまった。何かが音を立てて動いた気がした。
「(ん、いやいやまさか。そんなはずはないじゃないか)」
心のなかで一人葛藤を繰り広げる。絶対あってはならない事なのだ。でも、やっぱり居心地が良いことは確かで側にいたいなんて思ってしまった。。今だけ、敵に戻る今だけなら想っていても構わないんじゃないか。伝えることは許されないけど別に構わない。こうして話をするだけで自分は満足である。相手の笑みにつられるようにこちらを笑みを洩らした。
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