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【東方】『始まりと終わりの巫女』【東方邪想譚】
日時: 2018/06/03 20:07
名前: 総魔 (ID: VN3OhGLy)

現代の博麗の巫女
『博麗霊夢』
は数多の異変を解決して来た。

だが、彼女は初代博麗の巫女を知らない……
彼女の名前や容姿、性格の一切を伝えられていない。

それが最も現代の霊夢に酷似した性格や容姿をしており、霊夢の直系の先祖であると言う事も……

これは葬りさられた初代博麗の巫女の怨念と、
今を生きる現代の博麗霊夢の信念を賭けた戦いの物語

未来を創るのは
過去に生きた初代博麗の巫女か……
それとも現代の博麗の巫女か……

過去と現代が交差する時、
その先に待ち受ける未来はどのようなものになるのか……

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Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.105 )
日時: 2018/06/02 12:02
名前: 総魔 (ID: VN3OhGLy)

魘夢
『……………………。』

彼女は今、不思議な感覚に襲われている……
このまま少しでも手に力を加えればそのまま首の骨を折り、絶命させる事が出来るだろう……
だが、彼女にはそれが出来ないでいる。相手は自分が最も憎んでいる者の子孫であり、躊躇う理由など無いにも関わらず……




魘夢
『………逃がしてあげるから速く消えなさい。』

手に力を込めるどころか、逆に手を離し、相手がこの場から去るように言う……
どの道、自分が幻想郷を破壊すれば全て衰退し、外の世界の波に呑まれて消えてしまうだろう……
抵抗するだけの力が無いと言うことは今のでわかった。自分が直接手を下さなくとも大丈夫だと判断すると、相手に背を向けて再び両手に力を収束し始める……

自分の中にあるのは無念と怨念だけであり、慈悲や思いやりなど消え去った……見逃すと言うのも、無駄に力を裂かないようにしているだけなのだと考え、自分の感情を押し殺すように言う……
これほどの恐怖を与えた以上、自ずと相手は逃げていくだろう……巫女だった頃に自分が里の人々を幾度となく守ったにも関わらず、まるで化け物を見るような目をして、自分から逃げていったように……
それが当たり前、それが普通なのだと自分に言い聞かせるように……

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.106 )
日時: 2018/06/02 19:36
名前: 少年 (ID: umHqwPxP)

ゲホッ!ゲホッ・・・!ま、待てよ・・・・・!女が一人でこの辺りを歩くのは危険だ・・・!さっき
感じたんだ!巨大な妖気を・・・・・

(相手をどこまで苦しめれば気が済むのか・・・・・本人はそれを全然自覚していない上に、その自然な
優しさが、相手の一番の苦痛であることを知らない・・・・・相手の最大の誤算は、こんな厄介な
ただの人間がいたことだろう・・・・・そして、少年が感じ取った巨大な妖気の正体は、相手が
放っていた邪気か、それとも・・・・・)

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.107 )
日時: 2018/06/02 19:55
名前: 総魔 (ID: VN3OhGLy)

魘夢
『…………そんなの……私には関係無いわ。』

十中八九、妖気の正体は自分であると思われるものの、幻想郷への復讐者たる自分にとって自分以外の邪気があろうと無かろうと関係無く、どの道幻想郷が消滅すれば幻想郷に訪れた妖魔も全て消え、それで終わるのだからとそっけ無く返す……



【ちょっとタイミングが良さそうなので、回想の方でちょこっと出て来た悪鬼の王を出そうかな〜と思います〜。
(*´∀`)

あと、原点回帰みたいな感じでDとWさんのそれぞれのキャラの最初の物語みたいな感じみたいなのをやってみたいな〜とも思っています。
Dが起こした吸血鬼異変時の物語。
Wさんと紅魔組との因縁の始まりの物語。
みたいな感じですね〜。】

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.108 )
日時: 2018/06/02 20:46
名前: 少年 (ID: umHqwPxP)

そんなこと言うなっ!!!!!

(今までの雰囲気が一瞬にして変わる・・・・・そして「妖怪退治を得意としない人間が、妖怪に・・・
それもかなり邪悪な奴に襲われたらどうなるのかわからないのか!?死んじまうんだぞ!親から貰った
命を粗末にするな!」と怒鳴り散らす・・・・・相手も今は邪悪に身と心を染め、しかももう既に
死人であることを知らない少年は、手を掴んで相手の動きを止める・・・・・何もできないような
ただの人間が、相手が人柱として散々な悪夢を見ている長い間も、家族と笑ったり、食事をしたり、
散歩をしたりとしただろう・・・・・そんなただの人間が、知ったように相手に怒鳴り散らしながら
手を掴む・・・・・そう、この少年は相手がどんな悪夢を見たかも知らないのに知ったような言葉を
どんどん並べる・・・・・相手と比べたら自由な人生を送っているであろう人間が、さっき会った
ばかりの相手のことを自分の視点で見て語る・・・・・これ以上の屈辱があるだろうか・・・・・)

【了解しました!とうとう激闘が再び始まるのですね・・・・・W】

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.109 )
日時: 2018/06/03 00:55
名前: 総魔 (ID: mI2vxw9V)

魘夢
『………アンタにはわからないわよ………。』

魘夢は少年に背を向けたまま、相手には自分の生い立ち、過去を知らない者からは何とでも言える、自分の心境などわからないだろうと応える。
人は口先だけなら何とでも言える。口で感謝していようと、その心の内までそうとは限らない。どうせこの少年も綺麗ごとを並べているだけ……
そう考えると果てしない虚無に襲われ、魘夢の絶望がより深まって行く……



【はい、始まりそうですw
では誰が建てますか?Dは私が建てようと思っていますが、Wをお任せしても大丈夫でしょうか?】

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.110 )
日時: 2018/06/03 10:24
名前: 少年 (ID: jgZDwVO7)

あぁわからねぇよ、全然わからないさ!お前に何があったかなんてな!でも親から貰ったたった一つの
命を大切にすることすらできない奴は馬鹿だ!大馬鹿だ!俺のことを何と思ったって構わない、でも
命は大切にしろよ!

(今までの人間なら絶対に言わなかったであろう言葉が次から次へと出る・・・・・馬鹿はどっちかも
わかっていないが、今までとは違うタイプの人間であることだけは明らかな事実である・・・・・
相手からしたら一番厄介な敵なのかもしれない・・・・・)

【了解しました!】

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.111 )
日時: 2018/06/03 12:15
名前: 総魔 (ID: VN3OhGLy)

魘夢
『……誰もかれも……
皆揃って私の捨てたモノを突き付けて来る……
それなら……アンタから先に絶望を与えてあげるわ。
誰かを守ろうとしても、救おうとしても、結局は無駄、無意味なんだって事を教えてあげる……』

魘夢は少年の言葉を聞いて、自分と瓜二つの容姿をしていた霊夢の言葉を思い浮かべ、自分がかつての不必要と判断して切り捨てた感情や考えを突き付けて来る事から、自分と同じ境遇を味わうようになればそんな甘えた考えなど消えて無くなる。
自分と同じ、全てを奪われた、復讐の鬼に変わるのだと確信し、全身から殺意に満ちた禍々しいオーラを放つ……
それは感知能力の低い者にさえ肌がビリビリとする振動と衝撃が走り、彼女の抱えた途方もない闇の力の強大さを知らしめる……

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.112 )
日時: 2018/06/03 18:51
名前: 少年 (ID: jgZDwVO7)

・・・・・っ!?な・・・何だ・・・!?

(この状況でも、少年はまだ相手がただの人間だと勘違いしているが、突如として放たれた強力な邪気に
思わず大勢を崩す・・・・・体内から内蔵が込み上げてきそうな、そんな気が狂いそうな感覚に何も
わからないまま襲われる・・・・・そして、体が自然と痙攣を起こし始める・・・・・相手が望んでいた
幻想郷の住人への復讐の第一段階が今、成功しようとしている・・・・・)

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.113 )
日時: 2018/06/03 19:13
名前: 総魔 (ID: VN3OhGLy)

魘夢
『………さようなら。』
《魘符「怨嗟の記憶」》

魘夢が別れを告げ、右手を挙げると、能力を発動させ、彼女の禍々しいオーラが無縁塚を覆うようにして広がり、黒い邪気の奔流が魘夢が腰が抜けて怯え始めた少年を、呑み込んで行く……



━《???》━


霊夢?
「ちょっと、アンタ。
そんなところで何時までも寝ていたら危ないわよ?」

魘夢の闇に呑まれたと思いきや、次の瞬間、青空が広がる博麗神社の境内に少年が倒れた状態で現れ、それを霊夢と思われる少女が声をかけている。
ただ、彼の知っている博麗神社よりも、周辺の木々や草木が少なく、神社へ通じる道が、全く整備されていない獣道のようになっている。

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』【東方邪想譚】 ( No.114 )
日時: 2018/06/03 20:22
名前: 少年 (ID: jgZDwVO7)

・・・う・・・ぅ・・・ん・・・・・ん・・・?あれ・・・?俺・・・何でここに・・・・・

(自分はさっきまで違う場所にいた・・・・・そして、一人の少女に命を大切にするように説教をした、
ちゃんと覚えている・・・・・だが、今自分がいる場所は見覚えのある場所だが若干異なる部分が
ある・・・・・しかも、さっきまで一緒にいた少女に似た少女もいる・・・・・頭の中で整理が
できなく、立ち上がり、そして「お前、俺と会ったことあるよな?」と聞く・・・・・見た目は
似ているが、雰囲気が全然違う為、不信感を抱いていた・・・・・少年からすればそれは、単なる
確認なのだが、相手からすればそれはただの口説きにしか思えないような状況になっていた・・・・・
勿論少年はそんなことに自然となっているとは、夢にも思わなかった・・・・・)


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