二次なりきり掲示板

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【東方】『始まりと終わりの巫女』【東方邪想譚】
日時: 2018/06/03 20:07
名前: 総魔 (ID: VN3OhGLy)

現代の博麗の巫女
『博麗霊夢』
は数多の異変を解決して来た。

だが、彼女は初代博麗の巫女を知らない……
彼女の名前や容姿、性格の一切を伝えられていない。

それが最も現代の霊夢に酷似した性格や容姿をしており、霊夢の直系の先祖であると言う事も……

これは葬りさられた初代博麗の巫女の怨念と、
今を生きる現代の博麗霊夢の信念を賭けた戦いの物語

未来を創るのは
過去に生きた初代博麗の巫女か……
それとも現代の博麗の巫女か……

過去と現代が交差する時、
その先に待ち受ける未来はどのようなものになるのか……

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16



Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.95 )
日時: 2018/05/30 22:42
名前: 総魔 (ID: VN3OhGLy)

魘夢
『………邪魔をするつもりなら止めておいた方が良いわ。どうせ無駄よ、私を止められない。』

相手が何であれ、幻想郷が崩壊すれば、妖怪や妖精、神など幻想の存在は全て、外の世界と同じように跡形もなく消滅し、魔力や妖力、霊力など外の世界で否定された力は全て消滅してしまう……
そんな幻想郷に住む全ての存在にとって害にしかならない、幻想郷の破壊を今まさに行おうとしている自分に対して敵対的な者しかいないと言う事は彼女自身が一番良くわかっているためか、視線を自分の両腕に戻し、再び両腕に禍々しい霊力を収束させながら、抵抗するだけ無駄だと告げる……

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.96 )
日時: 2018/05/31 21:24
名前: 博麗霊夢 (ID: v2BiiJyf)

私の・・・・・先祖・・・・・

(自分とは何かしらの関係があるだろうとは思っていたが、まさか先祖だとは思っていなかったらしく、
目を見開く・・・・・何より、自分と同じ「幻想郷を守る博麗の巫女」の立場でありながら、恐ろしく
歪んだ心と邪悪な力を持ち、そして幻想郷の破壊を目論む存在になってしまったことが、言葉では
表せないほど悲しかった・・・・・)

【イエェス!!!】

?「・・・?邪魔?止められない?何の話だ?」

(その言葉の後に相手の目に映ったのは、人間の少年の姿だった・・・・・一見、里の住人と見た目は
変わらないその少年こそが、相手に声をかけた張本人だった・・・・・見るからに無防備で、どこから
でも攻撃できそうなただの人間にしか見えない・・・・・そして、かつて相手を裏切った幻想郷の
人間の祖先であることは語らずとも明らかな事実であり、相手の心を再び地獄の底へと叩き落とす
ような状況下が完成している・・・・・だが、少年はそんな事実を知らないだろう・・・・・)

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.97 )
日時: 2018/05/31 21:29
名前: 総魔 (ID: VN3OhGLy)

魔理沙
「はぁ……わかってはいたが、肝心な事は教えられないんだな……」

霊夢の祖先であり、初代博麗の巫女と言う、幻想郷を守るべき者が、幻想郷の破壊を望むようになったその理由を教えられないと聞くと、霊夢と違って恩恵を受けた覚えがほとんど無い魔理沙は、紫達は胡散臭くてあまり信頼していなかったようで「肝心な事は教えられないんだな」と呆れたようにため息をつく。



【では、それで行きましょう!!
(о´∀`о)】

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.98 )
日時: 2018/05/31 21:42
名前: 総魔 (ID: VN3OhGLy)

魘夢
『…………人間……何をしに来たの……?
むざむざ私に殺されるために来たの?』

眼前に現れた少年の姿を見た瞬間、激しい憎悪と憤怒が込み上げる……
それもその筈で、数百年前の、幻想郷成立時に自分が守っていながら、その心の弱さ故に魘夢を憎み、恐れ、貶めた人間達の子孫であり、魘夢はそれを霊夢とほぼ同じ、優れた直感から感じ取っている……
押さえきれない憎しみ、恨み、怒り、そして悲しみが魘夢のオーラに混ざり、禍々しいオーラとなり、無縁塚全土を覆い尽くすように広がる中、殺意に満ちた声で「むざむざ殺されるために来たのか?」と告げる……



【もし、手が空きそうでしたら、もう一つDとWの二人に関連する場所も建てたいな〜とも思っているのです、返信頻度からリアルが忙しいようですので、本編終了後ぐらいに建てますね〜。
(*´∀`)ノ】

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.99 )
日時: 2018/06/01 20:24
名前: 博麗霊夢 (ID: v2BiiJyf)

・・・・・教えなさいよ・・・・・

(この緊急時に、全てを包み隠さずに話してくれるのを期待していたが、一部の情報を聞かされただけで
解決に繋げるにはまだ先が長いと直感したのか、若干怒りが混じったような声で藍に向けて言うが、
顔には影がかかり、少し俯いていた・・・・・怒りが混ざった声が、先祖を彷彿とさせる・・・・・)

?「・・・?心配するなって!別に何かやらしいことしたりするんじゃないし、第一女がそんな物騒な
こと言っていたら、嫁に行けなくなるぞ?」

(殺意満々の相手の言葉を聞いてもまだただの人間だと思い込んでいる恐ろしいほどの馬鹿さを発揮
しており、相手の殺意に気づいてすらいない・・・・・そして、相手が最も敵視する幻想郷の人間の祖先
である上に、とても陽気な雰囲気で生きていることが、相手の闘争心に更に刺激を与える・・・・・
だが次の瞬間「にしても驚いたよ、最初声が聞こえた時は何かしらの妖怪が出たかと思って一瞬
焦ったが、見てみれば人間の女だし、何より邪気も感じなければ少しの悪意も感じない・・・・・
お前みたいな子供みたいに純粋な奴は久々に会ったよ!」と言う・・・・・←だが、少年の言葉とは
見事に真逆な相手の抱く感情は、幻想郷の滅亡、少年を殺すこと、復讐・・・・・なのに少年は相手を
邪気を感じない純粋な人間と評し、接する・・・・・相手が今まで散々復讐したいと思ってきた
幻想郷の人間が、しかも相手を初代博麗の巫女と知らない子供が、相手が以前人柱として幻想郷の
未来の為に死に絶えたことを知っているかのように、相手の人間の部分だけを語るように笑顔で
喋る・・・・・長年復讐を誓った標的の一人が、一番の理解者になったような、そんな状況が自然と
生まれている・・・・・)

【了解です!】

【すみません!ありがとうございます!了解しました!】

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.100 )
日時: 2018/06/01 20:52
名前: 総魔 (ID: AuOiXVj/)


「………………。」


「…………いいわよ………。
話してあげるわ。
この幻想郷の成り立ちに関わる……
かくも残酷な話になるけれども……ね………」

自分からこれ以上話すことは出来ないためか、複雑そうに口をつぐんでいる藍の横に、別の場所への入口が開き、その中から身体中に包帯を巻いて治癒している紫が椅子に座っており、スキマ空間内に退避した霊夢の問いに答えると言う……
紫の目には自分がこれほどまでに痛め付けられた怒りや恨み、幻想郷が破壊されてしまうかもしれないと言う焦りや不安よりも、遥かに強い悲しみをたたえた目をしている……

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.101 )
日時: 2018/06/01 21:01
名前: 総魔 (ID: AuOiXVj/)

魘夢
『…………………。
………お気楽な……もの……ね………
私…は………私は……幻想郷を……滅ぼすために……来たのよ………』

明確な殺気をぶつけられれば、弱者であれば怯えて逃げ惑い、強者であれば自然と身構えて臨戦態勢に入る中、魘夢は自分の放つ殺気を受けてなお、変わらない様子……それどころか陽気なまま自分に語りかける相手を見て、両手に収束させた霊力をそのままに、顔を伏せて言葉を紡ぐ……



魘夢
『私には……もう……帰る場所も守らないといけないものも無い……
もう……後になんて退けない…………』

人々から裏切られ、傷つけられ、幻想郷の人柱として殺され、何百年もの間、一人で世界の狭間で歴代の博麗の巫女達の無念や怨念だけを取り込み、幻想郷に復讐する事に縛られ続けた自分には、もう人間だった頃になんて戻れない、戻る場所さえ無い……
まるで自分に言い聞かせるように話す彼女の目には、渦巻く殺意と怨念の中、深い悲しみと絶望、孤独が見え隠れしている……
怨念となった自分に今更帰る場所なんて無い、自分を殺した幻想郷の者達に復讐する……それだけが存在理由となっている事を自覚しているためか、そう言葉を返す。

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.102 )
日時: 2018/06/01 21:26
名前: 博麗霊夢 (ID: v2BiiJyf)

・・・・・受け入れなきゃ、幻想郷は救えないわよ・・・・・

(全ての真実を受け入れる覚悟はできているのか、拒まずに上記を言う・・・・・博麗の巫女としての
立場を今一度しっかりと受け止め、幻想郷を救わなければならない使命感に駆られているのか、
その目にはいつも異常に真剣な志が宿っている・・・・・)

?「ど、どうしたんだ・・・?気分でも悪いのか・・・・・?」

(相手が気分が悪い状態だと勘違いし、近寄り優しく背中を摩る・・・・・その優しさが、相手を
今悲しませているとは知らずに、ただただ背中を摩る・・・・・もうこの少年には、何を言っても
無意味だと思われる・・・・・)

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.103 )
日時: 2018/06/01 22:02
名前: 総魔 (ID: AuOiXVj/)

魘夢
『近付かない……で…………
私はアンタらに……人間に殺されたのよ……
私が何よりも大嫌いなもの……
それがアンタら(幻想郷の人間)なのよ!!!』

無念と怨念に捕らわれた彼女には、自分へ向けられた相手の優しさに耐えられなくなり、自分の感情をコントロール出来なくなって来ているのか、混乱気味に少年の首を右手で掴み、激しい憎悪と憤怒がこもった声で、幻想郷にいる全ての人間が自分の怨念の的になっているのだと言う……
全てを憎んでいると言っているものの、彼女の両手に収束されていた霊力は消え、相手の首を締めはしているものの、折れる程では無く、彼女自身の中に残っていた幻想郷を愛し、守りたいと言う感情と、全てを滅ぼそうとする憎悪と殺意に満ちた感情がせめぎあっている事が感じ取れる………



【ちょっと先に魘夢サイドを進めますね〜。
(*´∀`)ノ】

Re: 【東方】『始まりと終わりの巫女』 ( No.104 )
日時: 2018/06/02 09:27
名前: 少年 (ID: umHqwPxP)

っ・・・!?

ドサッ・・・

(いきなり首を締められて、焦るがすぐに「わ、わかった!俺が悪かった!いきなり馴れ馴れしくして
ごめんな!だから首を・・・・・締めるのは・・・っ・・・」と、苦しそうに言う・・・・・折れるほど
じゃなくても、相手との力の差は歴然・・・・・まともに抵抗すらできない・・・・・)

【了解です!】


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16



スレッドをトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 5000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。