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- 白の帝王は笑わない(キャラリセ、EP.1.5のお知らせ)
- 日時: 2017/03/23 18:51
- 名前: ふぁいら (ID: zflF3NFd)
その日、僕の大切な記憶の総ては、人間の恐怖心によって焼き払われた。
生きた炎を初めて見た。めらめらと煌めきながら、それは山が聳える様に大きくなり、怪物の様に全てを呑み込んでいく。僕らにとっては脅威であるその熱を、大人たちがどれだけ危険だと言っても、僕は昔からずっと見てみたいと思っていた。美しいはずだと信じていたから。確かにそれは素晴らしく美しい物らしかったけれども、実際は少しだけ違っていた。
炎とは、熱とは、氷の民への暴力であることに変わりはないのだ。
*
あれは、僕の人生が穏やかで安らかであった最後の日。
幼い日々の中で、唯一鮮やかに思い出せる記憶。
“燃え尽きろ!!”
その一言を合図に、凍て付く僕の故郷は炎の海へと姿を変えた。見知らぬ大人たちが軒から軒へと炎を点けて周る。逃げ出そうとする者達にだって熱い松明を投げつける。何が起きているのか解らなかった。解りたくなかったのだ。
家族も友人も、大切な場所も、全てを僕から奪い去りながら、どうして彼らは僕にだけ生きろだなんて。どうして僕だけが生きる使命を課せられたのか。
今ではわかる事すら、切ない。
*
透き通る氷の天井を見上げながら、僕は呟く。誰も聞いてやしないのに独り言を言って、自分で自分がみじめになった。けれども僕は確かに寂しかった。
だから呼ぼう、呼び寄せよう。僕の心の空洞を、この空っぽの宮殿と共に埋め尽くすような存在を。
*
雪山を一つのソリが下りて行く。
尋常とは思えぬ常軌を逸したその速さは、かける馬にも引けを取らない。
しかし、そのソリを引くトナカイはいない。
“帝王”を乗せて降りて行く。
氷の城に住む白の帝王と歪な性の子供達、それから悲しき彫刻達の冷たい愛の物語
――――――
(ご挨拶)>>1
(ルール)>>2
(世界観&概要)>>3
(募集枠)>>4
(キャラシート&参加表)>>5
―――――――
(EP.1 それはまるで童話の世界での話)>>54
――――――
氷心臓たちが宮殿にやってきた順番!
ニキータ(ふぁいら)⇒イヴァン君(水城様)⇒アメリアちゃん(竜胆様)
――――
※お知らせ(17/03/09)>>79
※お知らせ(17/03/23)>>101-102
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- Re: 白の帝王は笑わない (お知らせ) ( No.82 )
- 日時: 2017/03/09 01:02
- 名前: 竜胆 (ID: MgJEupO.)
(アメリア・クラーク/廊下の隅)
少しずつ増えていく物音と人の声に、廊下の隅に一人立っていた少女はふり返る。あぁもうそんな時間かぁ、と呟いてすぐに視線を元に戻した。
見ていたのは、窓だ。正確に言えば窓の外にある銀世界。少女はその奥の奥にあるのだろう小さな街、少女の生まれ故郷に住む父母と多くの兄弟たちに思いを馳せていた。
わけではなく、ただただ真っ白な雪を見ていただけだ。
雪は、素手でずっと触っていればそれだけで手は赤く腫れて痛みを纏う。それならば、その中に最低限の薄着だけで身を埋めればどうなるだろう?体中が赤く痛々しくなるのだろう、それは、それは考えるだけで、
「すっごく楽しそう……!」
その目はおもちゃとお菓子ともっと素敵なもの全てに囲まれた子供よりずっと輝いていて、そこだけ見れば可愛らしく見えるのかもしれない。あくまでその奥にある思考から目をそらせば、の話ではあるが。
思い立ったが吉日だ。どうして今まで思い付かなかったのだろう?そしてどうして今までこんな厚着ばかりしていたのだろう?少女は期待に思わず顔を綻ばせながら、楽しそうに自室へと歩き出す。
【イベント期間あるじゃん早く参加しなきゃやばいもったいねぇ……
と、なりましたので絡み文をそっと投下。
(誰かに絡みにいく勇気は無かったのですお許しを……!)
久しぶりに文を書いたら短くなってしまったのと最初から思考がぶっ飛んでいるのはツッコまないでくださいませ……。】
- Re: 白の帝王は笑わない (お知らせ) ( No.83 )
- 日時: 2017/03/09 02:36
- 名前: ろっか (ID: 5obRN13V)
(スティーリア/廊下)
書斎を出て最初にある角を曲がった瞬間スティーリアは壁に頭を叩きつけた(!?)。
「あぁぁぁ何やってんの私意味わかんないぃぃぃ絶対イヴァンに頭おかしいって思われたよぉぉ」
そのままずるずると下へ下がっていくと、今更ながらに羞恥の声を漏らしたスティーリアは顔を手で覆いながらしゃがみこんでしまった。
最初は別にあんな話をするつもりではなかった。ただイヴァンがあまりにも自身への愛情が感じられなかったのでついついあのように感情的になってしまったのだ。しかも話の流れで彼が倒れた時泣いた事も暴露してしまい、行き場のない羞恥心が溢れてきたのだ。
羞恥心が身体を支配する。もし今、発熱というものが自分にもあるのならば溶けてしまっているだろう。
壁に頭を叩きつけ、はっとしてやめた。スティーリアは身体の力のコントロールがあまり得意ではない。と、いうより力加減が出来ないのだ。生み出されたばかりの頃はよく物を壊したものだ。
頭にヒビが入っていないかと確認しつつもその確認した指先にさえヒビが入っていた。とはいえ所詮氷の彫刻。痛みを感じないのでヒビが入っているかどうかなど、彼女はわかる筈もない。
後で誰かに見てもらおうとダイニングへ向かう途中、少し先に人影が見えた。
「…あ、」
【ふぁいらさん
本当理系の方って文字の書き方でさえかっこいいですよね(興奮気味
氷心臓は今性別で悩んでます(ダメだこりゃ
いやぁふぁいらさんも悪よのう((
もう諦めましたダメだこれは(早い
ニキータくんがかっこ可愛くてニヤけがとまらないろっかです()
水城様
いえいえ本当におかしな長文失礼しました。むしろ急かして下さい!私本当に長文書くとあれもこれもダメだと悩んでしまうので。
私の望み通りの年齢です!ありがとうございますそれではスティーリアは正確には5歳ということで!
すみません本当に。意地でシリアス修正しました(ドヤ顔
廊下に出たら丁度お二人いらっしゃったので最後にちょろっと絡み文的な何かを投下!どなたでも構いませんので宜しければ是非!無視して下さっても構いませんのでね(コミュ症】
- Re: 白の帝王は笑わない (お知らせ) ( No.84 )
- 日時: 2017/03/09 14:24
- 名前: ふぁいら (ID: zflF3NFd)
>>83
(ニキータ=プィリネフ/4F廊下)
異常なまでの冷気に包まれ、どこもかしこも寒気立つ。
此処は人間が住まうために建てられた城ではないらしかった。此処の主の姿を初めて見た時のことは、今だって忘れられない。子供の様に暢気で穏やかそうな目をして、あのアイスグリーンで子供を誘拐する“あいつ”は、確かに怪物らしかった。そしてあいつの言う事には、ニキータも怪物らしかった。
あのこの上なく忌まわしい笑顔をニキータは今も恨んでいる。俺は生まれた時から人間だというのに、細長い指先でこの顔を指しながら、楽しそうに侮辱したのだ。
「君は人間ではないよ」と、脳裏をあの声がよぎった気がした。噎せ返りそうな嫌悪感にニキータは思わず眉間に深い皺を刻み、チッと舌打ちをした。まるでその時たまたま視線の先に飛び込んできた少女に宛てたもののようだった。その姿に気付いて意識が現実に帰される。その時ニキータは初めてスティーリアの姿に気付いたのだった。
彼女もどうやらそうらしかった。
紺色の髪を棚引かせ、黒いワンピースにエプロンをしたその姿は女中の様でありながら、楚々とした淑やかな女性の様でもある。そんなことをこのニキータが考えることもないのだが、どうやら彼女はそんなイメージとは裏腹の性質を備えているらしいのだ。
ニキータに同じくあの白の帝王に此処へと釣れされられた子供た造り出した、彼のための存在。
しかし彼女は彼だけには留まらず、この城と言う城の子供達の世話を焼いていた。使命感なのか、それともそれが彼女の命に張り合いを持たせる行動なのかは分からない。されどもニキータは此処で楽しそうに暮らしている彼女のことが、あまり好きにはなれなかった。彼女にどこか、落ち度があるわけでもないのに。
彼女は何も言っていないと言うのに、開口一番これだ。
「あ? ンだよ見てんじゃねえよババア」
吐き捨てるような台詞だけ、その場に響いていた。
(申し訳ございません。何階の廊下か書き忘れていましたので男の子たちの部屋がある4階であることを表記させていただきます。皆様も差し支えなければ次回からは何階にいるのかだけでも表記していただければと思います)
>>ろっかさん
(と言う訳で同じ階だと思います故に絡んでみましたふぁいらです。やったー! やっと誰かと絡めるわ!(感涙)それだと言うのにいきなり感じ悪くて申し訳ございません;; スティ―リアちゃん、怪我してるのに……;; これ、チャンと絡めるのかしら← にやけがとまらないのは実は私も名のですけれどもねb スティーリアちゃんとの初絡み、wktk!!
性別は迷うところありますよね。でも今のところ男女比丁度良い感じなのでどちらでもどうぞであります!)
>>竜胆さん
(投下ありがとうございます! しかしせっかくアメリアちゃんと絡めるというのに行けなくてすみません;; 自傷を愛するアメリアちゃん……はうん(恍惚)← いえいえ、なんでもなく。若しも時間がありましたらプロージャで絡みに行きますね^^
はい、急に変なことをしてしまいましたがイベント期間を設けさせていただきました。スレ主も結構ずぼらなので管理の仕方も考えねばと思った結果であります;; すみません。
絡みに行くのには勇気が要りますよね; でも、全然短くないしむしろ丁度良いかと! 思考がぶっ飛んでいるところを愛しておりますアメリアちゃん((
ところで、アメリアちゃんの彫刻を作らせていただいてもよろしいでしょうか←
それに当たっては参考までに、アメリアちゃんはどういうコンセプトで彫刻を作りそうか、とか何かご希望が在れば取り入れて行きたいなーと思うのですがどうでせう)
- Re: 白の帝王は笑わない (お知らせ) ( No.85 )
- 日時: 2017/03/09 18:09
- 名前: ろっか (ID: 5obRN13V)
≫84
(スティーリア/廊下/4階)
険しい表情で舌打ちを一つ鳴らした、視線の先に立っていた少年が此方の存在に気が付いたと同時にスティーリアと目が合った。その瞬間の表情は先程の険しい表情を感じさせない程、年相応な少年らしいもので。二白眼の中央にある碧い(あおい)…何だったか。唯の青とは何処か違う…ああそうだあの本の泉の色だ。私の初めて見た絵本の泉の妖精と同じ色なんだ。
と、スティーリアは納得した。
一瞬誰かと問いそうになったが、それもつかの間。目先の少年がいつも通りの何処か不機嫌そうな表情に戻ってしまった。
スティーリアは彼だと認識した途端にしまった、という明らさまな表情を浮かべた。
「…おはようございます、ニキータ」
はははと少し笑って見せたもののスティーリアの表情は変わらない。というのも理由がある。スティーリアはこの少年、ニキータに酷く毛嫌いされているのだ。それは思い込みなどではなくはっきりと分かるもので、態度の悪い彼にはお節介焼きなスティーリアは好ましくないようだ。此処に住む人間の子供達は皆様々な性格で、気さくな者や愛らしい者などで。とはいえどこか残虐さのある子供達の中で、ニキータは特に残虐的だった。そんなニキータの事をスティーリアは別に嫌いという訳ではないが、彼女がお節介な行動ばかりとると彼が余計不機嫌になるので、本人はあまりニキータに干渉し過ぎないようにしている。
そしてはっと気がつく。ダイニングへ向かっていたつもりが間違えて4階に来てしまったようだ。スティーリアは朝食が出来ている事を彼に伝えようとした瞬間、ニキータが悪態付いたのだ。
「なっ!だ、誰がババアですか!私の実年齢も外見も、そんなに歳はいってないでしょう!!!!」
と、ニキータに言い返した。
【ふぁいらさん
ちょ、絡みたかった衝動が大き過ぎて書きたいことが多いです。
ニキータくんにババアと言われ隊()
もっといって!!!!((
とりあえず男の子は出来ましたけど女の子も作ってみてどっちが良いか検討して見ます!!!!】
- Re: 白の帝王は笑わない (お知らせ) ( No.86 )
- 日時: 2017/03/09 18:25
- 名前: 竜胆 (ID: uRoTrNqc)
【>>ふぁいら様
全然大丈夫ですよ!誰か絡めそうな方が現れてくださるまで、ひっそりひそんでおります|∀・)チラッ
イベントに期間が付いているっていうのはいいことだと思います!イベントが伸びに伸びて、いきなりブチ切りになってしまうこともありますし(というより自分がやりました←)
純粋に歪んでるをモットーにアメリアは生きていきます!←
え、え、いいのですかっ!?作ってくださるとか嬉しくて号泣しますよ(´;ω;`)
そうですね、アメリアはとりあえず自分を愛してくれればなんでもいい!って感じです。容姿も性格も全くといっていいほど気にしない子なので……。】
- Re: 白の帝王は笑わない (お知らせ) ( No.87 )
- 日時: 2017/03/13 10:11
- 名前: ふぁいら (ID: zflF3NFd)
>>85
(ニキータ=プィリネフ/廊下/4階)
冷たく凍てつくこの宮殿で、スティーリアが子供達の世話や掃除洗濯を好き好んで行う理由とは何だろう。当然、この場所に深い愛着があるから、此処にいる子供達を愛しているからではないのか。
スティーリアだけが例外ではない。この場所に自分の意志で留まっている氷心臓や彫刻なんて、履いて捨てるほどの数なのだから。この場所を愛し、身を寄せ合って暮らしている連中など、ニキータは皆まとめて嫌いだったのだ。
狂っているのだ。誰も彼もが。そう思った瞬間、脳裏を良く知っている人物の声がよぎった気がした。お前だって狂っている癖にと嘲笑うその声に、背筋が凍るのを感じると、ついぐっとこぶしを握り締めてしまう。
自分と目が合った瞬間、スティーリアの表情が解りやすく引き攣った。いい気味だなんて思わない。スティーリアの夜空のような瞳を見ているだけで、ニキータの心は汚く濁っていくようだ。愛想笑いを浮かべて律義にも挨拶をするスティーリアに、ニキータはせりあがった苛立ちを「うるせえ」などと無愛想な言葉として“また”ぶつけた。
これだけ無愛想に悪態ばかりついていたら、スティーリアだって嫌になるだろうに、彼女はどうしてまだ自分を無視しないのだろう。“彫刻”なんていうものは、この魔窟で一番訳が分からない。
「氷の癖に声がでけえんだよ……四六時中クソ/面倒臭ェガキ共の面倒見たがる様な奴なんてババアで充分なんだよバァアッカ!!」
しかし、顔色ばかりうかがわれているような気がしていたが、こうしてニキータが暴言を吐けばスティーリアはむきになった様子で言い返してくる。その言葉の語尾にかぶせるようにしてニキータはまた意地悪に、勝ち誇ったような目をしていった。
捻くれ根性丸出し尚且つ偏見じみた言葉は、ご愛嬌なんて言葉では誤魔化しきれないほどに品も知性もない粗品だった。
【遅くなりました(( 終始感じ悪くて申し訳ありません>< いずれこの二人の真面な会話も見てみたいものですが、こういうギスギスした仲とか喧嘩相手とかそういう関係性美味しいですぐふぐふ← でもニキータの発言でちょっとこれはしんどいわぁとか思った時には遠慮なく言ってくださいな;;(心配性)ど、どえむぅ~~!(人のこと言えない) ほほう、ろっか様仕事がお早い!! 新キャラ楽しみにしてますね^^
そして今気付いたのですが、もしかして>>85この青字ですが>←これ一つだけを半角変換してませんでしょうか? 一つだけですと>このような形になるのですが、これを二つ>>と打ち込んで半角変換にして、例えば85レス目に対してレスポンスを振ると>>85となります! お暇な時にお試しあれです!】
>>竜胆さん
【ぐあああ絡みに行きたいいい。はい、ブチギレ防止になると良いのですが;; ほほう、竜胆さんもスレ主経験者なのですね^^ なんだかわけもなく心強う御座いますbb 純粋に歪んでいる良いですよネエb 成長が楽しみです(違う) アメリアちゃんにはなんというか子供に対するように接してみたいです。そして撃沈したいです←
はい、私も誰かの彫刻を独りは作ってみたいと思っていましたもので! 差し支えなければアメリアちゃんの彫刻になりとうございます!
ほうほうなるほど……有難うございます。何より愛に飢えているアメリアちゃんのその幼気で健気なこと;; うまいことそのアメリアちゃんの欲求に馴染むようなキャラクターを目指して作りたいと思います! しばしお待ちあれ!!】
- Re: 白の帝王は笑わない (お知らせ) ( No.88 )
- 日時: 2017/03/14 11:07
- 名前: 椎名 (ID: mvR3Twya)
(皆さんの文章を読むのすごい楽しい。にやけてます。
>>ふぁいらさん
え、うれし(●´ω`●)2体目どんな子にしよう((
そしてダンス大好きっ子・・・親の子を遠慮無く踊りの相手にしてそうな自由な子そうだなーて考えてしまった。萌える・・・ゲフンゲフン
イベント了解です!今からワクワクしておりますーヽ(=´▽`=)ノ
>>ろっかさん
椎名、いっきまーす!!(ア○ロ風
なんとwしかし食べたことあるならおわかりでしょう・・・私の髪はあれレベルで硬くて味がないっす!!(ドヤァ
▼椎名が仲間になりたそうにこちらを見ている!ってレベルです!!
ろっかさんの純粋さに胸が熱い。幸せかよ私。
それ悪化してませんか!?私病原体じゃないですか!駆逐してぇ!!
嬉しすぎてテンション上がりすぎて体温高くなります!何なんですかありがとうございます!
拐われたらスティーリアちゃん連れ込んでアレクシス追い出しますね((
本当にそう言ってくれるろっかさんは優しさと純粋の源過ぎますぜ・・・神様
あ、出来ればなんですがアレクシスにスティーリアちゃんをスティーなんて呼ばせたいと考えているのですが大丈夫でしょうか!?ダメだったら蹴り尽くして下さいませ!!)
- Re: 白の帝王は笑わない (お知らせ) ( No.89 )
- 日時: 2017/03/15 02:04
- 名前: ろっか (ID: 5obRN13V)
>>87
(スティーリア/廊下/4階)
スティーリアは、前々からニキータの事がよくわからなかった。
自分達が楽しそうにしている時、彼は何時も以上に機嫌が悪くなる。何が気に入らないのか。自分も混ざりたいのではと思い、声をかけた事もあったが、余計気を悪くさせた覚えがある。
スティーリアは分からなかった。
スティーリア自体、この氷の宮殿しか知らない。氷心臓と呼ばれる子供達と、《あの人》以外の人間も知らない。だからこそ、気がつかないのだ。気がつけないのだ。この空間の異常に。それに彼女は気付いたところで、何一つ不思議に思わないのだろう。不思議なのは別のところで、此処は正常な空間だと。
決して気付くこともないだろう。スティーリアに訴えかけたところで、きっと彼女は自分の主人の言葉以外に心動かされることなどはない。所詮は唯の氷の彫刻。生命を吹き込まれ、思考や感情を与えられた《人形》。
皆のことを心から愛している、誰よりも心温かな少女。本当にそうなのだろうか。むしろ彼女は…
挨拶の返事が随分と刺々しいもので、スティーリアは視線を軽く落とした。ふ、と視界に入ったのは、彼の手元。彼は強く拳を握りしめていた。
「な!そ、そんな何回も言わなくて良くないですか!?氷のくせにって何ですか!それに、ニキータだってまだ子供でしょう!?」
自分の言葉に被せるように放たれたニキータにまたも「ババア」と言われ、彼女もまた吠え返した。
ああ、またこの感じに…。
スティーリアは、ニキータとよくこういった言い合いになるのだが、何時も話は平行線をいって、時間だけが過ぎていく。それに気付いたスティーリアは、朝食の事を思い出し、ニキータの握りしめられた拳…の、少し上。手首を軽く、柔く、でもどこか強引に掴み引いていく。
「さあ!もう朝食は出来ているんですから、この手首を折られたくなかったら、大人しくついて来て下さいよ」
さらりと脅して彼をダイニングへと連れていく彼女の表情は、悪い事を覚えた子供のようなものだった。
【ふぁいらさん
こちらの方こそ遅くなって申し訳ない…。んんん〜ニキータ君のつんけんしてるとこめっちゃ可愛いのでお気になさらず!()そうですね!それまでスティーリアはニキータ君に手を出さずにいられるかな!?(((
むしろもっとこいって感じですえへ((
>>!これ!!!!出来ました!!!!やったぁぁぁ!!!!
椎名さん
どうしても来るっていうの…(昼ドラ風
私結構あれ好きなんで大丈夫です!問題ないです!(略して大問題
▼ろっかが椎名さんをお持ち帰りしようとしている!って冗談ですよ冗談うふふふ(((
椎名さんの言葉がやばい尊い、泣いてる(現在進行形
むしろ私以外に移さないで!私だけで!(パトカーがやってきた
ああ!大変だ!冬?なのにあっつくて窓開けても風邪ひかない!凄い!()
そしたらスティーリアを超強力な磁石にして椎名さんとアレクくんとくっつけないようにしてやる!!
え、もう普通に呼んで欲しい今すぐに絡みにいきたいアレクくんとめっちゃお喋りしてめっちゃスティーって呼んで欲しい無理やばいめっちゃ呼んで(語彙力ない】
- Re: 白の帝王は笑わない (お知らせ) ( No.90 )
- 日時: 2017/03/21 15:37
- 名前: ふぁいら (ID: zflF3NFd)
>>89
(ニキータ=プィリネフ/廊下/4階)
子供と言う言葉に胸の奥がざらついて、ニキータは反射的にスティーリアを睨んだ。眉間に深い皺を刻んで彼女を見据えるのは、これでいったい何回目だろう。
ニキータ自身には、自分が子供である心算などこれっぽっちだってないのだ。少なくとも自分はこの宮殿にいる子供の誰より、未熟であるはずが無いと、彼は信じて疑わない。年齢こそは幼かろうと、かれこれ生まれて12年だ。子供と言われると、何も知らない小さな子供と言われているような気がして、血気盛んになってしまう。
「俺をガキ扱いするんじゃねえ……」
獣のうなり声にも似た低い声には、明らかに苛立ちが含まれていた。
ニキータがスティーリアにケチをつけたいのは、それだけではなかった。ムキになった様子で抗議を続けるスティーリアを見ていたら、意地悪な気持ちが止まらなくなって、ニキータは軽薄な笑顔を浮かべて鼻を鳴らした。
「そのまんまの意味に決まってんだろ。テメエはただの氷。ソレが人間ごっこに興じてるなんて」
ニキータはスティーリアに詰め寄りながら、湿っぽい声を出してこう言った。
「笑える話だよなぁ? 氷柱」
彼女は元来氷だ。それなのに命を持つ。彼女は彫刻だ。彫刻である癖、心を持つ。
それは人間であるニキータが得ることのできなかった豊かで穏やかな心。
魔法が作り出した奇跡にすらニキータは唾を吐きたがる。自身の彫刻を初めて作った時からそうだったのだ。こんな不気味な生き物を、素直な心で受け止めることなんて出来なかったのだ。
本当はその計り知れないほどの鋭い輝きを、もっと知りたいと思っていたのに。
「ッおい! 触んじゃねえ!!」
ニキータは反射的に手首をつかまれた方の腕を思い切り振り上げると、彼女から離れた。ゾッと鳥肌が体中、波を打つように立っていくのを感じながら、ニキータは彼女をまた睨んだのだ。ひんやりとした少女の手に捕えられた自分の手は、不本意にも震えている。
気が動転した。誰かに触れられるのは元来苦手だったけれど、その日のことなど遠い記憶の彼方なのだ。落ち着かないような、寒気立つような、得体の知れない者に遭遇した時のような怖さにも似た感覚にニキータは戸惑ったのだ。
「ふっざけんな……、お前、二度と俺に触るな!!」
苛立ちの怒声を上げたニキータは、踵を返して当てもなく足を速めるのだった。
【触られたらニキータこうなっちゃうかなと思ったので離脱になった仕舞いましたすみません;;;; お互いぼちぼちペースを気にせずやって行きましょうかb そう言って頂けて感涙で御座います。私もスティーリアちゃんの面倒見の良いところが好きでございます! むしろ手を出してくれてもいいのだ(((
おお、やりましたね!! ばっちり完璧です!!!】
>>椎名さん
(わたしもぐふぐふとにやけています。親の子は大人な態度でダンスに付き合ってくれてもいいし面倒臭いとかいいながら付き合ってくれるツンデレでも美味しいですし妄想が広がり過ぎてにやけますすみません← 萌えますよねb
ちなみに既にイベント開催中なので投下ばっちこいなのですよ!!)
- Re: 白の帝王は笑わない (お知らせ) ( No.91 )
- 日時: 2017/03/17 13:10
- 名前: 瑆 (ID: I3BHkUjK)
《お、遅れてしまいました・・・。
申し訳ありません!
>>ふぁいら様
そ、そんな!
もったいないお言葉ありがとうございます!!
うちのセレストでよければ、是非是非絡んでいってあげてください!
セレストは案外単純ですので、簡単に餌付けできると思います!
>>全体様
そろそろ本編に入らせていただきます。
自分から絡みに行くのは苦手ですので、絡みに来ていただけると嬉しいです!
(いない時も多いですが)
よろしくお願い致します!
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