オリジナルなりきり掲示板
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- 【冒険】Bring five watches!! 〆
- 日時: 2021/02/23 13:07
- 名前: 憑 ◆R1q13vozjY (ID: HZjgBtCK)
【序章】
『 When you come to a tea party,“bring five pocket watches‼︎” 』
誰から送られてきたのかわからない、薔薇の香りがつけられた白い封筒。
中身は四枚のエースにジョーカーのトランプ五枚と、走り書きされた手紙だった。
―――――― 🂡 目次 🂡 ――――――
◇まとめ(>>1-5)
◆ご挨拶(>>1)
◆注意事項(>>2)
◆世界観諸々(>>3)
◆補足(>>4)
◆参加用紙 見本(>>5)
◎お知らせ?(>>26)
―――――― 🂱 留意点 🂱 ――――――
>恋愛要素は含まないこと
>第一章、第二章…という風に物語形式になっています
―――――― 🃁 スロー・ジン・フィズ一行(5/5) 🃁 ――――――
・Chloe=Cobalt(>>16/心様)
・Cyril=Anvil(>>75/黒狐様)
・Gallows=Innocence(>>20/ヨモツカミ様)
・Zoe=Carrack(>>7/スレ主(憑))
・文殊 桃治郎(>>22/日馬様)
―――――― 🃑 ストーリー 🃑 ――――――
(旅の目的とちょっとした説明 >>27後半)
❅ ice pocket watch(国の説明>>28,>>62)【>>27-】
- Re: 【非日常】Bring five watches!【参加制】〆 ( No.39 )
- 日時: 2020/12/28 12:05
- 名前: 心 ◆sjk4CWI3ws (ID: cl9811yw)
雑談スレの方、ありがとうございます。
わたしも冬休みなのでしばらく暇ですが、夜は比較的低浮上です。よろしくお願いします……
____________________
(クロエ/とある国)
ゾーイが裏返してくれたトランプをもう一度眺めていると、魁が「やっと変わったか」と言ったのが聞こえた。ちらりとそちらを確認すれば、髪色や目の色が変わっているのが分かる。もう一人くんの方だ、と思ったが口には出さず、桃治郎の発言に耳を傾けて。
それにゾーイ、ガロウズ、魁が立て続けに同意を示したのを聞いて、自分も考える。
「ちょっと怖い気もするけど、ゾーイが言ったみたいにぶらぶらするだけでも良いかなあ……じゃあうちも行くの賛成! あ、もしも戦闘になったら、その時は役に立てないけど 」
雪とかの写真撮るのも楽しそうだし、と付け加える。
「魁のもう一人くん、大丈夫?」
向かいにいる桃治郎とガロウズを少し微笑ましく思いつつ、横で魁が耳を塞いだのが目に入って、少し心配げに声をかけて
- Re: 【非日常】Bring five watches!【参加制】〆 ( No.40 )
- 日時: 2020/12/28 12:18
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
【魁(もう一人)/とある国】
心配されたので、
「……ん、大丈夫。アイツが変われって煩くてな…。」
『…んだから変われってば!』
怒鳴る。なんでアイツ僕には強く当たるんだ。
普段からそうしろ馬鹿め。
「(煩い。煩わしい。黙れ小僧が。)」
『小僧はお前もだろ!?』
あー、煩い。
青筋を浮かべ、拳を握りしめる。
だがこのままだと周りが凍り付くかもしれない。
直ぐにそれを抑える。
ため息を吐く。
自分の白い髪をいじりながら呟く。
「……着いたら戻すか。」
- Re: 【非日常】Bring five watches!【参加制】〆 ( No.41 )
- 日時: 2020/12/28 18:53
- 名前: 日馬 (ID: SG60l.ki)
>>39ー40が上手く入れられず飛ばしました!すみません!
____________________
(桃治郎/とある国)
「なるほど(ゾーイ殿の意見はいつもはっきりとしていて、こういう時はとても助かるでござるな)」
ゾーイの意見を聞いて頷きながら思っていると、魁の別人格の自信満々な言葉にハハハ、と笑いが漏れる。と言ってもその笑いは苦笑いに近いものだったかもしれないが。
その時話していたガロウズの腕が肩に絡まってきて、驚いてきょとんとした表情でいると、彼が煽るようなことを言うものだから。いや、彼の事だ。ちょっとした軽口なのだろう。だから自分も笑って
「あっはっはっ。まさかそんな! 曲者が現れたならば、即刻この刀の錆にしてくれようぞ! むしろガロウズ殿、おぬしこそ気を付けるでござる。いざそのようなものが現れた時、腰が抜けて使い物にならぬ……なんて事態にならないようにな! まあ、その時は拙者が守ってやるから、安心するでござる!」
ガロウズの肩をぽんぽんと優しく叩き、からりと笑いながら言う。自分が彼の言葉にこうして言い返すのはいつもの事だし、本当に思っているわけではない(前半は本当に思っているが)。彼も分かっているだろう。
問題は魁の方で。流石に自分より下の外見の彼に守られるほど、弱いつもりはないのだが、どうしてもその姿が大人ぶりたい年頃だった頃の自分の主の姿に重なり、強くは言えず
「はっはっは。ではその時は宜しく頼むでござる」
お返しとばかりに彼の頭を撫でようと手を伸ばし
- Re: 【非日常】Bring five watches!【参加制】〆 ( No.42 )
- 日時: 2020/12/28 20:38
- 名前: ヨモツカミ (ID: ztDxVDAP)
(ガロウズ/とある国)
ガロウズは桃治郎の発言に口を尖らせた。とはいえ、お互い冗談で言っていることは理解し合っているので、本気で機嫌を損ねるなんてことはない。旅団の仲間たち以外に知り合いがほぼいないガロウズにとっては、こうして軽口を叩き会える友人の存在が嬉しかった。
何か言い返してやろう、と薄く笑い、口を開きかけたガロウズは思考する。桃治郎の実力は確かなものである。もし、本気で手合わせをした場合に、桃治郎に勝てるとは断言できない。というか、負けるような気さえするのだ。いつか、本当に桃治郎に守ってもらうことになるような光景が頭を過ぎって、ガロウズは上手く言い返す言葉が思いつかなかった。
それより、実際に何か危険があった場合に守るべき対象となるのは、ゾーイやクロエ達である。彼女らは戦う術を持たないくせに、何処か危機感が薄い。クロエに至っては雪の写真がどうなどと、脳天気なことをほざいている始末。そういった明るさがクロエの長所でもあり、スロー・ジン・フィズのムードメーカー的存在として助かるポイントなのだが。
……とはいえ、育った国の環境もあってか、クロエは平和ボケしている。いや、ガロウズや魁、桃治郎のことを信頼しているからこそ、彼女はそういった振る舞いをするのかもしれない。
(まあいい。万が一の事があっても、このブスがどんなに脳内お花畑でも、俺が守り通してみせる……。お前は精々俺のお陰で過ごせる平和の時間(シャッターチャンス)を謳歌すればいい)
口にはしなかったが、ガロウズは勝手に得意げな気分になってクロエを見つめていた。周りから見れば、謎にドヤ顔してクロエを見つめる変な男になっていることに気付かないまま……。
- Re: 【非日常】Bring five watches!【参加制】〆 ( No.43 )
- 日時: 2020/12/28 22:58
- 名前: 憑 ◆R1q13vozjY (ID: HZjgBtCK)
(ゾーイ/とある国)
多数決を取るならば、この招待状に乗っかる方針になる。そんなことを思いながらも手元にある手紙に目を落とす。少なくとも人に読ませるような字ではないなと手紙に書かれた字に少し眉を寄せながら。しばらくそうしていたがとりあえず今はこれは必要ではないだろうと判断すれば、手紙を残りのトランプと共に封筒へと仕舞いこみ、顔をあげて。改めて、こうやって周りの様子を見ると、あの地図に書かれた国に行こうと既に乗り気なようにも見える。そろそろこの国を出ても良いだろう。
「(は……? こいつ、何勝ち誇ったような顔を……)」
魁が今トランプを持っているし、魁に案内してもらうかと思い、魁に声を掛けようとしたところで、ふとゾーイは気付いた。何故かガロウズがクロエを見つめながら、妙に得意げにしていることに。なんだこいつ、何か面白いことでもあったのか?と疑問に思いながらも、あからさまに冷めた目でガロウズを見つめ
「……ねぇ魁、ちょうどそれ持ってるし、先歩いてくれない?」
数秒ガロウズの様子を見ていたが、ハッとすれば魁にそう声を掛けて。ゾーイの言葉を補足すれば、この国を出て濃霧に出たら地図に書かれている国まで自分たちを案内しろ、という意味である。
- Re: 【非日常】Bring five watches!【参加制】〆 ( No.44 )
- 日時: 2020/12/28 21:49
- 名前: ジャスミンティー (ID: r306tAcU)
【魁(もう一人)side/とある国】
「お?撫でてくれんの?」
ニヘッと笑い、素直に手を受け止める。
そして得意気な顔のガロウズを見て
「ん?何か良いことあったの?」
と、聞く。
でも良いことあったんならそうなるよねぇ。分かる分かる。
そして先に歩け。と言われたので
「いーよ、出ないともう一人の僕帰ってこないからね。」
と、サラっと怖い事を言った。
- Re: 【非日常】Bring five watches!【参加制】〆 ( No.45 )
- 日時: 2020/12/28 22:44
- 名前: 心 ◆sjk4CWI3ws (ID: cl9811yw)
(クロエ/とある国)
「そっか、もう一人くんが大丈夫って言うなら大丈夫そうだね、よかった」
魁が大丈夫だと言うのを聞いてそう返しながら、桃治郎とガロウズの話をニコニコと笑いながら眺める。そうしているうち、不意に口を閉ざしたガロウズがこちらを見つめていることに気づいて。
「……あのさ、ガロウズなんかいい事あったの? すごいドヤ顔するじゃん、しっかりあたしとかゾーイとかのこと守ってもらわないと困るんだけどなあ……」
勝手にゾーイを巻き込みつつ、ガロウズに声をかける。彼の発端の分からない得意げな顔がおかしくなって、くすくすと笑いながらそう言って。さらにゾーイへ視線を飛ばせば、明らかに冷めた目をしているのが見える。
「ほんと面白いなあ、今のガロウズの顔撮っときたい。永久保存だよ永久保存」
そう言ってショルダーバッグに手を伸ばしたところで、ゾーイが仕切り直すように魁に声を掛けていて。あー残念だったな、と呟く。寒いところに行くのだったら着ておくべきだ、と思いパーカーに袖を通す。
「魁、もう一人くん、よろしく頼んだ」
ポケットに手を突っ込みながら、危機感や不安感といったものが完全に消え去った口調でそう言い
- Re: 【非日常】Bring five watches!【参加制】〆 ( No.46 )
- 日時: 2020/12/28 23:27
- 名前: 日馬 (ID: SG60l.ki)
(桃治郎/とある国)
ガウロズが口を尖らせた、かと思えばクロエを見てドヤ顔しだして流石の桃治郎もハテナマークが飛びかった。
「(ガウロズ殿、ゾーイ殿が凄い顔で見ておるぞ)」
小声で知らせてやろうかと思ったが、クスクス笑っているクロエの笑いにつられて自分も少し吹き出してしまう。
流石に笑いすぎるとおかしな目で見られるだろうと、すぐにひっこめる。そして魁に続こうと足を進めたがハッと気が付いてガロウズの方を振り返り
「さっきはああいったがな。おぬしのことはちゃんと信頼しているでござるよ、我が友よ。我らが揃えば何人たりとも負ける気はせんでござる!」
なっはっは! と笑いつつ、魁の肩にも触れ
「おぬしのこともな。先頭役は頼むでござる! なに、初めての土地だからと気負う事はない。後ろにはきちんと我らもついているでござるからな、多少迷子になったとしても何とかなるでござる!」
もう片方の手で力強さをアピールするためにぎゅと胸辺りで握りこぶしをにぎり、笑いかけ
――そういえば、今から行くのは寒い地方であったか。
「(まあ、祖国の冬も何とかなった。向こうでも何とかなるでござる!)」
これが俗に言うフラグである。
- Re: 【非日常】Bring five watches!【参加制】〆 ( No.47 )
- 日時: 2020/12/28 23:53
- 名前: ヨモツカミ (ID: ztDxVDAP)
(ガロウズ/とある国)
いいことがあったのか。クロエと魁にそう聞かれてから、自分がどんな顔をしていたのかと考える。……いいことがあったといえば、あった。このブス共(※クロエやゾーイ)はガロウズの護衛がなければ平和を謳歌することができない。ガロウズに頼るしかないのだ。俺が強いので、俺(や、ついでに魁と桃治郎)無しではこの招待状がきたとしても、本当に向かおうとは考えなかったはずだ。つまり、俺(と、ついでに以下省略達)に依存するしかないブス共のことを考えると優越感に浸れる。
──などと正直に口にした場合、スロージンフィズから追い出されかねない。ガロウズは誤魔化すように緩く口角をあげて、唇に人差し指を軽く触れさせる。ヒミツ
、と。声に出さずにそういう意味でついでにウインクとかしてみる。やってみてから、その仕草が、何年経とうとも色褪せない記憶の少女のモノと重なって、ガロウズはハッとした。
もう会えないから。もういないから。もう見えないから。だからこそ、そこに彼女の輪郭を求めてしまう。いないことで色濃い存在感を作る。ガロウズは首から下げた深い紫色の宝石を握り締めた。
「ほんと面白いなあ、今のガロウズの顔撮っときたい。永久保存だよ永久保存」
クロエが笑いながらそう言っていたが、それに対して上手く言葉が出てこなかった。
どうやら魁の案内で氷の時計がある国へ行くことになったらしい。では、それに付いていこうかと踏み出したとき、少し先を歩いていた桃治郎のポニーテールがふわりと揺れて、軽く頰を掠めた。長髪あるある事故だが、もう面倒なので、ガロウズは何も言わない。
「さっきはああいったがな。おぬしのことはちゃんと信頼しているでござるよ、我が友よ。我らが揃えば何人たりとも負ける気はせんでござる!」
軽快に笑う桃治郎の屈託ない笑顔を見ていたら、過去の触れられないモノに縋る自分が、途端に馬鹿馬鹿しくなった。
そうだ。今はスロージンフィズがある。故郷でのことなんてもう、どうでもいいじゃないか。
──ところで、雪国か。自分の肩やら脇腹やらを露出しまくった薄手の服装を見て、
(ん? 俺はこのまま雪国に行って大丈夫なのか?)
全く大丈夫ではない気がするが。さて、どうしてものか。
- Re: 【非日常】Bring five watches!【参加制】〆 ( No.48 )
- 日時: 2020/12/28 23:54
- 名前: ジャスミンティー(サブ垢) (ID: r306tAcU)
【魁(もう一人)/とある国】
桃治郎の言葉にニコッと笑う。
「応っ!任せろ!」
精神強いな、本当に。
そして今一度地図を見る。
「...っし、いこう。」
その時
『いい加減戻せぇぇぇ!』
怒鳴り声が聞こえた。
「(着いたら戻す言っただろ?話聞いてるかよ。)」
『今すぐだッ!』
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