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百合合作小説(完結しています)
日時: 2020/01/15 12:18
名前: 桜庭 優 (ID: e2TPmAz7)

皆さんで百合の小説を合作してみませんか?
お題は、話合って決めたいと思います
皆さんの参加をお待ちしています

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Re: 皆で百合の小説を合作。一話完成です ( No.124 )
日時: 2016/02/09 18:58
名前: のれり (ID: R4l9RSpR)

はい、他サイトでも大丈夫ですよ


2話ですが、俺的には最後に、乃愛が走り去るんじゃなくて、
さくらが紳に告白するギリギリで乃愛がさくらを泣きながら止める。
そんな乃愛を、さくらは一度ぎゅっと抱きしめてから、乃愛の静止も聞かず、紳に告白する。
乃愛はさくらが自分の静止を聞いてくれなかったことに憤りと悲しみを感じる。

紳は困ったように笑うと「ゴメン」とつぶやく。
さくらは、やはり一瞬傷ついたような顔をしながらも、「分かってましたよ。ただ、気持ちを伝えたかっただけです」そう言って、笑う。

乃愛が、桜の名前を呼びながら顔を上げ、桜の顔を覗き見ると、桜の涙が乃愛の頬に落ちる。

「ごめんなさい」と言って、走り去ってしまうさくらを、乃愛は複雑な思いを隠し切れないまま呆然と見ているしかなかった。

その後も、気丈に振舞ってはいても、最後の一瞬に見たさくらの泣き顔を、乃愛は忘れられず、こじれてしまった紳との仲にも乃愛は苦しむ……


って、いうのはどうでしょう?
長くなってしまいました(笑)

Re: 皆で百合の小説を合作。一話完成です ( No.125 )
日時: 2016/02/10 06:41
名前: 桜庭 優 (ID: KHP5yx1r)

〉のれり様
投稿の件はありがとうございます
のれり様の案の方が萌えますからのれり様の案を採用しますね
それから一話を少し修正しました。
近いうちに投稿しますから宜しかった小説の確認をお願いしますね

Re: 皆で百合の小説を合作。一話完成です ( No.126 )
日時: 2016/02/11 11:12
名前: のれり (ID: R4l9RSpR)

採用ありがとうございます!

別館ですよね、小説

Re: 皆で百合の小説を合作。一話完成です ( No.127 )
日時: 2016/02/18 20:18
名前: 桜庭 優 (ID: 3JS.xTpI)

〉のれり様
はい、そうです

Re: 皆で百合の小説を合作。一話完成です ( No.128 )
日時: 2016/02/21 15:34
名前: 桜庭 優 (ID: /xSFMP0P)

公園では、ゆらゆらと大枝を揺らしながら、辺り桃色の雨を降らせる桜の木から今が春だという事が伺えました。
桜が咲き乱れている中で楽しげな子供の声が聞こえてきます。
女の子の頭に大きなリボンを付けて、くるくるパーマの三つ編みの子が、熊のぬいぐるみを大事そうに抱え走り回っています。







「何でなの?」

乃愛は、紳ちゃんにゆっくりと近づきました。

「先生が気に入った女の子に悪戯をしてるって噂があるのよ……」

紳ちゃんは、言いにくそうに横を向きながら自分の髪を触りながら話しました。

「もう紳ちゃん、何を言うのよ。
先生がそんな事をするわけないよ」

乃愛は、口元を押さえてくすくす笑いました。

「でもただの噂話って感じではないんだよ。
それに私は、乃愛が心配なんだよ……」

紳ちゃんは、真剣な表情で乃愛を見つめました。

「いくら紳ちゃんでも、噂話だけでちよちゃんを悪く言うのは、許さないわよ」

乃愛は、怖い顔で睨むと突然手を叩く音が聞こえてきました。




「乃愛は、体が弱いんだから少しは、大人しくしてろよ!!」
「ッ!?」

紳ちゃんに気にしてる事を言われて気付くと乃愛の目から涙があふれてきた。

「はっ!?」

紳ちゃんは、乃愛の涙を見て我にかえった。

「ごめん……今のは、言い過ぎたよ」

紳ちゃんは、優しく乃愛の肩を触ろうとしたけれども乃愛は、それを避けて紳ちゃんから距離をとり後ろを向いた。

「ま、待て、乃愛!」

紳ちゃんが乃愛の手を掴もうとする手を避けてその場を走って離れました。


修正の確認をお願いします
友達に少し攻撃すぎると言われて少しだけ文章をやわらかくしてみました

こちらこそ案を考えてくれてありがとうございました












Re: 皆で百合の小説を合作。一話完成です ( No.129 )
日時: 2016/03/18 19:10
名前: 桜庭優 (ID: snsC6Tsq)

すいません、しばらく入院しますから投稿は最低でも5ヶ月先になります
ですのでしばらく待っていただけたら嬉しいです

Re: 皆で百合の小説を合作。一話完成です ( No.130 )
日時: 2016/03/18 23:17
名前: のれり (ID: R4l9RSpR)

いくらでも待ちますが……

入院って大丈夫ですか!?
お大事に(´・ω・`)

Re: 皆で百合の小説を合作。一話完成です ( No.131 )
日時: 2020/01/14 22:02
名前: 桜庭優 (ID: uKwvUktb)

ありがとうございます
実は、車にひかれまして骨折しました
後遺症は、ないとのことですけれどもしばらくは、家に帰れそうにないです;_;)
のれり様も車には、気を付けて下さいね

Re: 皆で百合の小説を合作。一話完成です ( No.132 )
日時: 2016/05/24 18:48
名前: 桜庭 優 (ID: FrryO986)

これは中学生の百合小説です。
〜with love〜
〜第2話〜
乃愛は、涙を流しながら走りました。
目から流れる涙は、両手で拭いても拭いてもあふれてきました。
しばらく走ると胸が苦しくなり胸を押さえてその場に座りこんだ。

「は〜〜〜は〜〜〜……」 
「乃愛ちゃん……?」

声がした方を向くと桜ちゃんが立っていた。

「さくらちゃん……」
「乃愛ちゃん、こんな所でどうしたの?
それに乃愛ちゃん一人なの?
紳ちゃんは、どうしたの?」

さくらちゃんは、乃愛の方に走って近寄ると心配そうに乃愛の顔を覗き込んだ。

「紳ちゃん……?」

乃愛は、顔をあげてさくらちゃんの方を向いた。
でも紳ちゃんの事を思い出して涙をぼろぼろ流した。

「うぅ……さくらちゃん……」
「泣かないで、乃愛ちゃん……」

さくらちゃんは、乃愛を抱きしめながら乃愛の背中を撫でました。

「その……私の家に来てください。
そこでゆっくりと何があったか教えて下さい」

さくらちゃんは、乃愛を優しく話かけてきた。

「うん……」

乃愛は、涙を手で拭きながら小さく頷いた。
乃愛は、さくらちゃんに連れられてさくらちゃんの家に向かった。
乃愛達は、さくらちゃんの部屋に着くとさくらちゃんは、こちらを向いて乃愛に話しかけた。

「少し待っていて下さい。
ココアを入れてきますからね」
「うん……」

さくらちゃんは、乃愛の方に話しかけると部屋を出て行った。

「さくらちゃんの部屋に来るのは、久しぶりだよね……」

部屋の中を見渡すと机の上に写真立てがあった。
写真立てには、乃愛とさくらちゃんと紳ちゃんの三人が写っていた写真が飾られていた。

「これって確か小学生の修学旅行の時の写真だよね。
懐かしいな……」

乃愛は、写真立てを持ち上げてから写真を見つめた。

「わっと!?」

乃愛は、写真立ての裏を見ようとして写真立てを裏返しにする時に手がすべって写真立てを落とした。
写真立てが落とした拍子に蓋が外れると写真立てから十枚の写真が出てきた。
乃愛は、一枚の写真を拾い上げた。

「これって紳ちゃんの写真だよね」

乃愛は、もう一枚写真を拾い上げた。

「これも紳ちゃんの写真だ。
もしかして全て紳ちゃんの写真なの?」

乃愛は、残りの八枚の写真を拾い上げた。
一枚は、乃愛とさくらちゃんと紳ちゃんの三人で写った写真だった。
他の七枚は、紳ちゃんの写真だった。

「何で紳ちゃんの写真がこんなにもあるの?」

ふとさくらちゃんが紳ちゃんを見つめる眼差しを思い出した。

「もしかしてさくらちゃんは、紳ちゃんの事が好きなのかな……」

さくらちゃんと紳ちゃんと付き合っているのを思い浮かべると胸が苦しくなった。
乃愛は、十枚の写真を写真立てに直すと写真立てを最初に置いてあった机の上に置いた。
写真立てを机の上に置いたのと同時にドアから二回ノックする音が聞こえてくるとさくらちゃんが部屋に入ってきた。
さくらちゃんの手には、コップを持っていた。
コップの中にはホットココアが入っていた。

Re: 皆で百合の小説を合作。一話完成です ( No.133 )
日時: 2016/05/24 18:50
名前: 桜庭 優 (ID: FrryO986)

「ごめんなさい、お待たせしました。
はい、乃愛ちゃん、熱いから気をつけて下さいね」

さくらちゃんは、コップを乃愛に向けた。

「ありがとう、さくらちゃん」

乃愛は、さくらちゃんが乃愛に向けたコップを受け取ると一口ココアを飲んだ。

「んっ……ココアが美味しい……」

乃愛は、ココアのほのかの甘さで心が落ち着いて安心したように微笑んだ。

「乃愛ちゃん、落ち着きましたか?」

さくらちゃんは、優しく話かけました。

「うん……」

乃愛は、小さく頷いた。

「それで乃愛ちゃんに何があったか聞かせてくれませんか?」

さくらちゃんは、乃愛の顔を覗き込みながら話した。

「ねえ、さくらちゃんにとって乃愛は、邪魔なだけのお荷物なのかな……?」

乃愛は、辛そうに俯きながら話しました。

「そんな事は、ありません!!
冗談でもそんな事を言わないでください。
なんでそんな事を言うんですか?」

乃愛は、顔をあげると戸惑いながらさくらちゃんを見つめた。

「今日ね、紳ちゃんに襲われたの……」

さくらちゃんは、驚いて立ち上がった。

「えっ、先生に襲われたのですか!?」

乃愛は、慌てて両手を振って否定をした。

「確かに襲われたけれど何かある前に紳ちゃんが助けてくれたの……」
「そうだったんですね。
乃愛ちゃんに何もなくて良かったです……」

さくらちゃんは、ほっと胸を撫で下ろして安心したように微笑んだ。

「でも紳ちゃんに『乃愛は、体が弱いんだから少しは、大人しくしてろよ。
乃愛に迷惑をかけられのは、うんざりなのよ!!』っと言われたの……。
紳ちゃんにとって乃愛は、迷惑をかけるだけのお荷物なのかな……」

乃愛は、辛そうに俯きながら話した。

「紳ちゃんがそんな事を言っていたんですね」

さくらちゃんが、これでもかってくらいにこやかに微笑んだ。
でもさくらちゃんからどす黒いオーラを感じた。

「さくらちゃん……?」

乃愛は、不安そうにさくらちゃんを見つめた。

「いえ、何でもありません」

さくらちゃんは、首を少しだけ横に振った。

「それよりも紳ちゃんが乃愛ちゃんの事をお荷物と思うわけありません」

さくらちゃんは、真剣な表情で見つめた。

「でも……」

乃愛は、俯きながら述べた。

「乃愛ちゃんは、紳ちゃんの事が嫌いですか?」

さくらちゃんは、乃愛の顔を覗き込んだ。

「嫌いでは、ないよ!!」

乃愛は、顔をあげてさくらちゃんを見つめた。

「それなら紳ちゃんとちゃんと向き合わないといけません」

さくらちゃんは、乃愛を言い聞かせるように優しく話しかけた。

「でも紳ちゃんと向き合うのは、怖いよ……」

乃愛は、自分の両腕を触りながら俯いた。

「私も乃愛ちゃんと一緒に紳ちゃんと話してあげるから勇気を出してください」

さくらちゃんは、乃愛の肩を触りながら乃愛の顔を覗き込んだ。

「うん、それなら紳ちゃんと話してみるね……」

乃愛は、少しだけ考え込むと少しだけ頷くと直ぐに顔をあげてさくらちゃんを見つめた。

「その意気です、乃愛ちゃん」

さくらちゃんは、優しく微笑みながら乃愛の頭を撫でた。

「でも今日は、もう遅いから帰った方が良いですよ」

さくらちゃんは、置き時計を乃愛に見せた。
置き時計の針は、七時丁度を指していた。

「わっ、もうそんな時間なの!?」

乃愛は、慌てて立ち上がった。

「それなら乃愛ちゃんの家まで送りますね」

さくらちゃんは、机にかかっていたポシェットを手に取ると乃愛の方に向いた。

「ありがとう、さくらちゃん」

さくらちゃんは、立ち上がり学校の鞄を持った。
乃愛とさくらちゃんが家を出ると家の前で紳ちゃんが待っていた。

「ッ!?」

乃愛は、紳ちゃんと話すのが怖くてさくらちゃんの後ろに隠れた。

「大丈夫よ、乃愛ちゃん」

さくらちゃんは、乃愛を安心させるように乃愛の手を握り締めて優しく話しかけた。
紳ちゃんが乃愛に近づこうとした。

「乃愛……」

さくらちゃんは、紳ちゃんの前に立った。

「乃愛ちゃんと話す前に私と話をさせてください」

さくらちゃんは、にこやかに微笑みながら紳ちゃんを見つめた。
さくらちゃんの笑顔に恐怖を感じた。

「乃愛ちゃんに酷い事を言って乃愛の事を傷つけたみたいですね」
「それは……」

紳ちゃんは、きまずそうにさくらちゃんを見つめた。

「他ではない紳ちゃんだからこそ言っては、いけない事があります。
それは、紳ちゃんも解っていたと思っていたとのですけれども違うのですか?」

さくらちゃんから怖いほどどす黒いオーラをまとっていた。

「あの時は、乃愛の事が心配で、無事だと解って、安心したのと同時に乃愛を危険なめに合わせた自分が許せなくて……
それなのに理不尽にも乃愛に、八つ当たりをしたのは、解ってる……」

紳ちゃんは、自分の手を握り締めて辛そうに俯きながら述べた。

「紳ちゃんの言いたい事は、解りました。
だからと言って紳ちゃんが乃愛ちゃんにした事を許せるわけありません」

さくらちゃんは、両手を腰に当てて紳ちゃんを見つめた。

「私は、どうしたらいいの?」

紳ちゃんは、すまなそうに少しだけ横を向いた。

「紳ちゃん、少しじっとしていてください」

さくらちゃんは、紳ちゃんに近づくと真剣な表情で紳ちゃんを見つめると紳ちゃんに向かって手の平を振り下ろした。

「ッ!?」

紳ちゃんは、体をこわばせた。
さくらちゃんは、紳ちゃんの頬に当たるまえにスピードを落としてゆっくりと紳ちゃんの頬を触るみたいに当てた。

「さくら……?」

紳ちゃんは、何故叩かなかったか不思議そうに目をぱちぱちさせた。

「紳ちゃんも反省してるみたいですから今回は、これで許してあげます。
でも次、乃愛ちゃんに酷い事をしたら本気で叩きますから覚悟していてください」

さくらちゃんは、これでもかってくらいにこやかに微笑んだ。
さくらちゃんの笑顔に物言わぬ怖さを感じた。

「うっ……気を付けるよ」

紳ちゃんは、顔をひきつりながらさくらちゃんを見つめた。

「はい、そうしてくださいね」

さくらちゃんは、満足したようににっこりと微笑えむとさくらちゃんは、乃愛の方を向くと優しく話しかけた。

「ねえ、乃愛ちゃん。
紳ちゃんは、反省してるみたいだし許してあげませんか?」
「許していいかは、解らないよ……」

乃愛は、辛そうに俯きながら述べた。

「乃愛ちゃんもこのままでは、駄目だと解ってますよね」
「そんなの解ってるもん。
でも紳ちゃんの本音を聞いたから……」

乃愛は、自分の両手を握り締めてから恐々と紳ちゃんを見つめた。

「私が聞きたい言葉は、そうではありません。
乃愛ちゃんがどうするかです」

さくらちゃんは、乃愛の顔を覗き込みながら優しく話しかけた。

「ねえ、乃愛ちゃんは、どうしたいんですか?」

乃愛は、困ったように俯きながら述べた。

「そんな事は、解らないよ……」

さくらちゃんは、乃愛の煮え切らない様子を優しく見つめると乃愛の本心が解るようにクスって微笑み。

「本当は、どうしたいか解ってますよね。
だって私は、乃愛ちゃんの本心を知ってますから」

さくらちゃんは、意味ありげに紳ちゃんの方をちらって見つめてから乃愛の方を向いた。
さくらちゃんが意味ありげの言葉は、乃愛がさくらちゃんにこの前言った紳ちゃんの事が嫌いではないって言葉の事だと気づき気まずさそうに俯いた。


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