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【戦闘/恋愛】壁 @募集中!
日時: 2017/08/03 11:03
名前: みや (ID: VTrHJ6VV)

この世界では人は二度死ぬ

「そ、邪魔するんだ」

上がった息と零れた赤

男の前に現れた黒

火花とともに世界が掻き消える

これが彼の一度目の死

はーいはいどーもたぶん初めまして!
久しぶりにきたし名前変えよっかなってなって変えましたみやです
前のなまえはー…当ててみて?

とまー…戦闘メインの話をやりたいと思います!
どんな話?と思ってくれたかた!どうぞ進んでくださいっ!

とりあえずとある戦隊?をメインに話をしたいと思ってます!

説明とかなんとか>>1
キャラシと参加者>>2

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Re: 【戦闘/恋愛】壁 @募集中! ( No.174 )
日時: 2017/08/23 22:33
名前: 流沢藍蓮 (ID: GfAStKpr)

 鈴さんに袖を引かれ、僕(幻影)は振り返ろうとした。

 が、下から攻撃が飛んできた。
「うわっとと!」
 鈴さんを抱えていては、うまくよけられない。(集中するために本体との同調を切っているからこうなる。本体と上手く同調できていれば、重さで動きが鈍ることはない。)僕は、攻撃が当たる瞬間、痛覚を遮断することで何とか対応した。
「ごめんね、すぐ到着するから!」
 痛覚を、切る。感覚を取り戻すために戻す。切る。戻す。切る。
(こんなことずっとやってたら、疲労が……!)
 背に腹は代えられないんだけどね。

 やがて、見えた。目覚めた時。鳥の目で見たあの建物が。
 僕の体力もさすがにそろそろマズい。早く到着しなければ。
 僕は焦った。焦ったからこそ、注意を怠った。





 飛行する僕の目の前に見えたのは、バグの構えた鋭い爪で。





「ッ! せめて、鈴さんだけでも!」


 幻影の巨鳥を呼び出して、彼女をその背に乗せて、とっさに建物の中に入れた。



 痛覚を切っている、暇はなかった。
 目の前に迫った爪が。



「うあァッ!」



 僕の幻影の身体を貫いて。その痛みが、もろに本体へ伝播した。
 死なないってわかっていても、これは流石に……きついかな。

Re: 【戦闘/恋愛】壁 @募集中! ( No.175 )
日時: 2017/08/23 23:37
名前: みや (ID: JDzcbqJn)

鈴「!!」
急に意識を引き戻されたような感覚、見えたのはエクセリオの幻影が貫かれるところ。ほぼ無意識に魔術をつかう
「Es last frei.Werkzug…!(解放、斬撃!)」
掠れた声で建物から斬撃を放つ
「次(Gebuhr),接続(Zweihaunder)…!」
魔力だけならまだ残ってる、意識が持てばまだいけるはず
そう考えながらニコラスに指定された座標を見る
「Fixierung, Eilesalve!」
バグの群れに魔力の矢を雨のごとく降らせる
「エクセル…!私を歪みのところまで…」
つれてって、と言おうとするが言い切らずにふらついて壁に寄りかかる。
一つはリゼッタが塞いだはず、もう一つ空いていたなんて…

【もしかしてフリガナって感じにしか…できない!?】

Re: 【戦闘/恋愛】壁 @募集中! ( No.176 )
日時: 2017/08/24 00:43
名前: 流沢藍蓮 (ID: GfAStKpr)

【カッコを半角にしてみたらどうでしょうか】

  ◆

「エクセル…!私を歪みのところまで…」

 鈴さんの声が聞こえた。だけど、今は、無理だ。
 断ち切れなかった痛みが。本体が危険を感じたと判断し、幻影から意識を強引に戻そうとさせる。
「ううッ……くッ!」
 身体をちぢ込ませて、痛みに耐える。
 一瞬、本体の姿が見えた。戻れって、身体が言ってる……。
 本当は今、感覚を遮断する方がいいのだろうけど……。そうしたら、今度こそ、この分身は消える。
(それに、今のあなたじゃ無理だ)
 だから、こっちで……何とかするよ。
 幻影の鳥に、声を宿して。痛みも苦しみも、何もかも隠して。
 鈴さんに訊いた。
「他の仲間は? あなた以外に、歪みをなんとかできる仲間はいないの? いたら場所を教えて! ぼくが運ぶから!」
 鈴さんが負っているのは身体的なダメージだけど、僕は身体に直接ダメージは受けていないんだ。
「だから、大丈夫さ」
 強がって、笑った途端。



 大きくぶれて、歪んだ幻影。


 本体が、危機を訴えている。
 それさえ無視し、かすれた声でつぶやいた。

「あなたを安全圏まで運ぶだけで、精一杯なんだ……」
 そう言う僕は、痛いだけだし。次こそは上手く遮断すれば、いいだけの話。
「でも、流石に休ませてよ……」
 言って、僕はイリュージョン=エクセリオの姿を変形させた。
 生身だから、傷つくんだ。剣の姿になれば、当分は大丈夫。
 幻影の巨鳥を呼び戻し、それに剣を運ばせて。
 鳥に声を託して、もう一度、訊いた。

「で……どこへ行けば……いいのかな……?」

 帰れったって、帰らないよ。
 だって、今自由に動けるのは、僕しかいないんだから。
 そのための、「実体のある幻影」だ。
 ニコラスさん、消さないでね。

Re: 【戦闘/恋愛】壁 @募集中! ( No.177 )
日時: 2017/08/24 04:07
名前: みや (ID: JDzcbqJn)

鈴「…マリなら塞ぐための術を知ってる、リゼには今はやらせたくない…」
どことなく悔しそうな声でエクセリオに伝える
実際動くのが困難なのは事実で、リゼッタの発作を抑えるために意識が残るギリギリまで血を使ってしまったならせめて動かずに援護をするだけ
「…私が殺す。私が生かす。私が傷つけ私が癒す。我が手を逃れうる者は一人もいない。我が目の届かぬ者は一人もいない。」
先ほどと同じ色で陣が広がる
「打ち、砕かれよ」
少し声が詰まるのを気にせずに、詠唱を続ける
「彷徨える者よ、私に委ね、私に学び、私に従え。」
彼女の周りに漂っていたモノ達が頭のない骸骨の姿となって現れる
「赦しはここに、受肉した私が誓おう」
骸骨達はある者は剣を、ある者は槍を、弓を握っている
「この魂に、哀れみを…(キリエ・エレイソン)」
詠唱が終わると同時に弓兵以外がバグに向かって飛び出していく。それを見ながら崩れるように膝をつく
「接続確認、確定…狙え、一斉射撃」
半ば無意識に詠唱を続ける。それに合わせて弓兵きゅうへい達は弓を射る

マリ「ん…じゃあ大人しくしてt…あら?」
騒がしいと思い周りを見れば既にバグに囲まれていた
「あらら…Ein KOrper ist ein KOrper」
自分達を囲んでいたバグを消し去り立ち上がる。

【半角…のはずなのだけど…ううむ…】

Re: 【戦闘/恋愛】壁 @募集中! ( No.178 )
日時: 2017/08/24 09:13
名前: 流沢藍蓮 (ID: GfAStKpr)

【アルファベットは対象外なのかもしれませんね……】

  ◆

鈴「…マリなら塞ぐための術を知ってる、リゼには今はやらせたくない…」

 鈴さんの言葉を聞いて、僕は幻影の目でマリさんを探す。


 やがて、見つける。美しいプラチナブロンドの髪を。
 僕は剣から元に戻り、彼女に大きく呼びかけた。
「マリさん、幻影の僕だよ! 歪みのところまで連れていくから、乗って塞いで!」
 叫び、幻影の巨鳥を旋回させる。幻影の「司令塔」(イリュージョン=エクセリオのことね)は、場所を作るために再び剣に戻る。
 彼女を送ったら限界かな……。おそらく、もう帰る気力はない。
(でも、置いていくなんて、そんなこと)
 きっと僕には、できないんだ。
 だからまた、無理をしてしまう。
 けれど、それが僕だから。それが僕のやり方だから。
(この際死ななきゃ万々歳! どんな痛みも――どんな苦しみも! すべて僕が引き受ける!)
「乗って! マリさん!」

Re: 【戦闘/恋愛】壁 @募集中! ( No.179 )
日時: 2017/08/24 09:50
名前: みや (ID: JDzcbqJn)

マリ「わかったわ」
状況に似合わない笑顔で返事をし背中に乗る
「歪みを塞いでしまえばあとは私だけでもどうとでもなるわ、私が戻るまで休んでてほしいのだけど」
背の上からエクセリオにそんなことを言う

鈴「次、接続…確定、射撃」
小さく掠れた声で指示を出していく
「狙って、一斉掃射…やばい…自律稼働…」
そこまで言って完全に意識を失う。

【かもしれない…】

Re: 【戦闘/恋愛】壁 @募集中! ( No.180 )
日時: 2017/08/24 10:57
名前: 流沢藍蓮 (ID: GfAStKpr)

「歪みを塞いでしまえばあとは私だけでもどうとでもなるわ、私が戻るまで休んでてほしいのだけど」

 マリさんはそんなことを言った。
 う~ん、じゃあ、お言葉に甘えさせてもらおうかな?
 というか、正直本体がどうなっているかわからないから、幻影戻すの怖いんだけどね……。

 鈴さんの援護が止まった。いや、あの状態なら休んでほしいってば!
(意識が消えたのかなぁ)
 君も体を酷使するのやめてほしいよねぇ(人のこと言えない……)、と思いながらも。歪みに向かって幻影の身体を飛ばす。
 しかし、歪みの周辺はバグが多すぎる。これじゃあ迂闊に近寄れないなぁ。
 仕方ない。意識をさらに、細かく分けて。
(――もう、どうにでもなれ!)
 心の中で叫んで。
 瞬時に十の幻影を展開させて、強引に囲みを打ち破る。

「マリさん、今だ!」

Re: 【戦闘/恋愛】壁 @募集中! ( No.181 )
日時: 2017/08/24 12:17
名前: みや (ID: JDzcbqJn)

マリ「了解っ!」
背から飛び降り歪みの前に立つ
「set…」
鈴のとはちがう明るい光がマリーヤの手を囲うように輪を作る
「Es erzahlt―――Mein Schatten nimmt Sie……」
輪が歪みを囲む
「Es befiehlt―――Mein Atem schliest alles……!」
外から歪みを埋めていく
そこから僅かに離れた場所で指示を受けなくなった骸骨兵達がバグを着実に減らしていく

Re: 【戦闘/恋愛】壁 @募集中! ( No.182 )
日時: 2017/08/24 12:47
名前: 流沢藍蓮 (ID: GfAStKpr)

「はぁぁぁああああっ!」
 僕の幻影が、討ち洩らしたバグを仕留めていく!



 ――それが、限界だった。



 歪みが消えて、マリさんを安全な地面におろして。


 その途端、全ての幻影が、一瞬にして掻き消えた。

  ◆

 やがて、戻る視界。
 ベッドに横たわった本体へ、意識が帰ってくる。
「……ただいま。すべて……終わったよ」
 途端、襲ってきた激痛に。思わず身体をちぢ込ませながらも。
 これは現実に受けた傷じゃないと、何回も自分に言い聞かせながらも。
 荒い息をし、脂汗を流しながらも。
 僕は、それでも笑って。弱々しく手を上げた。
 身体に異常はないけれど。「痛み」だけを感じた心は。ボロボロに疲弊して。
 それでも、聞いておかなくちゃぁ。
「ねぇ……ニコ、さん」

 途絶えた援護射撃。



「鈴さん……は……?」

Re: 【戦闘/恋愛】壁 @募集中! ( No.183 )
日時: 2017/08/24 13:22
名前: みや (ID: JDzcbqJn)

ニコ「ん?ああ…そういや聞こえないな…」
首を傾げまあいつもの事だしな、と、特に気にした風ではなかった
「いざとなればマリーあたりに呼ばれるだろうよ」
だから心配するな、そう言うつもりでエクセリオの頭を撫でる
「全快したら壁の中へ返してやるからな」
いかにも好青年、といった顔で笑った


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