オリジナルなりきり掲示板

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【中文】幸福days 【募集中】
日時: 2016/09/08 07:19
名前: 月無 (ID: mG18gZ2U)


__鳴り響くチャイムと、賑やかになるクラスメイト。代わり映えのない日々に少し退屈だと思いながらも、この平穏が続けばいいと思っていたとある夏の日の話__




_______________

初めましての方は初めまして、お世話になっている方は毎度ありがとうございます。
月無と申します。

今回は学園モノ、今のところ戦闘系は予定しておりませんが、なにかの拍子に加えるかもしれません。とりあえず最初は普通に学園モノでございます。
前作の「真実の果て、愛は狂う」と、そのまた前の作「四つの国と妖怪達」の方は完璧に戦闘やら異次元やらで。そういえば中文で学園モノを見たことがないな、と思い白ランキャラも作りたかったため作りました。動機が不純です...。とりあえず3つ作らせて頂きましたが、当分の間はこれ以上増えることは無いかと。少しリアル面がばたつきそうですので。

それでは、開始までどうぞ御付き合いお願いします。

>>1 世界観、学校内などの簡易説明
>>2 部活動、並びに委員会説明
>>3 制服説明、並びに募集事項(役柄)
>>4 入学用紙
>>5 注意事項(前作品のコピペ大半)

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10



Re: 【中文】幸福days 【募集中】 ( No.70 )
日時: 2016/09/22 22:12
名前: 月無 (ID: nLPrrFyW)


>>66 >>68


【初瀬 月下/演劇部の部室】

「趣味悪いよ。...ま、僕も人のこと言えないけどね。 そーそー、いまさら苗字呼びも気持ち悪いし。」

手を止めて椅子の背もたれに体を預ければ、ファーっと欠伸をして目をこする。久しぶりに集中した気がする、とりあえず服のデザインは篠崎さんに任せるとしよう。その方が効率的だし、何よりも自分があの人の絵が好きなのだ。

視線を御倉に向け、また絵に向け。そっと自分の描いた線をナゾれば、ほんの微かに笑みを浮かべた。いつか自分の描いた服を着て欲しいなんて、そんな願いを密かに抱く自分はやはりあの姉が好きなのだ。もちろん、本人にも周りにも墓場まで言うつもりは無いけれど。


「似合わないのしか着させない。...あと、あんなクソと話したくないから。同じ家ってだけでも嫌なのに。」

口ではそう言いながら、スマホを取り出してメールを打つ。多分家に帰ったら喜々とした顔で、「見に行ってもいいか?!」とか言うのだろう。それがひどく嬉しい、自分の作る劇を楽しみにしてくれているのだと実感するから。姉が演劇の道をやめてしまったのは悲しいけれど、今が楽しいならそれはそれでいいかと思っている。

「別に、上手くないよ。」

簡潔に答えれば、髪をゆらゆらと揺らしてスマホをしまう。そのまま目を閉じれば、何かを練っているのか一言もしゃべらなくなった。

Re: 【中文】幸福days 【募集中】 ( No.71 )
日時: 2016/09/22 23:16
名前: トキ (ID: 99568qQj)

>>67

【 猩條 緋桐 / 2年2組教室 】


SHRはとっくに終わっていて、もうちらほらとしか人のいない教室。猩條緋桐は窓側の席に座り、春風に靡く横髪を耳にかけ日直日誌にペンを滑らせていた。日直は二人当番制、出席番号順。出席番号が一つ前のもう一人の日直は部活があるから、と仕事を押し付けて早々に出ていってしまった。
まあ、うちの部活は時間厳守でも――締切は厳守だけれど――アップがあるわけでもないし、と日直の仕事をこなしていたのだが、お陰で随分時間がかかってしまったようだ。…今度の担任の日誌、書く項目が無駄に多いんだから。

それでも生真面目に日誌を片付けて通学鞄に教科書類を詰め込んでいると、静かだった教室の扉が開いた。どうせ忘れ物でも取りに来たのだろう、と視線をやらずにいると、不意に聞き慣れた声が耳に届き慌てて其方に顔を向ける。白い学ランに身を包んだ姿が視界に入り驚きつつも何か他の暖かい感情が隠しきれていない表情を浮かべて。

「こんにちは、紡先輩。用事はたった今終わったところなので大丈夫ですよ。
それにしても、お忙しいのにわざわざ教室にまで足を運んでもらうなんて…、私にどういったご要件でしょうか」

小首を傾げて言い終わった後、すぐにハッとする。自分ではいつも通りの声色で述べたつもりだが、自分のいつも通りとはつまり、抑揚の小さい平坦な声。素っ気なく聞こえてしまったのではないかと「っ紡先輩の頼みで出来ることなら私、なんでもします!」と慌てて付け足した。関わりの少ないクラスメイトやそこらの他人相手ならいざ知らず、故意ではないとはいえ慕っている先輩に冷たく見える態度をとるのは本意ではないのだ。


【いえっ、こちらこそ最初をお任せしてしまい申し訳ないです…。絡みありがとうます!紡くんのイメージ声優さんが石田さんということを思い出して一人ニヤついております((
当方テンポの悪い文章ではありますが、お互いに楽しめるやり取りにできるよう尽力致しますね! 宜しくお願いしますm(_ _)m】

Re: 【中文】幸福days 【募集中】 ( No.72 )
日時: 2016/09/23 00:22
名前: みこと (ID: 6vo2Rhi6)

>>67

【こちらこそ絡みありがとうございます!!(●^ω^●)
初めまして。みことと申します!
こちらもかなりの拙い文章になるとは思いますがよろしくお願い致します!!
あと、勝手に拙宅の祐樹がまっしー先輩と呼ばさせて頂いておりますが、嫌でしたら仰って下さい;即効訂正入れますので…!】

【田辺 祐樹/美術室】

美術室の扉を俯いたまま開けると嗅ぎ慣れた油絵の具などが入り混じったようなの独特の匂いと共によく聞き慣れた親しみある声が聞こえ、顔を上げた。

「……あ、えとお疲れっす。まだまっしー先輩だけなんすね。」

良かった。と深く息を吐き出すと目の前の先輩の真柴彩香の柔らかな優しい笑みに頬の強張りを緩ませつられ笑みをこぼす。
一年の頃からお世話になっている先輩のうちの一人が居てくれたというのは祐樹の心にかなりの安心感を与えた。

一年生と一対一、もしくは多数対一であればきっと部室には入れなかっただろう。少し余裕を取り戻すことができた。

入り口で立ちっぱなしというものも可笑しいので少し頭を下げてから中に入りリュックを隅のほうに置いた。

今日は部室で居ようかどうしようか辺りを見渡していると彩香のほうを見ると彼女の前にある真っ白なキャンバスがふと眼に着く。
出しっぱなしのものではないと思ったのか彩香の目を見ながら

「まっしー先輩今から何か描くんすか?」

少々期待に上ずった期待をはらんだような声で聞いた。

祐樹は描くことが限りなく好きなのだが、部員が描いた絵も熱中している姿を見るのもそれ同等に好きだ。
多くの賞を頂くのも納得な素晴らしい作品の数々からモノの見方、表現の仕方、技法、などといった技術的な勉強もできるし、何よりその多種多様な美しさをみるのが好きだった。

だからかなり今は「待て」を命じられているような犬のような心境だった。

Re: 【中文】幸福days 【募集中】 ( No.73 )
日時: 2016/09/23 20:17
名前: 五月雨 (ID: lQ3omTqs)

>>69

【月無様のキャラはどれも素敵で…、ついのっかり希望してしまいました。闇が深いとか過去とか大好物です、是非とも楽しませていただきますっ】


>>68 >>70

【桜屋敷 御倉/演劇部の部室】

「どんな人……って、会長さんのことですかぁ?うちの部長と正反た、いや、ところどころ似てるとこがある人ですかねぇ?」

自分の道を貫いてそうなところが、と心の中で付け加える。生徒会長さん、初瀬日向先輩はすごい人だと思う。成績は優秀だし、人とのコミュニケーション能力だってあるだろうし、生徒会長としての仕事もあるのにモデルさんもやっているらしい。学年は違うからそれ以上のことは分からないけれど、非のうちどころのないような気もする。しかし御倉は、その人がなぜか怖い。


「そうですねぇ、名字読みも気持ち悪いですからぁ、月下くんって呼んでも問題ありませんよねぇ」

にっこぉ、と笑いながらわざとらしく名前の部分をハートマークを付けて言う。自分でも引くぐらい甘ったるいが、こういうの嫌そうだなぁ、という嫌がらせである。やられたらやり返すのだ。倍返しとは言わないけれど。


「まぁ菓ちゃんに変なの着せても嫌がらなさそうで怖いですしぃ、似合うのが一番ですよねぇ。あとお姉さんのことクソとか言っちゃだめですよぉ?」

NOと言える日本人になりましょーねぇ、と菓を撫でる。この子の死体好きキャラとかも気にならないことはないが、それを演じさせるのには多少の罪悪感が伴う。見た目のせいか性格のせいか、たぶん両方なのだろう。

Re: 【中文】幸福days 【募集中】 ( No.74 )
日時: 2016/09/23 21:13
名前: ~ (ID: bUOIFFcu)

>>70>>73
【白樺 菓/演劇部部室】

「上手いですよっ」

目を閉じてしまった部長が聞いているかは知らないが、一応そう言っておく。この絵が上手くないなら、自分が前に描いたアレは一体何だというのだろう。

なんて思っていれば、NOと言える日本人になりましょーねぇ、という声と共に頭を撫でられた。身長が低いと、よくこうやって頭を撫でてもらったりする。菓自身は子供っぽいなどと微塵も思っていないのだが、撫でられてゆるっゆるに表情が緩んでいるのを見ると、子供っぽいという感想を抱かない方がおかしい。
その菓は、御倉先輩に撫でられつつ言った。

「でもあたしは、役なら何でもやります、やりたいですっ!」

それは本心であった。
役に入り込むのは楽しい。自分の身長は低いが、厚底靴シークレットブーツで盛れば多少は高くなるし、童顔はメイクでなんとかなるし、ぺったんこな胸部は...まあパッドとかがあるだろう。要するに、本来の自分がどうであれ、なりたい役になる手段はいくらでもある。自分が自分じゃなくなるその瞬間が菓にはたまらないのだった。

「先輩たちは何の役やるんですか?」

Re: 【中文】幸福days 【募集中】 ( No.75 )
日時: 2016/09/23 22:22
名前: 月無 (ID: nLPrrFyW)

>>73
【そう言って頂けるととっても嬉しいですっ!!初瀬家もnightparadeも、それぞれ違った意味で狂ってたり闇があったりするので是非お楽しみ下さい! (青春じゃなくなってきてる)】

>>73 >>74

【初瀬 月下/演劇部の部室】

「ちょ、似てるとかやめてよ。全然似てないから。月とスッポンほど違うから。」

嫌そうに顔をしかめれば、速攻でそう否定して舌打ちを一つ。この場合、どちらが月でスッポンかは明白であろう。自分のことをクズだといい蔑む月下が、自分を月だと言うわけがない。いくら名前に月が入っていようとも、所詮は見てくれだし暗闇の住人。あまり良さそうなイメージの沸かないこの名前を嫌わなくて済んでいるのは、心酔と形容しても良いほど想っている姉の名前に日が入っているからだろうか。
「日」と「月」は切っても切れない関係だと、兄の連れてきていた女性が言っていたのを思い出す。なんでそんな話になったのか、その意味までは詳しく覚えていないけれど、その一言は月下の価値観を大きく変えたものでもあったのだ。だから一緒にされてもらっては困る、姉は自分よりも遥かに優れていて光のような存在なのだから。

「...っち、別にアンタならいいけど。変な噂されても僕は知らないよ。ただでさえ学内で浮いてるし、あの生徒会長の弟だし?アンタがいいんならいいけど、僕は何言われたって肯定も否定もしないからね。」

反論しても無駄だと思ったのか、そう言えばめんどくさげにため息をつく。きっと彼女が自分のことを名前で呼んだ日には、やれ「付き合い始めたのか」だの「いつの間にそんな仲に」だと言い始める輩が現れるだろう。高校生とはいえまだ餓鬼、そんな噂が好きなお年頃である。

「...今のとこ考えてるのは、だけど。御倉はダクライフィリア持ちのウンディーネ。僕はヴァンピリズム持ちの悪魔の何か...まぁ、ルシファーとかアスモデウスとかかな。」

目を瞑ったまま淡々と答えれば、またそれっきり話さなくなってしまった。

Re: 【中文】幸福days 【募集中】 ( No.76 )
日時: 2016/09/23 23:13
名前: 日比谷 (ID: WR6BJnUH)
参照: 1人ずつ返しますm(_ _)m

>>71

【高坂 紡/2年2組】

突然かかった言葉に慌ててこちらに顔を向けた緋桐に、「押しかけてしまってすみません。」と言い詫びるように小さく頭を下げる。そして窓際の席に座る緋桐の正面まで来ると歩みを止めて、紡は柔らかな微笑を携えながら彼女と視線を合わした。

要件を尋ねられた後に付け足された言葉に、何かを釈明するようかのような焦りの色が感じられて紡は一瞬きょとんとするが、すぐにその真意を悟りふふっと笑い声を漏らす。自己評価が低く臆病な彼女のことだ。そっけない態度をとってしまった、とでも思っているのだろう。
坦々としていて無感情だと思われがちな彼女の分かりやすさに「緋桐さんってほんとうに可愛らしい人ですよね。」という言葉をつい漏らしてしまうと、自分がまだ要件を言っていないことを思いだし本題を切り出す。

「実は来月、商店街の協同組合が主催する古本市が開催される予定でして。それで、組合に所属する知人からそのポスターの制作を引き受けてくれそうな人に心当たりはないか、と相談されましてね。
実は相談を受けたとき、すぐに緋桐さんの顔が浮かんできたんです。もしご迷惑でなければ、引き受けてくださると嬉しいのですが……」

ちなみに幼馴染の彩香ではなく緋桐の顔が真っ先に浮かんできたという言葉は方便ではなく事実である。それは彼女が委員会で校内ポスターを担当していることが大きな要因だったが、久しぶりに会って話したいという紡の下心も混ざっていた。恐らく彼女は気づかないのだろうが。


【まず最初にイメージボイスを決めてから作ったキャラでして…(( 石田さんの声は、とてもよいです(´ω`)
こちらこそ宜しくお願いします!】

Re: 【中文】幸福days 【募集中】 ( No.77 )
日時: 2016/09/24 21:28
名前: ~ (ID: bUOIFFcu)

>>75
【白樺 菓/演劇部部室】

「だくらい...す、スマホ...」

ダクライフィリア、ヴァンピリズム、とスマホに打ち込んで検索。Safar○って便利だなぁと思いつつ、ぽちぽちやっている菓だが、体格の所為で心なしかスマホが大きく見える。

ダクライフィリア、泣哭性愛。...泣き顔が好きってこと?
ヴァンピリズム、吸血性愛。...血...吸うの?あ、でも吸血鬼なら普通...でも性愛...。
サムフェリア、睡眠性愛。...うさぎさんじゃなくて寝る方だった。ソムノフィリアでもいいらしい。

関連記事で「異常性癖」と出てきたので他も調べ、大体わかったのだが、なにかまだしっくり来ない。そういう人たちがいる、と理解はしているけど納得していない、といったところか。

じゃあ、実践してみるか。

菓の思考回路では、わからないことはやってみるということになっている。役づくりというほど大層なことだとは考えていないが、一般的に言えばそういうものだ。わかりもしないのに演じられはしないだろうという考えによるものである。

「サムフェリアってことは...寝るんですね!」

ただ、菓の思考回路は、びっくりするほど単純で純粋だった。

Re: 【中文】幸福days 【募集中】 ( No.78 )
日時: 2016/09/25 06:56
名前: 五月雨 (ID: lQ3omTqs)

>>75 >>77

【桜屋敷 御倉/演劇部の部室】


「月とスッポン、ですかぁ…。」

言われた言葉が少し引っ掛かって、オウム返しのように呟いた。彼の性格上、自分を月というのは無い、ありえない。しかしお姉さんを月、とするのも少し違和感が残る。嫌ってるはずの姉を、普通そこまで持ち上げるだろうか。かといって、いつもはすっごく意地悪してるけどほんとは大好きです、というのはさすがにツンデレ拗らせすぎだと思う。まぁまぁ好きとか認めてる、ぐらいかなぁ。


「どうせクラスでは話し掛けることも無いんだから、大丈夫じゃないですかぁ?部活内なら、まぁなに言われても丸め込めばいいですしぃ。」

月下のため息にふふ、と口角をあげる。しかし、噂というのは頭から抜けていた。確かに私がクラスで仲良くしているうちの数人は噂好きがいるし、たちの悪いのも少しいる。普通の噂で済めばマシ、尾ひれを付けまくられて噂になる可能性だってある。これは用事があってもクラス内では呼べないか。


「ダクライ……どんなのでしたっけ。ウンディーネは水の精霊さんですよねぇ?」

確実に一度は見たことがある名前なのだけど、どうにも思い出せない。菓がスマートフォンに打ち込んでいくのが見えたので、それを横から覗かせてもらう。泣哭性愛。これは泣くことが好きなのだろうか、それとも他人が泣くのが好きなのだろうか。まだ前者の方が性格はいい……いや、悲劇のヒロインぶってるみたいでどっちもどっちだな。


「そ、そんな単純なものですかぁ…?」

睡眠が好きなだけなら、人間のほとんどじゃないだろうか。もう少し前の季節なら、布団から出たくないという日々を送っていたし。

Re: 【中文】幸福days 【募集中】 ( No.79 )
日時: 2016/09/25 08:04
名前: 月無 (ID: v8ApgZI3)


>>77 >>78

【初瀬 月下/演劇部の部室】


「ダクライフィリア...泣くことや涙が対象だね。演じ方や捉え方は任せるけど、せっかくのウンディーネ何だからその辺活かせば?」

考えが纏まったのが目を開ければ、くぁーっと欠伸をして二人に視線を合わせれば小さく笑みを浮かべる。性癖の捉え方は十人十色、それを善と言う人もいれば悪という人も居るから何とも言えない。だから自分からは何も言わない、演じ方は基本的に個人に任せる。少し放任主義すぎるかもしれないがそれが演劇というものだと、そう思いながらも肘をついてほんの微かに首を傾げた。

「まぁ、簡単に言ってしまえばそうだね。でも「ただ寝る」んじゃダメだよ。睡眠や昏睡、気絶なんかの意識がない時に興奮するの。あー、なんていえばわかりやすいかな...意識がある人より無い人の方が好き、みたいな?」

これが御倉であれば、多少難しい言葉を使って説明できたのに。そう思いながらも必死に言葉を選び、なるべく悪影響を与えないような単語を並べていく。どう言えばわかりやすいのかよく分からない、兄と姉はどちらも難しい言葉しか使わなかったからこういう時はほんとに困るのだ。
視線を少し動かせば視界に入る御倉に任せようとも思ったが、今回ばかりは自分が適役だろうから頼めない。勉強しておいてもらおう、そう考える自分はやはり部長には向いていないと心の隅で思っていた。

「こういうのを説明するのは、僕よりアイツらの方が適役何だけどな...あークソ。簡単に説明できる自信が無い...。」


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10



スレッドをトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 5000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。