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【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集!
日時: 2017/08/25 13:41
名前: みや (ID: JDzcbqJn)

どうしてこうなった?
男は考える
彼はとてもひどい顔をしていた
ガードにかけたままの指は震え
引き金に触れることもままならない

銃口の先には女がいた
重傷を負い死を待つだけの彼女は
とても穏やかに笑っている

2度目のリメイク!こっちでやってみる!!!

説明>>1>>
登録用紙と参加者さま>>2

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Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.102 )
日時: 2017/12/02 16:16
名前: 間宵蛾 ◆d.b5UMeNLA (ID: YaQzuwJ5)

>>101

「マティーユ、ここか?」

 コンコンコン、とノックの音。
 数秒と待たずに扉が開かれ、精強な顔立ちの男が顔を覗かせた。
 そしてソファの上に横たわり、寝息を立てている目的の人物の姿を認めると、つかつかと部屋へと踏み入る。
 男の名はレオナルド・キリコ。
 親しい者からは「レオン」の愛称で親しまれている男だ。
 レオンはドアを閉めると、またつかつかとソファで眠るマティーユに歩み寄る。

「マティーユ、今度うちの農園の事務所に引く電話の……マティーユ? 寝てんのか?」

 手にした書類に目を落としながら喋りかけるが、その相手が返事の一つもなく動く気配もないことに気付き、思わず視線を上げた。
 そして本当に眠っていると確信したらしく、レオンは小さく溜め息をつき、テーブルを挟んで向かい側のソファにどかりと座った。

Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.103 )
日時: 2017/12/02 21:51
名前: みや (ID: dSN9v.nR)

10分ほどそのまま起きず動かずだったがんん…と小さく呻き薄ら目を開ける
人の気配、この時間にここに人がくるのは珍しいな…と思いながら普段なら起きるところを再び目を閉じた

Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.104 )
日時: 2017/12/03 06:52
名前: 間宵蛾 ◆d.b5UMeNLA (ID: YaQzuwJ5)

>>103

「……ああ、起き……」

 言い掛けている間に、マティーユは再び目を閉じてしまう。

「……」

 レオンは、今度は深く溜め息をついた。
 いよいよ起こした方が良いだろうか。
 昼寝シエスタの時間はとうに過ぎているが、別に急ぎでもない用事でわざわざ叩き起こすこともないだろうか。
 そんなことを思いながら、テーブルに投げ出した書類を手に、ソファを立ち上がる。

Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.105 )
日時: 2017/12/04 17:56
名前: みや (ID: CvekxzGv)

ああ…レオンさんだったか
聞こえた声がよく知った上司だということを知り寝るのをやめ、そのまま口を開いた
「…レオ…さん、どうかしましたです?」
眠そうな声で起き上がることなく引き止める姿はまあ、上司相手にとる態度ではない。

Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.106 )
日時: 2017/12/10 21:03
名前: 間宵蛾 ◆d.b5UMeNLA (ID: ff/SEmxn)

>>105

 と、どうやら目を覚ましたらしかった。
 まったく手の焼ける部下だ、等と思いながら再び持ってきた書類に目を落とす。

「そこまで急ぎの用事じゃない。今度街外れの農園に引く電話の話だ」

Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.107 )
日時: 2017/12/12 02:32
名前: みや (ID: VTrHJ6VV)

マティ「んんーっ」
それを聞き伸びをしてから起き上がる
「電話か…資料見してください」
急ぎじゃなくても早い方がいいでしょ?と首をかしげレオンを見る
農園と聞いて葡萄畑の主が今年のワインは出来がいいと言っていたことを何となく思い出した

Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.108 )
日時: 2017/12/14 19:56
名前: 間宵蛾 ◆d.b5UMeNLA (ID: ff/SEmxn)

>>107

 乗ってきたな、と口角を上げ、資料を手渡す。
 資料の内容は概ね候補として挙がっているのは全ての農園ではなく、特に距離の離れた3つの農園であること、予算の関係でその中から一つしか選べないことだ。
 レオンは大体頭に入っているので、このまま資料を部下に取られていても会話に問題はない。

「有力候補はマリーニんとこのコルクガシ農園か、シロンスキんとこのブドウ農園だ。距離的に言えば断然シロンスキんとこだが……」

 レオンは言い淀んだ。
 このブドウ農園の土地は南部のファミリーの幹部、エウラリア・タヴェルナが保有する倉庫の土地と接している。
 これまでこれといった妨害行為等もなくやってこられたのは、一重に「自分達が何かすれば相手方も何かしてくる、出来る状況にある」という認識が双方にあった為で、レオンはタヴェルナはその気になればあの倉庫に小国の軍隊並の火力を集めていつでも戦争を始める準備を出来ると睨んでいるし、恐らくタヴェルナもレオンはその気になればブドウ農園に腕の立つ兵隊を集めていつでも戦争を始める準備を出来ると推測しているに違いない。
 この為、このキリコのブドウ農園とタヴェルナの倉庫はお互いがお互いを常に監視し合っているというのは近辺では有名な事実であり、言うなれば冷戦の最前線である。

「……電話線ですぐに電話引いたってバレるからな。あのタヴェルナが見す見す何も考えないとは思えん」

 軍事学において「情報伝達手段の迅速性は非常に重要な問題である」とは基本中の基本であると元軍人のレオンは思っているし、勉強好きなあの女がそれを知らないとは到底思えない。
 下手をすればそれをこちら側の戦争準備と捉え、本当に戦争の準備を始めかねないのだ。

Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.109 )
日時: 2017/12/15 00:16
名前: みや (ID: VHEhwa99)

マティ「距離を見ても…いや場所を見てもシロンスキさんとこって言いたいけど…」
資料から視線を離すことなくレオンの話を聞く
あのヒトおっかないんだよな…と小さく呻いた

「いっそ埋める…?」
と呟くがその後すぐにいや劣化が…コストも増えちゃう…と独り言が続く

「んー…強硬手段をとるならステルス系の人を集めれば…」

そこまで呟いてふとレオンに視線を向ける
「すごく今更なんですけど…」
と、また資料に目を落とした

Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.110 )
日時: 2017/12/15 00:58
名前: 間宵蛾 ◆d.b5UMeNLA (ID: ff/SEmxn)

>>109

「流石にアレと戦争は厳しいぞ、物量的に」

 強硬手段、という言葉にレオンは肩をすくめた。
 さしものレオンも、タヴェルナとの衝突は避けたい。
 レオンの部下はあくまで純粋な戦闘集団を企図して作った「部隊」の性格が強い。
 一方のタヴェルナは、本業が物流なだけに無尽蔵とも言える物量を実に軽快なフットワークで調達・使用する、補給能力と戦闘能力を兼ね備えた「軍隊」だ。
 「戦闘」には勝てても「戦争」には勝てない。

「まぁ確かに埋設って手も……ん? なんだ?」

Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.111 )
日時: 2017/12/15 01:25
名前: みや (ID: VTrHJ6VV)

マティ「流石に僕もゴメンですよそんなの…」
何人消されるかわかったもんじゃないと口を尖らす

「情報のラグをなくすだけなら感応系能力者という手はありません?」
体調などに左右されるから確実…とはいえないけど…と少し考えながら話す

「ひとまず埋めるならシロンスキさんとこ、そう出ないならマリーニさんとこ…かな、他にもやりようはあるかもしれないけど…」


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