二次なりきり掲示板

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堕烙様×槐 一対一
日時: 2017/02/18 14:25
名前: 槐 (ID: F/YKom0O)

堕烙様との一対一
申し訳ございませんが、他の方の書き込みはご遠慮下さい。

キャラプロフ >>9

夏目×雅
>>27>>30>>66>>69>>80>>84

春零×月詠
>>33>>36>>59>>63

巽×ゆら
>>38>>40>>49>>53>>88>>92

流玖×祈
>>43>>46>>70>>74>>96>>100>>104>>108

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Re: 堕烙様×槐 一対一 ( No.48 )
日時: 2016/10/20 22:17
名前: 堕烙 (ID: 3w9Tjbf7)
参照: http://御免!大分遅くなった、これから返していくな!そして長くて御免!

【アレック・ハスキード/市街地の外れ(?)にある木下】

 突き立てて、そこから血を飲み始めるとすっと頬に暖かいものが触れて飲むのは止めないが飲むペースを緩め、その正体を確かめるようにちらりと見、それが.....自分じゃない"誰かの手"が自分の頬に触れたと知り、譫言のように俺に向けてかどうかは分からない、判断がつかないが謝る声の先居る彼女にゆっくり目を移すが見た瞬間にちくりっと自分の中の何かが痛み、意識が次第浮上するが瞳の紅は未だに消えず

アレック「.....、.....っ?!」

ーーアリシア?.....俺は、そんな.....

違うと、否定したい、否定したいものの、突き立ている牙が、口の中に残る血がそして何より自分が受けた傷が塞がりかけていることが現実だと告げている。突き立てた牙をすぐに抜きたい、どのくらい飲んでしまったんだと、意識が浮上した頭で思うが思うように体が動かず、浮上した意識は皮肉にもアリシアの血の甘さ、どの血よりも美味で何よりも愛しいからこそ成せる血の味に持ってかれるように再びそこから一口飲み、アリシアから視線を落とし、牙を抜き、もう一度傷を癒すように舐め、くっと小さく後悔しているような声を微かに洩らし頬を触っている手をおそるおそる重ねるように触れると口を開くが、何て言えば良いんだと口を閉じて戸惑ったように左右に視線を送った後に、アリシアを見つめて

「....、.....何で謝るんだ、どうして.....俺を引き止めた.....俺は....お前の血を飲んでまで生きたくはないんだ 傷つけたくなかった.....お前が大事だから」

アリシアを責めたい訳じゃなかった、なのに俺は咎め、責めたてる口調で次第に言っていく内にふつふつと感情が表に出る

 失ないたくないのに何でだ、こればかりは.....分かってほしかった、今の今まで隠していた思いですら.....無駄になる、そんなつもりで隠していた訳じゃない

頭の中で言葉が次々と溢れている最中、どさりとアリシアに覆い被さるように押し倒し、また口を開くと

「危うく吸い殺して.....お前を.....お前をも失うはめになる.....俺はお前が届かなくなったとしても、お前が幸せなら、お前を傍で守れるんなら.....この愛しさも好きも.....お前に対する思いの全てを内に秘められる、だから」


「.....それ以上は謝るな、歯止めが利かなくなる」

 安定しない何処か震えたような声音で見つめた後、吸血された方の腕を優しくとり、噛まれた痕にそっと空いている手で撫でるようになぞると何とも言えない表情になり、触れたまま逸らすように俯く

Re: 堕烙様×槐 一対一 ( No.49 )
日時: 2016/10/24 06:19
名前: 堕烙 (ID: EZ3wiCAd)

ーー巽×ゆら
小瀧「ほんなら、良かったわ おん、気にしないようにするさかい」
と目を細めてふっと優し気に微笑すると撫でいた手を下ろして、安心したように言った後にこくりと頷いてから手をひらひらさせてそう言い

「......ばっ、ちゃうちゃうって!反応するのはそうなんやけど、可愛いはちゃうからな」
と首を左右に勢いよく振って耳まで紅くなりながらも、な、何いってんねんっと付け足して顔を逸らし

「んな......ゆらちゃん、そんなん卑怯やわ 咎められへんやんか ゆらちゃんは本間に乗せるの上手いなあ」 
とその言葉に口をぽかんと開いた後、ふにゃあと気の緩んだ嬉しそうな笑みを浮かべて少し感心したような声音でそう言って、もう一度ゆらの頭を撫でる

「俺のオススメか......せやなあ、この町が一望出来る町外れの高台とかやなあ......星とか夕日見るのに絶景とまでは行かへんけど眺めはええで? そこに行くか?」

 そりゃおおきにっと付け足された言葉に嬉しそうに言った後にんー...と考えるように唸ったのち、思い付いたように口にして、ゆらに進めるように話すと改めてどうや?と聞くように首を僅かに動かしてゆらを見る。

Re: 堕烙様×槐 一対一 ( No.50 )
日時: 2016/10/24 22:08
名前: 堕烙 (ID: EZ3wiCAd)

ーー慎×妖妃/絢斗×真衣

 町外れにある村は人間が滅多に来ない妖が住まう村だ
人里...此方から街には降りる事もなく、独自の発展をいるが村なので京都を思わせる建物はあるものの、規模は小さく密集しており、自然とのバランスを保っている

 名もなき村、そこに住む妖は人間は悪い生き物だと言い伝われており、迷い込んだ人間は二度と人里に帰れず、人知れず神隠しと呼ばれていた

ーーそんな村に数百年振りにまた人間が迷い込んだという知らせが耳に入ってきた

慎「!」

(人間が来たのか?......あいつらだけでは不安だ、ちょっと様子に見に行くか、というより誰が第一発見者だ?)

 仕方ねえなと呟いてから、すくっと立ち上がり、家から出ようと玄関を開ければ

「...お前も見に行く気か、妖妃?どんな奴か分かったもんじゃない、危ないから此処に居ろ......俺や男らが出るからよ」

幼馴染みである妖妃に出くわして、とんっと妖妃の肩に手をやると瞳を見て最初の方を言えば、首を左右に振り行くのは男衆に任せろと云うようにそう告げる

ーーそのころ、絢斗は

 村の近くにある山菜を摘んだりとしていたが、人間の女性にばったり出くわした絢斗は暫し様子を伺うように見ていたが、おもぐろに口を開いて

絢斗「.....此処に何の用だ?」

 自分に生えている犬耳と尻尾を警戒しているようにぴんと立てているが、顔には出ずに凛とした声音ではっきりと女性に向けて問う

 彼女の様子から迷い込んだとは理解はしているがそう、実際には疑わしいため、聞いたまでの事だが......僕を見てしまったからには人里にむざむざ帰す訳にも行かず、また此処で別れたとしても村に単独で入って村の存在を知られたらまずいと、頭の中で思いながらも距離を保ったまま、彼女から目線を放さずに返事を待つ。

Re: 堕烙様×槐 一対一 ( No.51 )
日時: 2016/10/24 07:24
名前: 堕烙 (ID: EZ3wiCAd)

ーー雑談

そんなことないって!ハニーのキャラの方が非の打ち所もないし、日に日に文章がクオリティ高くなっていているし、ハニーの文章見る度に凄いってなるっ、キャラは相変わらず全員素敵で可愛いしさっ!!
攻略される側か!おおっ、新鮮だ←頑張って攻略されないようにするっ、ハニーのキャラは皆凄く好きだからさ、何か自然とほだかされて...っていうよりすぐいちゃつきたくなるんだよなっ、だから頑張るよ←
っ、にゃあああっ!!(叫←
......分かった!俺も楽しみだからハニーがもっと楽しくなれるようにするっ、後の楽しみが倍になるように!そうだな、辛いのを乗り越えて和解して互いに好きになっていくのが良いよな!
むむむっ、俺だって!というより出たしあれで大丈夫か?もし違うのなら次の返信か今日は空きだから気付いたらすぐ直せるが......どうする?←

あ、ありがとう!けど、今回のは物凄く遅くなったから謝らせてくれな!
他のスレでも言ったが......本当にすまない、ハニーに心配かけてこれからは大丈夫だ!まあ、ペースはいつも通りになってしまうが......音沙汰なしにならないようにするな!

おう、大丈夫だ!
まさか、妖同士だとは思わなかったが全然OKだぜ!
幼馴染みっ良いよな、響きが←
変更なんてないっ!ハニーのキャラはどんな子でもなりきりが楽しそうだからな!同時進行というより二人とも同じ時で大丈夫か?別々が良いなら言ってな!直すから!
というより、美しいな......何かまさに大和撫子って感じがする、この子も好きだ、こっちもハニーが攻略する形か?←

…可愛い、無防備過ぎだって(←よしよしと云う具合で頭を撫でながら見つめ

おう、どうぞどうぞっ←←
アリシアだから許されるっいや、月詠と良い勝負だ、可愛いのは何したって可愛い!あ、アレックとのなりの方返信しづらければ変えるぞ!だから気軽に言ってな!

特別扱いはするよ、うん!だって、ハニーとのなり楽しいからさ!なるべくしっかりやりたいんだっ!たまに俺の文章おかしくなっているけどさ←
いやいや、実力ないってん?実力派?←俺は実力派じゃないぜ!
そうか!なら、良かった!
全然やりづらくないぞっ、なかなか引き下がらない燐は良い意味で裏切ってくれるから楽しいしな!

うんうん、分かる!ハニーの文章見ていてそう感じたし、帝はいじって大丈夫だ!寧ろちゃんと読んでくれてありがとうな!ペット扱いおおいに結構だ、謝らなくて大丈夫!読んでいて楽しいから、そのまま行こう!←

いえいえ!え、そうか?やれているのなら良かったぜ!おう、もっと甘えて構わないぜ、俺も甘えている部分あるからな!

んにゃ、任せろ!(にぱりっ←
だな、滅多にないな!俺もそれが嬉しい!

そ、そっか!一緒だな!←

Re: 堕烙様×槐 一対一 ( No.52 )
日時: 2016/10/24 22:00
名前: 槐 (ID: ZUyffco7)
参照: http://大丈夫だよ!ちゃんと返信しに来てくれたし、ありがとね!

【アリシア・ローランド/市街地の外れの木の下】

血を吸われ、そんなには経っていないだろうが頭がだんだんとふらふらしてくる、それでもしっかりとアレックを見つめていると視線が揺らいだことに気付く
(あぁ、良かった…、血が、私の血がちゃんと届いたのね、傷は…、ちゃんと塞がったかしら)
涙はなんとか止まったものの潤んだ瞳で不安そうに傷とアレックの顔を交互に見つめているとアレックの頬に当てていた手に重ねられ温もりを感じながらアレックの言葉を待ち、静かに聞く

アリシア「私は….っ、私だって…、貴方が大事だからよ…」

自分の気持ちを曝け出してしまいそうになるが、あくまで仕えてくれている者として大事だというふうに抑え言いかえる
こんな事で誤魔化せるとは思っていない、けどここで言ってしまえば今まで隠して来た努力が無駄になってしまう、そんな事をうだうだ考えていると意図も簡単に押し倒されて、驚いたようにアレックを見つめ紡ぐ言葉に耳を傾ける
それでもアレックの言う愛しさや好きの言葉を素直に受け取れず

「それは….、仕えているからの気持ちだわ…、もし、違うというのなら…、ここから連れ出して、私は…っ」

大好きな貴方が側に居てくれるだけで幸せ、そう言いかけるがこれ以上はいけない、言ってはいけない気持ちがこみ上げて口を閉じて、暫くの間を置いてから再度口を開き

「なんてね!…、冗談、よ…、冗談なのに…っ」

自分の気持ちに嘘をついてまで冗談にしようと笑顔を作り上げてみるが、悲しい気持ちがこみ上げてぽろぽろと再度涙が溢れでる、アレックが触れていない方の手で泣いている顔を見られぬようにと隠すように腕を目元に当てる

Re: 堕烙様×槐 一対一 ( No.53 )
日時: 2016/10/24 22:03
名前: 槐 (ID: ZUyffco7)


ーー巽×ゆら

ゆら「えぇ…、…」

巽がひらひらとしている手を見て、ちょっと悪戯心が疼いたのかその手を取ってぎゅっと繋いで、反応を楽しそうに待つ

「あら、そう?今なんてとっても可愛いわよ?」
耳まで赤くしちゃって、と付け足しながらくすっと口元に手を当てながら笑って

「そうかしらね、全部思った事を言っただけよ、それで喜んでもらえるのは嬉しいわね」

ふにゃあと嬉しそうに笑う巽につられて此方も嬉しそうに微笑むと頭を撫でられる
(なんだか撫でられてばっかねぇ…)
とふと思い返すとこちらも巽の頭に手を伸ばしてよしよしと頭を撫でる

「わぁ、きっと素敵ね!行ってみたいわっ!」
と巽の提案を聞いて目をきらきらさせながら頷くと無邪気に笑いかけてお願いするわ、と付け足す。

Re: 堕烙様×槐 一対一 ( No.54 )
日時: 2016/10/24 22:05
名前: 槐 (ID: ZUyffco7)

ーー慎×妖妃、/絢斗×真衣

人里離れた長閑な妖の村
人嫌いである事を除けばそこに住む妖達は協力し合い、醜いいざこざなど滅多に起きない良い妖達と言えると思う
少なくとも、私はここに住む仲間がとても好き、子も慕ってくれる良い子ばかり。
そんな静かな村で薬にするよもぎを洗っていると人間が近くに現れた、そんな報せが耳に届いた

(…そんな…、人間なんて何百年振りなの…)

子ども達が人間に出くわすといけない、なんとかしなければ、その一心で小走りになりながら村の外へと向かおうとすると、家から知った顔が出てきた

妖妃「あ…慎…、……分かったわ、でも心配だから村の外までは一緒に行ってもいいかしら?」
肩に手を置かれ任せろと言われてしまえば、対して力のない私が行く必要もないだろう、そう思うが不安なのは消えず、首を小さく傾げながら問いかける

ーー真衣

学校帰り、まだ時間も遅くはなかった、つい何時もの癖でふらふらと知らぬ道を彷徨っていると、かなり遠くまで来てしまったようで、気付いたら目の前、距離はあるが犬耳と尻尾を生やした自分と同じくらい、いや少し上くらいの青年と出会う

真衣「えっとー、用というわけではないんだけど…、迷子になっちゃって、犬耳君?はここら辺に住んでる人?」

良かったら道を聞きたいんだけど…、と犬耳や服装に疑問を持ちながらもとりあえず
今いる所から知った道に出なければ、とそう思いながら絢斗の顔を見つめて質問する

Re: 堕烙様×槐 一対一 ( No.55 )
日時: 2016/10/24 22:07
名前: 槐 (ID: ZUyffco7)

ーー雑談

そんな事あるんだよー!そうかなー、でもダーリンに言われると嬉しいなっ!ダーリンが下手なロルでも見捨てずにずっとなりしてくれてたからかな…、ちょっとでも上手になってダーリンに近付きたいの!でもダーリンもどんどん上手だったのがさらに上手になるから追いつかない←キャラが素敵なのはダーリンの方!!
ダーリンいつも攻略する側だもんね!((が、頑張って攻略するからねっ!!
私もダーリンの素敵キャラとすぐいちゃいちゃさせたくなっちゃう、見てると癒されるんだよね、可愛いし、幸せ←
わぁぁっ!(驚←
私もダーリンが楽しんでくれるように頑張るからねっ!やりたい事とかあったらばんばんしちゃってね!うんうん、やっぱり分かっていらっしゃる!!
うん!期待以上だよー!返しやすいし、本当にダーリンはすごいねっ!!

大丈夫だよ、ダーリンとは長くなりとかしていきたいって思ってるから、無理しないように楽しんで欲しいの!だから疲れたら返信はゆっくりになってもいいし、もし嫌な事あったら直すから言ってほしいなっ!
でも音沙汰無しにしてくれるのは待てるし、不安にならないから嬉しい!ありがとうっ!!

ありがと!
人間が二人もいてもなーって思って!妖にしてみたっ!
幼馴染良いよねー!分かるっ
わぁぁ、ちょっと安心、ダーリンのキャラには劣るけどね←うん!大丈夫だよ!そっちの方が楽しそう!
え、ほんと?←えっとねー、妖妃は多分自分の好意に気付いてもらうように努力する感じかな?そっから気付いて両思いになってくれたらなーって!
妖妃→慎→真衣→絢斗→妖妃的な四角関係やってみたい!大変かな…?

んー…、はっ、ね、寝てた…お、おはようございます←(目開け/なでなでされ←

わーい、さすがダーリン太っ腹だねっ!!
じゃあもっとワガママってアレック困らせよう←月詠ももっとワガママさせよ!←
全然!返しにくくないよ!私のが返しにくくて本当に申し訳ない((

楽しいって思ってくれてるの本当に安心した!ダーリンとのなり頑張りすぎて最近返すの遅くなってるけど、返しにくいとかじゃなくて私の才能の無さで遅くなってる、ごめんなさい←
え、あれ!私の文が可笑しい←派って無駄な字が←でもでもダーリンは実力派!!←
わぁぁ、良かったぁぁ、ど、どんどん裏切っちゃうよ←

よ、良かった良かったぁぁ、ちゃんと読めてるかな、理解力ないから変な所あったらどうしようかとっ
やったぁ!燐はそのうち犬耳つけたいとか言い出すかも←

うん!そうだよー!これやってみたいって思うとやってくれてたり、アレックがアリシアにネックレスプレゼントするどころとか、すごい好き←

任せちゃう!(よしよしよし
ね!ね!本当に!

ダーリンもによによか!によによしちゃうよね←

Re: 堕烙様×槐 一対一 ( No.56 )
日時: 2016/10/28 15:24
名前: 堕烙 (ID: EZ3wiCAd)
参照: http://一対一のは明日中には全て返せると思う!少々お待ちをっ

【アレック・ハスキード/市街地の外れの木の下】

「っ.........」

 アリシアの気持ちに気付いていた、なんて云えない気付かぬ振りをしてやり過ごして執事としてボディガードとして......傍に居た......そんな関係に甘んじていた俺の気持ちは受け止められないのは分かっていたはずだった......分かっていた、仕えていたから生まれた感情ならば......とっくに捨てていた、こうなる前にな......と、何も言わずにただただ自分の発言に悔い、切なげにそしてアリシアの連れ出しての言葉に気持ちが揺れるように双眸が僅かに揺らぐ

 そして、鈍らすように追い打ちをかけるように無理して笑うアリシアを見て、さらには顔を隠すようにして腕をやる姿に、触れていた手を放し

「......、......お嬢様」

 これが最後だ、どっちみち......執事としてもボディガードとしても......クビだ、アリシアの血を飲んで生きた吸血鬼は......と思いながら、アリシアの言葉(仕えていたから)を借りたように、何時もの声音で呼ぶ、執事としては執事らしくなかったと自分でも理解しているだからだろうか、最後だけはと

「......仕えていたから来たのなら、俺は......アリシアと名前で呼ぶこともせず......お嬢様呼びをずっとしていた、お嬢様の言葉が全て冗談だとしても、良い」 

ーー仕えていたから来たんならアリシアと呼んでない
今言ったのを全て冗談にしたいのなら、それでもいいと内心で思いながらも言葉を紡いでいく

「............お嬢様の気持ちに背き、俺は執事としてボディガードとしての今までの関係に甘んじて気付かぬ振りをずっとしていた、......そんな俺の言葉は......お嬢様に届かないのは分かっていた」

 届かない、伝わらない......アリシアが俺に向けていた気持ちに比べたら俺の気持ちは....、..と自分が招いた結果だと頭の中では理解している、しているものの感情が気持ちがついていかない 

 俺は......伝えてしまいたいのか、もうアリシアに対する気持ちだけしかない、俺には......

「......、...悪かった、振り回して......気付かぬ振りをして......俺に対する気持ち、冷めただろ?アリシア......お嬢様、これで終わりにしよう」

 最後だと心の中で決めたためか今まで一番、優しい声音、何時もより低音で慈しむような口調で静かに告げてほら、泣くなと付け足して、腕の隙間から伝う涙を見て顔を隠している腕を優しく壊れ物を扱うようにそっととり退けて、しっかりと見つめて、涙を手で拭うようにしてからキスをする

Re: 堕烙様×槐 一対一 ( No.57 )
日時: 2016/10/29 04:27
名前: 堕烙 (ID: Jhl2FH6g)
参照: http://あと、二つ投稿するから、もう少し待っててな!

ーー慎×妖妃/絢斗×真衣

慎「ったく......しゃーねえな、分かった じゃあ、せめて俺より前へ出るなよ? ......子供らと女性は拐われたりするからよ」

 子供思いから来る言葉と自分の言い分をちゃんと受け取っての言葉だったからもあり、本当は妖妃に限らずに女と子供はどんな目に合うか分からない、そもそも情報が少な過ぎるため行かせたくはなかったが......出ている間にと思うと傍に置く方が自分も安心できると頭の中でそう考えて肩に置いた手を上へともっていき、頭を数回ぽんぽんして何処と無く自分が折れるような諦めに似た声音で言うとぽんぽんしていた手を下ろすと、村の一大事なためか返事を待たずして妖妃の手を取り村の外へと向かう

ーー絢斗

 案の定、迷子と云う言葉を本人の口から聞いて幾分かは安心した、今のところ禍々しいオーラ、歪んだ感情がないため、内心は安堵するが、ならば僕の失態で村の危機に晒されているのかとも同時に思うが、今は目の前の問題をと思い、思考を彼女に戻す

絢斗「そうだ........それは出来ない....君が来た道はもう、ない......」

 犬耳君と云われて、此方もご丁寧に人間と返そうとしたが迂闊にばらすのもどうかと思い、最後の住んでいる人?の問い掛けに最初に答えて、道を聞きたいと云う問いには顔や声には嫌がる素振りや拒む素振りもないが目は堅くなに言うことはないとばかりに見つめ返すが未だに警戒しているか

「......それは何が入ってる?」

 武器というなら、妖術で燃やそう、かと頭の中で思いながらも鞄に目を映して、今度は此方が僅かに首を傾げて問い掛ける


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