雑談掲示板
- 水が枯れた暁に……5
- 日時: 2022/11/07 17:27
- 名前: 枯水暁◆ytYskFWcig (ID: MwHi91Vk)
こんばんはございます。親記事編集を怠けに怠けまくった枯水暁です。こんな怠惰の限りを尽くすスレ主ですが皆様のおかげでこのみずかれも5スレ目に到達致しました。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。調子に乗っていきます。GOGO!
新規のお客様も大歓迎です。本スレはスレ主の『呟き・雑談・更新報告』を主に行うスレとなります。
↓↓↓ご一読願います↓↓↓
【ルール】
話題は基本なんでもOKです。皆さんで楽しく会話しましょう。誰かに不快な思いをさせる話題やそのおそれのある話題は御遠慮ください。
荒らしさんはスレ主が荒らしと判断した場合全て無視します。ご了承ください。また、荒らしさんが来た場合反応しないでください。
過度のものでなければ自作品の宣伝も大丈夫です。感想交流の出来る人とお近付きになりたいです。
タメでも敬語でもどちらでも大丈夫です。
【お客様】
みょみみょ 様
謎の女剣士 様
ベリー 様
浅葱 游 様
みーいん 様
心 様
緑川蓮 様
唯柚 様
オノロケ 様
げらっち 様
坂蜻蛉 宙露 様
優澄 様
ディゲラ 様
*短編感想交流会のお知らせ【梅雨パーティ】
第五回の短編感想交流会を開催致します。
以下交流会に関するレスを貼ります。
概要 >>1
参加者様>>6
この企画が、皆様の良き出会いのきっかけになりますように。
【終了致しました】
【創作物】
『この馬鹿馬鹿しい世界にも……』【完結】
ダーク・ファンタジー板
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Re: 水が枯れた暁に……5【短編梅雨パーティ】 ( No.1 )
- 日時: 2022/05/23 22:38
- 名前: 枯水暁◆ytYskFWcig (ID: MwHi91Vk)
【短編梅雨パーティについて】
梅雨パーティなんてあるか?あるのか??憂鬱な梅雨にこそパーティをするべきなのではなかろうか!
○ルール
・『梅雨・雨』のどちらかをテーマに短編小説を書き、このスレに投稿してください。
・梅雨小説でない小説を投稿する場合、そのことをレスの始めに明記してください。ただし、梅雨小説をどうしても書けないけど参加したいという人に限ります。
・字数は上限を二レス分までとします。下限は設けません。
・作品数に上限は設けません。(※例外あり)
・タイトルの上に『梅雨パーティ参加』と書いてください。タイトルは文章の上にお願いします。
・参加宣言は任意で、開催期間内であれば飛び入り参加OKです。
・二次創作は自己責任でお願いします。
・初めましての方も大歓迎です。
・感想を言うだけ、の参加も可。
※一般的な短編小説を書く方は一作品のみとさせていただきます。申し訳ありません。
○参加者様へのお願い
この企画の正式名称は短編小説感想交流会in梅雨です。感想交流会ですので、参加した方は他の参加者様の短編の感想を、『感想交流期間』内にこのスレに投稿してください。感想が言えないかもしれない、と事前に分かっている方はその旨を投稿前、あるいは投稿時にお伝えください。(毎度感想が言えない方は企画の趣旨に反しますので参加を御遠慮いただくか、二回につき一度は感想を書いてください)
感想は言わないけど欲しい、という方は参加を御遠慮ください。申し訳ありません。感想をどうしても書けなかった方は事後でも構いませんのでその旨をお伝えください。
ご理解とご協力、お願いします。
※ルール・参加者様へのお願い は、企画の幹事によって変動する場合がございます。
○開催期間
・短編小説投稿期間
5月24日 00:00〜6月5日 23:59
・感想交流期間
6月6日 00:00〜6月12日 23:59
Re: 水が枯れた暁に……5【短編梅雨パーティ】 ( No.2 )
- 日時: 2022/05/25 17:36
- 名前: みょみみょ (ID: A4/ovofA)
梅雨パーティ参加
【停滞】
天気が悪い、という表現に疑問を抱く。
僕は別にこの景色が悪いものだとは思えない。分厚い雲、ひんやりした空気、全部洗いながし、無かったことにしてくれる水。
色とりどりの傘が流れていく街路。薄暗い景色の中だから映える色彩もあると思う。
それに、陽射しや蒼穹ばかりが喜ばれていては、アメが可哀想ではないか。
「……お前さ、よく変な奴って言われない?」
折りたたみ傘も無ければ、普通の傘も電車に忘れてきたという彼。僕の話を煩わしそうな顔をしながらも聞いてくれた。でも、そろそろ僕の相手が面倒になってきたらしい。
「それは、僕が変な奴だと思ったってことだよね?」
「質問に質問で返さないでよ、面倒くさいなあ」
「君は僕のことが変だと思う。そんな君の感性と同じ人が他にもいてほしい。だからそんな遠回しな物言いをしたんだよね? 自分の考えは間違ってないって実感したいから。なるほどね。面倒くさいのはどっちかな?」
僕に退路を塞がれると、君は心底嫌そうな顔で視線を逸らす。
「あーうざ。なんでそんなヤな言い方しかしねーの。おれ、雨はどっちでもいいけど、お前は嫌い」
「それはどうも」
愛想笑いを貼り付けて、肩に掛けていた鞄の中に手を突っ込む。
取り出した鮮やかな折りたたみ傘を開いて、
「おめー傘持ってんじゃねーか!」
「忘れたなんて一言も言ってない。君とは違い、何も無くても折りたたみ傘を携帯する用意周到な人間なので」
「じゃあおれに構ってないでさっさと帰れや!」
「うん。君も早く帰りなよ?」
悔しそうに歯をむき出しにして唸る彼は、昔飼っていた犬によく似ていた。
全部洗い流してしまう水。流さないでほしい思い出だってあったな。でも、だからだ。
君を見つけた雨を、悪いものだとは思えない。
色とりどりの傘に無視されていた。面倒事はごめんだと言いたげな雑踏の中、鮮やかな首輪が目に止まった。ぷるぷると震える姿を放っては置けなかった。
アメ。出会いも別れも、同じ空だった。辛いから忘れたい。それでも確かに幸福の時間だったから。無かったことになんて、しちゃ駄目だ。
僕はちゃんと、乗り越えて前に進めるようにならなければ。
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