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生贄花嫁花婿 Ⅳ【指名恋愛】

日時： 2015/10/05 20:16

名前： 古時計 （ID: ecbw2xWt）

参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

昔々、とある村に数百年に一度かある特別な結婚式があった。
愛し合う者たちが、祝福され祝う婚礼ではなく
それは花婿（花嫁）のいない花嫁（花婿）しかいない婚礼である
婚礼の後、花嫁（花婿）は目隠しされ花婿（花嫁）のいる
山奥に連れられる。そして、そこでずっと花婿（花嫁）を待たなくてはならない。もし、村に帰れば村は不幸になる。

私の、花婿（花嫁）になる方は妖怪か神様。
そう、つまり貧困で困る村を救うべく私は生贄に選ばれてしまう

「だ、だれ…」
微かに人影を感じる、それは…

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ここまで長く続くとは！それも古時計として初めてやった指名スレで！ありがとうございます！
最近、参加者少なくなってるのでどんどん募集中です。来てくれるといーいなー(´∀｀*)

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Re: 生贄花嫁花婿 Ⅳ【指名恋愛】 ( No.310 )

日時： 2015/10/12 21:16

名前： 冥 ◆SiJNL6o6aE （ID: CbmxSfx3）

「……そうですね」
ふふっと嬉しそうに微笑んでいった。

Re: 生贄花嫁花婿 Ⅳ【指名恋愛】 ( No.311 )

日時： 2015/10/12 21:25

名前： 古時計 （ID: DT92EPoE）

参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

>>310
「そうですねってさっきから言っていない…」
その様子に首を傾げた。

Re: 生贄花嫁花婿 Ⅳ【指名恋愛】 ( No.312 )

日時： 2015/10/12 21:28

名前： 冥 ◆SiJNL6o6aE （ID: CbmxSfx3）

「……すみません……こうして、二人で入れる時間が、長く続けばいいのにと、思っていたら……」
はっとなり苦笑していい、今日あったことを思い出して表情を曇らせた。

Re: 生贄花嫁花婿 Ⅳ【指名恋愛】 ( No.313 )

日時： 2015/10/12 21:35

名前： 古時計 （ID: DT92EPoE）

参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

「…物にはいつか終わりがある、お前が生きている内にこうなっただけだ…」
表情を曇らせる彼女の頬を撫でる。

Re: 生贄花嫁花婿 Ⅳ【指名恋愛】 ( No.314 )

日時： 2015/10/12 21:43

名前： 冥 ◆SiJNL6o6aE （ID: CbmxSfx3）

「……私が、火之矢さんがいなくなったら後を追うって……あれ、本気ですから……」
それを聞き思わずつぶやいた。

Re: 生贄花嫁花婿 Ⅳ【指名恋愛】 ( No.315 )

日時： 2015/10/12 21:46

名前： 古時計 （ID: DT92EPoE）

参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

「俺はそうは望んでいない、お前の与えられた人生を俺のせいで終わらせたくはない…だから…やめてくれ」
両手で彼女の頬を包んで言った。

Re: 生贄花嫁花婿 Ⅳ【指名恋愛】 ( No.316 )

日時： 2015/10/12 21:57

名前： 冥 ◆SiJNL6o6aE （ID: CbmxSfx3）

「……でも、私は………火之矢さんがいない人生で…生きて行けと言われる方が、つらいんです…」
頬を包まれて目に涙をためながら言った。

Re: 生贄花嫁花婿 Ⅳ【指名恋愛】 ( No.317 )

日時： 2015/10/12 22:03

名前： 古時計 （ID: DT92EPoE）

参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

「家族を2人もなくす、子供達のことを考えて欲しい…母親がいなくなった子供の気持ちはわかる…だから、お願いだ…」頬にキスをして言った。

Re: 生贄花嫁花婿 Ⅳ【指名恋愛】 ( No.318 )

日時： 2015/10/12 22:07

名前： 冥 ◆SiJNL6o6aE （ID: CbmxSfx3）

「……私も、わかります……でも、私は……母親を無くして、とてもつらくて……もう、あんな思いをしたくないんです…」
俯き泣きながら言った。

Re: 生贄花嫁花婿 Ⅳ【指名恋愛】 ( No.319 )

日時： 2015/10/12 22:15

名前： 古時計 （ID: DT92EPoE）

参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

「…その辛さをあの二人にもさせるのか…そんなことをしたら、俺はお前のことを嫌いになってしまう…」
そう言い包んでいた手を離す。

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