雑談掲示板

私室
日時: 2018/11/17 20:05
名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: 3zeF8rO.)

*当スレは、自分語りや資料掲載を中心にしていきたいと思います。結構、知ってる人がそういうことやってるので、触発されました! 雑談掲示板のスレなので、雑談も勿論可能です!

 まずは、おはようございます。こんにちわ、こんばんわ♪ 始めましての方も、私を知っている方も気軽に——とは言っても上記内容を護って——お声をかけてくださいね。


>>自分用リンク<<


独り言・単語関連

>>24 >>25 >>34 >>58 >>60 >>62-63 >>66 >>70-72 >>111 >>112-113 >>120-122 >>129 >>>>192-196 


ゲーム・漫画・アニメ関連

>>29 >>32 >>42 >>45 >>47 >>57 >>93 >>105 >>110 >>126 >>131 >>148 >>149 >>150 >>151-152 >>153 >>155-157 >>158-159 >>160-161 >>162 
>>163-167 >>168-169 >>170-172 >>173-175 >>176-179 >>180-182 >>187-191 >>198-201 >>202-204 >>205-207











科学・雑記・文化関連

>>15 >>20 >>31 >>35 >>37 >>38-40 >>41 >>43 >>46 >>48 >>53 >>55-56 >>59 >>61 >>64 >>65 >>67 >>68 >>75-76 >>77 >>78-80 >>87 >>90-91 >>94-96 >>97-98 >>101-103 >>107-109 >>114 >>115 >>123-125 >>127-128 >>135-136 >>140 >>142 >>143 >>144-145 >>154 >>183-186


*関連記事は纏めます……今後、修正予定


*コメントくださったリスナーの皆さん

・四季様
・鏡音レン様
・夏木様
・彩都様
・俄モチ様
・織原姫奈様
・ああ様
・貞子様
・brightbox様
 
 現在9名


 
 不定期更新

Page: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 全レス



続きです……題名考え付かない ( No.108 )
日時: 2018/02/07 21:16
名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: P.sMOHfc)

*細胞の名称

 リンパ球 10~15μm程で、赤血球よりやや大きなサイズ。 抗体を作り、腫瘍細胞やウイルスに感染した細胞を攻撃。
好中球 12~15μm程で、核が2つ~4つに別れることもある。 細菌の捕食、殺菌に役立つ。
 好酸球 好中球より僅かに大きい。顆粒がある。 寄生虫を攻撃、アレルギー反応を引き起こしたり、抑制したりする。
好塩基球 好中球より僅かに小さい。顆粒がたくさんある。 詳細は不明だが、アレルギー反応を引き起こすと考えられている。
 単球 20μm程で、末梢血の中で最大。 細菌などの異物を捕食。リンパ球に抗体の特徴を伝える。マクロファージは単球から分化したもの。


*血小板

 直径2~3μmの細胞核を持たない細胞で、血管が損傷を受けると粘着・凝集反応を起こし止血に重要な作用を担う。血中数は15万~40万/mm3。

 血管が破壊されると露出した膠原繊維(コラーゲン繊維)と反応して、血小板が粘着する。さらに変形してセロトニンやアデノシン二リン酸などを含む粒を放つ。これらが血管収縮やされに血小板の凝集を促し、血栓を形成して出血を止める>。

*血漿

 血漿は血液の液体成分で、その90%を占める水は物質の運搬を担う。電解質は細胞へミネラルを補給したり、体液の浸透圧や緩衝作用に影響を与える。血漿タンパク質は浸透圧や緩衝作用調整のほかにも、アミノ酸やホルモン・ビタミン類の運搬や、フィブリノゲンが血液凝固に作用したり、抗体として免疫作用に関係したりと、多様な機能を持つ。

*造血と破壊

*造血

 ヒトは誕生以前の胎生時に当たる発生の極めて初期[1]には卵黄嚢造血管組織(血島)で造血がされるが、これは体外造血に当たる[19]。その後肝臓や脾臓で造血され、胎生5ヵ月頃には造血組織は順次萎縮する。その後、誕生するまでには造血の場は成人期造血器官である骨髄のみに移る。

 発生生物学的には造血には2つの段階がある事が知られている。「一次造血」は、発生初期に胚体外の卵黄嚢組織で起こり一時的に胚に血液を供給し、生涯全身に血液を供給する「二次造血」は、胚のAGM (aorta-gonad-mesonephros) 組織で起る。この、二次造血を行う細胞がどこから来たのか明らかでなかったが、理化学研究所の研究グループは、卵黄嚢にある造血細胞が二次造血にも関与していることを突き止めた。

 子供の時期には脛骨のみがほとんどの造血能を担うが、20代の頃には失われ大腿骨や肋骨などの造血比率が高まる。成人では体躯の胸骨、肋骨、脊椎、骨盤、リンパ組織などで造血が行われる。さらに年齢を重ねると胸骨や椎骨・骨盤での産出比率が高まる。

 骨髄のうち、造血を起こす部分は赤色骨髄のみで、黄色骨髄にその能力は無い。すべての血球は幹細胞(造血幹細胞)を元に作られる。これが造血因子を受けながら分裂による増殖を繰り返し、様々な血球へ分化・成熟する。まず、造血幹細胞はリンパ系幹細胞か骨髄系幹細胞のいずれかになる。リンパ系幹細胞はリンパ芽球を経て白血球のうちリンパ球になる。骨髄系幹細胞は複数の分化を辿り、前赤芽球・赤芽球を経て赤血球、骨髄芽球を経て白血球(好中球、好酸球、好塩基球)、単芽球を経て白血球(単球)、巨核芽球・巨核球を経て血小板となる。

*破壊

 赤血球は老化すると柔らかさを失う。こうなったものは脾臓で細胞内皮系細胞による食作用で分解される。ヘモグロビンは分解し黄色色素のビリルビンとなり、肝臓で水溶性化を受け胆汁の中に含まれた形で十二指腸へ排出される。これは細菌作用でウロビリノゲンへ変化し、ほとんどは糞便に混じって、一部は腸の吸収を経て腎臓から尿中に含まれて排出される。分離した鉄は肝臓や脾臓から骨髄へ送られ、新たな赤血球形成に使われる。白血球や血小板も老化すると脾臓で破壊されるが、白血球の寿命は種類によりまちまちで、顆粒球が2~14日に対し、リンパ球はときに数十年もの寿命を持つ場合がある。

*循環

 血液が流れている身体部分を特に循環器系と呼ぶ。循環器系は心臓と血管などから成り、ヒトの場合、血管は閉鎖回路を成している。 血液は心臓によって加圧され、動脈を通じて全身へ送られる。毛細血管に達すると細胞間質液に栄養分, 酸素等 放出をし、静脈を経て心臓へと戻る。

 閉鎖回路の循環器系の場合、この経路には大別して2経路あり、1つは心臓と肺の間における肺循環(小循環)、もう1つは心臓と肺以外の全身との間における体循環(大循環)である。従って、血液は以下の経路で全身を循環する。
 体循環 心臓→動脈→肺以外の全身→末梢部毛細血管→静脈→心臓(肺循環に続く)
 肺循環 心臓→肺動脈→肺→肺胞部毛細血管→肺静脈→心臓(体循環に戻る)

 血液のうち、血球成分は骨髄内の造血細胞で生産される。血球毎に寿命は異なるが、赤血球の場合、約120日で寿命を迎え、老廃した赤血球は肝臓、脾臓で壊され、体外に排出される。ただし赤血球中のヘモグロビンは排出されず、再利用される。

*緩衝・平衡

 血液には緩衝液としての機能があり、内部環境(cf. ホメオスタシス)維持のために、様々な平衡を保っている。「主な役割・機能」で述べた事柄は、基本的には内部環境の平衡のためのものと言ってよい。

*酸塩基平衡

 血液のpHは 7.35 から 7.45 の間で厳密に調整されている。この調整には、主に次の2つの平衡機構が働いている。
 炭酸緩衝系および肺の二酸化炭素排出
 リン酸緩衝系および腎臓の酸排泄
 
*炭酸緩衝系および肺の二酸化炭素排出

 血液の pH は、主に炭酸水素イオン(アルカリ性)と炭酸(酸性)の比によって決まる(緩衝液)。炭酸水素イオンが減るか、もしくは炭酸が増えると血液は酸性に傾く事になる。

 身体中ではさまざまな酸が発生しているが、特に呼吸を代表とする酸化反応による二酸化炭素(炭酸ガス)の発生は莫大であり、これは血液に溶解して大量の炭酸となる。これでは酸性になってしまうので、炭酸から炭酸ガスを遊離する方向に緩衝反応が進み、その結果発生した炭酸ガスは呼吸中枢を刺激し、呼吸が激しくなって肺から排出される。

*リン酸緩衝系および腎臓の酸排泄

 炭酸以外にも、少量ながら硫酸、リン酸などの酸が体内では産出される。これらは炭酸と違い、ガス化して肺から排出出来ないため、リン酸塩による緩衝作用、および腎臓からの排出によって調節される。

 血液中には、リン酸二水素イオンとリン酸水素イオンが約1:4の比で存在し、これも緩衝液としての機能を果たす。また、過剰な酸は主にリン酸二水素イオンの形で尿中に排出される。

*糖平衡

 血液は全身のすみずみまで、エネルギー基質であるブドウ糖やアミノ酸、遊離脂肪酸などを運搬し、体細胞が常に一定のエネルギー基質を使えるようにしている(ただし、タンパクやアミノ酸がエネルギーとして使われるのは、原則として非常事態の時に限られる)。

 健常なヒトの場合、安静時には血液 100 ml 中の血糖(ブドウ糖)は、おおよそ 100 mg で安定している。これは主に、膵臓のα細胞から分泌されるグルカゴン、β細胞から分泌されるインスリンにより調節される。

 食事により血糖が上昇すると、β細胞からインスリンが分泌され、血糖をグリコーゲンにして肝臓に貯蔵する。また、脂肪を脂肪組織に固定する。逆に血糖が低下すると、α細胞からグルカゴンが分泌され、グリコーゲンを分解してブドウ糖にし、また、脂肪を分解して遊離脂肪酸とする。

*水分量平衡

 生命活動は、身体内の化学反応により維持されていると言える。そして、それらの化学反応は、全て水溶液中で進行するため、身体内の水分量を保つ事は非常に重要である。血液は、身体内での相当量の水分を保持しているため、体細胞に水分を供給する重要な役割も持っている。

 水分が不足すると、副腎皮質からアルドステロンが分泌される。また、激しい運動をすると、脳下垂体後葉から抗利尿ホルモン (ADH) も分泌される。

 アルドステロンはナトリウムが尿中に排泄されるのを抑制し、結果として水分を身体にとどめる。発汗が多いと、アルドステロンの分泌はさらに促進される。また、抗利尿ホルモンは、その名の通り尿量を減少させる。

*温度平衡

 恒温動物であるか変温動物であるかに関わらず、動物の体組織・体細胞が機能するには、ある範囲の温度が必要である。

 ヒトの場合、体温が摂氏 34 度以下、あるいは摂氏 43 度以上になると、脳細胞が働かなくなり意識が消失してしまう。つまり変動の許容範囲はわずかに 10 度くらいである。外部環境としては、寒中水泳や 100 度近いサウナまで耐えられる事を考えると、内部環境の温度変化の許容範囲はきわめて小さい。

 血液は、全身を循環するので、身体各部分の熱を交換する。これにより、全身の体温をある程度一定に保つ事に寄与している。

 いったん区切ります

終わりです ( No.109 )
日時: 2018/02/08 09:00
名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: P.sMOHfc)

*血液の異常による症状

 以上にも述べた通り、血液はホメオスタシスによりその成分・組成・温度などが一定に保たれているが、それらの定常性が乱れると、身体にさまざまな影響・病状が出る。
pH 変動による症状

 滅多にない事だが、ヒトの場合、血液 pH が 7.0 以下になると昏睡に陥り、7.7 以上になると痙攣を起こし、いずれも心臓が停止してしまう。輸液や手術の際には、血液 pH を常に監視し、pH の維持に努めなければならない。糖尿病インスリンの分泌量が絶対的または相対的に減少し、血液中の糖(グルコース)が瞬間的に高くなった際にすぐに下がらない疾患を糖尿病と言う。
 排泄する尿成分中に含まれる糖分が高まる事で疾患の存在は紀元前から知られていた。全身の慢性的代謝障害を引き起こす。血液量の減少によるショック血液、もしくは血液の水分が大量に失われ、血圧が急激に下がるとショック状態に陥る。これを低血量性ショック(もしくは出血性ショック)と呼び、もっとも多く見られるショックである。
 また、外見上の出血量はさほどではなくても、外傷性ショックに陥る事がある。強い打撲により毛細血管から水分が漏出すると「腫れ」となる。「腫れ」が広い範囲で発生すれば、血管内、すなわち血液の水分量が減少して血圧が低下し、低血量性ショックとなる。大火傷の場合の熱傷性ショックや、ひどい下痢のために起こる脱水ショックも、低血量性ショックの1つである。貧血貧血は、血液の単位量あたりのヘモグロビン濃度が低下する状態が起こす疾患である。
 これはそのまま赤血球数の減少と読み替える事ができる。病理学的原因は、赤血球の生産力低下(鉄欠乏性貧血や再生不良性貧血など)、過剰な崩壊(溶血など)、失血の3つがあげられる。血友病血友病とは血液を凝固させる因子が少なくなる遺伝的疾患であり、血が固まりにくい事から様々な不都合が生じる。ささいな傷が筋肉や関節内部に血腫をつくり運動障害を起こしたり、歯科治療を困難にしたりする。本来の凝固因子欠乏は男性にしか起こらないが、本来は血友病に含まれない染色体劣性による凝固因子欠乏は男女ともに起こり得る。
 白血病白血病は血液中の白血球数が平常よりも増加する疾患であり、貧血・発熱・感染または血小板の減少などを引き起こす。根本要因は骨髄中の白血球をつくる細胞の暴走であり、その背景にある原因は不明ながらRNAウイルスへの感染や被爆などが推測されている。その他特定の疾患を抱えている場合、血液とくに血漿の中に存在する物質や酵素などの存在率に変化が起こる場合がある。血液検査はこの特性を利用した診断法である。

*血液と病原体

 病原体が体内で広がるにも血液を経由するものもある。血液そのものを住みかとする例(マラリア原虫など)もある。また、血液は普通は体外に出ないはずだが、実際には吸血動物を通じて人から人への移動が可能である。このような感染経路を持つ伝染病は数多い。ヒトの場合にもペストやマラリアなど重要な伝染病が多い。このような感染経路をベクター感染という。それらの多くは衛生面の進歩によって先進国では姿を消しているが、そうでない国も多い。

 それに代わって見られるようになったのが、医療的な処理(注射、輸血など)の際に血液の交流が起こって、それによって感染が起きる例で、これを血液感染と呼んでいる。

*血液型

 他人同士の血液を混合すると、赤血球が引っ付き合う凝集反応が起こり、やがて塊の中で赤血球が破壊され溶血することがある。これが体内で起こると、血管の閉塞や、ショックまたは悪心などの症状に繋がる。これは免疫反応(抗原抗体反応)の一種であり、凝集を起こさない血液のグループを血液型という。

 よく知られた血液型には、ABO式血液型とRh式血液型がある。1901年にカール・ラントシュタイナーが発見したABO式血液型は、赤血球の膜にある抗原(凝集原)A,Bの2種と、血漿中に含まれる抗体(凝集素)α,βの2種が関係し、4つの血液型に分類される。メンデルの法則に従い、優性のA・Bと劣性のO3種の遺伝子が2つ組み合わさって遺伝すると、A型(AA,AO)、B型(BB,BO)、AB型、0型(OO)の4種類に分かれる。A型の血漿にはβ、B型にはα、O型にはα・βの抗体があり、AB型は両方とも含まれていない。このAとαまたはBとβが結びつくと凝集と溶血が起こる。

 Rh血液型は、赤血球の膜にある抗原体のRh因子を原因に起こる凝集であり、同じものがアカゲザル (rhesus monkey) から見つかったため、この名がつけられた。ABO式血液型と異なり通常の場合抗体は血液中に無い。しかしRh陰性(Rh-)の人がRh陽性の輸血を受けたり、Rh-の女性がRh陽性(Rh+)の胎児を妊娠した場合、体内に抗Rh抗体が生じる。そしてまた輸血を受けたりRh+の子供を妊娠すると、抗体が反応して赤血球凝集反応を起こす場合がある。

*栄養源としての血

 血液は高栄養の液体であるため、これを食物とするのは不思議ではない。
 人間人間では、イヌイット(エスキモー)がアザラシなどを狩りで仕留めた時に、その血液を貴重な栄養源として(ビタミン源などとして)その場で飲む。西洋の料理ではブラッドソーセージや、血のプディングなどがある。中国や東南アジアでは豚の血を固めて豆腐状にしたものをスープや麺料理の具などに用いる。韓国では同様に牛の血を用いる。沖縄ではチーイリチー(血の炒り付け)が食される。日本ではスッポンやニホンマムシの生き血を飲むことで精力がつくと信じる人がいる。モンゴルではザイダスという血のソーセージがある。
 また、伝統的生活を送るマサイ族にとって牛の血液は牛乳と共に重要な食糧であり、そのまま、あるいは牛乳に混ぜて飲む。日本では、年間1200-1300tの牛と豚の血液がユニュウされており、そのうち300-400tが食品用として使用されている。鉄分補給のサプリメントとして、血液を加工したヘム鉄などが販売されている。フランス料理では、ジビエにおいて野鳥や野獣の血を、ヤツメウナギ料理においてはヤツメウナギの血を、風味付けのソースとして用いる事がある。伝説・フィクション上では「吸血鬼」などの妖怪に、人の生き血を吸う伝承がある。昆虫等


血を吸う蚊まず小型の動物について見ると、蚊(カ)やアブ、あるいはノミやシラミなど多くの種類の昆虫が血を栄養源として利用する吸血性昆虫である。ダニやヒルも血を利用するものがある。吸血性の動物には、針状になった口を射しこんで血を吸うものが多い。その際に、痛みを与えるものもほとんど感じさせないものもあるが、多くのものでは、刺されたあとに傷口が腫れたりかゆくなったりといった反応を示す。これは、一つには血を吸う際に、血液の凝固を抑える化学物質を注入するためである。ヒルの場合、皮膚をかみ切るため、その傷口は長く血を流す。クモやタガメなども「生き血を吸う」と言われることがあるが、これらは体外消化した液体を吸い込んでいるので内容は大きく異なる。多くの大型ほ乳類は、吸血性昆虫に悩まされる。人も例外でなく、血を吸う生き物には嫌悪感が強いのもそれとは無関係でないかも知れない。「人の体毛が薄くなったのは吸血性昆虫を取りやすくするため[要出典]」とする説を唱える人もいる[誰?]。大型動物では血を吸うものは多くなく、ナミチスイコウモリ等に例がある程度である。


 これで終わりです。

Re: 風死の書庫 ( No.110 )
日時: 2018/02/08 18:32
名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: ipow9tOA)

 ふと、0レス目……目次というかインデックスかな? どちらも同じだとけど……を見ていると気づく。科学・雑記・文化関連のコンテンツばかり増えてないか?
 いや、分かるんですけどね。更新するのが楽だからそうなっているんですが……個人的に一番の理由は、それ以上に個人の感情というか、そういうのが反映されないからってのがあるのかもしれません。
 自分をさらけ出すというのは、なんというか恥ずかしいですよね。自己否定はされたくないというか……当たり障りなく、ダラダラと深みには触れないように。自分にとって一番ラクな感じなんですよねそれが。
 
 そういえば、東方のキャラ等人気投票結果が出ましたね……人気投票も今回で14回になるみたいですね。1周年ごとに行っているイベントと考えると、東方という作品の歴史の長さがしれます。もちろん、ゲームの中にはマリオとか他にも歴史あるシリーズがいくらでもありますが。個人のPCゲームシリーズとしては破格なのではないでしょうか。
 私も個人でそんな成功を味わってみたいですね……皆で、じゃなくて個人ってのがいいです。結局、なにを言おうと私、自分大好きの個人主義者なのでしょう。合作とか雑談が好きだと言っても、ただ単に皆さんを自分のための道具と見ているのかもしれません。すみません、自己嫌悪うっとうしいですね……

 さてはて、話は戻りますが、結果発表……私が投票したのは「文」「アリス」「小傘」「パルスィ」「諏訪子」「紫苑」「ルナサ」の7名でしたが。まぁ、正直全員概ね予想通りくらいの順位でしたね。文さんが妹紅辺り抜かして、10位内に入ってほしかったですが……天空璋自機として登場した影響でブーストかからないかなぁとか期待してたけどだめでしたねぇ。まぁ、いうて妹紅も憑依華で登場したからしゃぁないか……こころちゃんの人気がだんだん確実に下がっているのとか、うどんちゃんが久々に去年上がったと思ったらまた下がったとか、ちまちまありますね。
 まぁ、何といっても大きいのは、憑依華のラスボスの片割れ……ネット評「珍しい優秀なお姉ちゃん」が、10位内に入ったのは快挙だったと思います。天空璋キャラの人気が想像以上に振るわなかったことを加味してもね。一番人気の摩多羅さんでさえ、ギリギリ50位を免れる感じですし。それにしても……あうんちゃんって人気あるんですね天空璋キャラ二番手か。てっきり、成美ちゃんあたりより低いかと思っていたのですが……正直、前評判というかネット評価ほとんど見てなかったんですけどね。他には秋姉妹の姉妹間人気の格差が広がったなぁ、とか、ルナサ姉はカタパルトには乗れなかったのか……とか、細々ありますが。

*まぁ、やっぱり一番目を引くのはドレミー姉さんですね。
 愛しのサグメさんの真上ですよ! カップリングで大好きな二人です、嬉しい! いやぁ、本当大躍進ですね。去年は何位でしたっけ? 間違いなく50位以内にはいなかったはず。
 正直、憑依華での実績や大物感、一気に上がった露出度からくる人間臭さの上昇など爆上げ確定な要素ありありでしたけどね。
 ……こうやってスポットライトの当たっていないキャラに少しずつ光を当ててほしいですね。東方キャラは皆、切り札持ってますから。

 さて、次は音楽部門。私は「少女さとり」「亡失のエモーション」「天空のグリニッジ」「フォールオブフォール」「有頂天変 ~ Wonderful Heaven」「稲田姫様に叱られるから」などに投票しました。
 新曲の一番人気は、「今宵は飄逸なエゴイスト(Live ver) ~ Egoistic Flowers」でしたね。まぁ、これはキャラ人気を鑑みても順当でしょうか。
 亡失のエモーションが思いの外人気ないのがあれです……あれです。辛い。まぁ、個人の好き不好きなど本当のところどうでもいいんですがね。趣味が合うのが嬉しいとかほとんど感じませんし。

 今回はベストパートナー部門がなかったために、次が最後「作品人気部門」です。私は「地霊殿」と「風神録」と「文花帖」「憑依華」に投票。一押しは地霊殿。昔から変わらないですね。
 原点にして頂点である紅魔郷が一位なのは変わらず。多分、東方というコンテンツが終わるまで覆らないでしょう。
*鈴奈庵が7位なので、小鈴ちゃんなんかの作品で出してほしいなぁ、とか。

 以上、こんな感じでした。

久々の言葉集めー慣用句ー ( No.111 )
日時: 2018/02/09 14:24
名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: MCOtWFGE)

*慣用句とは
 二語以上の単語が固く結びつき、全く異なる意味を持つものを指し、言語学的にはイディオムと呼ばれる。 慣用句は、会話や文章上で定型句として用いられる。 慣用句と諺(ことわざ)は混同されやすく、分類も困難であるため、諺と慣用句双方を掲載した辞典が多い。

*諺(ことわざ)とは
 俚諺(りげん)、俗諺(ぞくげん)ともいい、古くから言い慣らわされ、日常生活の真理をうがった簡潔な表現。本来は「言(こと)の業(わざ)」で、ことばによる表現のすべてを意味したが、やがて「いろはかるた」にみられるような巧みなたとえに限定された。主として庶民生活の体験的な知恵から生み出されたものが多いが、古典に含まれた格言や故事などから出て、いつのまにか俗間に流布したものも含まれる。したがって格言との違いはさだかではない。諺の諺たるゆえんは、簡潔で語呂(ごろ)がよく、的確に人生のある一面を浮き彫りにしていることで、上手に使用すれば多大の効果をあげ、聞く人を感心させる反面、乱用すると嫌みになり、常套(じょうとう)語に堕する危険がある。

*慣用句集




相づちを打つ あいそがつきる
あいた口がふさがらない あげ足をとる
あごが落ちる あごがはずれる
あごで使う 足が地につく
足が出る 足もとに火がつく
足もとにつけこむ 足もとにもおよばない
足もとを見る 足を洗う
足を引っぱる 足が棒になる
汗水たらす 頭が上がらない
頭が古い 頭を下げる
あと味が悪い あとを引く
穴があったら入りたい 穴があくほど見つめる
油がのる 油をうる
油をしぼる 網の目をくぐる
ありのはい出るすきもない 合わせる顔がない
あわをくう あわをふかせる


家を傾かせる 息が合う
息がかかる 息の根を止める
息を入れる 息を殺す
息をのむ 息をふき返す
威儀(いぎ)をただす 異彩(いさい)を放つ
痛くもかゆくもない 痛くもない腹をさぐられる
板につく いたれりつくせり
一言もない 一も二もなく
一線を画す いっぱい食わす
糸を引く いばらの道
色めがねで見る 色を失う
色をつける 因果(いんが)をふくめる


浮(う)き足立つ 後ろ髪を引かれる
後ろ指を指される 後ろを見せる
うだつが上がらない うつつを抜かす
打てばひびく 腕(うで)が上がる
腕(うで)が鳴る 腕(うで)に覚えがある
腕(うで)によりをかける 腕(うで)をふるう
腕(うで)をみがく 馬が合う
裏(うら)をかく うまい汁(しる)を吸う(すう)


えりを正す えりを開く
煙幕(えんまく)を張る


大きな顔をする 大目(おおめ)に見る
奥歯(おくば)にものがはさまったよう 押(お)しが強い
押(お)しも押(お)されもせぬ お茶をにごす
男を上げる 男がすたる
同じ釜(かま)の飯(めし)を食う お鉢(はち)が回る
尾ひれをつける 重荷(おもに)を下ろす
折り紙つき 音頭(おんど)を取る
恩(おん)に着せる 恩を売る


顔色をうかがう 顔がきく
顔が立つ 顔が広い
顔から火が出る 顔に泥をぬる
顔を売る 顔をつなぐ
顔をつぶす 影がうすい
肩(かた)で風を切る 肩(かた)の荷が下りる
肩身(かたみ)がせまい 肩(かた)を並べる
肩(かた)を持つ 角がとれる
株(かぶ)が上がる かぶとをぬぐ
壁(かべ)につきあたる かまをかける


気がおけない 機が熟す(じゅくす)
気がきく 気がひける
気が短い きびすを返す
肝(きも)に銘(めい)ずる 肝(きも)をつぶす
灸(きゅう)をすえる 気を回す


くぎをさす 口裏(くちうら)を合わせる
口が重い 口がかたい
口がすっぱくなる 口がすべる
口車にのる くちばしが黄色い
口火をきる 口をぬぐう
口を割る 首が回らない
首をつっこむ 蜘蛛(くも)の子を散らす
軍配(ぐんばい)をあげる 口が軽い


芸が細かい げたを預(あず)ける
煙(けむ)にまく けりをつける


心がさわぐ 心にかかる
心をつくす 心を許す
腰(こし)をすえる 腰(こし)を抜かす
小耳(こみみ)にはさむ


さじを投げる さまになる
三拍子(さんびょうし)そろう


舌(した)が回る 舌(した)を出す
舌(した)をまく しっぽを出す
しっぽをつかむ しのぎをけずる
自腹(じばら)を切る 私腹(しふく)を肥やす
終止符(しゅうしふ)を打つ 食指(しょくし)が動く
しらを切る 尻(しり)が重い
尻(しり)が軽い 尻(しり)に火がつく
尻(しり)をぬぐう 白い目で見る
心血を注ぐ(そそぐ) 辛酸(しんさん)をなめる


水泡(すいほう)に帰す(きす) すずめの涙(なみだ)
図に乗る すねにきず持つ
すねをかじる 図星(ずぼし)をさされる
すみに置けない


精が出る せきを切る
席をける 世間(せけん)知らず
世間(せけん)を狭く(せまく)する 背中を向ける
前後を忘(わす)れる 先手(せんて)を打つ


底が浅い 底をつく
底を割る 袖(そで)をしぼる
袖(そで)を引く そりが合わない
そろばんが合う


太鼓判(たいこばん)を押す たががゆるむ
高(たか)をくくる 竹を割る(わる)
だしに使う 立つ瀬(せ)がない
盾(たて)に取る 盾(たて)をつく、盾つく
棚(たな)に上げる 玉をころがす


血がのぼる 血がさわぐ
血も涙(なみだ)もない 血を分けた
力を入れる 力を落とす
力を貸す


つぼにはまる つぶしがきく
つむじを曲げる 面(つら)の皮が厚い


手足を伸ばす 手が空く(あく)
手がかかる 手が切れる
手がつけられない 手がでない
手がとどく 手がない
手が離れる 手塩にかける
手玉に取る 手に汗を握る(にぎる)
手に負えない 手にかける
手に乗る 手も足も出ない
手を打つ 手を貸す
手を切る 手を染(そ)める
手を尽くす 手ならす
手を抜く 手を広げる
手を焼く 手をわずらわす
天狗(てんぐ)になる


頭角(とうかく)をあらわす 峠(とうげ)を越す
堂(どう)にいる とりつく島がない


長い目で見る 鳴かず飛ばず
泣きを見る なぞをかける


煮(に)え湯を飲まされる 二の足を踏む(ふむ)
二の句がつげない 二の舞を演ずる(えんずる)
にらみがきく


熱がさめる 熱にうかされる
根にもつ 根ほり葉ほり
根も葉もない 音(ね)を上げる


のどが鳴る のどから手が出る
のるかそるか


歯が浮く 歯が立たない
白紙にもどす 拍車(はくしゃ)をかける
旗色が悪い 鼻が高い
鼻であしらう 鼻にかける
鼻につく 鼻をあかす
鼻を折る 花を持たす
羽を伸ばす 羽目(はめ)をはずす
歯を食いしばる 腹がすわる
腹が立つ 腹が太い
腹にすえかねる 腹をかかえる
腹をさぐる 腹を割る
はれものにさわるよう


引けを取らない ひざをつき合わせる
ひざを乗り出す ひざを交える
ひじを張る 額(ひたい)を集める
一泡(ひとあわ)吹(ふ)かせる 一旗(ひとはた)あげる
一肌(ひとはだ)ぬぐ 人目につく
人目をしのぶ 人を食う
火に油を注ぐ 火の消えたよう
火の車 日の目を見る
火花を散らす


ふたを開ける 筆が立つ
筆を置く 懐(ふところ)が寒い
懐(ふところ)を肥やす 腑(ふ)に落ちない


弁(べん)が立つ


棒(ぼう)にふる ほぞを固める
ほぞをかむ 骨がある
骨が折れる 骨を惜(お)しむ
本腰(ほんごし)を入れる 本音をはく


魔(ま)がさす 枕(まくら)を高くする
眉(まゆ)につばをぬる 丸くおさめる


水に流す 水を打ったよう
水をさす 身につまされる
耳が痛い 耳が早い
耳にたこができる 耳をすます
脈(みゃく)がない 身を粉(こ)にする


胸(むね)がさわぐ 胸(むね)がすく
胸(むね)をなで下ろす


目が利く(きく) 目がくらむ
目がさめる 目が回る
目がない 目に余る


弓を引く


横車(よこぐるま)を押す


らちがあかない


路頭(ろとう)に迷う


わなにかかる 輪をかける


 以上、こんな感じです。多分他にも色々あるかと思います。といいながらこの掲載されているやつだけでも、意味がわからないものもあるという……自分の浅学非才さを見せつけていく感じですね(涙

先生、先生の性癖はなんですか? ( No.112 )
日時: 2018/02/10 10:53
名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: NbBChBlo)

*私かい? 私は…………ケモナーでありロリコンでありショタコンであり、うなじであり鎖骨であり、腹筋であり太ももであり、Mであり緊縛であり、○○○○○であり○○○○○○であり○○○○○であり○○○○○○○○である!!!!!
 ふっ、まぁ、普通の人間ということだよ。

 普通とは一体……ウゴゴゴゴゴ

 ということで、今回は異常性癖です★ チェキラ!


――――――――――――――――――――――――

*異常性癖(性癖倒錯)とは
 英語でパラフィリア(英語: Paraphilia)と言い、人間の性に関連する行動において、精神医学における病理的な精神疾患と診断される症状(性的嗜好)を指す。なお2013年に出版されたDSM-5の日本語版では、パラフィリア障害群という用語を採用し、それ以前のDSM-IVでは性嗜好異常である。異常性癖と呼ばれることもある。

 広義には、常識的な性道徳や社会通念から逸脱した性的嗜好(せいてきしこう)を指す。ただし、性道徳や社会通念は抽象的な概念であることから、その基準や境界線は時代や文化、個人の価値観によって多様な解釈や定義が存在している。また、それらの多様な解釈や定義が偏見や差別の原因となる場合がある。

 *パラフィリアの主な類型

 前述「語源」の通り、類型用語の末尾に使用される「〜フィリア(- philia)」とは、「〜愛」「〜性愛」などを意味している。また、「〜ラグニア (- lagnia)」とは「〜欲求」「〜願望」などを意味しており、「〜イズム (- ism)」とは「〜主義」や「〜崇拝」などの意味を持つ英語の接尾辞である。何れも、実用上の意味合いに大きな差はなく、和訳の際も「〜偏愛」「〜嗜好」などといった言葉と共に様々に翻訳されているのが現状である。また、日本では「〜プレイ (- play)」と称して「〜行為」そのものを意味する外来語として普及しているような場合もある。この項目の日本語訳では、便宜的に「〜性愛」で統一した。

一旦区切ります

やばい、制限に絶対引っかかりそう ( No.113 )
日時: 2018/02/10 10:55
名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: NbBChBlo)

 主な分類一覧

┣外見
┃ ┣Anasteemaphilia(アナスティーマフィリア)【身長差性愛】
┃ ┣Autonepiophilia(オートネピフィリア)【赤ちゃん扮装嗜好】
┃ ┣Eonism(エオニズム)【異装症】…異性の服装をしたがる
┃ ┣Gerontophilia(ジェロントフィリア)【老人性愛】
┃ ┣Maieusiophilia(メイユーシオフィリア)【妊娠性愛】
┃ ┣Microphilia(ミクロフィリア)【矮人嗜好】
┃ ┣Xenophilia(ゼノフィリア)【赤の他人性愛】
┃ ┃
┃ 女の子
┃  ┣Nepiophilia(ネピオフィリア)【幼児性愛】…乳~幼児が対象。
┃  ┣Nymphophilia(ニンフォフィリア)【小児性愛】…子供が対象。
┃  ┗Pedophilia(ペドフィリア)【少女性愛】…思春期の少女が対象
┣部位
┃ ┣Nasophilia(ナソフィリア)【鼻腔愛好】
┃ ┣Oculophilia(オキュロフィリア)【眼球愛好】
┃ ┣Odontophilia(オードントフィリア)【歯牙愛好】
┃ ┣Phallophilia(ファルフォフィリア)【ファルス愛好】…異常な長さや、持続時間が長い男性器
┃ ┣Podophilia(ポドフィリア)【脚愛好】
┃ ┣Pygophilia(ピゴフィリア)【臀部愛好】
┃ ┣Trichophilia(トリコフィリア)【毛髪性愛】
┃ ┣Philia(パイゴフィリア)【尻愛好】
┃ ┗Maiesiophilia(メイシオフィリア)【巨乳嗜好】
┣人外
┃ ┣物
┃ ┃┣Acousticophilia(アコースティッコフィリア)【音響愛好】
┃ ┃┣Agalmatophilia(エグアルマトフィリア)【彫像愛好】
┃ ┃┣Choreophelia(コーリオフィリア)【舞踏愛好】
┃ ┃┣Coprolalia(コプロラリア)【猥褻語多用癖】
┃ ┃┣Dendorophilia(デンドロフィリア)【樹木愛好】
┃ ┃┣Doraphilia(ドーラフィリア)【皮革愛好】
┃ ┃┣Espectrophilia(エストペクトロフィリア)
【鏡越し嗜好】…鏡に映ったものに
┃ ┃┣Hierophilia(ヒエロフェリア)【聖物愛好】
┃ ┃┣Mysophilia(マイソフィリア)【汚物愛好】…汚れた下着とか匂いのする靴下とかが好きな人
┃ ┃┣Pediophilia(ペディオフェリア)【人形愛好】
┃ ┃┣Pygmalionism(ピグマリオニズム) 【偶像愛】
┃ ┃┣Pyrophilia(ピロラグニア)【火炎愛好】
┃ ┃┣Siderodromophilia(サイドロドロモフィリア)【列車愛好】
┃ ┃┗Sitophilia(シトフィリア)【食物愛好】…性的な目的のために食べ物を利用する
┃ ┣生物
┃ ┃ ┣Arachnephilia(アラクネフィリア)【蜘蛛愛好】
┃ ┃ ┣Bestialsadism(ビースティアルサディズム)【加虐的動物性愛】
┃ ┃ ┣Pseudozoophilia(スードウズーフィリア)【疑似獣カン】猫耳等
┃ ┃ ┣Spectrophilia(スペクトロフィリア)【霊体愛好】…霊、天使、神などとの妄想
┃ ┃ ┗Zoophilia(ズーフィリア)【動物性愛】
┃ ┗死体
┃   ┣Pseudonecrophilia(シュムドネクロフィリア)【擬似死体性愛】…死体のふりしてもらって
┃   ┗Necrophilia(ネクロフィリア)【死体性愛】
┃     ┣Cannibalism(カニバリズム)【食人症】
┃     ┣Vampirism(ヴァンパリズム)【吸血症】
┃     ┗Leichenschaendung(???)【屍カン症】


┣分泌物
┃ ┣Coprophilia(コプロフィリア)【嗜糞症】
┃ ┣Emetophilia(エメトフィリア)【嘔吐愛好】
┃ ┣Haematophilia(ヘマトフィリア)血に性的興
┃ ┣Hygrophilia(ハイグロフィア)【分泌液愛好】…唾、汗、経血等
┃ ┣Lactaphilia(ラクタフィリア)【乳汁愛好】
┃ ┣Menophilia(メノフィリア)【生理血嗜好】
┃ ┣osphresiolagnia(オスフレジオラグニア)【体臭愛好症】
┃ ┣Salirop
hilia(ソルティフィリア)【塩気愛好】
┃ ┗urolagnia Urophilia(ウロラグニア)【嗜尿症】
┣シチュ
┃ ┣Amaurophilia(アムロフィリア)【盲目愛】…目隠しして
┃ ┣Candaulism(カンダウリズム)【パートナーの裸体を第三者にさらし愛好】
┃ ┣Dysmorphophilia(ディスモーフォフィリア)【奇形愛好】
┃ ┣exhibitionism(エクシビジョニズム)【露出狂】
┃ ┣Incest(インセスト)【近親愛】
┃ ┣Narratophilia(ナレートフィリア)【ナレーション愛好】
┃ ┣Normophilia(ノーモフィリア)【正常愛好】
┃ ┣Nosophilia(ノソフィリア)【病気愛好】
┃ ┣Ochlophilia(オクロフィリア)【群集愛好】
┃ ┣Phobophilia(フォボフィリア)【恐怖愛好】
┃ ┣Polyterophilia(ポリテロフィリア)【過剰愛好】…何人もの相手と連続性行為
┃ ┣Symphorphilia(シンフォフィリア)【大規模自然災害フェチ】
┃ ┣Timophilia(ティモフィリア)【財産愛好】
┃ ┣Troilism (トロイリズム)…【パートナーと他人の性行為観察愛好】
┃ ┣Zelophilia(ゼロフィリア)【嫉妬愛】
┃ ┣Vorarephilia(ボレアフィリア)【食うか食われるかの殺戮愛好】
┃ 場所
┃  ┣Acrophilia(アクロフィリア)【高所愛好】
┃  ┣Agoraphilia(アゴラフィリア)【広場愛好】
┃  ┣Claustorophilia(クラストロフィリア)【閉所愛好】
┃  ┗Hodophilia(ホドフィリア)【旅行愛好】
┣ 窃視症
┃ ┣Scopophilia(スコポフィリー)…他人の着替えに性的に興奮
┃ ┣Scoptlagnia(スコプトラグニア)…他人の性的な行為を見ることに性的に興奮
┃ ┣Scoptophilia(スコプトフィリア )…同意の上で他の人の性器や性行動を見て性的に興奮
┃ ┗Mixosopic zoophilia(ミクソスコピック・ズーフィリア)【獣交窃視症】
┣傷
┃┣Acrotomophilia(アクロトモフィリア)【手足切除者愛好】

┃┣Algophilia(アルゴフィリア)【苦痛愛好】
┃┣Altocalciphilia(アルトカルシフィリア)【靴で踏まれ愛好】
┃┣Apotemnophilia(アポテムノフィリア)【肉体欠損嗜好】
┃┣Asphixiophilia (アスファイフィリア)【低酸素愛好】
┃┣Autoassassinophilia(オートアサシノフィリア)【自己暗殺愛好】…自虐的な死を想像して興奮
┃┗Tanatophilia(タナトフィリア)【死連想愛好】
┣行動
┃ ┣Clismaphilia(クリスマフィリア)【浣腸愛好】
┃ ┣Harmatophilia(ハーマトフィリア)【失態愛好】
┃ ┣Harpaxophilia(ハーラパークソフィリア)【強盗愛好】
┃ ┣Homilophilia(ハミロフィリア)【説教愛好】
┃ ┣Hybristophilia(ハイブリストフィリア)【不法行為愛好】…犯罪者に興奮?
┃ ┣Kleptophilia(クレプトラグニア)【窃盗愛好】
┃ ┣Pecattiphilia(ペックアティフィリア)【罪科愛好】…犯罪を犯すことで興奮
┃ ┣Phygephilia(フィジャフィリア)【逃亡愛好】
┃ ┣Somnophilia(サムフェリア)【睡眠愛好】
┃ ┗Taphephilia(タフェフィリア)【埋葬愛好】
┗直性欲
  ┣Biastophilia(バイストフィリア)【強カン愛好】
  ┗Deflorantism(デフロランティズム)【破瓜症・処女凌辱症】

 これにて終了です。

もう終わりだあぁぁぁぁ(涙 ( No.114 )
日時: 2018/02/11 20:23
名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: rRJPPjQY)

*このスレのタイトルに意味なんてないって、それ一番私の中で言われてるからぁ!


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

*神話とは

 人類が認識する自然物や自然現象、または民族や文化・文明などさまざまな事象を、世界が始まった時代における神など超自然的・形而上的な存在や文化英雄などとむすびつけた一回限りの出来事として説明する物語であり、諸事象の起源や存在理由を語る説話でもある。このような性質から、神話が述べる出来事などは、不可侵であり規範として従わなければならないものとして意義づけられている。

 英語のMythology(ミソロジー)には「物語としての神話」と「神話の研究」のふたつの意味がある。例えば「比較神話学」(comparative mythology)は異なる文化圏の神話を比較研究する学問であり、一方で「ギリシア神話」(Greek mythology)とは古代ギリシアの神話物語の体系を指す。単語「myth」は口語にてしばしば「誤った根拠」を指して使われるが、学問的に使われる場合は、その真偽を問うことは無い。民俗学では、神話とは世界や人類がいかにして現在の姿となったかを説明する象徴的な物語と定義されるが、他の学問分野では単語「myth」の使い方が異なり[、伝統的な説話を広く包括する意味合いを持たせている。

比喩的な用法では根拠も無く絶対的事実だと思われている事象を例えて用いる言葉にも使われ、「日本の『安全神話』(safety myth)が崩れた」といった例で使われる場合もある。これらは、現実が隠蔽され、人々の考え方や行動が何かしら誤った方向に固定化してしまった「常識」とも言える。


*神話の本質

 ギュスターヴ・モロー1868年作『プロメテウス』。最初のプロメテウス神話はヘシオドスの証言にあり、それはアイスキュロスの筆と思われる悲劇的な三部作形式に纏められた。神話の共通テーマ「火」を代表する物語である。

*典型的な特徴

 神話の主要登場人物は神や超自然的なヒーローが多い。支配者や聖職者は神話を神聖なものとして是認し、宗教と密接に関係させることがあり、そのような社会では神話は遠い昔の「真実の物語」とみなされる。実際に、多くの社会では古い物語を二つに、すなわち「実話」として語る神話と、「嘘の話」である寓話とに区分している。神話は一般的に、世界が現在の形をなす前の根源的な時代のことを描写し、そこで世界がどのようにして今の有り様となったか、そしてさまざまな習慣や社会組織、さらに禁忌がどうして成り立ったかを説明する。

*伝説・昔話

 神話はストーリーを持つ物語の形式で、人間を取り巻く様々なものについての過去の出来事を語る。このようなモチーフは伝説や昔話でも扱われるが、これらと神話とは密接に関連するものの学問用語として明瞭に区分されている。

 神話は始原的な出来事を伝えるものに対し、伝説・昔話は過去のある時点の出来事について語られる。また、単一の事象を伝える点では神話と伝説は似ており、伝説は神話同様真実を伝える物語と受け取られるが、基本的に固有名詞を持つ人物を主人公とし、その活躍した場所も限定され、時代も世界がほぼ現在のように様相が固まった後を舞台とする[17]ため歴史的記載に近く、神話のような広い対象の根源になるものではなく、神聖的性格も帯びてもいない。主人公も神話のような神や超人ではなく、あくまで人間が主役となっている。

 昔話は異なる時と場所で何度か起こった出来事の典型を表す話であり、真実を表現したものではないか、もしくは神聖な物語ではないものと認識される。例えば『桃太郎』も、鬼退治はどこでも起こりうる争乱の数ある一つと捉えることが出来るため、神話とも伝説とも異なる性格を持つ。

 神話・昔話・伝説の3つは伝統的な古い説話を区分する手段に用いられるが、これを物語る各文化では必ずしも厳密な線引きが出来ている訳ではない。文化圏によっては神話と伝説に明瞭な差異を持っていないところもあれば、ひとつの同じ説話についても、ある集団はそれを真実と捉えてそれゆえ神話と考え、別の集団は虚構と捉えてそれは昔話と考えるような場合もある。神話が宗教の一部に組み込まれたような状態では昔話的な特徴が強調されて、登場人物も人間の英雄や巨人や妖精などへ再解釈されてしまう。

ただし神話・昔話・伝説は伝統的な古い説話を分類するほんの一部分でしかなく、これら以外にも逸話やジョークのようなものもある。さらには古い説話そのものも民俗学の一分野でしかなく、他にも舞踊や伝統装束、音楽など多岐に渡る。


*父権制の成立と神話

 神話と墳墓のシンボルとの関係を調べたJ・J・バッハオーフェンは、1861年の著作『母権制』にて、神話は母権制社会が父権制へ変遷する過程で構築されたと論説した。その段階を、初期の乱婚制母系社会から一夫一妻制を経て大地母神・デーメーテール型の母権へと変わり、やがて古代ギリシア・ローマを典型とする父権優位型神話体系が成立したと述べた。ここには根底に、母親は自ずと母親たりえるが、父親がアイデンティティを持つには説明が不可欠で、この主張のために神話が創られたという。

 この背景が影響し、神話の女神や女性に見られる性質には、男性側の観念が反映した要素がある。ひとつはギリシアのアルテミスやインドのドゥルガーのような豊穣がある。ただしそこには単に恵みをもたらすのみならず、全てを呑み込むような過剰な部分も併せ持つ。他にも処女と母親という相反する性質の同居があり、日本のアマテラス、ギリシアのアテーナーそしてキリスト教の聖母マリアらがこの例に当たる。これも男性が女性に抱く理想が反映し、後に難しい理屈をつけたものと言える。

*エウヘメリズム

 ひとつの理論として、神話とは歴史的な出来事が歪められて説明されたものという考えがある。これによると、語り部が歴史的な出来事を繰り返し何度も詳述するうちに、登場人物が神格化され神話が成立したという。例えば、風の神アイオロスの神話は、ある王が臣下に帆を使い風を読むよう命令した故事が発展したものという解釈がある。紀元前5世紀のヘロドトスとプロディコスも同様の主張をしており、このような考え方は紀元前320年頃の小説家で、ギリシア神話の神々は人間の伝説が変化したものと主張したエウヘメロス(en)にちなみエウヘメリズムと言う。

*寓話

 神話は寓話を元にしているという説がある。それによると、アポローンは火、ポセイドーンは水と言った具合に自然現象を扱う寓話が神話に変化したという。また哲学的概念や霊的概念を表す寓話を元にした神話もあり、例えばアテーナーは賢明な判断、アプロディーテーは願望を示すという。19世紀のサンスクリット文献学者のフリードリヒ・マックス・ミュラーは神話の寓話的理論を纏め、当初神話は自然を語る寓話として形成されたが、やがて文字通りに解釈するようになったと主張した。例えば、「raging」という表現は元々は海が「荒れ狂う」ことを表現していたが、これがやがて海を司る神の「激怒する」性格を現すようになったと言う。

*擬人化

 いくつかの考察によれば、神話は無生物や力の擬人化という説もある。それによれば、古代の崇拝は炎や空気などの自然現象に向けられ、徐々にこの信仰対象が神に変化したという。例えば、神話的思考論(en)によれば古代人は何を見るにしても単なる物ではなく人格を帯びているという見方を持っていたという。したがって自然現象はそれぞれの神の所業であると考え、その思考が神話形成へ繋がったと主張している。

*神話と儀式の関係

 儀式との関連を解説した神話‐儀式理論の極端な説では、神話とは儀式を説明するために作られたという。聖書学者のウィリアム・ロバートソン・スミス(en)によって提唱されたこの主張では、古代人が何らかの目的を持って儀式を始めた時には神話とは何ら関係が無かった。しかし時が過ぎ元々の目的が忘れ去られたときに、人々はなぜ儀式を行うかを説明するために神話を創り出し、それを祝するためという理由で儀式を行うようになったという。
 人類学者のジェームズ・フレイザーも似通った説を唱え、古代人の信仰は人智が及ばぬ法則を信じることで始まり、やがてそのような感情を失ってしまった際に神話を創り出し、それまで行っていた魔術的な儀式を、神を鎮める儀式にすりかえたと主張した。

 しかし現在では、神話と儀式の関係には普遍的な判断をつけずそれぞれの民族ごとに判断すべきという意見で一致している。儀式が先行し後に神話が作られたというフレイザーらの説を立証する証拠はほとんど見つからず、逆にアメリカインディアンのゴースト・ダンスの例のように神話が先行して存在し、儀式は神話の補強として発達する例が多い。

*神話の変化や統合

 民族や文化を単位に生まれる。古代、小規模であったこれらの単位は征服や統合を通じて集合し、やがては国家単位の大きな統一的文化・文明へと発展した。これに伴い神話も段階的にまとまり、体系付けられた。松村武雄はこれら神話の統合された構成について、「横に展開」と「縦に展開」とに分類し、前者の例としてギリシア・ゲルマン・ケルトなど西ヨーロッパの神話が網のように存在する状態を示し、後者の例として日本の天孫系神話を挙げている。

 中国の神話はこのような体系化がなされず断片的・孤立的なところを特徴とするが、個別の神話の中には三皇五帝に見られる3つの異なる大洪水があるように「横に展開」や「縦に展開」に相当する箇所もある。これらは、神話が固定化した時期に当該地域がどのような政治的・文化的な体系を成していたかが影響し、中国は例外的に神話が統合されない傾向にあった可能性が考えられる。

1レスで終わるとか久しぶりだよ…… ( No.115 )
日時: 2018/02/11 20:38
名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: rRJPPjQY)

*宗教とは

 般に、人間の力や自然の力を超えた存在を中心とする観念であり、また、その観念体系にもとづく教義、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のことである。

*宗教の広がり

 世界の宗教の信者数は、キリスト教約20億人(33.0%)、イスラム教(イスラーム)約11億9,000万人(19.6%)、ヒンドゥー教約8億1,000万人(13.4%)、仏教約3億6,000万人(5.9%)、シク教約3,000万人、ユダヤ教約1,400万人(0.2%)、その他の宗教約9億1,000万人(15.0%)、無宗教約7億7,000万人(12.7%)である。

 一般に、キリスト教、イスラム教、仏教は世界宗教とよばれ、人種や民族、文化圏の枠を超え広範な人々に広まっている。また、特定の地域や民族にのみ信仰される宗教は民族宗教と呼ばれ、ユダヤ教や神道、ヒンドゥー教などがこれに分類される。

*語源

 日本語の「宗教」という語は、仏教学者の中村元によると、仏教に由来する。仏教において、「宗の教え」、つまり、究極の原理や真理を意味する「宗」に関する「教え」を意味しており、仏教の下位概念として宗教が存在していた。幕末期にReligionの訳語が必要となって、今でいう「宗教」一般をさす語として採用され、明治初期に広まったとされている。宗教は、キリスト教をイメージする用語として受容され、日本人の宗教のイメージに大きな影響を及ぼした。

 原語のほうの英語 Religion はラテン語のreligioから派生したものである。religioは「ふたたび」という意味の接頭辞reと「結びつける」という意味のligareの組み合わせであり、「再び結びつける」という意味で、そこから、神と人を再び結びつけること、と理解されていた。

 磯前順一によれば、Religionの語が最初に翻訳されたのは日米修好通商条約(1858年)においてであり、訳語には「宗旨」や「宗法」の語があてられた。他にもそれに続く幕末から明治初頭にかけての間にもちいられた訳語として、「宗教」、「宗門」、「宗旨法教」、「法教」、「教門」、「神道」、「聖道」などが確認できるとする。
 このうち、「宗旨」、「宗門」など宗教的な実践を含んだ語は「教法」、「聖道」など思想や教義の意味合いが強い語よりも一般に広くもちいられており、それは多くの日本人にとって宗教が実践と深く結びついたものであったことに対応する。「宗教」の語は実践よりも教義の意味合いが強い語だが、磯前の説ではそのような訳語が最終的に定着することになった背景には、日本の西洋化の過程で行われた外交折衝や、エリート層や知識人の価値観の西欧化などがあるとされる。

 「宗教」の語は1869年にドイツ北部連邦との間に交わされた修好通商条約第4条に記されていたReligionsübungの訳語に選ばれたことから定着したとされる。また、多くの日本人によって「宗教」という語が 現在のように"宗教一般" の意味でもちいられるようになったのは、1884年(明治17年)に出版された辞書『改定増補哲学字彙』(井上哲次郎)に掲載されてからだともされている。

*定義

 「宗教とは何か」という問いに対して、宗教者、哲学者、宗教学者などによって非常に多数の宗教の定義が試みられてきたとされ、「宗教の定義は宗教学者の数ほどもある」といわれるとされる。代表的なものだけを取り上げただけでもかなりの数になるとされ、例えば、ジェームズ・リューバ(英語版)の著書の付録には48の定義およびそれに関するコメントが書かれており、日本の文部省宗務課がかつて作成した「宗教定義集」でも104の定義が挙げられているといい、その気になればさらに集めることも難しくはないという。

*リューバによる定義の分類

 アメリカの心理学者であるリューバは宗教についての多数の定義を三つのグループに分類している。すなわち、主知的(intellectualistic)な観点からの定義、主情的(affectivistic)な観点からの定義、主意的あるいは実践的(voluntaristic or practical)な観点からの定義の3つである。
 主知的な観点からの定義代表例で古典的な定義の例としてはマックス・ミューラーによる「無限なるものを認知する心の能力」が挙げられる。比較的近年のそれでは、クリフォード・ギアツによる「存在の一般的秩序に関する概念の体系化」がある。主情的な観点からの定義シュライエルマッハー(F.E.D.)による「ひたすらなる依存感情」。マレット(Marett, R.R.)なども他の学者などにみられる合理主義な観点を批判しつつ、宗教の原型を情緒主義(emotionalism)から論じたという。主意的あるいは実践的な観点からの定義C.P.ティーレによる「人間の原初的、無意識的、生得的な無限感覚」というものがある。
 『世界宗教事典』では上記のリューバの分類・分析を踏まえ、また、宗教を成立させている基本要素が超絶的ないし超越的存在(神、仏、法、原理、道、霊など)をみとめる特定の観念であることを踏まえつつ、宗教とは人間の力や自然の力を超えた存在を中心とする観念であり、その観念体系に基づく教義、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団であるとまとめている。

 『世界宗教事典』での上記の定義のまとめに沿って、もう少し具体的な例も含めて示せば、宗教とは、超越的存在(神、仏、法、原理、道、霊など)についての信念、超越的なものと個人の関係、超越的なものに対する個人の態度(信仰など)、信仰に基づいた活動(礼拝、巡礼など)、組織・制度(教会、寺社制度など)、信者の形成する社会、施設(教会堂、モスク、寺院など)等々である。

*そのほかの定義

 広辞苑では、神または何らかの超越的絶対者あるいは神聖なものに関する信仰・行事、との定義を掲載した。
宗教法人格を取得している物を宗教とする定義もあり、一般社団法人である「実践倫理宏正会」や「倫理研究所」、公益財団法人である「モラロジー研究所」、公益社団法人である「調和道協会」などは「宗教ではない」という立ち位置である。逆に、法律上は宗教法人でありながら「宗教ではない」という立場をとる団体には「崇教真光」、「世界真光文明教団」、「道ひらき」などがある。

*宗教の表現形式

 宗教はさまざまな表現形式を通して時間や空間を超えて伝えられている。神話や伝説、教典の内容や教義は口伝や詠唱、詩、書物を通して伝えられる。また、通過儀礼や年中行事などの儀礼を通して伝えられる場合や、生活習慣や文化の中に織り込まれる場合もある。食事の際に生産者や自然に感謝をする場合などがこれにふくまれる。

 また、絵画や彫刻などの芸術、音楽、舞踏、建築などを通して伝えられる場合もある。

宗教の大分類

 一神教と多神教、汎神論
 民族宗教と世界宗教
 伝統宗教(既成宗教)と新宗教(新興宗教)
 自然宗教と創唱宗教
 アニミズム・アニマティズム・シャーマニズム・トーテミズム

*日本の主な宗教問題

 政教分離の原則とその解釈、適用範囲 靖国神社問題
 キリスト教徒の自衛隊員の護国神社合祀、およびその遺族による取り下げ要求の拒否
 自民党・民進党の支持団体に宗教団体が含まれる問題
 統一教会と一部の保守政治家(自民党・民主党など)の関係
 公明党と創価学会が政教一致であるとされる問題
 宮津市清め塩啓発問題

 宗教と学校教育(教育基本法九条の改正をめぐる議論など)
 信教の自由と人権(人権尊重と人権侵害をめぐる議論、あるいは新宗教をいかに処遇するかについての議論、エホバの 証人の輸血・武道教育拒否問題に見られる子どもの人権と教義の衝突など)
 一部の宗教団体、およびその構成員による触法・犯罪行為(オウム真理教、摂理など)


Re: 題名が迷子なスレッド ( No.117 )
日時: 2018/02/26 23:23 
名前: ゆっきぃ@貞子◆EEpoFj44l.

 こんばんは。お久し振りです 私です()
 まともなお話させて頂くのは随分久しい気がしますので(5ヶ月位?)、今度こそはお忘れないようによろしくお願いします。馬鹿やっていた私ももう中学生になります。
なんか年取った気がします。今年もよろしくお願いします。

Re: 題名が迷子なスレッド ( No.119 )
日時: 2018/02/27 00:15 
名前: 貞子◆EEpoFj44l.

 ありがとうございます。なんだかもう中学校生活に飽き飽きしてる気分なのでこれからが億劫です……。物忘れがひどくなったし不注意の怪我とか増えたし。自覚症状ありまくりです。
 ……私が入りづらい空気作ってるのか。タイトル変更しよう。おやすみなさい。

Page: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 全レス