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【東方】『吸血鬼異変』【第1章】
日時: 2017/02/21 21:48
名前: 語り手 (ID: VN3OhGLy)

スペルカード制定の原因となった
『吸血鬼異変』

これはその異変に挑んだ先代の巫女とスキマ妖怪の物語…




※ルール
1.オリキャラはありですがチート厳禁。
2.アンチと判断され、警告を聞かなかった場合はそれ以降スルーします。
3.カキコのルールを守る。
4.必要以上の確定ロルの使用は禁止。
5.荒らしはスルーして管理人に報告して下さい。
6.主は先代巫女と八雲紫をやりますが、他にやりたい方がいましたら譲ります。
7.死ネタ有りです。
8.スレ主が淡々と一人で進めているかもしれませんが、参加したい方がいましたら、参加者の方に合わせて物語を進めます。

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Re: 【東方】『吸血鬼異変』【第1章】 ( No.189 )
日時: 2017/04/04 22:21
名前: キリサメ (ID: 623RRxoX)

リヒト「...は...」

目の前のグロテスクな光景よりも、「お父様」と目を輝かせながらこちらに振り返った事に驚きを隠せないでいる...

ルフレ「...うっ...」

ルフレは目の前に広がるとても正気とは思えない拷問器具と付着した血を見て軽く吐き気を催す

リヒト「...フラン...
...お前...何があった...?」

Re: 【東方】『吸血鬼異変』【第1章】 ( No.190 )
日時: 2017/04/05 03:18
名前: 絶望の闇夜に抗う者達 (ID: np9E8xX1)

【探索サイド】


フラン「……?
貴方達は誰?お父様は?」

レミリア「…………!!?」

父のヴァルターではないと知ると、悲しそうに顔を伏せたフランの体には、吸血鬼でなければ、幾億と死んでいたであろう程の拷問の後が痛々しく刻まれており、フランの左目は抉り取られ、右腕を引きちぎられ、凄惨な姿になっているにも関わらず、彼女の言動からそれを行った張本人であるヴァルターを愛しているのだとわかる……

フランドールは、生まれてから直ぐに地下に閉じ込められていたため、リヒト達のことはおろか、この凄惨な拷問室の外の世界すら知らなかった……

幽閉されてフランドールにとって、ヴァルターこそが、世界の全てであり、例え拷問され、苦痛を味わっても、ヴァルターを信じ、愛し続ける以外の考える機会すら与えられなかった……

彼女にとって、ヴァルターこそが全てであり、レミリア達のように外の世界や自由を知らないため、憎悪する事すら知らない……




【苦痛と歪愛しか知らず、生まれた時から全てを奪われていた悲しい吸血鬼……】

Re: 【東方】『吸血鬼異変』【第1章】 ( No.191 )
日時: 2017/04/05 03:45
名前: キリサメ (ID: 623RRxoX)

リヒト「...ッ!!
ヴァルターの野郎ォ...ッ!!」

リヒトは強く歯噛みし、ヴァルターへの憤怒と、何も出来なかった自分への怒りが見て取れる

ルフレ「これが実の娘への所業とは...!
もはや狂気という言葉でさえ霞んで聞こえます」

ルフレもヴァルターへの怒りを顕にする

リヒト「...良いか?
...俺はお前の兄、リヒトだ。
俺達の父親、ヴァルターは間違っている...!
...痛かっただろう?苦しかっただろう...?
俺達に着いてこい。お前を助けてやる...!」

Re: 【東方】『吸血鬼異変』【第1章】 ( No.192 )
日時: 2017/04/05 04:25
名前: 絶望の闇夜に抗う者達 (ID: np9E8xX1)

【探索サイド】

フラン「……嫌だ!
お父様がここにいろ、って言っていたの。
ちゃんと良い子で待っていたらお父様が私に触れてくれるのよ。」

フランは地下室から出る事を頑なに拒み、ボロボロの体に、何度も蹴られた事によって出来た、幾つもの痣を見て、幸せそうに言う……

彼女にとって、ヴァルターに殴られたり蹴られる事は恐れる事ではなく、むしろ至上の喜びにされているようで、ヴァルターがどれだけフランを蹂躙し、虐げて来たのかがよく分かる……




キルキス「……無駄よ。」

地下室の扉の外には、両手を組んだリヒト達の妹のキルキスがいつの間にか壁にもたれかかかるようにして立っている。

彼女は、攻撃したり妨害しようとはしていないものの、フランを救おうとするリヒト達に「無駄」だと告げる……

Re: 【東方】『吸血鬼異変』【第1章】 ( No.193 )
日時: 2017/04/05 06:54
名前: 絶望の闇夜に抗う者達 (ID: np9E8xX1)

【激突】


ヴァルター『周囲の我が下僕達を一人が食い止めているとは言え、まさか単身でこの私に挑む者がいるとはな……』
【災禍「ダークネス・インパクト」】
ゴオオオオオオオオオオッ

先代巫女「生憎、他の連中は害虫退治で忙しいのよ。」
シャッ

ヴァルターが右腕を前に突き出し、配下もろとも、前方の超広範囲を消し飛ばす黒い衝撃波を放つも、先代巫女はそこ黒い衝撃波の内の自分に迫る一部を虹色に輝く霊気をぶつけることで相殺し、ヴァルターに接近し、勢い良く右腕を振るう。



ドゴン
ビリビリビリビリビリビリビリビリッ
ヴァルター『幻想郷とは東の果てにある辺境の地であり、私の敵ではないと思っていたが……
それは些か過小評価だったかもしれないな。』

ヴァルターの禍々しい魔力を宿した右足の蹴りと、先代巫女の神々しい霊力を宿した右腕の拳が衝突し、周囲の大気そのものが激しく震え、紅魔館の全ての窓ガラスが粉々に砕け散り、霧の湖に大きな波が発生する……




《残り2分》

Re: 【東方】『吸血鬼異変』【第1章】 ( No.194 )
日時: 2017/04/07 03:33
名前: キリサメ (ID: 623RRxoX)

[しばらく来れなくてすみません!]

リヒト「...キルキスか。
...こうなる事は少しは予想したが...
こいつは予想以上だ...一種のマインドコントロールじみた事になってやがる」

リヒトがキルキスの方に向き直る

リヒト「...あと少ししたら博麗の巫女が何かやらかすらしい。その余波は恐らくこの場所まで届く
少なくともそれから守れたらその後に色々と考えられるんだが...」

Re: 【東方】『吸血鬼異変』【第1章】 ( No.195 )
日時: 2017/04/07 04:18
名前: 絶望の闇夜に抗う者達 (ID: VN3OhGLy)

【探索サイド】


キルキス「フランは生まれた頃から、あのヴァルター以外の全てから隔絶され、あの男に服従する以外の選択の余地やきっかけすら与えられなかった……
ここまで長い間、幼少期から刷り込まれた記憶や思考を変える事は私達には出来ない……」

キルキスはヴァルターの帰りを待ち続ける、純粋なままに歪愛を植え付けられてフランドールを見て、半ば助ける事を諦めたように、自分達ではフランドールの中のヴァルターの影響を消したり変える事が出来ないと呟く……




キルキス「……兄様はこの周囲の時間を止めて、この辺りだけ幻想郷から空間を隔離させてその力が及ばないようにしておいて。
私は…………」
パチンッ

死霊『ケケケケケ……』
ズズズズズズズズズズズズズズズズズズッ

キルキス『私はこの死霊を盾にして貴方達からその力を防ぐわ。』

キルキスは軽く指を鳴らすと、周囲の物陰から無数の骸骨の姿をした死霊の大群が不気味に笑いながら現れる。



【いえいえ〜、お気になさらず〜。
(*´ω`*)】

Re: 【東方】『吸血鬼異変』【第1章】 ( No.196 )
日時: 2017/04/07 06:02
名前: キリサメ (ID: 623RRxoX)

リヒト「...あぁ。分かった。
ヴァルターに勘づかれるかも分からんがな」

地下空間の時を止め、周囲から完全に隔離する
あくまで空間のみを停止させており、能力の発動中でも問題なく活動できる

リヒト「...少し見たが博麗の巫女の力は尋常では無いな...単純な力も霊力も桁が違う」

Re: 【東方】『吸血鬼異変』【第1章】 ( No.197 )
日時: 2017/04/07 09:59
名前: 絶望の闇夜に抗う者達 (ID: VN3OhGLy)

【探索サイド】


キルキス「ええ……
あのヴァルターとここまで戦えた奴なんて、私でも始めて見たわ。」

リヒトが時空間の隔離を行うと、使役した死霊達をレミリアやフランドール、ルフレ、そして自分達の周囲を守る壁のように展開し、キルキスが防御態勢に入りながら、

自分達にとって、外の世界の人魔にとって恐怖の対象以外の何者でもない、強大無比な力を有した化物であるヴァルターとここまで戦えているのは、長年ヴァルターの護衛として傍にいたキルキスでさえ見たことが無いと言う。



《残り1分》

Re: 【東方】『吸血鬼異変』【第1章】 ( No.198 )
日時: 2017/04/07 10:28
名前: 絶望の闇夜に抗う者達 (ID: VN3OhGLy)

【激闘】


ドゴッ
ガッ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ

先代巫女とヴァルターは天狗やスーパーヴァンパイア達を遥かに凌ぐスピードで、鬼をも凌ぐパワーを振るい、紅魔館の上空だけに納まらず、霧の湖の上空で激しい攻防を繰り広げている。



先代巫女「はああああああ!!!」
ゴッ
ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオッ

先代巫女が渾身の力を込めてヴァルターに向けて拳を突き出すと、霊気の塊が光線のように放たれ、直線上の高位吸血鬼達や人狼軍団を瞬時に浄化し、ヴァルターを呑み込む……



ヴァルター『ハッハッハッ!良いぞ、もっと楽しませてみよ!!』
ギュオッ
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ

先代巫女の放った霊気砲を耐えきったヴァルターが右手に漆黒の魔法陣を展開し、先代巫女に向けて暗紫の魔光線を解き放ち、先代巫女を呑み込んで地上に当たり、霧の湖の一角が消し飛び、巨大なクレーターになり、まるで滝のようにそのクレーターに湖の水が落ちて行っている……


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