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闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】
日時: 2017/03/08 21:52
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

ある村に、身寄りのない子供達が集まる神社があった……
その神社の名前は  「赤木神社」 (みずきじんじゃ)
血縁関係を重視せず全ての子供達は、家族として育てられた。
表と裏を合わせ持つこの神社は、昔から神隠しが起こると言われている。

ある街中に、少し寂れた煉瓦造りの店がある。裏と表の狭間……
そこに足を踏み入れる者は、裏か表か……果たしてどちらか?


(バトルや、シリアスもあります。)
※グロ注意
この物語は、不思議な店に足を運ぶお客様を募集しております。
情報提供、迷い猫探し…等様々な事柄を承っております。

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闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.64 )
日時: 2017/04/09 14:28
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

[桃]「おぉ!さすが神出鬼没のマジシャン!」応客室には誰もいないというのに
思わず拍手してしまう桃。
[桃]「次のお客様~!」と応客室の入口から声をかける。
そこにはさっきとは別人の明るい雰囲気の少年がいた。
[橙]「…。久しぶりだな。桃。」優美に微笑む少年。
彼の特技は 演技全般。
[橙]「神出鬼没の情報屋から言われるのはどうなんだろうな?」
先程いた場所から応客室の会話は聞き取れない距離だ。つまり、彼は今までの会話を予測して話ていた。
[桃]「…。七不思議広がってるんだね!確か一つ目だったよね!」
面白そうに笑う桃。
[橙]「はぁー。予知してるって言う噂か。お前の場合ただの勘に近いだろう?」
苦笑しながら言うお客様は、どことなく嬉しそうだ。
[桃]「えーと。確か性格さえ不明とか!面白いよね!」 無邪気に言う桃。
[橙]「あぁ。面白いな。…で、広めたのは?」
一気に声のトーンを下げる。核心を突くように鋭く問う。
[桃]「どう思う?橙は…。」妖艶に微笑む桃は別人の様に問う。
[桃]「私が広めたか、他の誰かか…。どちらのピースだと思う?」
[橙]「…。最初に七不思議を作ったのは別人だろうが、広めたのはお前だと思う。」
[桃]「…。ピンポーン!よく分かったね!いつもより難しくしたのに!」
[橙]「大体お前は俺がお前に会いに来る時、『面白いゲームだよ!』とか言って情報を絡めてくるだろう!」
[橙]「しかも、情報は千件以上ある中の一件だし!」
[桃]「情報ゲーム!今回の勝者も橙様でした~!優勝商品はお仕事です!」
[橙]「いや、それ、ただの罰ゲームだから…。」いつも通り桃に突っ込みを入れながら呆れる橙。
これが二人の通常のやり取り情報の網を操る二人だからこそ話せる内容とも言える。


Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.65 )
日時: 2017/04/09 16:52
名前: 夜月 ◆p5CHNX570g (ID: mmFLxLPE)

<すみません!数日後・・・とか、飛ばしてもいいでしょうか?>

闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.66 )
日時: 2017/04/09 19:05
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

<大丈夫ですよ!>

Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.67 )
日時: 2017/04/11 14:46
名前: 夜月 ◆p5CHNX570g (ID: mmFLxLPE)


数日後・・・。

ア「こんにちは!依頼してたアスールだよ~!」
カラン・・・

ア「僕の大切な大切なステッキ、見つかった?」
腕を組みながら、勝手に喋っていく。
ア「うーん・・・。天界って広いしね~。そう簡単には見つからないかな~。」
ア「ま、」
シルクハットを取り、中からトランプを出す。
ア「天界は天使と、神じゃないと行けないもんね~。」
言ってから、トランプをシャッフルする。
そして、無造作に一枚取る。
そのカードはジョーカーだった。
ア「もっとも、『切り札』があるなら、別だけど、ね。」
ボソッと呟いた。

闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.68 )
日時: 2017/04/11 19:00
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

お客様がドアを開けていた時の会話
[桃]「うう…。天界に入れない…。」しょんぼりした様子で呟く桃。
[桃]「やっぱり人間は無理だって…。交渉したけど規則だからね。」
悩みながらそう話す桃。
[橙]「そうだな。だったら人間以外で昔から天界に行ってる奴に頼めば?」
医学書を片手にそう返す橙。
[桃]「黒は長期休日なんだって~!どうしよう。」ジタバタしながら慌てる
黒と赤は現在長期休日をとっているため相談が出来ない状況だった。
[桃]「…。じゃあ、…知り合いの天使ちゃんにでも頼もうかな…。」
と呟いた瞬間ドアが開く。
[桃]「いらっしゃいませ!お客様。」綺麗にお辞儀
お客様の話をじっと聞きながらふと思案する。
桃の心中・切り札?それって…。黒?それともこの螺鈿細工の事?
等と考えていた。

Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.69 )
日時: 2017/04/12 19:18
名前: 夜月 ◆p5CHNX570g (ID: mmFLxLPE)

すると、空からとても眩しい光が降りてきた。

咲「呼ばれてないけど来ました!」
咲月・イルワール。天使であり、前にDogwoodに依頼をしてきた一人である。
咲「こんにちは!お久しぶりです!イルワも連れてきましたよ。」
ア「誰?この天使。」
咲「私のこと、天使って分かるんですか?」
ア「僕を誰だと思ってるの?『四色の魔法使い』アスールだよ?」
それは、『まさか知らないの?』というような言い方だった。
だが、すぐに無邪気な笑顔に戻る。
ア「これからよろしくね!」
咲「は、はあ。」
咲月はよく分からないままアスールと握手をする。
咲「わ、わかりました。また後で話しましょう!」
アスールに背を向け、桃の方を向く。
咲「桃さん!その螺鈿細工の指輪には願いを叶える力があるんです。ですが、三つだけですけど。」
さらに咲月は喋っていく。
咲「願いを叶える指輪-------。それが天使の作る指輪なんです。特に、螺鈿細工は力が強いのです。」
咲「ぜひ、使ってください!桃さん!」

闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.70 )
日時: 2017/04/12 20:03
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

[桃]「…。うわー!相変わらず凄く綺麗ですね!」咲月さんとイルワさんを見つめて言う桃。
普通なら驚いてもおかしくないのだが桃は、知っていたかのように落ち着いている。
ニコニコしながら咲月さんの話に耳を傾ける。
じっと螺鈿細工を見つめ始める。指輪は指にはつけていなかったものの、ネックレスの様にしてずっと持っていた。
[桃]「願い事ですか…。えーと。じゃあ、『天界に入る事が出来ますように!』」
手でギュッと指輪を握り目を自然とつぶる桃。
すると、キラキラと指輪は白く輝きしばらくすると元に戻った。
神秘的で美しい光景に桃も瞳を輝かせていた。
その瞬間…リリリ…リリリ 電話のコールが大きく響き渡る。
桃が電話にでると…「はい。Dogwoodです!はい、昨日お伺いした桃です!…。ありがとう御座います!はい!失礼します。」電話にでるやいなや嬉しそうな表情になるので、
良いニュースだと伝わってくる。
[桃]「特例として許可してくださるとの事です!」満面の笑みで言う桃。
彼女の願い事は後二つ叶える事が出来るその重大さに彼女は気づいているのだろうか?

Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.71 )
日時: 2017/04/21 17:51
名前: 夜月 ◆p5CHNX570g (ID: mmFLxLPE)

咲「よかったです・・・!何か天界関係のややこしい仕事が来たらいつでも言ってく
ださいね!では!」

そういって、咲月は店を出て行った。トトトト・・・と足音が遠ざかっていく。
アスールは改めて、桃の方を向いた。
少し見ていたら、口を開く。
ア「君って、天使でしょ。それじゃあ、天界に行けるね!早く僕の大切なステッキを持ってきてね!」
かぶっていた帽子をとると、持っていた白いステッキでトントントンと叩いた。
すると、中から手紙が四通出てきた。
よく見ると、それは手紙ではなく、招待状だった。
ア「実は明後日、ショーがあるんだ!一通はさっきの女の子に渡してね。ステッキも明後日までにお願い。」
ドアの取っ手に手をかける。
ア「それと、『切り札』は咲月ちゃんだったね!」
ニコッと微笑む。
ア「じゃあね!よろしく~!」

カラン・・・

ア「さ~てと!ショーの準備するか!」
ぐぐぐと伸びをすると、夕闇に消えていった。

<ホントに遅れてすみません!>

闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.72 )
日時: 2017/04/22 18:38
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

<大丈夫です。今後は、どれくらい出来ないか連絡して頂けると幸いです!>
お客様の話を全て聞き終わった後、桃は静かに口角を上げる。

桃「咲月様いい人だなあ。アスール様のステッキ…。頑張って探そう!」
おぉ!と一人で手をあげながら気合いを入れる。

正確に言うと一人ではない。
今までの一部始終を無言で見ていた人物がいた。
誰もが気にかける事もなく桃だけに話せたのも、彼が黙って気配を消していた。
という事実も関係していたようだ。

橙「…。はぁ。桃。それより…。」 桃「ん?あぁ、七不思議の件?私が天使かぁ。」
桃「だとしたら、世も末だね!」ニッコリしながら桃は笑う。
彼女の笑みは否定か肯定か…。
橙「まぁ、俺の前の仕事も世も末だったしな。」苦笑しながら言う橙。
この二人で共有する情報は計り知れないがこの二人の考え方が一番計り知れない。

桃「…。それにしても…。天界の結界って、通りやすいの?」
不思議そうに問う桃。その問いに相手も疑問符を浮かべる。
橙「? どうして?」 桃「この間通り抜けられたから!」嬉しそうに言う桃。
常識外れは身体能力だけではないようだ。普通の人間なら天界の結界付近に近付いただけで弾かれる。無理矢理通ろうとすれば人間界まで押し戻されてしまう。
橙「…。桃。」 桃「ん?」 橙「結界は通りやすくない。以上」呆れた様な口調で話す
橙に桃は不思議に思いながら頷いた。


Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.73 )
日時: 2017/04/27 15:24
名前: 夜月 ◆p5CHNX570g (ID: mmFLxLPE)

<すいません!あの、今後はあまり早く更新できないと思います。>

ア「ふう。これで明後日の用意はできたから・・・。」
コトッとコップをテーブルに置いた。
ア「どうしよっかな~!たまには散歩でもいこっかな~!」
ドアを開けると、帽子をかぶり、にこにこと笑いながら歩いて行った。

夜「は~。」
いつになく重いため息をはく。そのため息は自分にのしかかって来るような気がした。
ズレたマフラーで口元を隠しながら、行き先もなく歩いていく。
ふと足を止める。そこは「花水木」だった。
しばらく見ていたが、足を進めた。
その時に、白いタキシード、白いシルクハットの小さい子供とすれ違った。
・・・なんだあいつ。こんな時間に。
今は日付が変わりそうな時間。それに・・・
俺と反対。つまり、天・・・
そいつが、振り返った。
そして---------

<二人を絡ませたかっただけです。はい。>


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