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闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】
日時: 2017/03/08 21:52
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

ある村に、身寄りのない子供達が集まる神社があった……
その神社の名前は  「赤木神社」 (みずきじんじゃ)
血縁関係を重視せず全ての子供達は、家族として育てられた。
表と裏を合わせ持つこの神社は、昔から神隠しが起こると言われている。

ある街中に、少し寂れた煉瓦造りの店がある。裏と表の狭間……
そこに足を踏み入れる者は、裏か表か……果たしてどちらか?


(バトルや、シリアスもあります。)
※グロ注意
この物語は、不思議な店に足を運ぶお客様を募集しております。
情報提供、迷い猫探し…等様々な事柄を承っております。

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闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.54 )
日時: 2017/04/07 19:37
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

トントンと一定のリズムでノックする。
礼をしながら入って来た桃はゆっくりと顔を上げる。
[桃]「お早う御座います!」ニッコリ微笑みながら挨拶する桃。
悩みという文字は彼女の辞書にのっていなさそうだ。
[桃]「ご朝食の準備は整っております。お持ちしましょうか?それともこちらでお食べになりますか?」
と問う桃。部屋で食べるか、別の部屋で食べるか気になったらしい。
不思議そうな表情をしながら質問の答えを待つ桃。
彼女は表情をコロコロと変えながら話をするタイプなので感情が分かりやすい。
そんな彼女が何故情報屋を行えるのか 皆不思議がるものだ。

Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.55 )
日時: 2017/04/07 20:33
名前: 夜月 (ID: mmFLxLPE)

トントンとノックが。
礼をしながら、名前は、桃…だったか。ニッコリしながら入ってくる。
朝食か、そういえば一気にお腹が空いてきたな。
夜「ここで食べてもいいか。」
そう答えると、奥へと戻っていった。

もう一回あのメモを見る。
句読点で区切り、縦読みすると、
「夜月へ
 私はしばらく旅に出ます。
 一族の主として、
 がんばって。
 ね!」
つまり、
「よわいがね」
になる。
まあ、言いたいことは「お前はまだまだ弱いけどね。」っていう意味だろう。
文に入れると

「夜月へ
 私はしばらく旅に出ます。お前はまだまだ弱いけど、一族の主として、がんばって。 ね!」

夜「姉ちゃんは、こんな器用なこと、できるんだな…。」
その呟きは、朝もやのように消えていく。

<このメッセージは本当にたまたまです!>

闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.56 )
日時: 2017/04/07 22:06
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

<おぉ!と一人で納得していた私です。>
ご飯!ご飯!と心中で言いながらご飯を運ぶ桃。
彼女のスピードは、普通 全速力で成人男性が走っても出せないスピードなのだが、
持っている食事は一切こぼれない。バランス感覚も驚く程良かった。
今さっき、お客様と話していて次の瞬間現れた様にしか他の方には見えない。
トントン とノックをして食事を運びながら礼をする。
ゆっくりとお客様の前の机におく。表情は静かな面持ちで別人の様だ。
彼女がこのまま無言で黒髪のウイッグをすれば黒にも見えない事はない。
が、次の瞬間嬉しそうに微笑む事で、誤算と気づく。
[桃]「本日のお食事は、ソパ・デ・アホ。アルバラヘナ・ハモン・イベリコ・ベジョータ・ハムを使用したサンドイッチとなっております。お飲みものはスーモ・デ・ナランハです。」
…。呪文を唱えるようにメニューを紹介する桃。彼女の記憶力は、並大抵ではない。
[桃]「ソパ・デ・アホは、スペインを代表する料理で、オニオンを使用しているスープですが 今回は抜いています。二番目のハモン・イベリコ・デ・ベジョータ・ハムは、豚のイベリア種の生ハムで、パンでサンドしております。お飲みものはジュースです。重複点は、申し訳ありません。」                        淡々と説明し終わった桃。一呼吸おくと表情を変える。
[桃]「なんか、呪文みたいですね!」先ほどの説明を全てひっくり返す桃。
これが、天然おバカな桃の挨拶。
[桃]「あと、ポルボロンというお菓子がございますのでデザートにお楽しみ下さい!」
「口の中で溶けないうちにポルボロンを三回繰り返してみてください!」
イタリア料理で統一された朝食を用意した店員達。
<長々しくてすみません。ポルボロンは、口の中で溶けないうちに「ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン」と三回唱える事が出来たら幸せが訪れるという言い伝えがあるそうです。>




Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.57 )
日時: 2017/04/08 10:19
名前: 夜月 ◆p5CHNX570g (ID: mmFLxLPE)

舌を噛みそうな言葉を呪文のようにペラペラ喋っていく桃。
それを聞きながら、スープを飲む。
ガーリックが効いててうまいな。
ニンニク大丈夫なのかって?何世紀前の話をしているんだ。
・・・何?
デザート!?
言われたそれを見ると、アーモンドが入った小さなクッキーのような見た目をしていた。
「口の中で溶けないうちにポルボロンを三回繰り返してみてください」
さっき桃が言っていた言葉を思い出す。
ふーん。
ポルボロンを取り、口に運ぶ。

うまい!!
何だこのうまさ。それに口に入れただけで溶けてしまう。
うう。止められない。
いつのまにか全部食べてしまっていた。
残ったサンドイッチを食べる。
脂のしっとりとした感じと、深い味わいがいつまでも口に残る。
夜「すいません!おかわりってありますか?」
気づいたときにはそう口が言っていた。

<へえ~。知らなかったです!おいしそうですね~!あと、もし違ったらすみません。>

闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.58 )
日時: 2017/04/08 12:53
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

<確か…。ポルボロンは、アーモンドクッキーで正解です!美味しそう。とつい言ってしまいました。…>
[桃]「おかわりですね?」嬉しそうに微笑みながら知っていたかの様におかわりを
持ってくる桃。小さく言葉を添えながら
『Wish you be always filled with happiness』
訳は、『貴方がいつも幸せの中にいますように』だ。              Dogwoodの店員は、謎が多く不思議な事が多く起こりやすい。
お客様だと、店長が誰か判断がつかない。そんな所にもし、彼女達の秘密を知る
人物が尋ねて来たら一体どうなるのだろうか?

<そろそろ、他のキャラ達も登場させていただきます。今回は、橙です。>

Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.59 )
日時: 2017/04/08 14:39
名前: 夜月 ◆p5CHNX570g (ID: mmFLxLPE)

<どうしよう。吸血鬼編(←勝手に名前付けました)終わっちゃう!と、言うことで、新しいキャラを登場させたいと思います。>

[アスール](あすーる)
年齢・十代(見た目)
種族・人間(・・・たぶん)
容姿・ふわふわな白い巻き毛。
性格・髪と同じでふわっとしている。
概要・火地風水を操るマジシャン。神出鬼没。依頼はステッキの捜索。
服装・白いタキシードに、白いシルクハット。ただし、外見が十代なので、ぶかぶか。

夜月side
桃がおかわりを持ってくる。
それを渡される時に、わずかに桃の口が動いた。
『Wish you be always filled with happiness』
そう言った気がした。
意味は、『貴方がいつも幸せの中にいますように』か。
それだけ考えると、ポルボロンを口の中に入れた。

夜「まあ、ありがとな。黒も。桃も。」
今はお昼時。太陽が眩しく輝いている。
夜「また、会うかもしれないが、そのときはそのときで。」
夜月は歩き出した。いつものように・・・。

アスールside

ア「あれ~?ここって・・・Dogwoodじゃん!ごめんくださ~い!」
カラン・・・
ア「すみませ~ん!依頼したいんだけど~!」

闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.60 )
日時: 2017/04/08 16:53
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

<あれ?吸血鬼のお客様のご依頼は、終了。ということは…。>
お客様だ!と嬉しそうな表情になる桃。
吸血鬼のお客様をお見送りしたあと、すぐに店内に戻る。
[桃]「いらっしゃいませ!お客様。」いつも通り微笑む桃。
今日は赤と黒は休日という事でいない。そのため、桃一人で担当することになる。
お客様の依頼という言葉を聞きながら
[桃]「はい。ご依頼内容をお聞かせ願えますか?」
と問う。お客様の力を感じながら差ほど不思議に思わない桃。
彼女の感覚には既に二人目のお客様も感じとっていた。

カランカラン いつもより明るく鳴るドアのベル。
そこには目元が見えない位に帽子を被った旅人の様な少年がいた。
冷たい空気を見に纏った少年。誰もが離れなくなるような冷たい雰囲気を醸し出す
少年は空気の読めない温かい少女の空気で掻き消される。

[桃]「いらっしゃいませ!お客様。お二人のご来店心よりお待ちしておりました。」
優雅に礼をする桃。彼女の口角は静かに上がる。
まるで全て知っていたかの様に準備の整った店内。
ここで一つ噂がある。Dogwoodの情報屋は七不思議…の噂がある。
一つ・情報屋は何故かなにが合っても予知して対処出来る。
二つ・情報屋は店員の中で一番 裏情報をぎうじっている。
三つ・情報屋は性格さえも不明で過ごしている。
四つ・情報屋は実は冷酷極まりない。
五つ・情報屋に会ったら逃げるのが得策。
六つ・情報屋は実は天使。
七つ・…………………………ー
彼女は、七不思議通りの人物なのか…。知る事は今だ出来ない。


Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.61 )
日時: 2017/04/08 23:27
名前: 夜月 ◆p5CHNX570g (ID: mmFLxLPE)

ア「こんにちは!僕はアスール。神出鬼没のマジシャンだよ。」
そう言って、アスールはかぶっていたシルクハットを取ると、どこからか取り出したステッキでトントンと叩いた。
すると、一本のバラがシルクハットの中から出てきた。
ア「はい、どうぞ!お近づきの印だよ!」
満面の笑みでバラを渡すアスール。
その明るい性格でマジシャンをやっていけるのだろうか。いや、その性格だからこそ、やっていけているのではないだろうか。
ア「さ~てと。依頼内容はね~。」
まだ店の中にも入っていないのに、依頼について話し始めるアスール。
ア「あ、続きは店の中に入ってからね。」 
そして、ウィンクを一つ。

ア「ええと。改めて依頼内容~!」
ここは当然Dogwoodの中。応接室に通されている。
ア「依頼内容はね、僕の大切な大切なステッキを探してほしいんだ。あのね、前に、天界にマジックを見せにいったんだけど、そこで落としちゃったらしいんだ!探してくれない?」
ア「ステッキの特徴はね~、柄のところに、四色の珠が埋めこまれてて~。その色は、赤、青、黄、緑だよ。それにちなんで、僕の二つ名が『四色よんしょくの魔法使い(マジシャン)』なんだよ~。」
ア「すごいでしょ~!」

一通り話し終えると、「すごい?僕すごい?」と言うような目で桃を見た。

闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.62 )
日時: 2017/04/09 11:58
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

[桃]「…。凄いですね!」瞳をキラキラさせながらお客様の話を聞く桃。
バラをシルクハットから取り出したり、『4色の魔法使い』という名前を興味津々と
いった様子で聞いている。

マジックには普通 仕掛けもあるという事を教えてくれる人物がここには存在していなかった。もう一人のお客様は、アスールさんがの依頼内容の話が終わるまで
待っている。名前さえも語らず、声さえ出していないお客様。
普通の方なら少しは不思議に思うかもしれない。が、桃は気にするような人物じゃない。そのお客様にはお客様用の椅子に座っていただいていた。

そのままお客様の依頼を聞き終わったあと、メモを数秒で書き終わる。
彼女はメモをとらずとも、お客様の情報は全て覚えているが、規則としてメモする。

[桃]「お客様。天界との事ですが、いつ頃の事か覚えていらっしゃいますか?」
「天界」という言葉に一切驚いた様子もなく質問する桃。
それから、特別依頼と通常依頼について説明を加える。

その頃…黒は
図書館で読書していた。…が、お客様が二人店内にいる事も把握していた。
赤は、店内での会話状況さえ掴んでいた。

その頃…もう一人のお客様は
「…。三名発見」とだけ呟いた。

Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.63 )
日時: 2017/04/09 13:29
名前: 夜月 ◆p5CHNX570g (ID: mmFLxLPE)

ア「ええとね、一週間くらい前かな?」
と、指を折り数えている。

アスールは、時間を気にしない。ショーをする時間に遅れたり、逆にとんでもなく早くくる時もある。
なので、マジシャン界隈では、彼を尊敬をする人はいても、誰も弟子になりたいなんて人はいない。

ア「忘れちゃった!でも、確かそれくらい前だよ。」

桃が特別依頼と通常依頼について説明をする。

ア「うーん・・・。通常依頼でいいかな。それじゃあ、よろしくね!」

そう言うと、アスールはニッコリと笑い、消えていった。


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