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闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】
日時: 2017/03/08 21:52
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

ある村に、身寄りのない子供達が集まる神社があった……
その神社の名前は  「赤木神社」 (みずきじんじゃ)
血縁関係を重視せず全ての子供達は、家族として育てられた。
表と裏を合わせ持つこの神社は、昔から神隠しが起こると言われている。

ある街中に、少し寂れた煉瓦造りの店がある。裏と表の狭間……
そこに足を踏み入れる者は、裏か表か……果たしてどちらか?


(バトルや、シリアスもあります。)
※グロ注意
この物語は、不思議な店に足を運ぶお客様を募集しております。
情報提供、迷い猫探し…等様々な事柄を承っております。

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Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.24 )
日時: 2017/03/28 17:43
名前: 夜月 (ID: mmFLxLPE)


「早く・・・姉さんを!!」

その思いをさらりと流すように三人は静かだ。

黒髪が
「お客様はこちらで待機なさいますか?」
黒は黙ったままだ。
なるべく冷静に夜月は答える。
夜「一緒にいくことができるならそうする。どうせ暇だからな。」
黒がもう店から出ようとしている。
夜月は立つと、素早く歩いて黒のところまでいった。
夜「さすが死神・・・と、言ったところか?黒。」(肩に手をかけて)
夜「冷静さ、だけは、すごいらしいな。」(耳にささやいて)

<あの、この後、黒と夜月がでている時にもう一人お客がくる・・・。みたいな感じはどうでしょうか!(もう一人のお客は私がやります)>

闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.25 )
日時: 2017/03/28 20:34
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

<分かりました。お願い致します。>
2人が出掛けた後 赤と桃は静かにドアを見つめる。

[赤]「…。桃…。」と一言。すると静かにいなくなる桃。まるで忍者か何かの様に跡形もなく去っていた。
静かになった店内で一人の店員は思案する。行方不明の女性と依頼者。
…。報酬という話になっていたが、今回もいつもと同じように無料にしようかと考えていた。実は特別依頼は一ヶ月程の依頼なら報酬が掛かるが、一週間程度なら無料という
店員側の暗黙の了解。店員に怪我等がなければ殆どそれがパターンだった。

それは一週間程なら飲まず食わず、徹夜し続けても健康な店員達だからできるサービスとも言える。ある意味体力や、治癒力ならチートレベルである。

と考えていると…またお客様の気配も感じ取れた。
…。カランといつも通りにドアのベルがなる。
そこに現れたのは………

………その頃 黒とお客様は
[黒]「……。お姉様の捜索ですね。…」と外に出て路地裏に着いてしばらく歩いて
いると静かに問う。
クルリとそのまま体を回転させ静かに路地裏から見える街を見つめる。
黒い瞳は相変わらず光がなく冷たい。

その頃……桃は
2人の後を追っていた。しかし一切気配もなく静かだ。
先ほどの店での態度と違い過ぎて別人にさえ見えてしまう。
凛とした瞳はしっかりと2人を見据えている。彼女が情報屋をやっていけるのは
この冷静さと人に対しての優しさのおかげかもしれない。

どうしても、お客様のお姉様を一刻も早く探したい。と表情からは読み取れないが
心の中では強く思っている。




Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.26 )
日時: 2017/03/28 22:47
名前: 夜月 (ID: mmFLxLPE)

<一応、キャラシート書いときますね。>
名前 咲月・イルワール
容姿 レトロなメイド服のような格好。眼鏡。帽子。(だがメイドではない。)
性格 引っ込み思案。
種族 天使
年齢 十代後半
概要 飼い猫を探してほしいという依頼。父が神。人間界に来るのは初めて。
です。はい。

カラン・・・。
咲「す、すみません。「Dogwood」というお店はここですか?もしそうだったら依頼をしたいのですが・・・。」
咲「うわさどおりいいお店ですね・・・!店内も綺麗ですし。」(お店を見渡し)
咲「あ、自己紹介が遅れました。私、咲月・イルワールと申します。」(ペコリ)
咲「よろしくお願いします・・・!」
(咲月の心の中)はあ、はあ、全部いえた・・・!

一方その頃--------
人気のない路地裏につくと、
黒「……。お姉様の捜索ですね。…」
夜「そうだ。だから、」(フードをかぶる)
夜「早くしろ。」(黒に向かって)
黒はしばらく夜月を見つめ、突然クルリとふりかえり、静かに路地裏から見える街を見る。
黒い瞳は相変わらず光がなく冷たい。まるで、「黒」という名前を象徴しているかのように。

闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.27 )
日時: 2017/03/29 15:20
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

[赤]「いらっしゃいませ。」(いつも通りに綺麗なお辞儀)
どうやら全部の用件を言えた事に安堵している様子だった。
種族は…天使のようだ…。
[赤]「宜しくお願い致します。当店はDogwoodです。ご依頼をお伺いしても宜しいでしょうか?」微笑みながら問う赤。

…その頃 黒とお客様は
[黒]「では…。お急ぎで…。」静かに礼をした黒は、一瞬視界から消える。
そして、再び視界に戻った瞬間…。一人の女性をお連れしていた。
黒髪でお腹までの髪の長さで少しカールしている。
お客様のご依頼した女性だった。しかも、さっき街中を見つめた一瞬で探し出したようだった。そしてお姉様に説明したのち此処までお連れしたらしい。

[黒]「お客様。お姉様で間違いないでしょうか?」
あまりにも早過ぎる仕事はある意味不気味である…。
しかし、急ぎを口にしたお客様は皆同じ光景を目にすることになる。

…その頃 桃は
(桃の心中)え、ええ…。早過ぎるよ!何で?どうやって一瞬で見つけられるの?
…。うーん。
と思案していた桃。そこで猫の鳴き声が真横から聞こえてきた。
彼女自身の気配は一切ないまま。…。ゆっくりと横を見てみると真横に猫の姿があった。…彼女の親しい者なら誰もが知っている彼女は…

「動物ホイホイ」なのである。何もしていないのに、動物達から懐かれてしまう。
プラス…大の動物好きな彼女である。結果…

(桃の心中)猫さんだぁ~!かわいい!可愛すぎるよ!
メロメロであった。その猫が依頼者の迷い猫とも知らずに…。
その猫もいつのまにか桃に懐き膝の上に座っていた。




Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.28 )
日時: 2017/03/29 18:01
名前: 夜月 (ID: mmFLxLPE)


咲月サイド

どうやら合っていたようだ。
咲「は、はい。依頼は私の…飼い猫の、イルワを探して欲しいのです。」
咲月は、イルワは、私の名前から来ていること。と、
咲「イルワは、白色で眼の色が黄色と青のオッドアイです。だから、逃がさないようにって、お父様に言われたのに…。」((´・ω・`)ショボーン)

そして、はあーーー。と大きいため息を付く。
咲「だからお願いです。イルワを探してください。」

一方その頃。夜月&黒サイド

夜「おい。いくらなんでも速すぎだろ。あとすまないが、そいつじゃない。似てるが、そいつじゃない。…多分。」
こんなところに姉さんはいない。多分、遠出しているのだろう。
夜「ここから先は別行動にしよう。俺は故郷に行ってくる。もしかしたら、情報があるかもしれないからな。」
そういうと、夜月は路地裏の闇に消えていった。

<無理矢理引き伸ばしました。すみません。>

闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.29 )
日時: 2017/03/29 18:39
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

[黒]「…。似てる。だ、そうです。」連れて来た女性に向かって
女性「そうですか。人違い…。でも私が吸血鬼なのは正解ですよ。」
[黒]「…。知ってます。人違いというよりも吸血鬼の先輩のお姉様と伝えそびれました。」女性「アハハ。それじゃ意味ないじゃないですか!」愉快そうに笑う女性。

この女性は、吸血鬼だが様々な方面で黒と関わっていた。
しかも腹黒い。
女性「今回は長期戦ですか?珍しいですね~!貴女が手こずるなんて…。」

ニコニコ笑っていた女性の笑顔が固まる。それは一段と冷たい視線を黒が送ったせいかもしれない。
[黒]「…。その次の言葉を当ててみせましょうか?『きっと他の店員も役立たずなのですね。』 」冷たい瞳だが睨まれたりしたら石化どころではない。
それは女性がよく知っている事だった。
女性「ま、まさかそんなこと…。」しどろもどろになる女性。

黒は興味なさげに一言。「私以外を馬鹿にしたら知りませんよ?」

冷たく凍りつくような言葉で女性の精神が削られていく。
女性「な、そんな。何 言って…。」図星をつかれたようだ。
[黒]「さて。それでは仕事内容に移りましょう。 」そう淡々とした様子で話す黒。

<大丈夫です。無理矢理私も話を方向転換しましたので…。後、モブとして
吸血鬼の女性も入れさせていただきました。>

闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.30 )
日時: 2017/03/29 19:03
名前: 夜桜 (ID: pKTCdvWc)

…その頃 桃は
[桃]「単独行動か…。」と誰にも聞こえない音量で呟く桃。
単独行動となった黒を後ろでつけながら、白猫を抱いていた。
[桃]「きっと、君もご主人が見つかると思うよ!」いつもとは違う微笑みで猫に話かける桃。白猫は瞳は黄色と青のオッドアイ。綺麗な猫さんだと思いつつ桃はしばし黙り込む。
ブブブと振動がポケットから伝わってくる。どうやら店員同士使っている
機器が反応したらしい。ポケットから出して確認してみると赤いランプが点滅していた。これは仕事中でも、連絡出来るようにと赤が持たせてくれている機器だ。
それぞれ名前通りのランプがついていて、送った相手の色のランプがつく様になっている。文字も打つ事が出来るが、短文しか送れない。

[来て]その二文字を見て猫さんはどうするかと思案する桃。
(桃の心中)ウ~ン。猫さんはどうしようか…。そうだ!連れていって、迷い猫の依頼してる人がいないか確認してみよう!

まさか、行った店内に待っているお客様がいるなんて予想すらしていなかった桃。

[赤]「畏まりました。それでは、店員を呼びますので少々お待ち下さいませ。」
と落ち着いて話す赤。丁寧にお客様を席にご案内し座ってもらう。

ドドド カラン!カラン!いつもより激しくなったドアのベル。
[桃]「ただいま戻りました!」そういった桃の手の中には白猫が顔を出していた。

Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.31 )
日時: 2017/03/29 20:17
名前: 夜月 ◆p5CHNX570g (ID: mmFLxLPE)

夜月サイド
一人になると、静かに目を閉じた。

そして、再び目を開けると、夜月の故郷の街、ラクスに来ていた。
夜月はここの近くの城、ウル城で生まれ、育った。今の主は夜月で、姉が追放される前までは姉が主だった。そのときは平和だったな・・・。
抜け出して依頼してきたため、城内はパニックになっているだろう。
そんなことを考えながら、城の門をくぐっていく。

「夜月さま!どこへ行っていらしたのですか?こんなにも仕事がたまっているのに・・・。」
夜「あとでやる。それより、姉をどこへ追放した?答えろ!!主としての命令だ。」
とても感情的になってしまう夜月。
その気迫に押され、家来は答える。
「ラクスを出て行けと・・・。お父様はいっておりました。」
その答えを聞くと、夜月はそそくさと城をでていった。

Re: 闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.32 )
日時: 2017/03/29 23:09
名前: 夜月 ◆p5CHNX570g (ID: mmFLxLPE)

一方その頃・・・
咲月サイド

咲月と赤がしゃべっていると・・・

ドドド カラン!カラン!
急に激しいベルの音。
咲「ひっ!!」(ふるえている)
音がした方を見ると、店員らしき人が立っている。
その傍らには探していたイルワが顔を出していた。
咲「イルワ!」
咲月はイルワに抱きつくと、なでなでし始めた。
咲「あ、ありがとうございました!」(ペコリ)
咲「あ、そうだお礼しなきゃですもんね。」(ポーチの中身をがさごそする)
そういって、ポーチから出したのは、螺鈿細工の指輪。
咲「はいっ、どうぞ。私、こういう細かい作業得意なんです。」(桃にあげる)
それは、首元のロケットペンダントと同じ銀で出来ていて、
中の螺鈿細工が動くたびきらきらとかがやいて、とても綺麗だった。
まるで、桃のために作られたかのような・・・。

咲「あ、ありがとうございましたあ!」
そういって、咲月は帰っていった。満足そうな顔をして。

闇夜に光る盃 【バトル・シリアスあり】 ( No.33 )
日時: 2017/03/30 14:01
名前: 花水木 (ID: pKTCdvWc)

side[桃]
[桃]「良かったね!あの猫さん!」ニコニコしながらそんな事を言う桃。
螺鈿細工をしっかりと持ちながら話す姿は 幼い子供が宝物を大切に持っているかのように見える。
そんな姿を見ながら赤は微笑む。
[赤]「良かったね。あの猫さんも、お客様も。それにまさかお礼まで。本当はやめた方が良いのだけど…。今回だけ特別ね。」苦笑しながら呟く赤。
[桃]「うん。それにしても綺麗な螺鈿細工だね~!手作りって言ってらしたし…。」
[赤]「まるで、桃のために作られたかのようね…。」微笑んだまま言う赤。
[桃]「?どういうこと?赤さん?」                        不思議そうに問う桃にただ微笑みかけるだけの赤だった。本当に謎の多い店員である。

side[黒&吸血鬼の女性]
[黒]「ここまでが分かる範囲です。」淡々と話す黒。
女性「じゃあ、ラクスの出の吸血鬼ってこと?」いつのまにか『ラクス』の出身だと
黒は分かっていた。しかも一言もお客様から内容を聞いていなかった。
女性「それにしてもよく分かりましたね。」素直に驚いた様子の女性。
対象的に一切表情が出ない黒である。[黒]「ラクスの出の方だからこそ、規則と罰則があったのでしょう。他の出なら規則すらまともに機能していません。」
女性「それに、私は貴女に一度も自分の出身を言った事がないはず…。何故お分かりに?」

[黒]「貴女の場合 聞いた地形と距離からそう判断しました。」
女性「貴女…。私が言うのも何だけど隙がないですね。」苦笑しながら呟く女性。

腹黒い彼女も黒の前では嘘がつけない。それは黒の観察力と性格のおかげかもしれない。







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