雑談掲示板
- 【雑談歓迎?】藍色蓮のダイアローグ
- 日時: 2019/07/27 12:37
- 名前: 流沢藍蓮 (ID: wpMcBRiE)
*ただいまァ! 私は戻ってきたァ!
◇
どーも、藍蓮です。
*データ置場のつもりが、独り言+雑談用の板になっちゃいました(苦笑)
*「そうだ、皆様。雑談しませんか?」
固定メンバー以外も入ってきたら楽しいかなぁと思い、スレッドの趣旨を変えてみました。データ更新もたまにはしますし独り言も呟きますが、雑談するのも楽しいかなぁと思いましてね。固定メンバー以外、ここって入りにくい雰囲気ですよね? 別にそんなことないので、新入りさんもウェルカムですよ。「ダイアローグ」にしたら人来るかな……。
最低限の礼儀さえ守れればそれで構いませんので、新入りさんも雑談してみませんか?
まあたまにぶっ壊れて独り言呟いてますが、そこはまあ、放っておいてくださいっと。
小説の感想を頂けるのは嬉しいのですが、感想は小説板ではなくてここに書き込んでいただけると嬉しいです。目次を作る都合上、支障が生じてしまうので……。
*最近設定集全然更新していませんが、いずれはしますからね!?
需要がないんですねハイ。頭の中の設定だけは無駄にあるのに。
読書好きです。ファンタジーを全力でLOVE。
乾石智子(いぬいしともこ)というマイナーなファンタジー作家さんをどの作家さんよりも愛しております。「この本を読まずして日本のファンタジーは語れない!」とさえ言われた作家さんですからねぇ。そこのファンタジー好きさん! 一度は読まなきゃ人生損ですよ?
>>720 小説アドバイス!
>>722 返信(探す時用。このスレは最近進みが速いので役立ててください)
*今現在、執筆中作品(更新停止中除く)
・「魂込めのフィレル」 複雑ファジー板
・「青空に咲く、黒と金」 複雑ファジー板
その他目次 >>727
0 神々の召喚魔法 >>100
「Stories of Andalsia アンダルシア”断片集”」>>274
断片 雨の日の奇跡 >>340
断片 錯綜の幻花 >>465>>471
投稿した物語メモ >>723
1 Stories of Andalsia アンダルシア魔道原則 >>1-7
a 魔法素関連>>1
b 魔導士関連>>2
c 魔法関連>>3
d 特殊職関連>>4
e 神話関連>>5
f 召喚・契約関連>>6
g「力」関連>>7
2 Stories of Andalsia アンダルシアの国々について >>10-13 >>29 >>33
北大陸>>10-13 >>29 >>33
属国群>>13 >>29 >>33
三大国家>>10-12
a アンディルーヴ魔導王国>>10
b 帝政アルドフェック>>11
c セラン王国>>12
d ティファイ聖王国>>13
e 神聖エルドキア>>29
f アーチャド法国>>33
g 皇国イグノシア>>
h 共和政シエンル>>573
i プルリタニア>>
島国>>
j シエランディア(→新生シエランディア共和国)>>
k 軍国イデュオン>>150
k-1 イデュオン軍歌>>151
南大陸>>
l ダルジア帝国>>
3 Stories of Andalsia アンダルシア列神伝 >>
a 創世の絆>>
b アンダルシアの神々>>
c 神々の位階>>
d 天界配達人>>
e 亜神の悲劇>>
4 Stories of Andalsia アンダルシアの異民族・異種族たち >>87 >>125
a イデュールの民>>87
b アシェラルの民>>125
c イェイリア>>
d 「希少種」ミスル>>
e ヴァイア族(ヴァンパイア)>>
5 Stories of Andalsia 「戦乱の彼方に」 それぞれの物語概略
a 青空に咲く、黒と金(「錯綜の幻花」「常世の黒烏」「偽りの救世主」を統合)>>
b 月影に吼える>>
c 我ら双子、道具なりや?>>
d アルドフェックの風雲姫>>
e 砂底の青金石(ラズリ)>>
f 悪魔の契約者>>
g 王を守る星>>
h 復元のイルシア>>
i 風の神の名を冠して>>
j 人形の道標>>
◇
影の神シャリル・エポーネ >>766
>>812 ありがたいコメント! ありがとうございますっ!
◇
*来て下さったお客様
四季様
アンクルデス様
銀竹様
モンブラン博士様
mirura@様
勇騎様
彩都様
ヨモツカミ様
サメノ様
*私は、小二の頃の夢を叶えられるだろうか。
ってか、このSoAシリーズはいつ完結するのだろうか。
*レスの置き場所メモ
>>99 「フィレル」シリーズの名前、初登場
最近描いたイラスト。「魂込めのフィレル」のヒロイン、フィラ・フィア・カルディアルト。
その絵画が実体化する時、神話と伝説は交錯し、新たな奇跡を呼び起こす――!
「魂込めのフィレル」、複雑ファジーにて連載中!
いずれ表紙も作ってみるのです。
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Re: 【雑談歓迎?】藍色蓮のダイアローグ ( No.459 )
- 日時: 2017/11/25 02:02
- 名前: 流沢藍蓮◆50xkBNHT6. (ID: rCLsz8f6)
*お久しぶりです
一週間近く留守にしたのにいまだ小説が書けていない藍蓮です。環境が大幅に変化して、これまでのようにずっと引きこもることができなくなりました。引っ越しして、引っ越し先には自分の部屋が無いのでPCいじれるのは稀です。おかげで昔のようにひたすら読書する羽目になりました。
いえね、読書は大好きなのですがやはり小説書きたい……。無駄に構成ノートのページばかり埋まっていって、何一つ小説が進みません。小説書きたいのに!
しかも学校の期末考査が近づくわ数学で赤評取りそうになるわで大忙し。小説書きたいのに書く暇がないです。アイデアは頭の中にどっさり蓄積しているのに……。
*なんだかなぁ。
二か月くらい前は本当に幸せだったなぁと、遠い目をする日々です。
一応生きていますが、週一くらいの割合でしか来られなくなると思います……。
Re: 【雑談歓迎?】藍色蓮のダイアローグ ( No.460 )
- 日時: 2017/11/25 02:19
- 名前: 四季◆7ago4vfbe2 (ID: SP/XRkys)
こんばんは、お久しぶりです♪
取り敢えずアナログで書き溜めしておいて、できる時に一気に打って投稿しても良さそうですね(^^)
Re: 【雑談歓迎?】藍色蓮のダイアローグ ( No.461 )
- 日時: 2017/11/25 11:38
- 名前: 流沢藍蓮◆50xkBNHT6. (ID: rCLsz8f6)
>>460
お久しぶりです!
あー、そうですね。ノートならばいつでも書けますし、アナログで書き溜めることにします……。
アドバイスありがとうございます!
Re: 【雑談歓迎?】藍色蓮のダイアローグ ( No.462 )
- 日時: 2017/11/26 04:31
- 名前: モンブラン博士 (ID: qnEFrkLI)
運命遊戯の最新話を読みました!
エーテナ達の能力が判明しましたね。彼女は炎や水などの形を持たないものを固めることができるそうですが
自然現象を操る敵には有利に闘いが進められる反面、物理攻撃を多用してくる相手は苦手そうだなと思いました。各々のチームがジェルダの攻撃によって思惑したり行動を開始し始めましたね。
バロンはエーテナの発言を聞いて内心笑いながら
「極限状態の中にあれば人間は親しい間柄でも簡単に裏切る生き物……
君も口では良い事を言っているが、本当に自らの身が危険に晒されれば仲間を平気で見捨て、裏切るだろう
君がどこまで仲間を信じることができるのか、期待しているよ。私を失望させないでくれたまえ」
と思っているでしょう。
カーチスに対しては
「真の友情を重んじるものはどのような苦境に立たされようと物事を見極め、仲間を信じる力がある。
私が君の立場ならば透明人間君は電撃に耐えられると予想し、手を貸さなかっただろう」
と言うでしょうね。
Re: 【雑談歓迎?】藍色蓮のダイアローグ ( No.463 )
- 日時: 2017/11/26 07:20
- 名前: アンクルデス (ID: DUlXqOjk)
藍蓮さん
おはようございます!!
>>459
千ヴァルのヴェルゼ君たちのことは任せろ!
あっちの方は私が頑張りますので、今後もよろしくお願いします^^
Re: 【雑談歓迎?】藍色蓮のダイアローグ ( No.464 )
- 日時: 2017/11/26 10:05
- 名前: 流沢藍蓮◆50xkBNHT6. (ID: USe2C3sA)
*更新報告だす暇が無かった
更新した直後に買い物頼まれて、そのままPCには戻れなかった次第。
>>462
モンブラン博士さん
エーテナ、ズルキャラの一人です。物理攻撃でも空気を固めて壁を作れば防ぐことが可能です。ただしもちろん不意打ちには弱く、不意打ちされたら物理も自然現象もまるで関係ないですね。
エーテナはみんなを引っ張るリーダーです。彼女はそう簡単に他者を裏切るような人間ではないですが……かなり先で波乱が起きます。お楽しみに!(←更新ペース遅いのに、いつの話だ)
カーシスは冷徹キャラに見えて心配性なんですよ。カーシス&ヴィシブルはこの「ゲーム」の中でも、かなり絆の強いチームだと思っております。
>>463
アンクルデスさん
おはようございます。
藍蓮「後は託す!」
ヴェルゼ「ということだから、今後ともよろしく頼む」
はい、そうしてくださると助かります!
機会があったら私のキャラ達の性格などをつかみやすくするためにこちらに嘘SSを上げていきますので、よかったら参考にしてください。(←いつ書くとは言っていない)
よろしくお願いしますm(_ _)m
Re: 【雑談歓迎?】藍色蓮のダイアローグ ( No.465 )
- 日時: 2017/11/26 14:19
- 名前: 流沢藍蓮◆50xkBNHT6. (ID: USe2C3sA)
*落書き
「断片集」に出す小説候補「錯綜の幻花」の序盤の一場面。エクセリオが主人公。
***
時は戦乱、時代は悪夢。
阿鼻叫喚が少年の目の前に広がっている。
その様を、茂みに隠れながらも一人の少年がじっと見ていた。金髪金眼、今にも消えてしまいそうな儚い印象を与える淡い金のローブ。
その目には涙が無い。たび重なる戦乱と悲哀に、彼の涙はとうの昔に枯れ果てた。ぎゅっと唇をかみしめて下を向き、飛び出したい衝動を必死に抑える。
少年は翼持つ民、「アシェラルの民」のリーダーであった。彼は幻想使。「実体のある幻影」を使う、空前絶後の才能の持ち主。彼が前に飛び出せばきっと、皆を救うこともできるかもしれない。しかし、そうしては。
(いけないんだ)
彼はよく知っているから。自分の存在が、この「アシェラルの民」にとって、どれほど大切なものなのか。
自分だけの命ではない。彼はどうしても生き残らなければならなかった。
飛び交う悲鳴、飛び散る羽根。彼の仲間は無残にも殺されていく。
その様を、じっと見ていた。小さく小さくうずくまりながらも、無理にでも笑った。
ガサリと音を立てて茂みが鳴った。
彼は驚いてその身を竦(すく)ませた。彼の隠れていた茂みが割れて、一人の男が姿を現した。その手には血塗れた剣。彼の仲間たちの命を奪った呪わしきつるぎ。
男は彼を見ると、その顔を加虐の喜びにゆがませた。
「なぁんだ、こんなところにいたのか。探したぜ」
族長さんよォ? と声がした瞬間、彼の剣が正確に少年を斬り殺そうと迫ってくる。少年は地を転がってそれを避け、覚悟を決めて「実体のある幻影」を召還した。
いつもは優しく笑っている彼の口調が、豹変したかのように鋭くなる。
望まぬ運命に強引に放り込まれた彼は、まだ15にしかならないくせに、まるで地獄を見てきたかのような目をしている。
「名乗れ。いかにも、僕はアシェラルの民の族長だ! ならば僕を殺すかもしれない相手として、名乗れ!」
「アルゴ」
男は余裕たっぷりに名乗る。
「そうそう、お前の村の人間はお前以外全員殺した。あとはお前を殺.せば掃討作戦終了だ。お前たちは本当は戦乱になんて関係なかったのに、まったく難儀な異種族だよなぁ?」
「……そうか」
少年の周囲の空気が揺らめく。幻影発動準備の合図だ。
少年は慎重に立ち上がり、宙に右手を突き出して名乗った。
「僕は『錯綜の幻花』エクセリオ。空前絶後の幻想使にしてアシェラルの民の族長。……いいさ、精一杯抵抗してやる」
そう言うなり飛び出したのは三体の幻影。されど幻影だからと言って侮ることなかれ。「実体のある幻影」はその名の通り実体を持つ。人の五感に訴えかけるためにそう簡単に幻影だとはばれないうえに、幻影ゆえに傷つけても死なない。そして実体があるがためにこちらの攻撃はすべて通り、一方的な攻撃を実現できるのだ。
三体の幻影はのっぺらぼうの人間の姿。いかにも即席で作られた幻影だが、皆その手には必ず、なにかしら刃物を握っている。そして三体が三体、それぞれ全く違う動きをした。
エクセリオの恐るべきところはその情報処理能力にもある。自分とは全く違う存在を筋肉の一つから動かし、しかもそれぞれ全く違った動きをさせるには相当の頭の回転の速さと頭の容量の多さが要る。幻影を操っている時の彼の頭の中には絶えず無数の情報が流れ、それを一瞬にして処理している。
その才能は、神業と言っても過言ではなかった。事実、アルゴと名乗った男はかなり苦戦している様子が見受けられた。
このまま場を幻影に任せ、安全なところに避難しよう。そう思ったエクセリオは飛び立とうと翼を広げる。淡い金色をした翼に光がまとわりつき、きらきらと優しく光った。
「僕は生き残らなくちゃいけないんだ。悪いけれど、ここはいったん離脱させてもらうよ?」
口調をいつもみたいに戻していつもみたいに笑う。
伸ばした翼が限界まで広がった、
時。
「――1人しかいないとか思ってんのか馬鹿めッ!」
瞬間。
「え……っ?」
背中に感じた熱い感触。エクセリオは、空を飛ぼうとした己の翼が空を掻こうとしないのを感じた。
まず何より、翼の感覚がまるでなかった。
異常を感じたエクセリオ、錯綜の幻花はとっさに幻影の鳥を飛ばし、幻影の目で見た。
――自分の翼が、ばっさり切り落とされているのを。
「ああ……うああ……」
あとから襲い来た激痛に、少年は思わず身を丸めた。
「あああ……うああああ……」
身を丸めれば背中が引き攣れてさらに痛みがひどくなる。
「うあああああああああああ!」
絶叫する。耐え難い痛みに彼は叫んだ。失われた翼の付け根から血がどくどくと流れていき、金色の彼を深紅に染め上げていく。
涙を流して泣き叫びながらも彼が見たのはもう一人の男。その手には長い鉈(なた)があった。それは血で汚れていた。エクセリオ自身の血で!
気の遠くなるような激痛の中、エクセリオは知らず懇願していた。
「殺して……僕を、殺して……」
この痛みから、この苦しみから解放してほしいと切に彼は願ったけれど。
男たちは加虐の喜びに笑うばかりで、彼を殺してはくれなかった。
アルゴと名乗った男が彼に近づき、その胸を思い切り踏みつけた。
「が、はッ……!」
肋骨が折れたかのような感触。エクセリオは吐血し、痛みと苦しみに転げまわって悶絶した。
このまま弄ばれて死ぬのか、彼は途切れ途切れになる意識の中でそう思った。
叶わぬと解っている願いを口にする。
「殺し、て……」
真っ赤に染まっていく視界。
そうしてエクセリオの意識は消えた。
***
この後、エクセリオはある人物に出会い、彼なりの「幸せ」を手に入れます。
いつか「断片集」に入れたいエクセリオの物語ですが、一体いつの日の事やら。
彼が翼を失った場面です。当時の彼はまだ精神的な余裕が無くて性格が尖っていますが、某合作に登場している彼は「彼なりの幸せ」を手に入れた後なので性格が丸くなりました。いずれそこも書きたいですねぇ。
***
もしもこの話を「断片集」に入れない話にするなら
~オープニング案~
***
「僕は幻の花。一瞬で咲いて、一瞬で散るのさ」
「錯綜の幻花」エクセリオ。彼は国を救った英雄的人物。
いつも優しい微笑みを浮かべ、それであってもまるで感情を読ませない嘘つきな彼は、空前絶後の能力を持っていた。
それは幻影、実体のある幻影。視覚だけでなく人の五感に訴えかける、見破りがほぼ不可能という究極の魔法。
しかし彼はその圧倒的な力の代償に、16歳まで生きられない、といった悲しい運命を背負っていた。
長くは生きられないと知っていても、彼は戦う、戦い続ける。
――彼が唯一認めた人物、ある「盟友」のためだけに。
***
時間あったらこういったSS載せます。今日は3時になったらいなくなるかも……。
Re: 【雑談歓迎?】藍色蓮のダイアローグ ( No.466 )
- 日時: 2017/11/30 13:31
- 名前: アンクルデス◆yFPR22lKqk (ID: /l2lz7gU)
お疲れ様です〜( ´∀`)
SS読みましたよ〜!(^O^)
翼を失う前のエクセリオはまだまだ隙が多い感じだったんでしょうか?(モブにやられた感じですよね
なんか戦ヴァルでも即席の幻影の武器とかを仲間に貸したり出来そうですねw
それと合作の相談なのですが、ヴェルゼやラヴォンってルキノの砲撃並みの矢で狙撃されまくったらどんな風に対処すると思います??
一応私が想定してる流れは...
・ラヴォンやユキカゼ、(人間に擬態してる)アイギスには狙撃への対処法がない
↓
・とりあえず狙撃されないように旧市街の下層へ降りる
↓
・ミニオンズ(元住人・ゾンビ)に囲まれる。その際、アイギスはラヴォンに助けられ、彼女は彼に恩義を感じる。そしてアイギスは正体がバレる覚悟で変身して戦うが、途中重傷を負う....
って流れにしたいと思うのですが、いかがですか??
Re: 【雑談歓迎?】藍色蓮のダイアローグ ( No.467 )
- 日時: 2017/12/01 00:15
- 名前: アンクルデス◆yFPR22lKqk (ID: Wuv6.En2)
なんとなく妄想で作ってみた禁断の「エクセリオvsソル」の嘘SS...www
たぶん本体のエクセリオ君が発見されない限りはヴァルキュリアでも勝ち目はないと思う...w
森林......レジスタンスの拠点への強行偵察を仕掛けるヴァルキュリアが5機、視界の悪い森の中を散策していた。
そしてソル達の左方の木々の奥で何かが光る。刹那、数十発の矢の雨が降り注いだ。
『――迎撃』
ソルの命令に、すぐ隣にいたファランクスが動いた。彼女が両腕を広げると、数匹の はぐれファランクスがテレポートされ、瞬時に各々が盾を構えた。未知の素材で作られた彼らの盾は鋭い矢を通すことなく弾きかえす。
はぐれファランクスによる鉄壁の陰からファランクスと後ろに控えていたアイギスがカービンを撃ち返して応戦する中、今度は反対側――右方の茂みをかき分けて数人の兵士が飛び出してくる。甲冑に身を包んだ彼らの手には巨大な斧槍が握られ、その矛先がヴァルキュリア達に向けられていた。
『叩き潰せ』
「りょーかいっ!!」
鋭い目で兵士たちを睨み付けたソルは、右手で彼らを指さしながら命令をする。それに呼応したフェイルノートは両手のレーザーブレードを展開した。彼女の両手に青い光が纏う。
「そりゃっ!」
フェイルノートは身軽な動きで兵士の群れの中に突っ込むと、四方から遅い来る剣撃を華麗に避けながらその両拳を叩きこんでいく。彼女のレーザーを纏った手は鉄の武器もいとも容易く引き裂き、兵士たちを屠っていった。
――しかし、彼女たちはそこで異変に気付く。
その兵士たちは倒れると、まるで霧のように散って消滅していくのだ。
「あれれぇ!?センパイ!こいつら霧みたいに消えていくよ!」
「こっちの飛んできた矢も消えていくであります!」
アイギスの声にそちらを見ていると、そこら中に刺さってた矢の数々も霧散していく。
「――これは"魔法"の類ですか」
ソルはまだ消えていない矢の一本を、レーザーを纏った手で拾い上げる。確かにそれは木材と金属、そして羽を組み合わせて作られた実体のある矢だった。
――が、しばらくするとそれも砂のように崩れ、そして霧のように中に散っていった。
その様子を間近で見ていたファランクスは思わず息を飲んだ。
「"質量のある幻影"を作り出す魔法なのか......こいつはやっかいそうだよ、ソル。いくらヴァルキュリアといえどこんなのが相手じゃ削られる、どうするの?」
ファランクスがソルに問う。
「そうですねぇ」
ソルは後ろに振り向いた。そこには木陰で寝息をたてている、一機の青いヴァルキュリアが居た。
「――まずは"こいつ"を起こします」
そう言い終えるやいなや、ソルはそのヴァルキュリアに右の拳刃を叩きこんだ。それは後ろの大木ごと木端微塵にし、辺りに土煙が舞いあがる。
そして煙の中から、一個の小さな丸太が転がってきた。それにはソルの拳刃によってつけられた傷がある。
丸太を見下ろして固まるヴァルキュリア達。そんな中、ソルだけは背後に視線を向けた。
「ふぁ~あ~......なーに?ソルちゃん、せっかく気持ちよく寝てたのにぃ」
ソル達の背後から現れたのは......さっき彼女にぶちのめされたはずの青いヴァルキュリアだった。しかもあくびをしながら背伸びをしてる。
「こんな状況で寝るとは......大した度胸ですね、イクリプス」
「これは......"変わり身の術"でありますか!?」
アイギスは地面に転がった丸太と、青いヴァルキュリア――イクリプスの事を交互に見て目を輝かせる。
しかしソルは「まったく、くだらない術です」とぶった切る。
「うぅ~ん......むにゃむにゃ......それで?次はどうするんですの?」
くしくしと猫のように顔を拭きながら問うイクリプス。一応、現在の状況は理解できているようである。
「もちろん、この魔法の術者を倒します」
「――つっても、そいつがどこに居るか分かるんすか?」
フェイルノートの問いに、ソルは呆れるようにため息をついた。
「――こういう時は"読む"んです、地形や敵の行動パターンから大体の"本体"の位置はバレます」
ソルは4機のヴァルキュリアと正対した。それは彼女が命令する時の姿勢だと理解してるヴァルキュリア達は、真剣な表情でそれを待つ。
『イクリプスとフぇーたんは、それぞれ"九節鞭"と"ノコギリ"で接近してくる敵軍を叩き斬れ』
彼女の最初の命令は「敵の排除」だった。「ふーん?」と余裕の表情でその命令を聞くイクリプスと、飛び上がって「りょうかいっ!」と張り切った返事をするフェイルノート。
『ファランクスは"はぐれファランクス"を散開させて、敵の幻影と潰し合わせろ』
次の命令は「散開戦術」だった。陣形を維持し辛い森林での戦闘に対応する為、あえてファランクス達の軍団を幅広く展開する事で相手に狙いを絞らせない作戦だ。しかも相手の幻影の動きを観察する時間も生まれる。ソルに「わかった」と短く返すファランクス。
『アイギス、周囲を警戒しつつ敵の飛び道具に対処しろ』
最後の命令は「警戒・防御」だった。敵軍の真っただ中に入り込んでいく以上、後方の警戒も重要だった。「了解であります!」とビシッと敬礼をしながら答えるアイギス。
命令を終えたソルが動き出すと、それに呼応して4機のヴァルキュリアも後に続く。彼女たちの作戦が始まる...
補足:エクセリオは幻影でなんでも作り出せるとのことなので、弓兵部隊や槍を持った兵士の一団...後は後程"投石器(カタパルト)"みたいな大がかりな仕掛けとかも嘘SSで出してもらおうと妄想してます...w
(たぶんエクセル君なら城壁や城、その他ドラゴンとか色々作りそうw)
後はヴァルキュリア達の本編にまだ出てない武器の名前とかもチラホラ出してみたり...w
・九節鞭......イクリプスの袖から伸びる、鋼鉄の鎖のような武器。...実は凄まじい威力があり、私の創作世界のキャラは当たったらほぼ瞬殺...(おいw グルグル振り回し、周囲の敵をどんどん削っていく。
・ノコギリ......回転する円盤状のノコギリで、今まで使い手キャラが居なかったのでフェイルノートに持たせてみたもの! 近接攻撃は勿論、刃を射出して遠くの敵も斬れる(恐ろしいぞ...
後は...最近見かけなくなった他の作家さんのオリキャラもこういう嘘SSに出してあげられたらいいなと思ってるので、お楽しみに^^
Re: 【雑談歓迎?】藍色蓮のダイアローグ ( No.468 )
- 日時: 2017/12/02 12:53
- 名前: 流沢藍蓮◆50xkBNHT6. (ID: R3LXtcr2)
>>466
>>エクセリオ
当時のエクセリオは隙が多いです。大役にまだ慣れていない状況下での仲間全滅ですし。今はノートにちまちま彼の話を書いています。いずれまた投下しますねー。
幻影の武器を貸し出す(゜o゜) おお、考えたことはなかったですが名案だと思います。
>>狙撃されまくったら
アンクルデスさんのアイデア、いいと思います!
>>467
補足:エクセリオについて
確かに彼は部隊なんかも呼び出せますが、最高でも500人規模にしてくださるとうれしいです。彼の持つ魔力量は異常ですが、大きな魔法はたくさん魔力を食うので。
仕掛け、いいですね! しかもそれは幻影で作られているので、ありえない強度を付与することもできるかも……。
>>城壁や城、その他ドラゴン
創れないことはないですが、彼の幻影には弱点が一つ。それは「一度見たことがあるものでないと再現できない」です。彼は城壁や城程度は見たことがありますが彼の世界「アンダルシア」ではドラゴンは希少な存在。エクセリオでもおそらく、ドラゴンの幻影は作れないと思います。あと、幻影を作っても対象の能力をその幻影に真似させることはできません。幻影はあくまでも幻影なのです。
ちなみに自分に幻をまとわりつかせて、外見が似た人間に「化ける」こともできます。
ただし対象が武人だった場合、武器を再現すればいいのでまだ楽だと思います。
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