二次なりきり掲示板

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・Seize the day『 中文 』
日時: 2015/10/23 08:00
名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: KVMT5Kt8)





【 prologue 】


時は中世、舞台はとある国の城塞都市。
希望を手にした者達は光へと続く門を開いた。しかしそれは結果として多くの人々を巻き込み苦しめる事になる。

『お前達が人間として生きる事を望まなければ、私達は人間として生き続ける事が出来たのに。』

ある者は隠された真実に一人涙を流し、白衣を脱ぎ捨てると決死の思いで拡声器を手にした。
真実を知った民衆達は悩み考え続ける事を余儀無くされ、多くの人々は未だ答えを求め続けている。




—— —— —— —— —— …




閲覧ありがとうございます。寝退と申します。初めましての方も日頃お世話になっている方も宜しくお願いします。当スレは城塞都市内の極秘研究施設で生み出された能力者達とそれに関わる人間達の、戦闘・恋愛・日常、割と何でもアリなスレとなっております。
今回は完全な中文スレとさせていただきます。その他の部分での変更もありますので、世界観やルールに一度目を通してから登録書を記入して頂けますよう宜しくお願いします。



 世界観 >>1
 ルール >>2
 募集枠 >>3
 登録書 >>4



【 参加者一覧 】>>5





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Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.161 )
日時: 2015/06/08 19:19
名前: 緋織 ◆S2QRgg5fs2 (ID: IqVXZA8s)
参照: http://返信遅れてすみません!

>>寝退さま、時谷 空さま

少しだけ血なまぐさい香りを身に纏いながらイライザは一人で歩いていた。
先ほど戦ったばかりで乱れた髪をもう一度結い直す。
口には少しだけさきほど食べたモノの味が残っている。水でも飲みたい、と辺りを見渡すが残念なことに近くに川はないようだ。

1年前自分の妙な癖に気づいてから自身の暴食を制御することができなくなってしまった。
脱走者を能力で殺すだけではなくそれを捕食するという行為はすぐに風に乗り人の耳に入っていき、最近は自分の顔を見るだけで顔色を変えて逃げる脱走者がでるくらいに広まっていった。
正直獲物が逃げていくので変に広まるのは全力で止めていただきたい、というのが彼女の本音だ。
血などの液体を自由に操ることができる、という自分の能力は別に特別強いわけでもないから初めから警戒されては自分の命に関わる。

少しだけ考え込んでしまいイライザは眉をひそめ肩をすくめる。
そしてはあーっと長いため息をつき頭をかくとだるそうに腕を垂らす。
とりあえず今は水が飲みたい。

「あ、…あれは」

少し歩いた先に2人の影を見つけイライザは特に声をかけるわけでもなく無言で二人に近づいた。

【わーい!乱入許可歓喜です!!
とりあえずとても久しぶりで何したらいいかわからなかったので量少なめにしました…っ
これから頑張ります…(震え】

Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.162 )
日時: 2015/06/08 21:03
名前: 鯨 (ID: 35AN48Qe)


>>160

フィーロ。それはかつてフィロメーナの母と父が彼女を呼ぶ時の愛称。まるで男の子みたいな響きで小さかったフィロメーナはそう呼ばれる度に何度も頬を膨らませていたのだけれど。それでも時を経て呼ばれたその愛称はたまらない愛おしさを感じさせた。

「テオ」

短く呟いたテオドールのその名前も暖かな丸みを帯びてフィロメーナの心を満たした。人を愛称で呼ぶことも、人に愛称で呼ばれることももう二度とないと思っていたけれど。もう一度かつての懐かしい愛称を呼んでくれる人に出会えた。もう一度誰かを愛称で呼ばせてくれる人に出会えた。それは小さな世界で閉じこもるように生きているフィロメーナにとってとても大きな事だった。

「うん、うん。分かった。
テオ、私ね。あなたの友達になれて嬉しい。すごい嬉しい」

フィロメーナは微笑んでテオドールの手にある本に目を落とした。銀の刺繍の美しいその本は、フィロメーナのお気に入り。

「お代はいらんよ。あげる」

そしてそれでは真面目なテオドールは受け取ってくれないだろうと思ったフィロメーナは左手を背中に回して本を受け取れないようにしてしまう。

「その代わり。読んだら私に感想聞かせにきて。そうやって私の事を忘れんでおって。その本を読み進めるたんびに私の事を思い出してやってくれんかな」

フィロメーナは淋しそうに眉を下げる。フィロメーナにはまだこの店から踏み出す勇気がない。フィロメーナからテオドールに会いにゆく事はできない。だからフィロメーナは絶対にテオドールを忘れないだろう。
でもテオドールは違う。彼は騎士団として外の世界で生きていく人だ。多くの刺激に溢れている世界の中でちっぽけなフィロメーナの存在なんてすぐに忘れ去られそうで怖くて、約束で縛ってしまえばそれまではテオドールも忘れずに覚えていてくれるんじゃないかって。

「ダメかな、そんなん嫌?」

フィロメーナは縋るような紫の瞳でテオドールの漆黒の瞳をじっと見つめた。

【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.163 )
日時: 2015/06/09 18:51
名前: JESSICA (ID: qJIEpq4P)

 テオ、とそう呼ばれ、予想以上にこそばゆい感覚に襲われたテオドールは自分で呼ばせておきながら少し恥ずかしそうに苦笑した。また、フィーロと彼女を呼んでいても、何処か落ち着かない様子ではあったが、心から嬉しそうでもあった。

「……俺も、凄くうれしい」

 あなたと友達になれて嬉しい。かつて言われたこともないような台詞だった。それに、目の前の彼女はそれを心から言ってくれた。その柔らかな紫色の瞳にテオドールは嘘はないと確信していた。だからこそ、彼女の前で素直に笑っていられたのだ。友だちにもなれた。

 しかし、だからと言ってこの本をただでもらう訳にはいかなった。此処はあくまでも書店であり、自分は客としてここに来たのだ。いくら断られてもお金だけは払おう。そう思っていた矢先、やはりフィロメーナはお代はいらないといった。慌てて首を振り、今自分が持っている所持金すべて——といってもこの本をなんとか買うことができるだろうと思える少ないものだったが——を渡そうとしたが、腕を後ろに回され、それも困難となってしまう。

 そしてもう一度ここにきて、とそう言われ、思わず戸惑ってしまう。街をぶらぶらするような自分であるが、一応騎士団に所属し、まだ反乱軍との戦いは終わっていない今、自分がいつあの戦場で息絶えるか分からないのだ。安易に約束をしてしまっては、逆に彼女を失望させてしまうかもしれない。

「……でも、俺は」

 いついなくなってしまってもおかしくないような存在で、此処にまた来ることができるかどうか、ここに来ることができたとしても、彼女が期待するような答えを持っているかどうか、分からないのだと、そう言おうとしたが、すがるような目に見つめられ、駄目かと聞かれたら、ただ苦笑して頷くしかなかった。

「……分かった、また来るよ」

 喉元まで出かかっていた弱気な言葉を飲み込んで、苦笑しながらも笑ってそう頷いて見せた。自分が忘れることはないだろう、彼女のことを。自分の数少ない友人のことを。テオドールはそう呟き、丁寧にそっと、銀糸で刺繍されたその本の題名を指でなぞった。

「……大切にする」

 

Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.164 )
日時: 2015/06/11 00:10
名前: 時谷 空 ◆AdKeSZp7eg (ID: o6x1qd73)

>>130 >>161

死後の世界が美しいと語る彼にサラは興味はないとでも言いたげに目を閉じ話が終わるのを待つ。
そして話が終わるとゆっくりと瞳を開けアルフレートをまっすぐと見据える。

「そんな世界に興味はないの。…でもそうね、美しい世界だというのなら、そこに立つ貴方ならさらに美しくなれるんじゃなくて?まぁその時点で貴方への興味は薄れているんでしょうけど。」

ニコリと笑顔を見せる彼女はどこか目は笑っておらずすぐにひどくつまらなそうな表情へと変えた。
それと同時くらいにアルフレートの眉間の皺が更に濃くなり落胆の声をあげた。
彼の見据える視線の先にサラも視線を向ければ一人の少女が近づいてきていた。

その姿こそ初めて見るが、ここ最近風の噂で聞く人物であろう。特徴的な姿で一目でわかった。

「あらやだ、噂の女の子じゃない!初めてみたわぁ!」

サラは目を輝かせ先ほどまでのつまらなそうな表情から一変し、嬉々として目の前に現れた彼女の頭から爪先まで品定めをするようにじっくりと見つめていた。





【イライザさん乱入キター!!ということですみません、アルフレートさんとの話が続いてもアレかなと思いざっくざっく省略してみましたがぎりぎりになって申し訳ないです…!】

Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.165 )
日時: 2015/06/13 18:11
名前: ナタノ (ID: VyfcusDY)

(誰かお暇な方がいらっしゃいましたらお相手していただけないでしょうか?)

Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.166 )
日時: 2015/06/14 19:29
名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: UxbhFITm)

>>161 >>164

全てはあの日に始まったのだ。それから毎日面倒事に巻き込まれている……そう、あの日を境にそれまでの日常は失われ、平穏に過ごせた日など一日たりとも無かった。

ぼんやりと月夜を見上げるアルフレートは、度々何故こうなってしまったのかと思い耽る事がある。それは目の前の現実を否定したい時に見られる行為であり、束の間の現実逃避だ。
ゆっくりと目を閉じて小さく息を漏らすと、首を鳴らしながら再び鋭い瞳を開く。

怠そうに視線を流し自分と同じく戦意を喪失した様子のサラを一瞥すると、特徴的な、しかしもう見慣れてしまった赤紫色の髪の女性を振り返った。

「……相変わらずだな」

鉄の臭いに顔を顰めるアルフレートは、彼女の異常とも言える血液に対する執着に対してその言葉を投げ掛けたのだろう。しかし、未だこちらに気付いていない様子のイライザにその言葉が届いたのかは分からなかった。

思えば出会ったあの日も彼女はその容姿にはとても似つかわしくない、その香りを身に纏っていた。
乱れた髪を整える彼女は今しがた戦いを終えたばかりなのだろうか、イライザと遭遇する時にいつも脱走者と対峙している自分も、彼女からすれば『相変わらず』なのだろう。

何かを探すように辺りを見渡す彼女は、少し間を置いてから深い溜息を付いた。そして漸く二人に気付いた様子で、何か小さく声を漏らす。

無言でこちらに近付いて来るイライザも、恐らくは自身が身に纏っているその匂いのせいで感覚が鈍っているのだろう。サラが脱走者であるという事に気付いているのだろうか、と危惧したアルフレートは再びサラに視線を向ける。
するとサラの方はイライザの事を知っていた、という様子でまじまじと眺め、そしてその瞳を輝かせて歓喜の声を上げる。

「あらやだ、噂の女の子じゃない!初めてみたわぁ!」

その声のトーンはと言うと、アルフレートの髪に触れた時と全く同じそれである。
イライザと共同戦線をはればすんなりとこの場を切り抜けられるのではないか……と考えたアルフレートだったが、その二人が揃ってそう上手く行く訳も無いと彼は再び顔を顰め俯いた。



【遅れてしまってすみません!自分もざくざく省かせていただきましたのでお気になさらないで下さい……!】

Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.167 )
日時: 2015/06/17 03:16
名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: FGcintdM)
参照: こっそりリオくんの募集追加させていただきます

>>165

遅くなりましたが少し状況が落ち着いたので、良かったらお相手させて下さい……!

Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.168 )
日時: 2015/06/17 03:35
名前: 時谷 空 ◆AdKeSZp7eg (ID: 0ZzzaL.w)

>>167
リオさんの募集に乗っかりしたいです。仕事内容は身の回りの世話や、話相手になってくだされば…!ようは執事ですね。病弱な女の子を作ろうかと思うのですが、大丈夫なようでしたらすぐキャラ作ります!

Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.169 )
日時: 2015/06/17 03:51
名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: FGcintdM)

>>168

おおお、ありがとうございます!
全く問題無いというかむしろ滾る素敵設定です!宜しくお願いします!

すみません歓喜すぎるせいか深夜なせいかテンション高いです……

Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.170 )
日時: 2015/06/17 04:11
名前: 時谷 空 ◆AdKeSZp7eg (ID: 0ZzzaL.w)

名前:イヴ=アンダーソン(Eve=Andeson)
役柄:一般人
性別:女
年齢:16
性格:気まぐれで自由奔放。弱音はめったに吐かず、いつでも笑顔でありたいと思っているが一人になると孤独に襲われ涙することも。わがままな一面もあり、外面は良いが来賓などが帰ると一気に素を出しわがままを言っては付き人を困らせている。
容姿:パッチリと開かれた二重の大きなワインレッドの瞳と、金色の髪は綺麗に整えられ鎖骨辺りまである。病弱な為か肌は白く痩せ細っている。一日のほとんどをベッドの上で過ごし部屋着で過ごす。たまに外へと出るときは淡い色のワンピースを好み富裕層と言わんばかりに着飾ったりはしない。
能力:
備考:亡くなった母の遺産を相続し大きな屋敷で昔からいる爺やと数人の使用人とで住んでいる。残された莫大な遺産は使用人への給与と自身の好きな本へとつぎ込んではいるがそれでも余裕があるほど。心臓を患っており病名や原因は医者もわからないとのこと。身体に異常はないため精神的な要因が強いとのこと。興奮したり激しい運動などをするとすぐに発作を起こしてしまう。幼い頃母を亡くし時から症状が出始めたのでそれが原因であると本人はわかっている。外に出ることもあまりなく、好きな事は本を読むことくらい。よく付き人と共に本屋に出向いては抱えきれないほどの本を購入している。
幼い頃のトラウマが原因だとは誰かに話したことはない。また話して思い出すことを嫌っているため自分からは話そうとはしない。また父親の存在は知らないが母を助けてくれなかったことを酷く恨んでいる。それゆえに姓は母方の姓を名乗っている。


サンプルボイス「ありがとうございました。また是非いらしてくださいね。...ふぅ、疲れた。ねーえ爺やー!オレンジジュースが飲みたいわ。今すぐ用意して」
「本は好きよ。私の出来ないこと何でもできちゃうんだもの。...私だって色んなことをしてみたい!」
「毎日同じ景色を見てなにも感動のないまま死んでいくの?『人は誰でも空を行く鳥を見るとさ、旅に出たくなるそうだ…』昔読んだ本でね。旅って、楽しいのかしら?旅をすれば毎日違う景色を見て毎日違う感動を味わえるの…?」





確認よろしくお願いします。
>>169こんな感じでよろしいでしょうか?


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